15日 9:30〜11:30 薄曇 20℃
薄曇でしたが、このところ、明日の天気が分からないので、出かけられるときにはためらわないことにしています。
赤津川を先にまわりました。
錦着山裏の田には、ヒバリ、カワラヒワが囀り、セグロセキレイ、ハクセキレイが歩いていました。
同じ田にサギ類1羽発見、嘴、顔の感じからチュウサギ、今季初、これはトピックスです。赤津川の水の張られた田で、もう1羽、チュウサギを見つけました。
もう一つ、今季初飛来は、オオヨシキリです。
赤津川の陶器瓦店の手前の田の中に、小さなヨシの群落が残っています。ここは、ほとんど意識したことはなかったのですが、オオヨシキリの声が聞こえて初めてヨシの存在に気づきました。本当に小さなヨシ原、オオヨシキリがよく見つけてくれたと思います。これからは、ここで他の鳥のことも気をつけて見たいと思います。
赤津川では、ツバメが4羽、1羽、1羽、1羽、と飛び、水面をかすめて餌を採っていました。川が機能してきたのです。
イソシギ1羽、鳴かずに下って行きました。
モズが電線と、岸の樹木で、見られました。
公園の中洲ではホオジロ1羽が囀っていたほか、地鳴きの声も聞こえました。大岩橋河川敷林でも1羽が囀りました。
ウグイスも2カ所で囀っていました。林は年々淋しくなりますが、ここも貴重なウグイスの繁殖場所です。
大岩橋付近ではガビチョウも囀っていました。今日は1羽のみでした。
田ではキジが鳴き、上流ではダイサギが1羽水中を歩いていました。
公園では、水遊びの人も多く、鳥はいませんでした。岸のエノキで久しぶりにコゲラの大きな声を聞きました。姿が見えそうだったのですが、諦めました。その後サクラ並木でも1羽の声を聞きました。
公園の池には鳥はいなくて、巨大なコイが争っていて大きな水音を立てていました。どこからか入ってきたのでしょうか。ここには、そんなルートはないと思うのですが、故意に入れたのなら、背も見えるほど水も浅く気の毒な気がします。
上人橋の上流で、セグロセキレイが1羽、少し下ったところで2羽が縺れて囀っているのにも会いました。カルガモ2羽が上空を飛んでいきました。
今日も二杉橋付近で1羽、ウグイスの囀りを聞きました。工事が終われば鳥も帰ってくるかも知れません。嬉しい予感です。
ノバラが、川岸あちこちで咲き、香りを放っていました。例年より数が多いようですが、気のせいでしょうか。よいことではあるし、出来ればもっと増えてもいいのですが。
ニセアカシアの花は元気がない感じ。散らずに木で枯れているのもありました。むせるような芳香も今年は感じられません。咲かなかった木もあるようです。もちろん外来種ですが、土留めや、蜂蜜の原料でもあるこの木をもっと大切にしてもいいのではないでしょうか。
公園の主な部分の刈り取りは終わっていました。先日ガビチョウのいた草むらは低木とともに刈られていました。整備する人にとって、雑草も低木も同じなのでしょうか。
シロクメクサも今年は群れ咲いていません。少し前に除草剤を撒いていたせいでしょうか。刈り取るのみならばその後に芽を出したツメクサは白い群落を見せたでしょうに。
どうせ完全に管理した芝生ではないのだから丈の伸びた草のみ処理すればもっと楽に管理が出来るのではないでしょうか。一昨年あったアレチマツヨイグサの群落も消えてしまいました。これは丈のある草ですが、時季を見て刈れば鮮やかな黄色がひろがったでしょう。害のない綺麗な雑草と共生する新たな公園管理の方法を考えるべきではないでしょうか。
キジ: 大岩橋付近の田で1羽。
カルガモ:永野川上空を2羽。
ダイサギ:大岩橋上流1羽。
チュウサギ:錦着山裏の田で1羽、赤津川で1羽。
イソシギ: 赤津川で1羽。
モズ:赤津川で1羽、1羽、計2羽。
コゲラ: 公園エノキで1羽、サクラ並木で1羽。
スズメ:特に目立った群れはなかった。
ムクドリ:錦着山裏の田で1羽、2羽、計3羽。
ハシボソカラス:特に目立つ群れはなかった。
ハシブトカラス: 特に目立つ群れはなかった。
ヒバリ: 錦着山裏の田で1羽、赤津川で1
羽、1羽、1羽、1羽、公園1羽、計6羽。
ツバメ:赤津川4羽、1羽、1羽、公園で1羽、3羽、1羽、1羽、1羽、計13羽。
ヒヨドリ:群れはなかった。
ウグイス: 二杉橋付近で1羽、大岩橋河川敷林で囀り1羽、1羽、計3羽。
セッカ:.赤津川田で1羽。
オオヨシキリ: 赤津川田のヨシ叢で2羽。
ハクセキレイ: 錦着山裏の田で1羽。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋で3羽、錦着山裏の田で1羽、大岩橋上流1羽、計5羽。
カワラヒワ: 錦着山裏の田で1羽、公園の樹木で1羽、計2羽囀り。
ホオジロ:公園中洲で囀り1羽、地鳴き1羽、大岩橋付近田で1羽、計3羽。
ガビチョウ: 二杉橋付近で1羽。