宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2020年8月上旬
4日 5:30〜7:30 曇 26℃
 家を出ようとしたとき、曇っていて大変暗く、こんない夜明けが遅いのかと思ってしまいましたが、天気予報は良かったので、出かけました。少し視界は悪かったのですが、雨の気配はありませんでした。
  二杉橋付近で上空をゴイサギが2羽、3羽と飛びました。二杉橋の少し上に、浅瀬が出来、久しぶりにイソシギが鳴いて飛び立ちました。同じ個体かもしれませんが、公園を下って行くものもありました。
 カワセミも1羽、ホバリングを繰返していました。公園の川を2羽で下っていくのにも会い、3羽に会えましたが、光が足りなくて輝く姿を見られなかったのは残念でした。
 カルガモが増えて来ました。二杉橋上の6羽の群れは1羽が大きくて後は少し小さめで、まとまって動いていたので、今年生まれのヒナたちだと思います。同じような7羽の群れ、2羽の群れ、ヒナが12羽、その他合わせて37羽になりました。幼いヒナを見られなかったのは残念でしたが、確実に繁殖しているのがわかりました。
 カイツブリは、親1羽で、肩にヒナを乗せていました。どうも巣が無くなっているようで、ヒナが育つまでおんぶしているのは大変だな、と思ってしまいます。
 アオサギ、ダイサギは上空を飛び、チュウサギ3羽がこの前と同じ、赤津川の田で見られました。
 ツバメは11羽、めっきり少なくなったようです。
 合流点付近の河川敷の草むらにキジ♂が1羽、草を刈った跡地にいて、隠れたくても隠れられず、といった感じでした。
 モズが2カ所で、ギチギチと鳴いていました。もしかすると別のものの聞き間違いかもと思いましたが、そろそろモズの季節だそうです。。
 ハシブトカラスが滝沢ハムの林に30羽ほど群れていました。放置されたゴミでも見つけたのでしょうか。いつもはあまりいないので、少し気持ち悪いことでした。
 ワンド跡の低木が無くなった跡地に、ヨシが少しずつ群生していました。この場所を整備するまでの余裕はないと思いますが、むやみに刈り取ったり除草剤をまいたりしないでほしいものです。滝沢ハム近くの芝生の広場も、背の高い雑草に除草剤を撒いた後が、そのまま枯れ残り、とても見苦しくなっています。空が曇っていると何か考えることも曇ってくるようです。
 
キジ: 合流点の土手の草むらに♂1羽。
カルガモ:二杉橋から〜上人橋まで19羽、うちヒナ5羽。公園16羽、うちヒナ6羽。赤津川6羽、うちヒナ1。計37(うちヒナ12)
カイツブリ:成鳥の羽の中にヒナが1羽、他の成鳥はいなかった。
アオサギ: 二杉橋上に1羽。
ダイサギ:。公園上空を2羽。二杉橋上に1羽。
ゴイサギ: 二杉橋上空を3羽。
チュウサギ: 赤津川水田で3羽。
ホトトギス:聞こえなくなった。
イソシギ:二杉橋付近の中州で1羽、公園で1羽。
モズ:睦橋付近1羽、公園で1羽(声のみ)
カワセミ 二杉橋上浅瀬で1羽、公園川で2羽
ハシボソカラス・ハシブトカラス:ハシブトガラスが滝沢ハムの樹木で30羽ほど群れていた。
ツバメ:二杉橋から〜上人橋まで2羽、公園で6羽、赤津川で3羽、計11羽。
ウグイス:二杉橋〜睦橋で3羽、大岩橋付近で1羽、1羽、公園で1羽、計5羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:上人橋までに5羽、公園で7羽、計12羽。
ホオジロ:上人橋付近に1羽、公園に1羽、大岩橋に3羽。計5羽
 
10日 5:30〜7:00 曇から晴24℃
 合流点から赤津川に入ります。合流点でコゲラが上空を移動、ツバメが1羽、3羽横切りました。中州にアオサギが1羽動きません。
 カイツブリは無事親の背から独立しました。ヒナが見えずまた失敗かと思いましたが、親鳥の近くに、もう親鳥の3分の1位の大きさに育っていました。5日前に見たときは、まだ小さく、親の羽から首を出していたのに、成長が早いのに驚きます。見守ってくれている人が他にもいるので、どうかしっかり育ってほしいと思います。
 赤津川の田の畔にヒバリが降りていました。声ばかりを頼りに探していたので、もう移動してしまったのかと思っていました。よく見ることにも慣れていかなければなりません。
 最初滝沢ハムの樹木に留っていた4羽のチュウサギが、次第に上流へ移動していきました。同一の群れかは分からないのですが、下流の二杉橋上にも4羽、睦橋近くでも1羽見えました。9羽にカウントしておきました。
 ゴイサギが赤津川上空を4羽、北へ、公園の上空を1羽、睦橋近く上空でも2羽見えました。
 セグロセキレイが多く、囀っているものもいました。
 赤津川電線に、スズメ大の灰褐色の小鳥がいて、鳴いていました。羽毛がボサボサしていて尾が細いけれど少し長く見え、ネットで見るとハクセキレイ幼鳥に近い気がしました。この大きさの幼鳥は初めて見ました。バードリサーチのお教えによると、この段階でのセグロセキレイとの区別は大変のようで、光の加減と視力で、もう少し慣れないと正確には出来ない気がします。探鳥歴20年にして、この有様です。
 赤津川の堰にカワセミが1羽、かなりゆっくり留っていましたが、背の青はほんの一瞬しか見えませんでした。その後、睦橋下で2羽が縺れたり離れたりして見えなくなりました。3羽も見えたのはラッキーでした。
 スズメが大岩橋山林近くの草地のイネ科植物の穂に群がっていました。イネばかり狙っているのでは無いのです。
 ホオジロが睦橋付近の岸の草地で、大きな虫を咥えていました。囀りは少なくなりましたが、皆一生懸命生きています。
 キツネノカミソリが、滝沢ハムのクヌギ林にも一株咲いていました。まだ今年は草刈りをしていないので公園の法面でも咲いていました。
 大岩橋付近山林で、久しぶりでカナカナゼミの声を聞きました。でも一般には七月下旬、そして夕暮れに鳴くものと思っていましたが、本当に涼しげな声でした。
 
キジ:睦橋付近川岸で1羽。
カルガモ:合流点1羽、赤津川で、2羽、2羽、滝沢ハム付近で2羽、2羽、7羽、公園で10羽、二杉橋から上人橋まで2羽、4羽、2羽、3羽、6羽、計42羽。ファミリーは二組。
カイツブリ:成鳥1羽、1羽、
キジバト:。二杉橋〜上人橋まで2羽、1羽計3羽
アオサギ: 合流点に1羽。公園に1羽。
ダイサギ:大岩橋上を2羽、2羽で北へ向かう。計4羽。
ゴイサギ: 赤津川上空を4羽北へ。公園上空を1羽、二杉橋上空を4羽。
チュウサギ: 滝沢ハム樹木で4羽、睦橋付近で1羽、二杉橋上で4羽。計9羽。
イカルチドリ:合流点の河川敷で1羽。:
カワセミ 赤津川堰で1羽。睦橋付近で2羽。計3羽。
コゲラ: 合流点で1羽
ハシボソカラス・ハシブトカラス:特になし。
ヒバリ: 赤津川の田の畔に降りているもの1羽。
ツバメ:赤津川で6羽、合流点で4羽、滝沢ハム付近で7羽、二杉橋から〜上人橋まで3羽、計 20羽。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽のみ。声が小さかった。
スズメ:大岩橋付近に草地のイネ科の植物の穂に20羽ほど群れていた。
ハクセキレイ: 赤津川電線に幼鳥1羽。川岸に成鳥1羽。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋2羽、公園2羽、大岩橋付近1羽、合流点に2羽、計7羽。
カワラヒワ:
ホオジロ:上人橋付近に1羽、睦橋下で虫を咥えて1羽。
 
 
 







永野川2020年7月下旬
27日 9:00〜10:30 曇27℃
 連日の雨でなかなか出かけられず、やっと出かけたのですが、赤津川に入る手前で雨が降ってきて引き返しました。28日、同時刻に出かけられたらと思っていましたが、やはり雨で、先の見通しも立たないので、取りあえずここまでの記録を残すことにしました。
 ついにカイツブリのヒナが生まれていました。成鳥が1羽見え、巣もなくなっているようだったので、またも失敗かと思ったのですが、少し見ていると、ヒナの嘴が見えた気がしました。さらに待つと成鳥の肩の辺りに首だけだしているヒナを見つけました。さらに、遠くにいた成鳥が近づき、何か咥えていたものをヒナに与えていました。1羽だけですが、命が繋がれていくことは嬉しいことです。どうか無事に育ってほしいと思います。
 公園の川の岸の草むらにカルガモが見え、一瞬ですがヒナが1羽見えました。その後、親がヒナを草の影に押し隠し、親のみ見える状態にしているので、諦めて離れました。こちらもどうか無事に育ってほしいと思います。
 今日は永野川の西岸を遡ってみました。東岸からとはまた違う風景で、中州は見えるのですが、上人橋までにカルガモが5羽のほかは、ウグイスとツバメのみでした。
 公園で一瞬、ピオッという声がしましたが、なにも確認出来ず残念でした。鳴き声図鑑によればコチドリのようです。
 土手の法面に、2カ所、キツネノカミソリを見つけました。無事に増えているようです。キツネノカミソリは、「山の花」に分類されるもので、かつてここが豊かな自然が残っていた証しだと思い、毎年確認しています。どうか無事に成育して来年に繋いでほしいものです。
 雨には祟られましたが、三つの命の繋がりを確認出来て、よい日でした。公園のサクラでアブラゼミも鳴き出しました。我が家の庭ではミンミンゼミが鳴き、梅雨明けを待たず新しい季節が始まったようです。どうか皆無事に季節を全うしますように。 
 
カルガモ:二杉橋〜上人橋まで、1羽、4羽、公園に2羽(ヒナ1羽)、2羽、合流点に3羽、計12羽。
カワウ: 合流点に1羽。
カイツブリ:成鳥2羽、ヒナが1羽。
ダイサギ:。公園上空を1羽、睦橋上空を1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ツバメ:二杉橋〜上人橋まで1羽、2羽、公園で2羽、2羽、5羽計12羽。
イワツバメ:見えなかった。
ウグイス:二杉〜睦橋3羽、大岩橋付近で2羽、計5羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で1羽、5羽、計6羽。
ホオジロ:公園に1羽、大岩橋河川敷林に1羽、計2羽、
 
30日 10:30〜12:30 薄曇 25℃ 
 良い時間帯には雨が降り、なかなか時間が取れず、下旬はもう諦めようかと思っていました。でも雨の気配が無く、涼しめだったので、時間は遅れましたが出かけ、取りあえず、逆コースで一巡することを考え、赤津川へ出ました。
 一つにはカイツブリが気がかりでした。場所に巣が全く全く無くなっていて、ついにダメか、と思った時、成鳥が池の中心に見つかりました。よく見ると肩の辺りに小さなヒナの頭が見えました。遠くで潜水していた成鳥が1羽いたのですが、いつの間にか親子の近くに来て寄り添っていました。巣からは離れてしまったようですが、これから無事に育つでしょうか、心配です。
 赤津川の水田で、白いサギ、3羽発見。なるたけ近づいて見て、チュウサギであること確認できました。口角の違いは、顔の雰囲気の違いになるようにも感じられます。そばにキジ雌が1羽並んでいたのは不思議な光景でした。
赤津川の電線に、久しぶりで、カワラヒワが1羽囀るでも無く留まっていました。
 梅雨が明け早朝探鳥が出来ますように。
 
キジ: 赤津川でチュウサギに混じって雌1羽。
カルガモ:二杉橋〜上人橋までに3羽、4羽、赤津川に3羽、4羽、合流点に9羽、計23羽。
カワウ: 合流点に2羽。赤津川で上空を北へ1羽。計3羽。
カイツブリ:成鳥2羽、ヒナ1羽。
アオサギ: 池に1羽、大岩橋近くの中州に1羽、計2羽。
ダイサギ:。大岩橋上空を1羽。
チュウサギ: 赤津川水田で3羽。
トビ: 公園上空で1羽旋回していた。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ツバメ:赤津川で、2羽、7羽、2羽、2羽、2羽,二杉橋〜上人橋まで6羽、計23羽。
ウグイス:二杉〜睦橋4羽、合流点で1羽、大岩橋付近で2羽、2羽、公園で1羽、計10羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で1羽のみ。
カワラヒワ: 赤津川で1羽。
ホオジロ:公園に1羽。
 







永野川2020年7月中旬

16日8:30〜10:30 曇23℃
 このところ毎日雨模様で、特に早朝には雨が多く、日中は行事が重なれば出かけられなくなり、ついに上旬の2回目の探鳥には行けませんでした。久しぶりの探鳥です。相変わらず川の水は増え中州がなくて、先回はたくさんいたセグロセキレイがほとんどいません。
 アオサギ6羽が合流点上空を、鳴いて遡って行ったのは、珍しいことでした。いつも静かに微動だにしない印象ですが。
 赤津川の水田のなかに、チュウサギ1羽、イネが伸びて、首から上が見えるだけでしたが、口角も確認出来ました。今季初です。
 カイツブリは1羽で巣の上で座っていました。8日ほど前と同じ姿勢なのは少し不安です。まだ変化がないのでしょうか。
 大岩橋河川敷林から、カワラヒワ7羽の群れが、山林の方に飛んで行きました。季節が移っているのでしょうか。
 
 公園の川の北側の草地、仮のゴルフ練習場だったところに、アレチマツヨイグサがかなり広い範囲で群れて咲いているのを見つけました。澄んだ綺麗な黄色です。或は洪水で栄養のある土砂と種子が運ばれて定着したのでしょうか。良い結果として続いていくのか、また刈り取られて無残な雑草の野原になるのか分かりませんが、ひとまず今は美しい野原です。
 鳥のいない川に、鳥の来る季節を思い浮かべて、前を向いていこうと思います。
 
キジ:二杉橋付近に1羽、声のみ、赤津川の休耕田に雌1羽。 羽色の変わっていない若鳥かと思いましたが、大きさもあり、やはり雌のようです。
コジュケイ:大岩橋から少し登った山林から声がきこえました。1羽のようでした。
カルガモ:二杉橋〜上人橋までに、5羽、6羽、池に2羽、計13羽です。
カイツブリ:成鳥1羽のみ。先回と同じ姿勢です。
キジバト: 公園で1羽、赤津川岸で1羽計2羽。
アオサギ:睦橋付近の岸で1羽、池で1羽、合流点で上空を6羽。計8羽。
チュウサギ:赤津川の水田に1羽。
コゲラ: 大岩橋から河川敷林を覗いた折り、1羽の声が聞こえました。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見ますが、目立つほどではありません。
ヒバリ: 聞こえなくなりました。今年はセッカの声も聞こえませんでした。
ツバメ:二杉橋〜上人橋まで1羽、2羽、公園で2羽、2羽、2羽、赤津川で3羽、計12羽。
イワツバメ:見えませんでした。
ヒヨドリ:特に目立った群れは見えません。
ウグイス:二杉〜睦橋1羽、公園で1羽、1羽、大岩橋付近で1羽、1羽、1羽計5羽で、 大岩橋付近は2羽が警戒声でした。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
ハクセキレイ:公園で2羽、1羽で計3羽。
セグロセキレイ:見えませんでした。先回は多かったのですが、この差はどこからくるのでしょう。
カワラヒワ:大岩橋付近で上空を西へ7羽。
ホオジロ:二杉橋から上人橋までに、1羽、公園に1羽、大岩橋河川敷林に、1羽、2羽、1羽、1羽と計7羽、良く囀っていました。
 
20日 8:30〜10:30 晴27℃
 早朝は天気がはっきりせず、8:30の出発となりました。日差しのある所は止まっていると既に少し暑いくらいです。
 工事が心配だったので、まず二杉橋からは入り、上人橋から赤津川に廻り、錦着山は省略しました。
 二杉橋付近は水が多かったのですが、流入口の上にカルガモ6羽が固まっていて、上人橋までに12羽、赤津川3羽、池に4羽、計19羽でした。小さめの個体もいたので、雛はもう育ってしまったのかも知れません。
 ツバメは多く、特に電線に留まっているものが15羽、10羽といたので、計33羽となりました。
 赤津川で、尾羽や主翼がボロボロのトビが1羽舞っていて、カラスと間違えるところでした。
 赤津川の水田で歩くダイサギ1羽、また別の田でチュウサギ1羽、口角と全体の感じで識別が出来たと思います。
 水が多いのにもかかわらずセグロセキレイイが公園で3,大岩橋付近の浅瀬で6羽、全部で9羽になりました。
 大岩橋上にできた中州が意外と広く、カワセミが飛び立ってホバリングとダイビングを繰りかえしていました。ちょうど順光で背中の青さが輝いて、胸がどきどきしました。バードウヲッチャーとしてはミーハーですが、カワセミが見られればもう満足、と一瞬思いました。その後、公園の川を2羽が下っていって、今日は3羽も見てしまいました。
 大岩橋から林縁を眺めているとスズメとは違う、少し大きめの鳥が移動していました。少し待つとホオジロの囀りが聞こえて、少し自信が持てました。
 カイツブリは、成鳥が1羽で巣から降りてしきり草を運んで巣繕いしていましたが、卵もヒナも見えませんでした。卵はかなり大きいので、あれば見えるはずなのですが。また失敗したのか、何かに襲われたのでしょうか。
 次回は梅雨が明けているでしょうか。すっきりした朝の空気の中を歩きたいものです。
 
 
カルガモ:二杉橋〜上人橋まで、2羽、4羽、6羽、池に2羽、2羽、赤津川に3羽。計13羽。
カイツブリ:成鳥1羽のみ。
キジバト: 公園の浅瀬で2羽。
アオサギ:池で1羽。
ダイサギ:。赤津川水田で1羽、睦橋上空を1羽。
チュウサギ:赤津川の水田に1羽。
ノスリ: 大岩橋山林から一瞬声が聞こえました。
カワセミ:計3羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ツバメ:二杉橋〜上人橋まで1羽、2羽、3羽、公園で2羽、赤津川で電線に15羽、大岩橋付近電線に10羽、計33羽。
ウグイス:二杉〜睦橋2羽、公園で1羽、大岩橋付近で1羽、計4羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で3,大岩橋付近の浅瀬で6羽、計9羽。
ホオジロ:公園に1羽、大岩橋河川敷林に、2羽、1羽、と計4羽、
 
 
 
 







永野川2020年7月上旬
7日 8:00〜10:00 曇26℃
 昨夜から雨が続き、5:00にはまだはっきりせず、8:00に出かけました。五小西側の道は幸い工事はしていませんでした。水量が増えていて、川にはほとんど鳥は見えず、ウグイスが1、2カ所で鳴いていました。ツバメが4羽飛び、睦橋手前からセグロセキレイ4羽、ハクセキレイ2羽が川面をすれすれに飛んでいました。
 セグロセキレイは幼鳥と成鳥が連れ立った感じでたくさん見られ、全部で15羽となりました。
 カイツブリがまた営巣を初めていました。今度は抱卵している形でしたが、成鳥は1羽しか見えませんでした。岸にいたウシガエルが、足音で2、3匹一斉に水に飛びこみました。
 赤津川の栃木陶器瓦店付近の電線にオナガが7羽、川を越えて飛び移ってきました。ここでは全く見ないということではないのですが、あまり記憶がありません。
  大岩橋近くの山林で、ワシタカの声を聞きました。ノスリに近いのですが、やはり、この辺りには、今でも渡らないでいるものがいるのでしょうか。
 ダイサギもアオサギも、上空を移動しているものしか見えません。
 
 ヤブカンゾウが公園の土手の法面のかなり広い範囲で咲きました。
写真を撮っていたら、散歩中の方が声をかけて下さいました。以前他のところを散歩していたのですが、自然の豊かさに惹かれて、ここにしているというお話です。キジが少なくなったことや、カワセミを見たことなど盛り上がりました。探鳥会で周辺の公園に行きましたが、ここが一番鳥種も多く、手近に見られます。たくさんの人にもっと知ってほしいと思います。
 
 今年も、滝沢ハム周辺サクラで、ニイニイゼミが鳴き始めました。
 
 上旬のうちに、もう一度廻りたかったのですが、連日の雨で断念しました。記録はここまでです。降り続く雨で、工事半ばの川岸が心配です。
 
コジュケイ:大岩橋付近でかなり大きな声が聞こえ、2羽にカウントしました。
カルガモ:二杉橋〜上人橋までに、水に浮くもの1羽、上空2羽、公園で上空1羽、大岩橋付近の河川敷に3羽、計7羽。
カワウ:二杉橋の少し上で、水が多いせいか、カワウが水に浸かって泳いでいました。
カイツブリ:抱卵中。成鳥は1羽のみ。
キジバト: 合流点付近で電線に1羽。
アオサギ:二杉橋上空を1羽、南へ、公園上空を1羽北へ。計2羽。
ダイサギ: 合流点近く上空を南へ。1羽のみ。
ノスリ:大岩橋付近山林から声が聞こえました。
カワセミ: 合流点で、川上から川下へ一瞬鳴いて下って行きました。今日の最後のご褒美です。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見える。目立つほどではありません。
オナガ: 赤津川栃木陶器河原付近で7羽。
ヒバリ: 鳴かなくなりました。
ツバメ:二杉橋か〜上人橋まで4羽、公園で5羽、4羽、滝沢ハム付近で5羽、7羽、計25羽、曇っていたせいか低い位置にたくさん降りていました。
イワツバメ:見えませんでした。
ヒヨドリ:目立った群れは見えませんでした。
ウグイス:二杉〜睦橋までに2羽、大岩橋付近で2羽、計4羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
ハクセキレイ: 睦橋付近で2羽。
セグロセキレイ:上人橋まで、成鳥2羽、幼鳥2羽、公園で成鳥5羽、幼鳥5羽、大岩橋付近で成鳥1羽、幼鳥1羽、赤津川で幼鳥1羽、計15羽。
シジュウカラ:二杉橋付近で1羽。
ホオジロ:二杉橋から上人橋までに、2羽、1羽、合流点で1羽、計4羽。
 
 
 
 
 







永野川2020年6月下旬
26日 9:30〜11:30 曇 21℃
 朝、雨模様だったので9:30まで様子をみて、涼しかったので出かけました。幸い第五小西の道路は工事をしていませんでしたので、いつものコースを歩くことが出来ました。
 赤津川で、年に1度位見る、胸の黄色いカルガモが3羽、普通のカルガモ3羽と一緒にいました。いつもその1度限りで、あとはどこに行っているのでしょう。
 依然として川の水量が多いので、サギ類は上空を飛んでいるのみでした。
 公園の土手の法面にヤブカンゾウが花芽を出していました。少し小さいと思えるのは、1度刈り取られた後、また生えてきたのかも知れません。このままいけば、次の刈り取りの前に花を見ることが出来そうです。キツネノカミソリの開花の時期と刈り取りが重ならないことを祈ります。
 
キジ:合流点で1羽、赤津川の水田のペアで計3羽。ペアは緑の水田の中に向き合うように並んでいて、写真になる構図でした。
カルガモ:二杉橋から上人橋間で、2、3、2、3、2、合流点で2、赤津川で4、3、計21羽になりました。胸の黄色いもの3羽は普通のカルガモと一緒にいました。
カワウ:合流点で1羽、ここは少ないですが水辺の鳥が降りている場所があります。赤津川上空を1羽が舞って、計2羽でした。
カイツブリ:巣のあとも残っておらず、カイツブリもいませんでした。
アオサギ:赤津川上空で1羽が南へ舞っていきました。
ダイサギ:二杉橋〜上人橋上空で1羽。
ゴイサギ: 公園上空2羽。この辺からどこのコロニーまで行くのでしょうか。
ホトトギス:聞こえなくなりました。
イカルチドリ:合流点で、1羽が河川敷を通り過ぎていきました。
トビ:大岩橋付近で上空に1羽舞っていました。
コゲラ:公園のサクラ並木で1羽、声のみでしたが。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見える。目立つほどではない。
ヒバリ:赤津川で2カ所、だんだん場所が少なくなって行きます。
ツバメ:二杉橋から上人橋までに2羽、公園で11羽、大岩橋付近で2羽、赤津川で5羽、計20羽、曇っていて、低空を飛んでいるせいか多く見られました。イワツバメはこの頃見えません。
ヒヨドリ:今日は目立った群れはいませんでした。
ウグイス:二杉橋〜睦橋までに2カ所,合流点付近で1カ所,公園で1カ所、計4カ所で聞こえました。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で幼鳥2羽、赤津川で2羽、計4羽 、思ったより少ない日でした。
シジュウカラ: 滝沢ハムのクヌギ林で1羽。
ホオジロ:二杉橋から上人橋までに3羽、公園の草地で2羽、大岩橋河川敷林で2羽,計7羽、まだまだ囀りが続いています。
ガビチョウ:聞こえなくなりました。
 
29日 曇から晴 24℃
錦着山 5:30〜6:00
コゲラ、ツバメ、スズメ、ハシボソカラス、ヒヨドリ
 葉が益々茂って、鳥が見えにくくなりました。エゴ、ヒヨドリジョウゴ、その他名前も知らない木が青い実を付けていました。これを目当てに鳥たちが来てくれる冬が楽しみです。
 
赤津川から永野川 6:00〜8:00
 合流点の南側の川岸で、オオヨシキリが囀っていました。確かにヨシが茂っていて、人が近づけない場所です。先月下旬以来で嬉しいことでした。それにしても、もう少しヨシ原が守られてれば、移動することなく安住の地で、繁殖できたのに、と思います。
 大岩橋付近の山林から、ハト大の鳥が北へ向かって飛び出しました。尾が細く長く、白っぽく、猛禽のようで、大きさからハイタカだと思います。
 その後、オオタカが1羽、山林から河川敷林のほうへ飛んでいきました。ここではサシバやノスリも見られます。ここは、生物界の頂点、猛禽も住む、優良な環境なのかも知れません。今年は、まだサシバに会えません。大木のてっぺんで、朝日を浴びて見事に鳴き続ける鳥がいて、よく見たのですが、ヒヨドリでした。
 林の明るい面に、ムクドリ大で一瞬黒地に白が目立つ鳥が2羽、出入りしていました。何か珍しい鳥?と思ったが、この辺りに今棲息するのは、ムクドリしかいないので、ムクドリとしました。日光は鳥を立派に見せます。
 滝沢ハムのクヌギ林のクヌギの大木が、昨夜の風雨で倒れて、歩道まで塞いでいました。いつも鳥たちの集まる場所ですが、コゲラに会うことの多いここの木は虫が食っているのも多いのかも知れません。
 この辺は野良猫の多いところです。横たわった幹の上に、まだ小さい猫が3匹、間を空けて並んで座っていたのは、不思議な光景でした。(なぜ並んでいるのか?親猫は?)
 
 公園で除草剤をまく作業員に会いました。児童遊園一体に広告板を出していて、今までより広範囲になった気がします。以前は公園の端の一部で、それでも遊園地と隣接しているので、問題提起はしたのですが、行政は「除草剤は安全です。」としか云いません。
 行政がいう「安全」はなにを基準とするのか。というか、行政は何の基準も持たず、ほとんど業者丸投げなのではないでしょうか。少なくとも薬剤を行政が決め、広告板に薬剤名を明記すべきではないかと思います。
 
キジ:合流点で1羽、公園で1羽。
カルガモ:公園で7羽、二杉橋から上人橋間で、3羽計10羽。
カワウ:合流点で1羽。
カイツブリ:清掃されたように綺麗になっていて、カイツブリもいませんでした。
アオサギ: 合流点付近で上空を1羽
ホトトギス:聞こえなくなりました。今夏はもう終りでしょうか。
イカルチドリ:睦橋下河川敷で1羽。
トビ:大岩橋付近で上空に1羽。
ハイタカ:大岩橋付近で上空に1羽。
オオタカ:大岩橋付近で上空に1羽。
コゲラ:合流点近くのサクラで1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:時々姿が見えますが、目立つほどではありません。
ヒバリ:赤津川で2カ所
ツバメ:合流点付近で3、赤津川で6羽計9羽、先回に比べると数が減っています。イワツバメもいませんでした。
ヒヨドリ:今日は目立った群れはいませんでした。
ウグイス:二杉〜睦橋までに3カ所、大岩橋付近で一カ所、計4カ所です。
オオヨシキリ:合流点近く川岸のヨシから声が聞こえました。この前聞いた場所からは50メートルほど離れている対岸で、人は近づきにくいところです。
ムクドリ: 大岩橋付近山林で2羽、綺麗に見えました。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園で幼鳥2、赤津川で2羽、計4羽
カワラヒワ:大岩橋河川敷林で2羽、囀りではない声でした。
ホオジロ:二杉橋から上人橋までのあいだに2羽、大岩橋河川敷林で3羽、計5羽。
ガビチョウ:聞こえなくなりました。