宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2020年9月下旬
27日 10:00〜12:00 晴 23℃ 
前回の探鳥から、毎日お天気がはっきりせず、お彼岸の行事もあり出かけられず、2週
間近く過ぎてしまいました。
今朝も曇りがちでしたが、明日以降の天気も分からないので、出かけることにしました。大平
山の雲が上がっていたので、なんとかなると思いました。この大平山予報はよく当り、11時くらいからは晴れてきました。
睦橋の手前でカルガモ、2羽、9羽2羽の群れと一緒に、カイツブリ3羽が見えました。1羽
は幼鳥のようです。ひょっとすると、池から移ってきた親子かも知れなません。
公園の池で、カルガモが14羽群れていましたが、そのなかに1羽、小さめのものがいまし
た。よく見るとカルガモではなく、さらに見ると尾羽の近くに緑色が見えて、コガモと確認出来ました。。今季初です。雌と思いますが、雄エクリプスかどうかははっきりしませんでした。
この辺りでは毎年、最初は大きな群れは来ないで、2、3羽のことが多いのですが、なぜなのでしょう。
夢中でみていると、足元からカワセミが飛び立ちました。そして向こうをみるとアオサギがぽ
つんと1羽見えました。このごろ、池はが賑やかです。
大岩橋山林付近で、ヒヨドリ15羽の群れが動きました。まだ渡ってきたばかりで群れで行動
しているのでしょうか。
また1羽、カラスより少し小さめで、タカらしいものに会いました。山林から飛び立って、民
家の庭木にとまったので、双眼鏡に入れるまえに飛び立ってしまいました。羽の羽ばたかせ方はカラスではない気がします。
滝沢ハムの近くの林に、シジュウカラの声がして近づくと混群でした。シジュウカラ7羽、メ
ジロ5羽までは数えられましたが、暗くてはっきりしませんでした。この二つは、声は聞き分けられますが、他の渡りの途中の鳥は、よほど運がよくないと聞き分けられないと思います。時季を逃さず、見たいものです。
赤津川の刈り込みの終わった田に、チュウサギ17羽が散らばっていた。嘴は全て黄色でした
からコサギの可能性はないのですが、大きさと顔の感じで判断しているので、もしかして小さいダイサギがいても、口角までは、はっきりとはて分かりません。でもこの集団の感じは、チュウサギと思います。
 あまり鳥種は多くありませんでしたが、コガモの初飛来や、チュウサギの群れ、シジュウカラ
の混群が見られたので、思い切って出かけてよかったと思います。
夢中でコガモを見ていて、ヌスビトハギの実がたくさん衣服に付いて取れず、そのままこっそり買い物をして帰りました。この実は洗濯されてしまい、再生出来ず、気の毒でした。
ヒガンバナが多くの場所で咲いていましたが、なぜか色が朱色に近い気がしました。一面のヒ
ガンバナ、という風景は好きではありません。あくまで自然に、生まれてきた場所で咲いてほしいと思います。
 
カルガモ:二杉橋から上人橋まで、2羽、9羽、2羽,公園の池で14羽、赤津川で19羽、計46羽。
コガモ:公園の池にカルガモに混じって1羽。
カワウ: 睦橋手前で2羽。
カイツブリ: 睦橋手前で3羽、公園の池で3羽、計6羽。
アオサギ:池で1羽、合流点で1羽、計2羽。
ダイサギ:公園川で1羽。
チュウサギ: 赤津川の田に17羽。
タカ不明種:大岩橋付近山林で1羽。
モズ:上人橋まで1羽、大岩橋山林の田んぼで1羽。計2羽。
カワセミ:公園の池で1羽
ハシボソカラス・ハシブトカラス:特に目立った群れはありませんでした。
ヒヨドリ:。大岩橋河川敷林で15羽。
ムクドリ: 赤津川河畔の電線に3羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
ハクセキレイ: 合流点と赤津川瓦店前で1羽ずつ2羽。
シジュウカラ: 滝沢ハム付近林で8羽
メジロ:滝沢ハム付近林で5羽、
 
30日 13:30〜15:00 晴 25℃
 
今旬中の探鳥が何か物足りなくて、午後になってしまいましたが、とてもよいお天気だったの
で出かけました。
日暮れが心配だったので、まず山に近い公園に行きました。公園では浅瀬にセグロセキレイが
2羽、3羽と見えました。
中州のイヌタデの仲間(?)が繁っているところで、スズメ20羽の群れが動いていました。
あまり目立たないのですが動くと群れになり、増えて来ているようです。
池にはカルガモが集まって24羽、赤津川でも、14羽、5羽、5羽,6羽、計54羽となり
ました。コガモは見えませんでした。
 カイツブリは2羽見えました。
赤津川で、カルガモに混じって別な声がしたので確認するとバンでした。定位置です。今季は
ずっと会えず、川の状態が変わってしまったせいかと思っていましたが安心しました。田にイネのあるうちは、その影に隠れているのだ、と教えていただきました。
刈り取られた田で、チュウサギが2羽、一枚の田に少し離れた場所にいました。
滝沢ハム近くの植え込みで、今日はメジロの声のみ確認出来ました。まだまだ、葉が落ちない
し、敵も然る者で常緑樹の中にいることも多く、なかなか姿を見られません。ここに鳥が多い
ということは確認できました。
公園の、エノキがたくさん実を付けているあたりで一瞬、聞き慣れないキキッという声が2回
ほど聞こえたので、探しましたが見つかりませんでした。もしかするとシメ?アカゲラ?。楽しみです。
 
ヒガンバナが盛りとなりました。数も場所も増え、やはり例年の深紅ではなく、オレンジがか
っている気がします。自宅周辺にもヒガンバナが増えていますが、やはり深紅ではありません。昨年の洪水の結果、土壌に変化が起きているのでしょうか。
公園の広場を回ったら、秋咲きのサクラが咲いているのを見つけました。早い気もしますが、
こちらが他のことにかまけていたと言うことかも知れません。少し勢いが弱まり、よく咲いているのは一本だけです。管理者は養生してほしいものです。今の時季、貴重な彩りですから。
 鳥の数は少なかったのですが、久しぶりに綺麗な青空の下、季節の変わり目を感じられてよい
探鳥になりました。よかった。
 
カイツブリ: 公園の池に2羽。
カルガモ:池に24羽、赤津川14羽、5羽、5羽、6羽、計54羽。
アオサギ:池に1羽、赤津川に1羽、1羽、計3羽。
ダイサギ:公園池に1羽、赤津川畔の田に1羽、計2羽。
チュウサギ: 赤津川田の刈り後に2羽。
バン:赤津川に1羽。
モズ:公園で1羽、大岩橋河川敷林で2羽、計3羽。
ヒヨドリ:特に目立たなかったが増えている。
スズメ:公園の中州の草むらで20羽の群れ。
ハクセキレイ: 公園小池で1羽、合流点付近で2羽、計3羽。
セグロセキレイ:公園で2羽、3羽、計5羽。
メジロ:滝沢ハム付近林で5羽。
 
 







永野川2020年9月中旬
15日 晴23℃
錦着山5:40〜6:00
  久しぶりで錦着山へ登りました。
東側のモミジの大木に声がして、目をこらすとメジロ7羽が飛び回り、なかにシジュウカラとコゲラの声も混じっていました。
 ツバメが1羽、上空を行き過ぎました。
 良い天気でしたが、あまり鳥は見えませんでした。
 以前、秋を楽しみにしていた、エゴなど実のなる木々、広葉樹の葉が虫にやられて、から坊主だったり、茶色になっていたりで、来年が心配です。我が家の庭もそうですが、今年は虫害が広がっているようです。
 
赤津川、永野川 6:00〜8:00
 赤津川の田も実りが進み刈り入れの済んだ田もありました。
 刈り入れの済んだ田に、チュウサギ2羽とダイサギが1羽見えました。少し遡ったところでも、チュウサギ1羽、ダイサギ1羽が一緒でした。よく違うサギが一緒にいるのを見ますが、不思議な気がします。お互い危害を加える関係ではないのでしょうけれど。
 やはり刈られた田に、久しぶりでキジを見うけました。茶色で、全部雌かと思いましたが、1羽が少し大きめで、所々雄の青い色が出始めたていて、他の2羽は小さめで茶色一色でしたから、全てが若鳥で、同じ親から生まれた子供たちでしょう。
 公園のサクラで、小さな声と動きが見え、エナガ15羽シジュウカラ5羽の混群に会いました。シジュウカラが小さくてエナガと区別がつかないくらいでした。ここにセンダイムシクイやキビタキなどが混じっていることがあるというお話なので、また楽しみと課題が増えました。とくにこの辺りでは、センダイムシクイ、キビタキなどには、待ったに会えないので、見分けられたら嬉しいことです。
 ツバメは大岩橋付近で1羽と二杉橋付近2羽で計3羽のみでした。もう渡良瀬ではねぐら入りが始まっているので、渡りを失敗したのでしょうか。
 永野川睦橋付近でカワウが3羽、ここでは多い方です。
 公園付近でも広葉樹の虫害が目立っています。気候のせいかもしれません。殺虫剤大量散布の流れになるのが心配です。
 
キジ: 赤津川で幼鳥3羽。
カルガモ:赤津川で3羽、1羽、3羽、10羽、計17羽。
カワウ: 永野川睦橋付近3羽。
キジバト:赤津川で2羽。
アオサギ:赤津川2羽、公園で2羽、上人橋下で1羽で、計5羽。
ダイサギ:赤津川で1羽、1羽、公園の川で1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、永野川2羽、計7羽。
チュウサギ: 赤津川で2羽、1羽計3羽。
ホトトギス:聞こえなくなった。
カワセミ:公園の池で1羽、赤津川で1羽。永野川睦橋付近で1羽、計3羽。 
ハシボソカラス:滝沢ハム付近で7羽。
ツバメ:二杉橋〜上人橋1羽。 大岩橋付近で2羽。計3羽。
ヒヨドリ:特に目立った群れは見えませんでした。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:合流点で1羽、赤津川で1羽、大岩橋付近で1羽、上人橋まで2羽計5羽。
シジュウカラ: 公園のサクラに3羽、5羽計8羽。
ホオジロ:上人橋付近で1羽。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林で1羽。
 
付記
 今旬は雨と、お彼岸の行事とが重なって、2度目の探鳥に行けませんでした。
気温や日の出の状況も変わってきたので、同旬に1度にしてゆっくり時間をかけるようにしようかとも思います。今後の天気が気がかりです。
 20日、我が家の庭で、聞き慣れない声が聞こえていました。ピ、ピ、ピ、と言う連続音で、時々途絶えながら十数分続きました。アカゲラくらいの大きさの声でしたが、アカゲラとも違います。或は、ツミかも知れませんが、語尾の特徴がありません。そのうち、大きさはヒヨドリくらいの影が2羽飛び去っていきましたが、夕暮れ近く逆光でシルエットしか見えませんでした。
これからまた迷いながら、ひとつひとつ確認していかなければなりません。
 







永野川2020年9月上旬
5日 5:40〜7:30 晴 24℃
 日差しが眩しいくらいよく晴れていました。
 二杉橋から入ると、永野川の水は少し増えて、上人橋までにカルガモが4カ所で泳ぎ、カワウが2カ所で2羽ずつ来ていたのは、この辺では珍しいことです。今日もコサギが1羽来ていました。
 ツバメは池で2羽、赤津川で1羽、と本当に少なくなりました。
 カワセミは公園で1羽が川岸に飛び移るのが見えました。
 シジュウカラも多くなり大岩橋河川敷林2カ所で鳴き声が聞こえました。
 河川敷林ではメジロの地鳴きが聞こえました。もっとゆっくり見て姿を確認するべきでしたが、そのまま歩きました。このころ、あまり丁寧に見ていない気がして少し反省しています。
 大岩橋山林で、また、サシバかと思える声が聞こえましたが、今の時期はあまり鳴かないとのお話なので、不明種に入れて、確実を期すことにしました。山林にはたどり着けないので、せめて眼で確かめるか、耳から正確な鳥名を見つけ出さなければ、と思います。
 モズがモズがモズがモズがモズがあちこちで鳴いていましたが、高鳴きとはっきり区別できませんでした。
 滝沢ハムの散策路でヒヨドリの若鳥を2羽見ました。とてもほっそりしています。顔の色の特色はまだ出てないようでした。
大岩橋近くで、ガビチョウがまた鳴いていました。
クズの花が咲き始めた。またヌスビトハギがピンクの綺麗な花とひっつき虫となる実が半々くらいで繁っていました。他にも豆科のたくさんの花が咲いていました。
 なぜか気ぜわしい日だった。昨夜眠れなかったせいかもしれません。好天を選んで出かけるので、どうしても無理が重なることもあり、早く落ち着いた天気になってほしいと思います。
 
カワウ: 二杉橋から睦橋までに2羽、2羽、計4羽。
アオサギ:永野川二杉橋〜睦橋に1羽。
ダイサギ:公園池に1羽、赤津川畔の田に1羽、計2羽。
コサギ:二杉橋上で1羽。
カルガモ:二杉橋から上人橋まで、3羽、2羽、4羽、6羽、公園で12羽、池で3羽、赤津川で5羽、3羽、計38羽。
タカ(不明種):大岩橋近くの山林から1羽の声。
モズ:赤津川1羽、1羽、4羽、公園で1計8羽。
カワセミ:公園の川で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立つ群れはありません。
ツバメ:赤津川で1羽、公園池で2羽、計3羽。
ヒヨドリ:滝沢ハム近くの散策路で幼鳥2羽。
ムクドリ: 赤津川で3羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋下で4羽、公園で1羽、2羽、2羽、2羽、1羽、1羽、計13羽。
シジュウカラ: 大岩橋河川敷林で2羽。
ガビチョウ:大岩橋付近で1羽。
 
9日
5:30〜7:30 晴 23℃
 赤津川へ先に廻る日なのですが、もしかしたらサシバがまだいるかも知れないという情報があったので、まず公園から大岩橋に行きました。でも、タカの声は全くなく、遠くでガビチョウの囀りが聞こえました。
 道路から見える距離で、林の中を移動する鳥がいて、鳴き声はガビチョウの特徴ある声ではないのですが、少し探してガビチョウの黄色い嘴と目の周りの白が見えました。眼の周りははっきりした輪郭ではなく少しぼやけてるようで、或は幼鳥かも知れません。声はいつもの変化のある囀りではく、ビューと聞こえる音を規則的に繰返すものでした。
 サシバは来年までお預けです。
 上人橋近くの電線に、ハシボソカラスが21羽留っていました。このような数はここでは初めてです。幾分小さめでしたから、幼鳥が集まっていたのかもしれません。ハシブトカラスは、滝沢ハム近くで7羽が群れて飛んでいました。カラス類が目の前で群れているのは、あまり見たくない光景です。
 公園にいくと対岸の滝沢ハムの建物の上にサギが7羽並んで留っていました。1羽下りてきたものがダイサギで、大体皆同じように見えたのでダイサギにしてしまいました。
 池のカイツブリは見えなくなり、西の池にアオサギが1羽のみでした。
赤津川の古い瓦工場の近くの橋の近くのヨシのなかで、オオヨシキリの声が聞こえました。場所もヨシの中で、その声もオオヨシキリですが、今の季節にどうなのでしょうか。
 なぜか今日は、カルガモは赤津川に入って5羽のみ、少し心配です。
 錦着山近くの水田の電線に、スズメが21羽並んで留っていました。下には熟れ始めたイネが広がっていました。スズメの数はどの位増えるでしょうか、今年は威嚇の音も流していません。
 今日は気分的にもゆったりと出かけたのに、鳥種も数もめっきり少ない日でした。望まれない鳥ガビチョウですが、初めて眼で確認出来たのは収穫でした。
 センニンソウも盛んに咲き、クズの花房も色が目立ち始め、香りが一杯でした。今度別の機会に錦着山にも行きたいと思います。
 
カワウ: 二杉橋から睦橋までに1羽。
カルガモ:赤津川に5羽。
アオサギ:公園池に1羽、合流点に1羽、永野川二杉橋〜睦橋1羽。計3羽。
ダイサギ:滝沢ハム建物上に7羽、池に1羽、永野川二杉橋付近に1、計9羽。
モズ:大岩橋河川敷林で1羽、電線で1羽、赤津川1羽(高鳴き)、1羽(高鳴き)、計4羽。
カワセミ:公園の川で1羽。赤津川で1羽、計2羽。
ハシボソカラス:上人橋近くの電線で21羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム近くで7羽。
ツバメ:公園池で1羽。
オオヨシキリ: 赤津川、古い河原工場近くの川岸で1羽。
ムクドリ: 赤津川で6羽。
スズメ:上人橋近くの田の電線に21羽。
セグロセキレイ:二杉橋近くで2羽、公園で3羽、2羽、大砂橋近くで2羽、合流点で1羽、計10羽
シジュウカラ: 公園で1羽、大岩橋河川敷林で1羽、計2羽。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林で3羽、大砂橋方面で1羽、計4羽。
 
 
 
 







永野川2020年8月下旬

26日 曇→晴 5:30〜7:30
  永野川は大分中州が出てきました。赤津川は水がほとんどないところがあります。
 二杉橋近くでは、カルガモの6羽のファミリーに会いましたが、もうほとんど同じ大きさです。上人橋付近では何家族か一緒の15羽がいました。全部で36羽、元気で戻ってきています。
 カイツブリの親子はいなくなりました。水面が見えないほど浮き草がいっぱいで、どこかに移動したのでしょうか。
 カイツブリを探していたら足元の岸からカワセミが2羽飛び立ち一瞬青い背中が見えました。
 大岩橋ちかくの山林のかなり高い木の枝で、聞き慣れない声がして、茶色の鳥が3羽鳴きながら飛び交っていました。顔の部分は見えませんでしたが、大きさはコジュケイです。声を鳴き声図鑑で聞くと「鳴き交わし」のようで、先日聞いたのとまた違い、今年は初めての声を3種類体験したことになります。河川敷林でも同じ声が聞こえました。
 同じ山林でまたサシバの声らしいものを聞きました。姿が見えないので今一自信がありません。そろそろ渡りの季節とも聞きます。
 水田では、イネはほとんどが実りの時期に入りました。
 
キジ: 合流点の川原で1羽。
コジュケイ:大岩橋付近山林で3羽、河川敷林で1羽。計4羽。
カルガモ:〜上人橋まで、6羽(F)、4羽、15羽、公園で3羽、3羽、3羽、計36羽。
キジバト:二杉橋近く1羽。
アオサギ:上人橋下で1羽、池で1羽、大岩橋付近上空で1羽、計3羽。
ダイサギ:公園川で1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、1羽。合流点で1羽、上空を1羽、計6羽。
サシバ:大岩橋近くの山林から1羽の声。
カワセミ:公園の池で2羽、赤津川でも1羽、計3羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立つ群れは見えませんでした。
ツバメ:二杉橋〜上人橋1羽、大岩橋付近で1羽、計2羽。
ウグイス:聞こえなかった。
ムクドリ: 赤津川河畔の電線に3羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋まで2羽、1羽、公園で1羽、2羽、大岩橋付近で3羽、2羽、赤津川で1羽、計12羽。
シジュウカラ: 第五小付近のサクラ並木で1羽。
ホオジロ:上人橋付近で1羽、大岩橋大砂橋寄りの河川敷林に1羽囀り、計2羽。
 
8月30日 5:40〜7:30 晴 25℃
 珍しく朝からよく晴れていました。
 赤津川から入りました。川の水が減ってきています。
 赤津川畔の電線でモズが高鳴きをしていました。今季初です。今まではっきり捉えらえられなかった「高鳴き」ですが、今日は場所、声とも確認出来ました。その他、赤津川畔の民家の樹木で2カ所、公園の樹木、大岩橋河川敷林でも聞こえた。これから来る季節の証しです。
 それとは逆に、赤津川の田で今季初、セッカの声を聞きました。季節外れの感じがします。でもこの声は間違いなくセッカです。
 もうひとつ、コサギが来ていました。今や絶滅危惧種です。
 まず、赤津川で、アオサギの隣にいて、小さくて顔の感じも他のサギではない気がしたので、じっと待って足先の黄色を確認しました。
 二杉橋近くの浅瀬で、かなりバラバラに離れて10羽の白いサギに会いました。この辺りでは、昔よく見ていたので感じからしてコサギと思いましたが、じっと待って、足先の黄色を確認しました。1羽はダイサギでした。水の中を活発に歩き回り、採餌していたようです。
 合流点近くで、イワツバメ27羽の群れが舞いながら上空へ飛んでいきました。イワツバメの群れは、かつて一度この辺で見たことがあります。渡りの準備でしょうか。この頃ツバメは少なくなってきて、赤津川で2羽、公園で2羽見かけただけでした。
 シジュウカラが増えて来た。公園で2羽、大岩橋河川敷林で2羽、永野川2羽、1羽、計7羽、でも混群は見られませんでした。
 大岩橋付近山林で、ノスリの声を聞きました。まだ夏なのにと思ったのですが、林の縁を移動して行く姿は大きく、ノスリだと確信できました。先回聞いた声はサシバに思えるのですが、姿を見ていないし、夏鳥なので渡っているかも知れないし少し不安です。
 初めて滝沢ハムに近い散策路に入ってみました。木が茂っているので鳥も多いことと思います。オナガ2羽が見えました。自転車でも入れることが分かったので冬が楽しみです。
 カイツブリは成鳥1羽のみでした。若鳥はもしかしたら母鳥とどこかに移ってしまったのでしょうか。
 カワセミも公園で1羽、二杉橋付近で1羽。一瞬にして下っていってしまいました。カワセミのニュースが最後になるほど、今日はいろいろなことに気づき、よい鳥見でした。
 
カルガモ:赤津川4羽、公園で3羽、3羽、6羽、二杉橋〜上人橋まで3羽、4羽、計20羽。
カイツブリ: 池に成鳥1羽。
キジバト:大岩橋河川敷林に2羽、永野川睦橋付近に1羽。
アオサギ:赤津川1羽、1羽、公園池で1羽、永野川二杉橋〜睦橋1羽、1羽、計5羽。
ダイサギ:赤津川1羽、1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、永野川二杉橋付近で2羽、1羽、計7羽。
コサギ:赤津川で1羽、永野川二杉橋付近で3羽、6羽、計10羽。
ノスリ: 大岩橋近く山林で1羽
モズ:赤津川1羽、2羽、公園で1羽、大岩橋河川敷林1羽、計5羽。
カワセミ:公園の池で2羽、赤津川でも1羽。計3羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立った群れは見えませんでした。
オナガ:滝沢ハム近くの植え込みで2羽。
ツバメ:赤津川で2羽、公園で2羽。計4羽。
イワツバメ:永野川泉橋付近で27羽の群れ。
ヒヨドリ:目立った群れはありません。
ウグイス:聞こえくなりました。
セッカ:赤津川の田んぼで1カ所声のみ。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:合流点で4羽、赤津川で1羽、2羽、公園で1羽、大岩橋河川敷林1羽、2羽、計11羽。
シジュウカラ: 公園で2羽、大岩橋河川敷林2羽、永野川水道庁舎付近2羽、1羽、計7羽。
ホオジロ:上人橋付近で1羽。
ガビチョウ:大砂橋方面山林から1カ所声のみ聞こえました。
 
 







永野川2020年8月中旬

15日 5:30〜7:30 曇→晴 24℃ 
  川の水が大分減って澄んできました。
 二杉橋の流入口にアオサギが1羽、カルガモ3羽、セグロセキレイが2羽、少し前の状態に戻ってきました。
 ウグイスの囀りも3カ所になり声も小さくなりました。
トピックスはコジュケイです。大岩橋の河川敷林と、道を挟んだ民家から、チョットコイ、という声といつも聞いたことのないギャアーという大きな声が聞こえました。
 至近距離の民家の低木の枝で動き回る赤い頬を見つけました。こんな高い枝にもいることを初めて知りました。こちらの鳥は、枝をとびまわって、ずっとギャーという声で鳴いていました。
 河川敷林のなかは見えなかったのですが、チョットコイと鳴き続け、その他、コココココという声も初めて聞きました。鶏の仲間だな、と納得しました。初めての声を二つも聞いて幸いでした。
 カイツブリは、嘴は大きな橙色ですが、もう成鳥の三分の二位の大きさになっていて、水に潜ったり泳いだりしていました。無くなったと思っていた浮巣の上で、自分で羽繕いしていましたが、成鳥は餌を与えているようでした。
 大岩橋上の河川敷で、ホオジロの幼鳥が1羽、まだ巣立ったばかりのようで近くに成鳥の姿もありました。
 チュウサギが3羽、滝沢ハム近くの樹木の頂上に留っていました。前回と逆回りしたので、飛び立った先は確認出来ませんでした。
 赤津川でかなり大きな声で鳴きながらカワセミが下って行きました。最大のご褒美です。曇空で迷ったのでしたが出かけてよかったと思いました。
 公園の中の草刈りが行われ、かなり丈の高い草も適当に切り倒され、以前のヨシ原のところも刈り払われ、普通の荒れ地になってしまいそうです。
 ワンド跡は刈られていないのでヨシが残っていますが、ハリエンジュが生え始め、そのままにすると林になってしまい、また根こそぎ刈られてしまいそうです。元々はヨシとススキの原だったことを思いだします。
 
コジュケイ: 大岩橋上河川敷林と道を挟んだ民家に2羽。
カルガモ:二杉橋から上人橋まで3羽、11羽、公園で7羽、7羽二つのファミリー、赤津川で2羽、5羽、2羽、計37羽。
カワウ: 合流点に1羽。
カイツブリ:成鳥1羽、ヒナ1羽。
キジバト:赤津川に1羽。
アオサギ:二杉橋流入口に1羽、上空に1羽、 合流点に1羽、赤津川に1羽、1羽、計5羽。
ゴイサギ:二杉橋上空を1羽。
チュウサギ: 滝沢ハム樹木で3羽、
イソシギ: 公園で1羽。
モズ: 公園で1羽。赤津川で1羽。声のみ。
カワセミ: 赤津川で1羽。
ハシボソカラス:特に目立たなかった。
ハシブトカラス:二杉橋上で5羽が鳴いて旋回していた。滝沢ハムクヌギ林付近で巣立ちヒナ3羽が、動きも鈍く口を開いていた。小さかったが、嘴の太さは特徴的だった。
ツバメ:,合流点で4羽、滝沢ハム付近で7羽、二杉橋〜上人橋まで2羽、公園で2羽、赤津川で2羽、計17羽。
ヒヨドリ:公園で5羽の群れが横切った。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽のみ。声が小さかった。
ムクドリ: 公園で5羽の群れ。
スズメ: 特に目立たなかった。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、公園1羽、1羽、2羽、大岩橋付近2羽、2羽、赤津川2羽(幼1)羽、計12羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林で成鳥1羽、幼鳥1羽。
 
20日 5:30〜7:30 晴25℃
 朝から晴れていました。今日も二杉橋から入りました。中州も増えて来たので二杉橋上の流入口にアオサギが1羽、定位置になっているようです。上
空にも1羽下って行きました。
 少し上に水中にダイサギ1羽、少し距離を置いて3羽、嘴を確認出来る距離でした。
 カルガモの5羽のファミリーもいました。水辺が戻ってきたようです。
 ダイサギの近くににカワウが1羽、何かよく見る風景です。別の1羽が上空を下っていき、公園では別の1羽が遡って行きました。
 公園の川で、カワセミが一瞬鳴いて対岸の草の中に消えました。
 カイツブリ、幼鳥は水に潜っていたのが、浮巣の上の登って羽繕い、成鳥が1羽近くに付き添っていました。少し離れたところに別の成鳥が泳いでいました。
 公園のサクラにシジュウカラの声を久しぶりで聞きました。バードリサーチのお話では、宇都宮の公園には、ヤマガラやセンダイムシクイ来ているそうです。そろそろ錦着山へ行ってみようかと思います。
大岩橋の近くの山林で、何かワシタカの声がしていました。ノスリとも少し違うし、オオタカや、ツミなどではありません。家でいろいろ聞き比べて、サシバではないかと思いました。ピッ、クイー、と聞きなされる声の、ピッという部分が聞き取れなくて長く伸びた部分のみ聞いていたようです。今夏もう一回確かめたいと思います。。
 大岩橋と大砂橋の中間で一瞬キジバトが飛んで対岸の木の上に留った。珍しい気もしたがやはりキジバトでした。 同じ場所でホオジロの囀り1羽のみ聞こえました。ここはなぜか鳥種が多いところです。
 大岩橋の方角からコジュケイの声が聞こえていましたが、近くに行ったときはいませんでした。前回のような経験はなかなか出来ません。
 好天でしたが、睦橋から上人橋までが突然通行止めになっていて残念でした。もっと好きな場所をのんびりと探鳥して見たいと思います。
 ウグイスも囀りを止め、ツバメはめっきり減って二杉橋から上人橋で2羽、合流点で1羽。もうどこかに集結しているのでしょうか。
 
コジュケイ:大岩橋付近で1羽の声。
カルガモ:〜上人橋まで、5(ファミリー)2羽,9羽,1羽。公園で3羽,8羽(ファミリー),3羽、2羽、赤津川に9羽、計40羽。
カワウ: 睦橋付近に1羽、上空を下って1羽、 公園で上空を登って1羽。
カイツブリ:成鳥2,幼鳥1
キジバト: 大岩橋対岸の樹木に2羽、赤津川で2羽。
アオサギ:二杉橋上に1羽、上空1羽、合流点で1羽。
ダイサギ:。二杉橋上に1羽ずつ3羽、赤津川水田で1羽、計4羽。
サシバ:大岩橋近くの山林から1羽の声。
カワセミ:公園で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:滝沢ハム付近ハシブトカラスの巣立ちビナ5羽、
ツバメ:合流点で1羽、二杉橋〜上人橋2羽、計3羽。
スズメ:あまり目立つ群れは見えなかった。
セグロセキレイ:公園で2羽、大岩橋付近の浅瀬で1羽、1羽、計4羽。
シジュウカラ: 公園のサクラ並木で1羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林に1羽囀り。