宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2020年9月上旬
5日 5:40〜7:30 晴 24℃
 日差しが眩しいくらいよく晴れていました。
 二杉橋から入ると、永野川の水は少し増えて、上人橋までにカルガモが4カ所で泳ぎ、カワウが2カ所で2羽ずつ来ていたのは、この辺では珍しいことです。今日もコサギが1羽来ていました。
 ツバメは池で2羽、赤津川で1羽、と本当に少なくなりました。
 カワセミは公園で1羽が川岸に飛び移るのが見えました。
 シジュウカラも多くなり大岩橋河川敷林2カ所で鳴き声が聞こえました。
 河川敷林ではメジロの地鳴きが聞こえました。もっとゆっくり見て姿を確認するべきでしたが、そのまま歩きました。このころ、あまり丁寧に見ていない気がして少し反省しています。
 大岩橋山林で、また、サシバかと思える声が聞こえましたが、今の時期はあまり鳴かないとのお話なので、不明種に入れて、確実を期すことにしました。山林にはたどり着けないので、せめて眼で確かめるか、耳から正確な鳥名を見つけ出さなければ、と思います。
 モズがモズがモズがモズがモズがあちこちで鳴いていましたが、高鳴きとはっきり区別できませんでした。
 滝沢ハムの散策路でヒヨドリの若鳥を2羽見ました。とてもほっそりしています。顔の色の特色はまだ出てないようでした。
大岩橋近くで、ガビチョウがまた鳴いていました。
クズの花が咲き始めた。またヌスビトハギがピンクの綺麗な花とひっつき虫となる実が半々くらいで繁っていました。他にも豆科のたくさんの花が咲いていました。
 なぜか気ぜわしい日だった。昨夜眠れなかったせいかもしれません。好天を選んで出かけるので、どうしても無理が重なることもあり、早く落ち着いた天気になってほしいと思います。
 
カワウ: 二杉橋から睦橋までに2羽、2羽、計4羽。
アオサギ:永野川二杉橋〜睦橋に1羽。
ダイサギ:公園池に1羽、赤津川畔の田に1羽、計2羽。
コサギ:二杉橋上で1羽。
カルガモ:二杉橋から上人橋まで、3羽、2羽、4羽、6羽、公園で12羽、池で3羽、赤津川で5羽、3羽、計38羽。
タカ(不明種):大岩橋近くの山林から1羽の声。
モズ:赤津川1羽、1羽、4羽、公園で1計8羽。
カワセミ:公園の川で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立つ群れはありません。
ツバメ:赤津川で1羽、公園池で2羽、計3羽。
ヒヨドリ:滝沢ハム近くの散策路で幼鳥2羽。
ムクドリ: 赤津川で3羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋下で4羽、公園で1羽、2羽、2羽、2羽、1羽、1羽、計13羽。
シジュウカラ: 大岩橋河川敷林で2羽。
ガビチョウ:大岩橋付近で1羽。
 
9日
5:30〜7:30 晴 23℃
 赤津川へ先に廻る日なのですが、もしかしたらサシバがまだいるかも知れないという情報があったので、まず公園から大岩橋に行きました。でも、タカの声は全くなく、遠くでガビチョウの囀りが聞こえました。
 道路から見える距離で、林の中を移動する鳥がいて、鳴き声はガビチョウの特徴ある声ではないのですが、少し探してガビチョウの黄色い嘴と目の周りの白が見えました。眼の周りははっきりした輪郭ではなく少しぼやけてるようで、或は幼鳥かも知れません。声はいつもの変化のある囀りではく、ビューと聞こえる音を規則的に繰返すものでした。
 サシバは来年までお預けです。
 上人橋近くの電線に、ハシボソカラスが21羽留っていました。このような数はここでは初めてです。幾分小さめでしたから、幼鳥が集まっていたのかもしれません。ハシブトカラスは、滝沢ハム近くで7羽が群れて飛んでいました。カラス類が目の前で群れているのは、あまり見たくない光景です。
 公園にいくと対岸の滝沢ハムの建物の上にサギが7羽並んで留っていました。1羽下りてきたものがダイサギで、大体皆同じように見えたのでダイサギにしてしまいました。
 池のカイツブリは見えなくなり、西の池にアオサギが1羽のみでした。
赤津川の古い瓦工場の近くの橋の近くのヨシのなかで、オオヨシキリの声が聞こえました。場所もヨシの中で、その声もオオヨシキリですが、今の季節にどうなのでしょうか。
 なぜか今日は、カルガモは赤津川に入って5羽のみ、少し心配です。
 錦着山近くの水田の電線に、スズメが21羽並んで留っていました。下には熟れ始めたイネが広がっていました。スズメの数はどの位増えるでしょうか、今年は威嚇の音も流していません。
 今日は気分的にもゆったりと出かけたのに、鳥種も数もめっきり少ない日でした。望まれない鳥ガビチョウですが、初めて眼で確認出来たのは収穫でした。
 センニンソウも盛んに咲き、クズの花房も色が目立ち始め、香りが一杯でした。今度別の機会に錦着山にも行きたいと思います。
 
カワウ: 二杉橋から睦橋までに1羽。
カルガモ:赤津川に5羽。
アオサギ:公園池に1羽、合流点に1羽、永野川二杉橋〜睦橋1羽。計3羽。
ダイサギ:滝沢ハム建物上に7羽、池に1羽、永野川二杉橋付近に1、計9羽。
モズ:大岩橋河川敷林で1羽、電線で1羽、赤津川1羽(高鳴き)、1羽(高鳴き)、計4羽。
カワセミ:公園の川で1羽。赤津川で1羽、計2羽。
ハシボソカラス:上人橋近くの電線で21羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム近くで7羽。
ツバメ:公園池で1羽。
オオヨシキリ: 赤津川、古い河原工場近くの川岸で1羽。
ムクドリ: 赤津川で6羽。
スズメ:上人橋近くの田の電線に21羽。
セグロセキレイ:二杉橋近くで2羽、公園で3羽、2羽、大砂橋近くで2羽、合流点で1羽、計10羽
シジュウカラ: 公園で1羽、大岩橋河川敷林で1羽、計2羽。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林で3羽、大砂橋方面で1羽、計4羽。
 
 
 
 







永野川2020年8月下旬

26日 曇→晴 5:30〜7:30
  永野川は大分中州が出てきました。赤津川は水がほとんどないところがあります。
 二杉橋近くでは、カルガモの6羽のファミリーに会いましたが、もうほとんど同じ大きさです。上人橋付近では何家族か一緒の15羽がいました。全部で36羽、元気で戻ってきています。
 カイツブリの親子はいなくなりました。水面が見えないほど浮き草がいっぱいで、どこかに移動したのでしょうか。
 カイツブリを探していたら足元の岸からカワセミが2羽飛び立ち一瞬青い背中が見えました。
 大岩橋ちかくの山林のかなり高い木の枝で、聞き慣れない声がして、茶色の鳥が3羽鳴きながら飛び交っていました。顔の部分は見えませんでしたが、大きさはコジュケイです。声を鳴き声図鑑で聞くと「鳴き交わし」のようで、先日聞いたのとまた違い、今年は初めての声を3種類体験したことになります。河川敷林でも同じ声が聞こえました。
 同じ山林でまたサシバの声らしいものを聞きました。姿が見えないので今一自信がありません。そろそろ渡りの季節とも聞きます。
 水田では、イネはほとんどが実りの時期に入りました。
 
キジ: 合流点の川原で1羽。
コジュケイ:大岩橋付近山林で3羽、河川敷林で1羽。計4羽。
カルガモ:〜上人橋まで、6羽(F)、4羽、15羽、公園で3羽、3羽、3羽、計36羽。
キジバト:二杉橋近く1羽。
アオサギ:上人橋下で1羽、池で1羽、大岩橋付近上空で1羽、計3羽。
ダイサギ:公園川で1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、1羽。合流点で1羽、上空を1羽、計6羽。
サシバ:大岩橋近くの山林から1羽の声。
カワセミ:公園の池で2羽、赤津川でも1羽、計3羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立つ群れは見えませんでした。
ツバメ:二杉橋〜上人橋1羽、大岩橋付近で1羽、計2羽。
ウグイス:聞こえなかった。
ムクドリ: 赤津川河畔の電線に3羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋まで2羽、1羽、公園で1羽、2羽、大岩橋付近で3羽、2羽、赤津川で1羽、計12羽。
シジュウカラ: 第五小付近のサクラ並木で1羽。
ホオジロ:上人橋付近で1羽、大岩橋大砂橋寄りの河川敷林に1羽囀り、計2羽。
 
8月30日 5:40〜7:30 晴 25℃
 珍しく朝からよく晴れていました。
 赤津川から入りました。川の水が減ってきています。
 赤津川畔の電線でモズが高鳴きをしていました。今季初です。今まではっきり捉えらえられなかった「高鳴き」ですが、今日は場所、声とも確認出来ました。その他、赤津川畔の民家の樹木で2カ所、公園の樹木、大岩橋河川敷林でも聞こえた。これから来る季節の証しです。
 それとは逆に、赤津川の田で今季初、セッカの声を聞きました。季節外れの感じがします。でもこの声は間違いなくセッカです。
 もうひとつ、コサギが来ていました。今や絶滅危惧種です。
 まず、赤津川で、アオサギの隣にいて、小さくて顔の感じも他のサギではない気がしたので、じっと待って足先の黄色を確認しました。
 二杉橋近くの浅瀬で、かなりバラバラに離れて10羽の白いサギに会いました。この辺りでは、昔よく見ていたので感じからしてコサギと思いましたが、じっと待って、足先の黄色を確認しました。1羽はダイサギでした。水の中を活発に歩き回り、採餌していたようです。
 合流点近くで、イワツバメ27羽の群れが舞いながら上空へ飛んでいきました。イワツバメの群れは、かつて一度この辺で見たことがあります。渡りの準備でしょうか。この頃ツバメは少なくなってきて、赤津川で2羽、公園で2羽見かけただけでした。
 シジュウカラが増えて来た。公園で2羽、大岩橋河川敷林で2羽、永野川2羽、1羽、計7羽、でも混群は見られませんでした。
 大岩橋付近山林で、ノスリの声を聞きました。まだ夏なのにと思ったのですが、林の縁を移動して行く姿は大きく、ノスリだと確信できました。先回聞いた声はサシバに思えるのですが、姿を見ていないし、夏鳥なので渡っているかも知れないし少し不安です。
 初めて滝沢ハムに近い散策路に入ってみました。木が茂っているので鳥も多いことと思います。オナガ2羽が見えました。自転車でも入れることが分かったので冬が楽しみです。
 カイツブリは成鳥1羽のみでした。若鳥はもしかしたら母鳥とどこかに移ってしまったのでしょうか。
 カワセミも公園で1羽、二杉橋付近で1羽。一瞬にして下っていってしまいました。カワセミのニュースが最後になるほど、今日はいろいろなことに気づき、よい鳥見でした。
 
カルガモ:赤津川4羽、公園で3羽、3羽、6羽、二杉橋〜上人橋まで3羽、4羽、計20羽。
カイツブリ: 池に成鳥1羽。
キジバト:大岩橋河川敷林に2羽、永野川睦橋付近に1羽。
アオサギ:赤津川1羽、1羽、公園池で1羽、永野川二杉橋〜睦橋1羽、1羽、計5羽。
ダイサギ:赤津川1羽、1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、永野川二杉橋付近で2羽、1羽、計7羽。
コサギ:赤津川で1羽、永野川二杉橋付近で3羽、6羽、計10羽。
ノスリ: 大岩橋近く山林で1羽
モズ:赤津川1羽、2羽、公園で1羽、大岩橋河川敷林1羽、計5羽。
カワセミ:公園の池で2羽、赤津川でも1羽。計3羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立った群れは見えませんでした。
オナガ:滝沢ハム近くの植え込みで2羽。
ツバメ:赤津川で2羽、公園で2羽。計4羽。
イワツバメ:永野川泉橋付近で27羽の群れ。
ヒヨドリ:目立った群れはありません。
ウグイス:聞こえくなりました。
セッカ:赤津川の田んぼで1カ所声のみ。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:合流点で4羽、赤津川で1羽、2羽、公園で1羽、大岩橋河川敷林1羽、2羽、計11羽。
シジュウカラ: 公園で2羽、大岩橋河川敷林2羽、永野川水道庁舎付近2羽、1羽、計7羽。
ホオジロ:上人橋付近で1羽。
ガビチョウ:大砂橋方面山林から1カ所声のみ聞こえました。
 
 







永野川2020年8月中旬

15日 5:30〜7:30 曇→晴 24℃ 
  川の水が大分減って澄んできました。
 二杉橋の流入口にアオサギが1羽、カルガモ3羽、セグロセキレイが2羽、少し前の状態に戻ってきました。
 ウグイスの囀りも3カ所になり声も小さくなりました。
トピックスはコジュケイです。大岩橋の河川敷林と、道を挟んだ民家から、チョットコイ、という声といつも聞いたことのないギャアーという大きな声が聞こえました。
 至近距離の民家の低木の枝で動き回る赤い頬を見つけました。こんな高い枝にもいることを初めて知りました。こちらの鳥は、枝をとびまわって、ずっとギャーという声で鳴いていました。
 河川敷林のなかは見えなかったのですが、チョットコイと鳴き続け、その他、コココココという声も初めて聞きました。鶏の仲間だな、と納得しました。初めての声を二つも聞いて幸いでした。
 カイツブリは、嘴は大きな橙色ですが、もう成鳥の三分の二位の大きさになっていて、水に潜ったり泳いだりしていました。無くなったと思っていた浮巣の上で、自分で羽繕いしていましたが、成鳥は餌を与えているようでした。
 大岩橋上の河川敷で、ホオジロの幼鳥が1羽、まだ巣立ったばかりのようで近くに成鳥の姿もありました。
 チュウサギが3羽、滝沢ハム近くの樹木の頂上に留っていました。前回と逆回りしたので、飛び立った先は確認出来ませんでした。
 赤津川でかなり大きな声で鳴きながらカワセミが下って行きました。最大のご褒美です。曇空で迷ったのでしたが出かけてよかったと思いました。
 公園の中の草刈りが行われ、かなり丈の高い草も適当に切り倒され、以前のヨシ原のところも刈り払われ、普通の荒れ地になってしまいそうです。
 ワンド跡は刈られていないのでヨシが残っていますが、ハリエンジュが生え始め、そのままにすると林になってしまい、また根こそぎ刈られてしまいそうです。元々はヨシとススキの原だったことを思いだします。
 
コジュケイ: 大岩橋上河川敷林と道を挟んだ民家に2羽。
カルガモ:二杉橋から上人橋まで3羽、11羽、公園で7羽、7羽二つのファミリー、赤津川で2羽、5羽、2羽、計37羽。
カワウ: 合流点に1羽。
カイツブリ:成鳥1羽、ヒナ1羽。
キジバト:赤津川に1羽。
アオサギ:二杉橋流入口に1羽、上空に1羽、 合流点に1羽、赤津川に1羽、1羽、計5羽。
ゴイサギ:二杉橋上空を1羽。
チュウサギ: 滝沢ハム樹木で3羽、
イソシギ: 公園で1羽。
モズ: 公園で1羽。赤津川で1羽。声のみ。
カワセミ: 赤津川で1羽。
ハシボソカラス:特に目立たなかった。
ハシブトカラス:二杉橋上で5羽が鳴いて旋回していた。滝沢ハムクヌギ林付近で巣立ちヒナ3羽が、動きも鈍く口を開いていた。小さかったが、嘴の太さは特徴的だった。
ツバメ:,合流点で4羽、滝沢ハム付近で7羽、二杉橋〜上人橋まで2羽、公園で2羽、赤津川で2羽、計17羽。
ヒヨドリ:公園で5羽の群れが横切った。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽のみ。声が小さかった。
ムクドリ: 公園で5羽の群れ。
スズメ: 特に目立たなかった。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、公園1羽、1羽、2羽、大岩橋付近2羽、2羽、赤津川2羽(幼1)羽、計12羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林で成鳥1羽、幼鳥1羽。
 
20日 5:30〜7:30 晴25℃
 朝から晴れていました。今日も二杉橋から入りました。中州も増えて来たので二杉橋上の流入口にアオサギが1羽、定位置になっているようです。上
空にも1羽下って行きました。
 少し上に水中にダイサギ1羽、少し距離を置いて3羽、嘴を確認出来る距離でした。
 カルガモの5羽のファミリーもいました。水辺が戻ってきたようです。
 ダイサギの近くににカワウが1羽、何かよく見る風景です。別の1羽が上空を下っていき、公園では別の1羽が遡って行きました。
 公園の川で、カワセミが一瞬鳴いて対岸の草の中に消えました。
 カイツブリ、幼鳥は水に潜っていたのが、浮巣の上の登って羽繕い、成鳥が1羽近くに付き添っていました。少し離れたところに別の成鳥が泳いでいました。
 公園のサクラにシジュウカラの声を久しぶりで聞きました。バードリサーチのお話では、宇都宮の公園には、ヤマガラやセンダイムシクイ来ているそうです。そろそろ錦着山へ行ってみようかと思います。
大岩橋の近くの山林で、何かワシタカの声がしていました。ノスリとも少し違うし、オオタカや、ツミなどではありません。家でいろいろ聞き比べて、サシバではないかと思いました。ピッ、クイー、と聞きなされる声の、ピッという部分が聞き取れなくて長く伸びた部分のみ聞いていたようです。今夏もう一回確かめたいと思います。。
 大岩橋と大砂橋の中間で一瞬キジバトが飛んで対岸の木の上に留った。珍しい気もしたがやはりキジバトでした。 同じ場所でホオジロの囀り1羽のみ聞こえました。ここはなぜか鳥種が多いところです。
 大岩橋の方角からコジュケイの声が聞こえていましたが、近くに行ったときはいませんでした。前回のような経験はなかなか出来ません。
 好天でしたが、睦橋から上人橋までが突然通行止めになっていて残念でした。もっと好きな場所をのんびりと探鳥して見たいと思います。
 ウグイスも囀りを止め、ツバメはめっきり減って二杉橋から上人橋で2羽、合流点で1羽。もうどこかに集結しているのでしょうか。
 
コジュケイ:大岩橋付近で1羽の声。
カルガモ:〜上人橋まで、5(ファミリー)2羽,9羽,1羽。公園で3羽,8羽(ファミリー),3羽、2羽、赤津川に9羽、計40羽。
カワウ: 睦橋付近に1羽、上空を下って1羽、 公園で上空を登って1羽。
カイツブリ:成鳥2,幼鳥1
キジバト: 大岩橋対岸の樹木に2羽、赤津川で2羽。
アオサギ:二杉橋上に1羽、上空1羽、合流点で1羽。
ダイサギ:。二杉橋上に1羽ずつ3羽、赤津川水田で1羽、計4羽。
サシバ:大岩橋近くの山林から1羽の声。
カワセミ:公園で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:滝沢ハム付近ハシブトカラスの巣立ちビナ5羽、
ツバメ:合流点で1羽、二杉橋〜上人橋2羽、計3羽。
スズメ:あまり目立つ群れは見えなかった。
セグロセキレイ:公園で2羽、大岩橋付近の浅瀬で1羽、1羽、計4羽。
シジュウカラ: 公園のサクラ並木で1羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林に1羽囀り。
 







永野川2020年8月上旬
4日 5:30〜7:30 曇 26℃
 家を出ようとしたとき、曇っていて大変暗く、こんない夜明けが遅いのかと思ってしまいましたが、天気予報は良かったので、出かけました。少し視界は悪かったのですが、雨の気配はありませんでした。
  二杉橋付近で上空をゴイサギが2羽、3羽と飛びました。二杉橋の少し上に、浅瀬が出来、久しぶりにイソシギが鳴いて飛び立ちました。同じ個体かもしれませんが、公園を下って行くものもありました。
 カワセミも1羽、ホバリングを繰返していました。公園の川を2羽で下っていくのにも会い、3羽に会えましたが、光が足りなくて輝く姿を見られなかったのは残念でした。
 カルガモが増えて来ました。二杉橋上の6羽の群れは1羽が大きくて後は少し小さめで、まとまって動いていたので、今年生まれのヒナたちだと思います。同じような7羽の群れ、2羽の群れ、ヒナが12羽、その他合わせて37羽になりました。幼いヒナを見られなかったのは残念でしたが、確実に繁殖しているのがわかりました。
 カイツブリは、親1羽で、肩にヒナを乗せていました。どうも巣が無くなっているようで、ヒナが育つまでおんぶしているのは大変だな、と思ってしまいます。
 アオサギ、ダイサギは上空を飛び、チュウサギ3羽がこの前と同じ、赤津川の田で見られました。
 ツバメは11羽、めっきり少なくなったようです。
 合流点付近の河川敷の草むらにキジ♂が1羽、草を刈った跡地にいて、隠れたくても隠れられず、といった感じでした。
 モズが2カ所で、ギチギチと鳴いていました。もしかすると別のものの聞き間違いかもと思いましたが、そろそろモズの季節だそうです。。
 ハシブトカラスが滝沢ハムの林に30羽ほど群れていました。放置されたゴミでも見つけたのでしょうか。いつもはあまりいないので、少し気持ち悪いことでした。
 ワンド跡の低木が無くなった跡地に、ヨシが少しずつ群生していました。この場所を整備するまでの余裕はないと思いますが、むやみに刈り取ったり除草剤をまいたりしないでほしいものです。滝沢ハム近くの芝生の広場も、背の高い雑草に除草剤を撒いた後が、そのまま枯れ残り、とても見苦しくなっています。空が曇っていると何か考えることも曇ってくるようです。
 
キジ: 合流点の土手の草むらに♂1羽。
カルガモ:二杉橋から〜上人橋まで19羽、うちヒナ5羽。公園16羽、うちヒナ6羽。赤津川6羽、うちヒナ1。計37(うちヒナ12)
カイツブリ:成鳥の羽の中にヒナが1羽、他の成鳥はいなかった。
アオサギ: 二杉橋上に1羽。
ダイサギ:。公園上空を2羽。二杉橋上に1羽。
ゴイサギ: 二杉橋上空を3羽。
チュウサギ: 赤津川水田で3羽。
ホトトギス:聞こえなくなった。
イソシギ:二杉橋付近の中州で1羽、公園で1羽。
モズ:睦橋付近1羽、公園で1羽(声のみ)
カワセミ 二杉橋上浅瀬で1羽、公園川で2羽
ハシボソカラス・ハシブトカラス:ハシブトガラスが滝沢ハムの樹木で30羽ほど群れていた。
ツバメ:二杉橋から〜上人橋まで2羽、公園で6羽、赤津川で3羽、計11羽。
ウグイス:二杉橋〜睦橋で3羽、大岩橋付近で1羽、1羽、公園で1羽、計5羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋までに5羽、公園で7羽、計12羽。
ホオジロ:上人橋付近に1羽、公園に1羽、大岩橋に3羽。計5羽
 
10日 5:30〜7:00 曇から晴24℃
 合流点から赤津川に入ります。合流点でコゲラが上空を移動、ツバメが1羽、3羽横切りました。中州にアオサギが1羽動きません。
 カイツブリは無事親の背から独立しました。ヒナが見えずまた失敗かと思いましたが、親鳥の近くに、もう親鳥の3分の1位の大きさに育っていました。5日前に見たときは、まだ小さく、親の羽から首を出していたのに、成長が早いのに驚きます。見守ってくれている人が他にもいるので、どうかしっかり育ってほしいと思います。
 赤津川の田の畔にヒバリが降りていました。声ばかりを頼りに探していたので、もう移動してしまったのかと思っていました。よく見ることにも慣れていかなければなりません。
 最初滝沢ハムの樹木に留っていた4羽のチュウサギが、次第に上流へ移動していきました。同一の群れかは分からないのですが、下流の二杉橋上にも4羽、睦橋近くでも1羽見えました。9羽にカウントしておきました。
 ゴイサギが赤津川上空を4羽、北へ、公園の上空を1羽、睦橋近く上空でも2羽見えました。
 セグロセキレイが多く、囀っているものもいました。
 赤津川電線に、スズメ大の灰褐色の小鳥がいて、鳴いていました。羽毛がボサボサしていて尾が細いけれど少し長く見え、ネットで見るとハクセキレイ幼鳥に近い気がしました。この大きさの幼鳥は初めて見ました。バードリサーチのお教えによると、この段階でのセグロセキレイとの区別は大変のようで、光の加減と視力で、もう少し慣れないと正確には出来ない気がします。探鳥歴20年にして、この有様です。
 赤津川の堰にカワセミが1羽、かなりゆっくり留っていましたが、背の青はほんの一瞬しか見えませんでした。その後、睦橋下で2羽が縺れたり離れたりして見えなくなりました。3羽も見えたのはラッキーでした。
 スズメが大岩橋山林近くの草地のイネ科植物の穂に群がっていました。イネばかり狙っているのでは無いのです。
 ホオジロが睦橋付近の岸の草地で、大きな虫を咥えていました。囀りは少なくなりましたが、皆一生懸命生きています。
 キツネノカミソリが、滝沢ハムのクヌギ林にも一株咲いていました。まだ今年は草刈りをしていないので公園の法面でも咲いていました。
 大岩橋付近山林で、久しぶりでカナカナゼミの声を聞きました。でも一般には七月下旬、そして夕暮れに鳴くものと思っていましたが、本当に涼しげな声でした。
 
キジ:睦橋付近川岸で1羽。
カルガモ:合流点1羽、赤津川で、2羽、2羽、滝沢ハム付近で2羽、2羽、7羽、公園で10羽、二杉橋から上人橋まで2羽、4羽、2羽、3羽、6羽、計42羽。ファミリーは二組。
カイツブリ:成鳥1羽、1羽、
キジバト:。二杉橋〜上人橋まで2羽、1羽計3羽
アオサギ: 合流点に1羽。公園に1羽。
ダイサギ:大岩橋上を2羽、2羽で北へ向かう。計4羽。
ゴイサギ: 赤津川上空を4羽北へ。公園上空を1羽、二杉橋上空を4羽。
チュウサギ: 滝沢ハム樹木で4羽、睦橋付近で1羽、二杉橋上で4羽。計9羽。
イカルチドリ:合流点の河川敷で1羽。:
カワセミ 赤津川堰で1羽。睦橋付近で2羽。計3羽。
コゲラ: 合流点で1羽
ハシボソカラス・ハシブトカラス:特になし。
ヒバリ: 赤津川の田の畔に降りているもの1羽。
ツバメ:赤津川で6羽、合流点で4羽、滝沢ハム付近で7羽、二杉橋から〜上人橋まで3羽、計 20羽。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽のみ。声が小さかった。
スズメ:大岩橋付近に草地のイネ科の植物の穂に20羽ほど群れていた。
ハクセキレイ: 赤津川電線に幼鳥1羽。川岸に成鳥1羽。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋2羽、公園2羽、大岩橋付近1羽、合流点に2羽、計7羽。
カワラヒワ:
ホオジロ:上人橋付近に1羽、睦橋下で虫を咥えて1羽。
 
 
 







永野川2020年7月下旬
27日 9:00〜10:30 曇27℃
 連日の雨でなかなか出かけられず、やっと出かけたのですが、赤津川に入る手前で雨が降ってきて引き返しました。28日、同時刻に出かけられたらと思っていましたが、やはり雨で、先の見通しも立たないので、取りあえずここまでの記録を残すことにしました。
 ついにカイツブリのヒナが生まれていました。成鳥が1羽見え、巣もなくなっているようだったので、またも失敗かと思ったのですが、少し見ていると、ヒナの嘴が見えた気がしました。さらに待つと成鳥の肩の辺りに首だけだしているヒナを見つけました。さらに、遠くにいた成鳥が近づき、何か咥えていたものをヒナに与えていました。1羽だけですが、命が繋がれていくことは嬉しいことです。どうか無事に育ってほしいと思います。
 公園の川の岸の草むらにカルガモが見え、一瞬ですがヒナが1羽見えました。その後、親がヒナを草の影に押し隠し、親のみ見える状態にしているので、諦めて離れました。こちらもどうか無事に育ってほしいと思います。
 今日は永野川の西岸を遡ってみました。東岸からとはまた違う風景で、中州は見えるのですが、上人橋までにカルガモが5羽のほかは、ウグイスとツバメのみでした。
 公園で一瞬、ピオッという声がしましたが、なにも確認出来ず残念でした。鳴き声図鑑によればコチドリのようです。
 土手の法面に、2カ所、キツネノカミソリを見つけました。無事に増えているようです。キツネノカミソリは、「山の花」に分類されるもので、かつてここが豊かな自然が残っていた証しだと思い、毎年確認しています。どうか無事に成育して来年に繋いでほしいものです。
 雨には祟られましたが、三つの命の繋がりを確認出来て、よい日でした。公園のサクラでアブラゼミも鳴き出しました。我が家の庭ではミンミンゼミが鳴き、梅雨明けを待たず新しい季節が始まったようです。どうか皆無事に季節を全うしますように。 
 
カルガモ:二杉橋〜上人橋まで、1羽、4羽、公園に2羽(ヒナ1羽)、2羽、合流点に3羽、計12羽。
カワウ: 合流点に1羽。
カイツブリ:成鳥2羽、ヒナが1羽。
ダイサギ:。公園上空を1羽、睦橋上空を1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ツバメ:二杉橋〜上人橋まで1羽、2羽、公園で2羽、2羽、5羽計12羽。
イワツバメ:見えなかった。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽、大岩橋付近で2羽、計5羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で1羽、5羽、計6羽。
ホオジロ:公園に1羽、大岩橋河川敷林に1羽、計2羽、
 
30日 10:30〜12:30 薄曇 25℃ 
 良い時間帯には雨が降り、なかなか時間が取れず、下旬はもう諦めようかと思っていました。でも雨の気配が無く、涼しめだったので、時間は遅れましたが出かけ、取りあえず、逆コースで一巡することを考え、赤津川へ出ました。
 一つにはカイツブリが気がかりでした。場所に巣が全く全く無くなっていて、ついにダメか、と思った時、成鳥が池の中心に見つかりました。よく見ると肩の辺りに小さなヒナの頭が見えました。遠くで潜水していた成鳥が1羽いたのですが、いつの間にか親子の近くに来て寄り添っていました。巣からは離れてしまったようですが、これから無事に育つでしょうか、心配です。
 赤津川の水田で、白いサギ、3羽発見。なるたけ近づいて見て、チュウサギであること確認できました。口角の違いは、顔の雰囲気の違いになるようにも感じられます。そばにキジ雌が1羽並んでいたのは不思議な光景でした。
赤津川の電線に、久しぶりで、カワラヒワが1羽囀るでも無く留まっていました。
 梅雨が明け早朝探鳥が出来ますように。
 
キジ: 赤津川でチュウサギに混じって雌1羽。
カルガモ:二杉橋〜上人橋までに3羽、4羽、赤津川に3羽、4羽、合流点に9羽、計23羽。
カワウ: 合流点に2羽。赤津川で上空を北へ1羽。計3羽。
カイツブリ:成鳥2羽、ヒナ1羽。
アオサギ: 池に1羽、大岩橋近くの中州に1羽、計2羽。
ダイサギ:。大岩橋上空を1羽。
チュウサギ: 赤津川水田で3羽。
トビ: 公園上空で1羽旋回していた。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ツバメ:赤津川で、2羽、7羽、2羽、2羽、2羽,二杉橋〜上人橋まで6羽、計23羽。
ウグイス:二杉〜睦橋4羽、合流点で1羽、大岩橋付近で2羽、2羽、公園で1羽、計10羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で1羽のみ。
カワラヒワ: 赤津川で1羽。
ホオジロ:公園に1羽。