20日 10:00〜12:00
二杉橋から入るとすぐ、中州に今季初コガモ7羽確認出来ました。環境の変化で来ないかと思っていたので、ひとまず安心しました。
今季初お目見えは、池のヒドリガモ19羽です。
滝沢ハム近くのサクラ並木で、チッチという小さな声がして探すと、カシラダカが2羽、少しゆっくりめの動きをしていたので、確認出来ました。草の中や林では見にくいので、嬉しかったのですが、やはり草地がすくないのでしょうか。
もうひとつ、公園のなかのニセアカシアでツグミを見つけました。ここでは初飛来です。あとは赤津川で1羽確認出来ました。
本格的な冬鳥の季節です。環境の変化を心配していましたが、先回のシメを始め、どうやら無事に戻ってくれたようです。
二杉橋から睦橋までの間にカイツブリ1羽、セグロセキレイ6羽、キセキレイ1羽、ハクセキレイ1羽、ヒヨドリ4羽、岸の草地でウグイス地鳴き1羽。その他なにかチッチという声が聞こえましたが、姿は見せてくれませんでした。草地は植物が半分以下に減っていますが、鳥たちはOKを出しているようです。
公園の川に行くとオオバン1羽が来ていました。来月のビギナー探鳥会の時までいてくれるといいと思います。ここでは珍しい鳥で、今季2回目です。カイツブリが1羽近くに一緒でした。
ハシブトカラスが10羽くらい飛び交っていました。さらに滝沢ハムの方角から33羽が渡ってきました。何かあるのでしょうか。猫の餌やりのためではないようです。何か対策が取られたのか猫も減ってきています。
アオサギが向こう岸の近くで、じっと下を見つめていました。以前は陸だったところですが、今は流れが出来たのでしょうか。
大岩橋上は福祉施設の少し上までしか行けませんでした。でも山林の方からカケス4羽ほどの声がしましたし、河川敷林で、カワラヒワ4羽、橋の近くの山林ではジョウビタキが鳴いていました。やはりここはいろいろ鳥種を見ることが出来ます。
滝沢ハムのクヌギ林にいると、確かにアカゲラの声が2カ所で聞こえました。暫く見ていても見つかりませんでしたが、確実にアカゲラです。今年は3回目です。棲息していたら嬉しいのですが。
赤津川に入ると、やはりカルガモがたくさん出てきました。12、18、7羽、と池と会わせて44羽になりました。
合流点上の田で、ダイサギが8羽点々としていました。少し行くとさらに4羽が上空を舞い、大岩橋付近の1羽とあわせて14羽になりました。ダイサギが群れるのは、この辺では珍しいことです。
赤津川沿いの休耕田にセイタカアワダチソウが茂っている場所があり、いつもはスズメが群れていることが多いのですが、今日はチッチッチという声がして、ホウジロが飛び立ちました。スズメのように多くはないのですが、7羽はいたと思います。
確かに台風以降、鳥の居る場所が変わってきている気がします。
少し上の中州に、イソシギがじっとしていて、石と見間違いました。少しすると特徴ある歩き方で動き出したのですが、見落とすところでした。
今日もまだサクラ保育園沿いの道路が通れないので、永野川の西岸は省略して帰りました。あらためて見ると、その土手が決壊したのですから、保育園の被害は想像を絶するものだったことでしょう。
我が家は床下浸水で済みましたが、微妙な土地の高さで隣近所でも被害の様相が違い、お互いの立場を理解できないところがあります。
また100メートルほど離れただけで、床上1メートルに達したところもありましたが、自分の家の被害の処理に追われていると、よそのことを想像さえ出来ませんでした。
栃木で唯一の古本屋さんが60年の歴史に幕を下ろしました。
行きつけのクリーニング屋さんは、50年近く前、私と同年代のご主人が修行して来て、ここで開店し、母上や奥様と営んできたお店ですが、機械に水が入ってしまい閉店を余儀なくされました。お二人の笑顔に接することはあまりなくなるでしょう。
少しずつ落ち着いてきた鳥の環境に比べて、人の生活は元に戻るのは大変なことです。
鳥リスト
カイツブリ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、アカゲラ、モズ、トビ、カケス、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ウグイス、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワラヒワ、ジョウビタキ、カシラダカ、ツグミ、ホオジロ