宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2022年3月中旬

17日 9:30〜11:30 晴 15℃
 
この5,6日の間の気温よりは低いのですが、暖かでした。
 今日は唐突に春が来ました。ウグイスとツバメです。大岩橋河川敷林ではウグイスが囀っていました。更に少し行くと、公園の川辺でツバメ1羽が鳴きながら上空を通り過ぎました。嬉しさの反面、なんだか春に先を越されたようでした。
 
 赤津川から入ると、合流点の堰にカルガモ2羽、ここもこの前から鳥の居場所になりました。
 さらにコガモ4、2羽、カワラヒワ1羽、ムクドリが4羽、岸の樹上に見えました。
 赤津川を昇って行くと上空をコサギが移動していました。低めだったので脚の黄色を確認しました。
 田ではヒバリが3カ所で聞こえていました。
 陶器瓦店の上流でカワセミが2羽が絡んでいる感じで、そこから上下に分かれて飛んでいきました。カイツブリの繁殖声が聞こえました。皆春の兆しです。
 合流点の岸でホオジロ1羽飛び出しました。その後動きがあってアオジ♂が確認出来、その後♀が続いて公園のなかに飛んで行きました。アオジはその後、大岩橋の皆川寄り橋詰めの草むらでも1羽発見できました。
 滝沢ハムのクヌギ林でコゲラの声、奥の生け垣でシメが1羽、その後行った大岩橋河川敷林でも1羽、もう見られないと思っていたので、嬉しさいっぱいでした。
 こんな春の兆しの中で、ウグイスの囀りを聞き、さらにツバメに会ってしまいました!
 公園の東池にカルガモが36羽、全部で55羽となりました。西池にはヒドリガモ55羽、東池に4羽、まだたくさんいて残っていてくれました。オカヨシガモはいなくなっていました。
 上人橋上にダイサギ1羽、少し工事が終わりかかっているところです。永野川に入ってからはホオジロが民家の樹木で囀っていたほか、セグロセキレイが1羽、工事の間を縫うように歩いていました。
 この前咲き始めていた、ナズナが大きく白い花を伸ばし、オオイヌノフグリが一面に咲きました。紅梅に続いて白梅も咲き始めました。
 去ってしまった鳥、残っていてくれる鳥、新しく来る鳥、それぞれに心が揺れ、今日は春に追い付いていけない感じがしました。
 
カイツブリ: 赤津川陶器瓦店近くで繁殖声。
カルガモ:公園東池で36羽、赤津川2羽、2羽、5羽、10羽、計55羽。
コガモ:赤津川で4羽、2羽、5羽、1羽、滝沢ハム池3羽、計15羽。
ヒドリガモ:公園西池55羽。東池4羽、計59羽。
カワウ: 合流点で1羽、滝沢ハム池1羽、計2羽。
キジバト: 永野川高橋付近岸で2羽。
アオサギ:赤津川で1羽。
ダイサギ:赤津川で1羽、永野川上人橋付近で1羽、計2羽。
コサギ: 赤津川上空を1羽。
イカルチドリ:公園川の中洲に1羽。
モズ: 公園川対岸の樹木で1羽。
カワセミ: 赤津川、瓦店上の水域で2羽。
コゲラ: 滝沢ハムクヌギ林で1羽。
スズメ:特に目立った群れはなかった。
ムクドリ:合流点の樹木で4羽。
ハシボソカラス:特に目立った群れはなかった。
ハシブトカラス:特に目立った群れはなかった。
ヒバリ: 赤津川岸の田で3カ所囀り
ツバメ: 公園の川の上空を1羽。
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ウグイス: 大岩橋河川敷林で1羽囀り。
ハクセキレイ:公園で1羽。
セグロセキレイ:赤津川で2羽、永野川二杉橋から上人橋前1羽,計2羽。。
ホオジロ:永野川上人橋〜二杉橋まで1羽囀り、合流点で1羽、計2羽。
アオジ: 合流点岸の草むら2羽、大岩橋皆川寄り橋詰めで1羽、計3羽。
シメ: 滝沢ハム林で1羽、大岩橋河川敷林1羽、計2羽。
 







永野川2022年3月上旬
永野川緑地公園 5日 13:50〜15:30 晴13℃
 もう一度ワンド跡等を見たくて、午后行ってみました。幾分風がありましたが、暖かでした。
 まず合流点から公園に入ります。合流点の堰の水たまりでコガモが4羽泳いでいました。ここで鳥を見るのは久しぶりです。工事が少しずつ落ち着いてきたのかも知れません。
 滝沢ハム付近の草地でムクドリ37羽が群れていました。
 滝沢ハムの池は、鳥影が少なく見えたのですが、なんとオカヨシガモが9羽、今冬最多、この場所では初めてです。他にはコガモが3羽、カワウが1羽。カワウがこの頃ここによくいます。
 林からカワラヒワ11羽が飛び立ち、羽の模様が綺麗に見えました。
 ワンドに近い川縁に行ってみましたが、オオバンは見えなくて、コガモが6羽、ここは以外と広く流れの緩い浅瀬がありました。
 滝沢近くの植え込みと芝生にハシブトカラス30羽、ハシボソカラス10羽が飛び回っていました。原因は何でしょうか。トビも1羽混じっていました。そのせいか鳥類は見えません。今年はイカルには会えないのかも知れません。
 滝沢近くのハリエンジュの林にシジュウカラが2羽、今日は目視出来ました。
 大岩橋の皆川側の土手の草地にアオジ1羽発見。ここは2年ほど前にすっかり草や低木が刈られてしまい、足を向けなかったのですが、今また戻りつつあって、鳥も増えているようです。
 ダイサギが2羽、1羽は川を上り、1羽は下って行きました。
 河川敷林の林縁にカシラダカが1羽、ホオジロが2羽でてきました。
 公園の川はウイークデイなので静かでしたがセグロセキレイ、ハクセキレイ1羽ずつのみでした。
 逆側からワンド跡の縁に近づいてみましたが、急斜面で降りにくく、少し草地の中にいると、綺麗な小鳥のさえずりが聞こえました。声は細く、カシラダカかも、と思って帰って確認、やはりカシラダカのぐぜりに一番近いものでした。
 帰り際、オオジュリンがチーという声を出し1羽て飛び上がってきました。
公園の西池に溢れるようにカモが見えました。ヒドリガモ84羽、今季最多でした。オカヨシガモは、ここにも4羽いました。
 東池にカルガモ48羽、オカヨシガモ2羽。アオサギが1羽、ヒドリガモ、オカヨシガモともに今季最多でした。
 いつ違う違う時間帯でしたが、たくさんの鳥に出会えました。
 
カルガモ:公園東池で48羽。
コガモ:合流点で4羽、滝沢池で3羽、公園ワンド裏の川で6羽、計13羽。
ヒドリガモ:公園西池84羽。
オカヨシガモ:滝沢ハム池で9羽、公園西池で4羽、東池で2羽、計15羽。
カワウ: 滝沢ハム池1羽。
キジバト:滝沢ハム林の中3羽。
アオサギ:東池1羽。
ダイサギ:大岩橋付近上空1羽、1羽。
トビ: 滝沢ハム林付近上空1羽。
スズメ:特に目立った群れは見えない。
ムクドリ:滝沢ハム林の草地37羽。
ハシボソカラス、滝沢林付近に10羽
ハシブトカラス: 滝沢林付近に30羽
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ハクセキレイ:滝沢ハム付近1羽、公園川1羽、計2羽。
セグロセキレイ:滝沢ハム付近1羽、公園川1羽、計2羽。
カワラヒワ: 滝沢ハム林11羽、公園で3羽、計14羽。
シジュウカラ: 滝沢ハム付近ハリエンジュ林で2羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林の林縁2羽。
アオジ: 大岩橋皆川側土手の草地に1羽。
カシラダカ:大岩橋河川敷林林縁1羽、公園ワンド跡にぐぜりの声。
オオジュリン: 公園ワンド跡に1羽。[俊子1] 
 
7日 永野川赤津川 9:30〜10:00 晴 13℃ 
 出かけたときは寒いくらいでしたが、風もなく帰りは汗ばむようでした。
 二杉橋から入ると、工事は全力展開の様子です。岸はすべてコンクリート護岸で覆われていきます。
 上人橋まで、ホオジロ1羽囀り、セグロセキレイ1羽、1羽、電線にムクドリ8羽のみでしたが、逆にこんな中でも諦めない鳥は強いと思います。
 公園の東池にはカルガモ4羽のみでした。
 西池にカルガモ31羽、ヒドリガモ57羽、オカヨシガモ4羽、アオサギが1羽、日により場所を変えているようです。
 ワンド跡に少し入ってみたら、草の中にキジ♂1羽が潜んでいました。思えば一昔前は芝生以外はほとんど草むらで、あちこちにキジが潜んで鳴いていたのでした。ワンド影の川にコガモ1羽のみ、今日もオオバンは見えません。
 今日もさえずりが聞こえましたが、カシラダカではないもう少し大きな声でした。セグロセキレイだったかも知れません。
 公園の中洲にイカルチドリが1羽、少し遠く、間に草むらがあってよく見えませんでしたが、この季節まだイカルチドリだと思います。ハクセキレイも1羽見えました。
大 岩橋の河川敷林でウグイスの地鳴き2カ所で聞こえました。シジュウカラの声も聞こえた。
 大岩橋の上から河川敷林を覗いてみました。ちょうど順光で、風もなく、少し留まったらカシラダカ4羽姿を見せました。カワラヒワも二羽、林の底に動きが有りアオジ2羽を確認出来ました。こんな場所で永くじっとしていると怪しまれそうな気もします。
 滝沢ハムの池にカルガモ4羽、コガモ1羽、林にムクドリ4羽。ツグミ1羽でした。
 赤津川の岸の草むらに雀の群れ31羽、20羽見えました。寒さが戻り冬の状態になったせいかヒバリの声は聞こえませんでした。
 陶器瓦店下の水域でカルガモ4羽、8羽、コガモ6羽でした。
 バン1羽、かなり額板が赤くなってきました。
 陶器瓦店の上の橋の水域の岸でカワセミ1羽、久しぶりです。普通もう少し下流で見るのことが多く、ここでは珍しいことです。少しして下って行きました。
 瓦店の前の道路でハクセキレイが4羽一緒に歩いていました。
 寒暖の差が激しく、鳥たちどうやって適合していくのか心配です。囀りを始めてしまった鳥はどうするのでしょう。
 公園の早咲きの紅梅に継いで、黄色いサンシュユも満開になり、田ではナズナやタンポポも花を開きました。咲ける場所を見つけて咲く野草のたくましさ、すがすがしさを、大規模工事を眺めながら思いました。
 
キジ:ワンド跡の草むらに♂1羽。
バン: 赤津川、陶器瓦店下の水域に1羽。
カルガモ:公園東池で4羽、西池31羽、滝沢ハム池4羽、赤津川4羽、8  
 羽、計51羽。
コガモ:滝沢池で1羽、公園ワンド裏の川で1羽、赤津川で6羽、計8羽。
ヒドリガモ:公園西池で57羽。
オカヨシガモ:公園東池で4羽。
アオサギ:公園西池1羽、ワンド裏で1羽、計2羽。
ダイサギ:公園上空1羽、滝沢ハム池1羽、計2羽。
イカルチドリ:公園川の中洲に1羽。
モズ: 公園1羽、滝沢ハム林1羽、赤津川1羽、計3羽。
カワセミ: 赤津川、瓦店上の水域で1羽。
スズメ:赤津川岸で31羽、20羽計50羽の群れ。
ムクドリ:永野川第五小付近樹木で8羽、滝沢ハム林で4羽、計12羽。
ハシボソカラス:特に目立った群れはない。
ハシブトカラス:特に目立った群れはない。
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ウグイス: 大岩橋河川敷林で1羽、1羽、計2羽。
ハクセキレイ:公園で1羽、赤津川陶器瓦店前の道路で4羽、計5羽。
セグロセキレイ:永野川二杉橋から上人橋まで1羽、1羽、ワンド跡で1羽(囀り)、公園で1羽、1羽、2羽(囀り)計7羽。。
カワラヒワ: 大岩倍河川敷林1羽、1羽、赤津川岸で21羽、6羽、計29羽。
シジュウカラ:大岩橋河川敷林1羽、
ツグミ: 滝沢ハム林で1羽、1羽、赤津川で1羽、1羽、計4羽。
ホオジロ:〜上人橋まで1羽(囀り)、大岩橋河川敷林3羽、1羽、1羽、赤津川1羽、計7羽。
アオジ: 大岩橋河川敷林で1羽。
カシラダカ: 大岩橋河川敷林4羽。







永野川2022年2月下旬
27日 9:30〜11:30 晴 13℃
 
 風も幾分ありましたが、暖かくて、出かける気分になれました。
 赤津川から入ります。
 入ったところで、賑やかな囀りの声が聞こえ、しばらくして枝にホオジロ1羽を確認出来ました。囀っていないものが2羽、もう時季がきたのです。季節のめぐる早さに驚かされるこのごろです。
 間もなくコガモ2羽を岸辺で見つけました。
 その後、泉橋の架橋の下で、小ぶりのサギを見つけました。嘴も黒く顔つきもコサギです。しばらく待って、脚先の黄色が確認出来ました。もはや絶滅危惧種のコサギに会えるのは幸いなことです。
 遡って行く途中で、ムクドリ4羽、モズ1羽、セグロセキレイ1羽、そして水辺にバン1羽、健在でした。
 田の縁にツグミ1羽、1羽、岸辺の木にカワラヒワ18羽、少し下ったところで25羽、カワラヒワのこの数は近頃では多いほうです。
 そして川辺の草むらにカシラダカ2羽、久しぶりで、思いがけないところでの出会いでした。
 そして、まさに季節!ヒバリの囀りが左右の田、2カ所で聞こえました。よいチャンスに巡り会えて嬉しいことでした。
 合流点の川の流入口で、ゴイサギの幼鳥1羽、ここでは何年ぶりでしょうか。今日は運のよい日です。
 滝沢の池にはカワウ1羽、コガモ12羽、カルガモ10羽、オカヨシガモ♀1羽、でした。
 思いがけず、ワンド跡の奥を見えるスポットを見つけました。そして、本当に幸いなことに、草むらから飛び出したのはオオジュリン2羽でした。5,6年前、洪水のずっと以前、赤津川岸の大規模な刈り取りがあってから、ほとんど見ることはありませんでした。
 公園側からではよく見えない水辺にカイツブリ1羽、そして何と、前も何度か見たオオバンが、水辺の湿地を何か突きながら歩いていました。今までは時折迷って来るものと思っていましたが、棲み着いているではないかと思います。秘密の場所としてまた来たいところです。
 大岩橋の河川敷林にはカワラヒワ8羽見えたのみ、どこかでシジュウカラとエナガ混群の声がしましたが、確認出来ませんでした。
 チョウゲンボウが公園から飛んできて山林に消えていきました。
 公園の西池にカモが集まっていて、ヒドリガモ50羽、カルガモ44羽、オカヨシガモ2羽、今日は皆一緒にいて、やはり集まっていると確認が不確かになります。
  西池の片隅でカルガモ2羽が、首を上下し続けていました。帰って確かめて、求愛行動と確認しました。鳥見歴20余年にして初めて出会いました。
  東池にはアオサギ1羽のみでした。
 永野川は日曜日で工事はお休みだったのに、高橋付近にハクセキレイとセグロセキレイのみでした。
 季節の変わり目の出来事にたくさん出会い、またよい探鳥スポットを見つけ、よい日でした。
 
バン: 赤津川で1羽。
オオバン: 公園のワンドの奥、川沿いの湿地に1羽。
カイツブリ:公園川の最下流、ワンドの川沿いに1羽。
カルガモ:赤津川で7羽、2羽、滝沢ハム池10羽、公園西池で44羽、計63羽。
コガモ:赤津川で2羽、滝沢池で12羽、公園で3羽、計17羽。
ヒドリガモ:公園西池50羽。
オカヨシガモ:滝沢ハム池で♀1羽、公園西池で♂2羽。
カワウ: 滝沢ハム池で1羽。
キジバト:滝沢ハム林の中2羽。
アオサギ: 公園川に1羽、公園東池1羽。
ダイサギ:赤津川1羽。
ゴイサギ: 合流点川の流入孔で幼鳥1羽。
コサギ: 赤津川泉橋下で1羽。
チョウゲンボウ:公園から 大岩橋山林に向かって1羽。
モズ:公園の低木に1羽、赤津川に1羽、計2羽。
スズメ:特に目立った群れは見えない。
ムクドリ:公園川岸の木に10羽、赤津川4羽、計14羽。
ハシボソカラス、特に目だった群れはない。
ハシブトカラス: 特に目だった群れはない。
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ハクセキレイ:永野川高橋付近1羽。
セグロセキレイ:赤津川1羽、永野川高橋付近1羽、滝沢ハム付近1羽、計3羽。
カワラヒワ: 赤津川18羽、25羽、公園で3羽、大岩橋8羽、計54羽。
ツグミ:赤津川1羽、1羽、計2羽。
ホオジロ:赤津川泉橋下流3羽、1羽囀り。
カシラダカ: 赤津川川岸の草むらから飛び出して3羽。
オオジュリン: 公園ワンド跡に2羽。
 
 







永野川2022年2月中旬
11日 晴 6℃  
錦着山14:15〜14:30    
  時間を変えて登って見ましたが、結果としては先日と変わらず、ほとんど鳥には会えませんでした。
 永野川付近の工事で居場所がなく、こちらに移っているかと思ったのですが、そうではなく、工事で遮断されて、飛来しないのでしょうか。以前は、公園方面から飛び移るカケスの群れなど見たのですが。
 
永野川緑地公園14:30〜15:40
 ゆっくり歩いたつもりですが、あまり成果はありませんでした。
 滝沢ハム付近でモズ1、ムクドリ2、サクラ並木に来てエナガが5羽。
 河川敷林から大岩橋を越えて、カシラダカが1羽、公園のほうにに飛んで行きました。
 ただ公園の調整池には、たくさんのカモが戻っていました。西にヒドリガモ68羽、東にカルガモ56羽、オカヨシガモ♀2羽、♂2羽、今季初です。やはり数が多いのは圧巻です。オカヨシガモの特徴がよく分かってきました。また時間をとって来るようにしたいと思います。
 
永野川赤津川
17日 9:30〜11:30 晴 4℃
 風の気配がありましたが、今旬中は都合がつきにくく、日曜日は天候が悪そうなので、出かけることにしました。
 風は時折強くなりましたが、なんとか普通に進みました。二杉橋に着くと、左(西)から時折強く吹き、自転車が横に流れます。不安でしたが行けるところまで、と思い進みました。
 川は工事車両がたくさん動いていて、鳥の気配もありません。護岸が整然としてきて、何か胸が詰まりました。それでも上人橋までにセグロセキレイが2羽見られました。
 公園の調整池では東池にカルガモが43羽、オカヨシガモ3ペア、はっきりと見分けることが出来ました。
 西池には、住み分けるようにヒドリガモが61羽カウントできました。オカヨシガモをきちんと確認出来たのはそのせいかもしれません。
 公園のワンド跡の草むらの動きがありましたが、出てきたのはモズ1羽、ツグミが1羽のみでした。川岸にもツグミが1羽、川沿いの低木モズ1羽来ていました。
 川岸の倒れた木の根のところには、アオサギがひっそりと動きませんでした。
 シメが1羽、対岸に飛び移りました。シメが見られたので、ひとまず安心しました。
 セグロセキレイも1会いました会いました。川原でイカルチドリの声がしました。定番は皆揃ってはいるのですが、数が少ないのです。ムクドリが対岸の木に11羽飛び移りました。自転車を止めておくと倒されてしまうので気が抜けません。
 大岩橋上から川の上空を見ているとチョウゲンボウが1羽、北から南に飛び移りました。
 滝沢ハム付近の田にハクセキレイが1羽、もう少し進んだところの芝生にも1羽見えました。
 滝沢ハムの池にも鳥影があまりなく、池の中央の土手のところの2羽のコガモとダイサギが1羽のみでした。
 川岸の風が恐いので、赤津川は後にしようかと思いましたが、行けるところまで行こうと決行しました。風は最初より幾分弱まり、なんとか進むことができました。
 田圃にツグミが1羽、ムクドリが電線に11羽留まっていました。
 陶器瓦店の下の橋の下流は、いつも鳥が多く、カルガモ2羽、9羽、カイツブリが1羽、少し離れたところの川岸に小ガモが4羽、隠れるようにしていました。
 帰り際に錦着山裏に錦着山からチチチという声とともにホオジロが1羽飛び出して田圃に入っていきました。
 本当に鳥が少なかったのですが、定番の鳥たちがいたので安心しました。
 工事は見事に川岸をコンクリートで埋めていきます。でも前回の洪水のように、土手を越えて溢れる水には対抗できるのか少し不安です。
 
カイツブリ:赤津川で1羽、
カルガモ:赤津川で2羽、9羽、公園東池で43羽、計54羽。
コガモ:赤津川で4羽、滝沢池で2羽、計6羽。
ヒドリガモ:西池61羽。
オカヨシガモ:公園東池で♂3羽、♀3羽。計6羽。
アオサギ: 公園川に1羽。
ダイサギ:滝沢ハム池に1羽。
イカルチドリ: 公園川に1羽。
チョウゲンボウ: 大岩橋付近の川の上空を1羽。
モズ:公園のワンド跡に1羽、低木に1羽、赤津川に1羽、計3羽。
スズメ:特に目立った群れは見えない。
ムクドリ:公園川岸の木に11羽、赤津川電線に11羽、計22羽。
ハシボソカラス、特に目だった群れはない。
ハシブトカラス: 特に目だった群れはない。
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ハクセキレイ: 赤津川1羽、1羽、計2羽。
セグロセキレイ:永野川上人橋付近2羽、公園川で1羽、滝沢ハム付近1羽、 
 計4羽。
ツグミ:公園ワンド後から1羽、対岸の木に1羽、滝沢ハム林に1羽。
ホオジロ:に錦着山裏の田に、錦着山から飛び出して1羽。
シメ:公園対岸に飛び移って1羽。
 
20日 晴 10℃
 思いがけず暖かく時間も空いたので、どちらかというと運動のために出かけました。 
2:00〜2:10
 錦着山に登りました。頂上でエナガ20羽、コゲラ1羽、シジュウカラ2羽の混群が見られました。 
2:10〜3:30
 公園を歩きました。
 滝沢ハム池には、コガモ20羽、オカヨシガモ3羽、ダイサギ1羽、カワウ2羽、賑やかでしたが、しばらくして皆飛び立ってしまいました。1カ所に見られるコガモの数は今季最多でした。
 滝沢ハム林
カワラヒワ3、シジュウカラ2羽、シジュウカラよりも一回り小さく胸の黒斑も小さいものが1羽、ヒガラかも知れませんが確定は出来ませんでした。その他ムクドリ13羽でした。 
 公園の西池ヒドリガモ1羽、カルガモ10羽、東池ヒドリガモ59羽、カルガモ46羽、オカヨシガモ3羽、滝沢ハム池に3羽移ったということでしょうか。 
 公園の川には鳥影が見えませんでした。 
 風が強くなってきて、番外の鳥見は終了です。よい環境は短いものでした。お目当てのイカルは見えませんでした。
 
 
 







永野川2022年2月上旬
6日  10:00〜12:00 晴4℃
 
9:40分ころ
久しぶりに錦着山に登ってみましたがカラスが2、3羽見えたのみで、ヒヨドリもいませんでした。午后の方がよいのかも知れません。
次の機会には、別の時間帯で決まった時刻に登って見ようとおもいます。
 
 二回続けて赤津川から廻ることになりました。思ったよりも風が強くなりました。
 
 入ったところで、川岸からホオジロが4羽飛び立って、公園の方に向かいました。久しぶりにホオジロを見ました。4羽一緒というのもこの辺では珍しいことです。
 ダイサギが1羽上空を舞いました。
 中程で、上空をハトよりも少し大きめのワシタカが旋回して遠くに去りました。下面は白く、尾が細く長かった。羽の形は鋭角ではなかった。このあたりではチョウゲンボウだと思う。
 少し行くとコガモが15羽、いつもより少し多めです。
 陶器瓦店付近でカルガモが20羽とカイツブリが1羽、纏まっていました。カイツブリは幼鳥のように見えました。ハクセキレイも2羽、赤津川は順調に以前に戻りつつあると思います。
 
 合流点近くで、ダイサギが2羽飛び上がりました。小学生が、「わあ、白鳥だ」と叫んで走り去りました。その驚きと喜びが反映されるといいのですが、ここには説明板もありません。
 以前、公園の問題について話し合ったとき、説明板を設置したら、と言う意見もありましたが、そういう仕事をどう進めていくか全く分からなかったし、他の方も全く動かなかったのです。その時は、他のこと―公園のなかの自然環境―に眼を向けていたので、積極的に動くこともしませんでした。賛同のある所で何か動けば実現したのかも知れず、自然環境保護という目的にもつながったかもしれませんが、考えが早急すぎました。
 滝沢ハムの池でカワウが1羽。コガモが11羽、ここは依然として貴重な水場です。
 クヌギ林でコゲラ1羽、確認出来ました。シメも1羽、今日はここで確認、シジュウカラは声のみ確認できました。
 大岩橋上は鳥がほとんど見えませんでした。冷たい風のせいと思いますが、自身の寒さのせいもあって、ゆっくり観察しなかったためかもしれません。
 公園の川の対岸の木にムクドリが群れて31羽、シーズン特有の風景です。
川の東端にカイツブリの小さな影が2羽見えました。ここは別の場所からは見えないところなので、いつも必死の思いで遠くから見ています。
 公園で川岸の木でカワセミ1羽いました。この前2羽見えたところですが、今日は1羽のみでした。そこから少し下ったやはり木が川に張り出しているところでもう1羽みえました。或いはそれぞれが別の相手と営巣しているのでしょうか。
 ここでやっとセグロセキレイ2羽登場、その後永野川で1羽だけでした。
 公園の池、西側ではカルガモ2羽のみでした。
 東池に行くとヒドリガモ34羽、カルガモ19羽、戻っていました。そして、オカヨシガモ♂3羽、♀1羽、戻ってくれました。雌の橙色の嘴はとても目立ち、何か滑稽な顔に見えます。♂も黒い嘴が特徴なのですが、寒さで嘴を埋めていることが多いので、うっかりすると見落としてしまうことになります。
 上人橋から下ると、やはり鳥影は見えず、高橋付近まできてハクセキレイが2羽、セグロセキレイ1羽歩いているのみでした。睦橋下で、カルガモ2羽、鳥たちも、豊かな水が戻るのを待っていることでしょう。
 
カイツブリ:赤津川で1羽、公園川で2羽 、計3羽。
カルガモ:赤津川で20羽、公園東池で19羽、西池で2羽、永野川睦橋付近   
 2羽、計4羽。
コガモ:赤津川で15羽、滝沢池で11羽、計27羽。
ヒドリガモ:公園東池34羽。
オカヨシガモ:公園東池で♂3羽、♀1羽。計4羽。
カワウ:滝沢ハム池1羽。
ダイサギ:赤津川で1羽。合流点付近で2羽、計3羽。
チョウゲンボウ: 赤津川田圃上空で1羽。
モズ:赤津川岸の草むらで2羽。
カワセミ:公園の川で対岸の低木に1羽、1羽、計2羽。
コゲラ: 滝沢ハムのクヌギ林で1羽。
スズメ:特に目立った群れは見えない。
ムクドリ:赤津川田4羽、公園低木に31羽、計35羽。
ハシボソカラス、特に目だった群れはない。
ハシブトカラス: 特に目だった群れはない。
ヒヨドリ: 数は増えているが目立った群れはなかった。
ハクセキレイ: 赤津川2羽、永野川睦橋2羽、計4羽。
セグロセキレイ:永野川睦橋付近1羽、公園川で2羽、計3羽。
カワラヒワ:公園川岸の低木で9羽、1羽、計10羽。 
シジュウカラ: 滝沢ハム林で1羽 
ホオジロ:赤津川岸から飛び立って4羽。
シメ:滝沢ハムクヌギ林1羽。