宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
2023/02/08 17:00:00|コミック
家族写真

  長谷川町子『おたからサザエさん』1〜6(朝日新聞出版 2018)を息子からプレゼントされました。
  「サザエさん」は私の実家の愛読書で全巻揃えられていて、私が読んだ最初のコミックでもありました。私はワカメ世代で、年の離れた姉に子供がいて、甥、姪と遊ぶことが可能でした。
 成人してからは、むしろ同じ作者の、『いじわるばあさん』の強烈な風刺と、生き方に惹かれましたが、文庫版の『サザエさん』を全巻揃えています。
『おたからサザエさん』は全集未収録の作品ということで、型にはまらない新鮮な部分もあって楽しみました。

 さて、その巻1に、一枚の写真が挟まれていました。
 名前は入っていないのですが写真館で撮影されたと思われます。
 小学校高学年と思われるお嬢さん二人、低学年の坊っちゃん、お嬢さん、3才位の坊ちゃん、お母様にだかれた赤ちゃん、お父様とその母上が映されています。女の子の服が半袖なので夏と思われます。
 
 もしかして、うっかり挟んだまま、手放されたのでしょうか。
 もし、お探しでしたら、お返ししたいと思います。
 差し支えが出るかも知れませんので写真は掲載しません。
 もしお心当たりがあり、ご返却をお望みでしたら、コメント下さい。ブログ上で個人情報が明らかにならない方法でお送りしたいと思います。

 







永野川2023年1月下旬
29日 10:00〜12:00 晴 5℃
 気温は低かったのですが、風もあまりなく、歩きやすい日でした。
二杉橋から入ると、橋の近くに工事の残土などが置かれていて、水の流れも少なく中洲になっていました。
 コガモが4羽、1羽、2羽、カルガモが4羽、5羽、1羽、12羽、4羽、と散らばっていました。セグロセキレイも1羽ずつ4羽、走りながら囀りの声を上げていました。
 ムクドリが6羽下りていたのもここでは珍しいことでした。
 ダイサギが1羽ずつ2カ所で見えました。
 岸の電線にスズメ20羽が群れていました。
 公園入り口の樹木群でシジュウカラ1羽、ここで以前ヤマガラを含む混群を見たので、行ってみるのですが、なかなか出会えません。
 公園のワンド裏を覗くと、川岸にツグミ1羽、アオサギ1羽、少し奥にダイサギの群れが見えました。しばらくするとダイサギは18羽で飛び立ちました。公園を旋回し、その後あちこちで散見するようになりました。
 ワンド跡の草むらでモズが1羽、エナガが5羽、鳴き声を立てながら飛び交っていました。
 公園の芝生にツグミが1羽、顔を上げて走り回っていました。愛読している鳥関係のコミックでは、ツグミは寂しい存在なのですが、私には凜としていると思えます。
 公園の川でカイツブリが1羽、この頃ここしか見えなくなりました。
 草むらでカワラヒワ3羽、7羽、今日は大きな群れがありません。
 公園の池にはなぜかカモ類が全く見えず、ハクセキレが1羽のみでした。バードリサーチの方から、どこかにオオタカがいたのかも知れないと教えていただきました。
 大岩橋の河川敷の草むらで、カシラダカが纏まって9羽飛び交っていました。ここに何時も来てくれて、嬉しくなります。
 大砂橋近くの中洲ではキセキレイが2羽来ていました。ここは鳥にとってよい条件が揃っているのかも知れません。セグロセキレイも1羽見えました。
 河川敷林でシジュウカラが7羽飛び交っていました。
 大岩橋から下を覗くと川岸の林の縁でジョウビタキ♂♀2羽見えました。やはりこの小さな河川敷林は鳥たちの住処です。
 滝沢ハム近くのサクラ並木でモズ幼鳥、尾が短くて他の鳥かと思いました。
 コゲラの声が聞こえました。
 滝沢ハムの林で、シメが1羽、今年は少ないと思います。
 滝沢ハムの植え込みの針葉樹の大木でで、ドラミングの音が聞こえました。少し間をおいて3度、常緑なのでうまく探せませんでした。少し大きめの音でアカゲラではないかと思いますが、今はドラミングの季節ではないそうです。今年はまだアカゲラに会いません。
 林にはムクドリが14羽、キジバトが5羽、は鳥が多い日です。
滝沢ハムの池ではカルガモが21羽が飛び立ちました。ここではカルガモはとても用心深い気がします。
 赤津川の入り口付近で木々の陰からがガビチョウの声が久しぶりで聞こえました。
 ツグミが田の畔や電線に3羽来ていました。
 川にはハクセキレイ1羽、モズが1羽、セグロセキレイが3羽、コガモ6羽、田んぼには鳥がほとんど見えません。 
 合流点では、電線でスズメ15羽、中洲ではカルガモが8羽、多分ヒドリガモの♀と思える首から上が茶色のものが1羽、イソシギが1羽。この場所についたのが12時少し前、逆光になってしまい見えづらくなりました。
 少しずつ季節が動いている気もしますが、まだ来ない冬鳥たち、早く来て下さい。
 
カイツブリ: 公園の川に1羽。
カルガモ:赤津川で6羽、滝沢ハム池で21羽、永野川で27羽、合流  
 点で8羽、計56羽。
ヒドリガモ:合流点1羽。
コガモ:永野川二杉橋付近で7羽、赤津川で6羽、計13羽。
ダイサギ:合流点で18羽、永野川睦橋付近で2羽、計20羽。
アオサギ:公園川に1羽、公園東池に1羽、大岩橋付近川に2羽、計4
 羽。
イソシギ: 合流点に1羽。
モズ: 公園ワンド跡に1羽、滝沢ハム近くに1羽、林に1羽、赤津川1
 羽、計4羽。
コゲラ: 大岩橋河川敷林で1羽。
スズメ: 永野川河畔の電線に20羽、合流点電線15羽、計35羽。
ムクドリ:永野川中洲に6羽、公園に2羽、滝沢ハム林に14羽、計2
 2羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒヨドリ: 特に目立った群れはない。
ハクセキレイ:公園池に1羽、大砂橋近く中洲に1羽、赤津川に1羽、
 計3羽。
セグロセキレイ:赤津川に3羽、大砂橋近く中洲に1羽、永野川4羽、
 計8羽。
キセキレイ:大砂橋近くの中洲2羽。
カワラヒワ: 公園に3羽、7羽、大岩橋河川敷林2羽、計12羽、
シジュウカラ:大岩橋河川敷林に7羽、滝沢ハム付近1羽、公園1羽、赤津川4羽、計13羽。
エナガ:公園に5羽。
ジョウビタキ: 大岩橋河川敷林2羽。
ツグミ: 公園2羽、赤津川で3羽、計5羽。
カシラダカ:大岩橋河川敷草地に9羽。
シメ: 滝沢ハム林2羽。
ガビチョウ:合流点公園入り口で1羽の声。

 
 







永野川2023年1月中旬
 14日 10:00〜12:00 曇 10℃
   陽射しは少なかったのですが風もなく暖かでした。
   合流点から赤津川へ廻りました。
 合流点にはカワラヒワが29羽、電線に留っていたました。やっと増えて来たと言う感じです。公園でも11羽、大岩橋河川敷林で、15羽、27羽、総数82羽となりました。。
 セグロセキレイも1羽、3羽と飛びいました。
 次にタヒバリが2羽、追いつ追われつして、しばらく目視範囲にいてくれました。確かに緑味はなく、飛び立つときにチチチッと鳴き、これは確かにタヒバリでした。教え下さった方にはお礼申し上げます。
イカルチドリが鳴きながら2羽移動していきました。
 合流点の橋近くの電線にスズメが少しずつ飛び上がって116羽になりました。少しして崩れるように半分くらいずつ移動していきました。
赤津川に入るとカルガモ7羽、マガモの雌が1羽、群れていました。マガモは一瞬カルガモかと思いましたが、帰って図鑑の嘴の色で確認しました。
 カワセミも活発で1羽、1羽、1羽と3回昇って行きました。
 岸にアオサギ1羽、ダイサギが2羽、1羽、少しして上空をダイサギが4羽昇って行きました。岸の樹木にムクドリ2羽いました。
 川の岸に一瞬動きがあり、岸辺へと動いていくものがありました。クイナでした。腹部の青い縞模様と赤い嘴もよく見えました。何時もクイナは、ベテランの方が見つけて下さって、私が見るころには隠れてしまい、嘴の赤を確認するのがやっとでしたが、今日は全部見えました。その後、岸辺に隠れましたが、本当に今日のご褒美でした。
 電線で一瞬、キキッとい声がしてツグミでした。その後、畔でも2羽確認、やっと季節が来たようです。その後、滝沢ハム池周辺でも1羽確認しました。
 少し下ってマガモ♂♀2羽、コガモ2羽もやっと現れました。
 滝沢ハム池では、マガモ♀1羽、コガモ3羽確認したのですが、池の手前の岸に隠れている鳥を見たくて、ちょっとだけ手を叩いたら、カルガモ40+が飛び立ってしまいました。申し訳ないと思いましたが、こんない小さな音でカルガモが驚くとは思いませんでした。
 林にはシジュウカラ3羽みえました。
 大岩橋を渡りかけたら北側の岸へ飛び移ったものがいて確認するとアオジでした。定着してくれているようです。
 岸からヒヨドリが7羽くらい次々に水へ入り飛び上がりました。気温が上がっているので水浴びでしょうか。
 河川敷林では、ウグイスが地鳴き、公園でも2カ所確認しました。そういえば、今朝は我が家の樹木でも地鳴きしているウグイスが見られました。
 コゲラも2羽移動していたほか、今日はここでシメが1羽確認出来ました。
 公園の川の中程で、カイツブリ1羽が泳いでいました。
 土手際の民家からは、エナガが6羽、シジュウカラ2羽が公園に移動してきました。
 公園の西池には、ヒドリガモが79羽集まり、オカヨシガモ♂も3羽固まっていて、大変カウントしやすく、有難いことでした。
 東池にはアオサギ1羽のみ、カモはいませんでした。
 永野川ではセグロセキレイ4羽、ハクセキレイ1羽、飛び交っていた。
 睦橋から少し下ったところで、サギが大きな群れを作っていました。ダイサギ9羽でしたが、確かに小さいサギが5羽、脚が黄色でコサギでした。コサギのこれだけの数は、この頃稀です。
 カルガモは二杉橋近くではなく、すこしのぼったところで、13羽、16羽が散らばっていました。
 暖かかったせいでしょうか、何時も見られない鳥にも会えて、本当にご褒美の探鳥でした。
 
クイナ:赤津川岸の繁みに1羽。
カイツブリ: 公園の川に1羽。
カルガモ:赤津川で7羽、公園で2羽、滝沢ハム池で40羽+、永野川で13羽、6羽、
計77羽。
ヒドリガモ:公園西池79羽。
コガモ:滝沢池で3羽、赤津川で2羽、計5羽。
オカヨシガモ:公園西池♂3羽。
ダイサギ: 赤津川で2羽、2羽、4羽、1羽、公園で1羽、大砂橋付近で2羽、永野川睦橋付近で9羽、計21羽。
コサギ: 永野川睦橋付近5羽。
アオサギ:公園東池に1羽、赤津川に1羽、計2羽。
イカルチドリ: 合流点中洲に2羽。
カワセミ: 赤津川で3羽。
コゲラ: 大岩橋河川敷林で2羽。
スズメ: 八反田橋電線に116羽。
ムクドリ: 赤津川岸の樹木に2羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒヨドリ: 大岩橋付近で7羽が水浴び。
ウグイス: 公園川岸草むら1羽。大岩橋河川敷林1羽、計2羽。
ハクセキレイ:永野川睦橋付近1羽。
セグロセキレイ: 合流点に1羽、3羽、2羽、大砂橋近く中洲に2羽、2羽、永野川4羽、計14羽。
タヒバリ: 合流点中洲に1羽。
カワラヒワ: 合流点電線に29羽、公園に11羽、大岩橋河川敷林で15羽、27羽、計82羽、
シジュウカラ: 滝沢ハム付近1羽、公園2羽、計3羽。
エナガ:公園に6羽。
ツグミ: 赤津川で、1羽、2羽、滝沢ハム林では1羽、計4羽。
アオジ: 大岩橋付近土手に1羽。
シメ: 大岩橋河川敷林で1羽。

 
 







永野川2023年1月上旬  
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
4日 9:30〜10:00 晴 5℃ 
 
 よく晴れて風もない探鳥日和です。このところ続く好天は本当に有難いことです。 
 順序を変えて上人橋から公園に入ってみました。
 ワンド跡から、川を渡る道を覗くと、中洲にイソシギが1羽、久しぶりでした。
 草むらにモズが1羽、静止していましたが、何かを狙って河川敷に急降下して、見えなくなりました。
 セグロセキレイが1羽また1羽と飛びかいました。
 思いがけないよいスポットです。
 川へ行くと、中洲でハクセキレイが歩いていて見えなくなりました。と思ったら、久しぶりにタヒバリが1羽、しばらく歩いていました。これは今日のご褒美です。
 赤津川の上流では毎冬ビンズイが見られるそうです。決定的な違いが掴めず悩みます。河川にいるのと、緑色がないような気がするので、いつもタヒバリでカウントしていますが、今季も何回か見られたら、もう少しはっきりした違いを見極めたいと思います。
 川の反対側から1羽の鳥が飛んできて、急いで双眼鏡で追うと、いつもエノキで留って、シメを確認しました。今日、シメはこの1羽だけで、貴重な出会いとなりました。
 公園の西池に行くとオカヨシガモ♂4羽、カルガモ22羽、ヒドリ13羽、マガモ1羽でした。ヒドリガモが減っています。西池には全く鳥がいませんでした。
 公園の草むらでウグイスの地鳴きが二カ所で聞こえました。
 カワセミの鳴き声がして、上流へ飛んでいきました。やはりこの青色は美しいですね。もう1羽が後を追っていきました。
 大岩橋付近でトビが1羽、舞っていました。
 養護施設反対側の草地では、ホウジロが2羽飛び交っていました。それ以外の小さな動きがあり、カシラダカが7羽を確認出来ました。今日もいてくれて嬉しいことでした。この場所は施設の近くで、あまり長く留まれませんが、よいスポットです。
 森林でジョウビタキの声がしていました。
 戻って来た大岩橋近くの河川敷林でカワラヒワが6羽、今日は大きな群れがなく、帰り際に永野川の二杉橋近くの中洲で2羽のみでいた。
 滝沢ハムの池にコガモ21羽、カルガモ6羽来ていました。
 付近の林で、キジバトが6羽、つぎつぎに飛びました。ここもこれから鳥が増えて来そうです。
 赤津川でもあまり鳥が見えません。田でハクセキレイが1羽、アオサギ1羽のみでした。
 合流点の中洲にはセグロセキレイが6羽、転々と見えました。
 上人橋近くで、ハイタカが1羽飛びあがり山林に消えて行きました。   
 滅多に見ないのですが、チョウゲンボウ大でも、茶色系ではなく、尾が細くハイタカとしました。
 永野川でもセグロセキレイが2羽、2羽、2羽、と飛んでいました。すっかり護岸で覆われたこの川でも、水辺の鳥はやってきます。少し低木や草地が増えてくれば、また別の鳥も来てくれるかも知れません。
 二杉橋近くには、カルガモの群れ19羽と45羽の群れが見えました。ここを居場所にしたようです。
 あちこちで、しばらくぶりの鳥たちに会い、そのことだけで興奮し、嬉しい日になりました。
 公園の早咲き紅梅がほんの少し咲き始めました。
 
カルガモ:公園西池で22羽、滝沢ハム池6羽、合流点で3羽、4羽、二杉橋近くで19羽、45羽、計99羽。
ヒドリガモ:公園西池で13羽。
コガモ:滝沢池で21羽。
オカヨシガモ:公園西池♂4羽。
アオサギ:公園西池に1羽、大砂橋近くに2羽、赤津川に1羽、
 計4羽。
イソシギ: ワンド跡近くの川で1羽。
トビ: 大岩橋近くで1羽。
ハイタカ: 上人橋付近山林で1羽。
モズ: ワンド跡の対岸の草むらで1羽。
カワセミ: 公園川で2羽。
スズメ: 特に目立った群れはない。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒヨドリ: 特に目立った群れはない。
ウグイス: 公園川岸草むら2羽。
ハクセキレイ:公園川に1羽、赤津川に1羽、計2羽。
セグロセキレイ: 公園川に1羽、1羽、大砂橋付近に1羽、
 合流点に5羽、1羽、永野川2羽、2羽2羽、計15羽。
タヒバリ: 公園川に1羽。
カワラヒワ: 大岩橋河川敷林で6羽、永野川中洲で2羽、計8羽。
ジョウビタキ: 大砂橋付近山林で1羽。
ホオジロ: 大岩橋河川敷草むらに2羽。
カシラダカ:大岩橋河川敷林で7羽。
シメ: 公園で1羽。

 
 
 







永野川2022年12月下旬
まず永野川ビギナー探鳥会の報告です。
 
 24日 9:00〜10:30 吹雪のち晴れ 5℃
家を出てすぐ、晴れているのに、雪が舞い始め、強風も加わって、だんだんひどくなりました。引き返そうと思ったのですが、陽射しが残っているので、とにかく会場へ急ぎました。
 どうやら少し落ち着いたころに会場につきました。担当のリーダーさんは、受付を広げる事もできず閉めてしまっていました。
リーダーさんたちと、4、5人の会員さんのみ、ビギナーさんは現れませんでした。
 池でカモを見ました。
 私の嬉しかったのは、ここで初めてオナガガモ♂3羽がいたことです。オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、もいつもより数は少なめでした。
 吹雪も収まったので、川に行った。土手の上から川を見ました。
 下の遊歩道に、シメが悠々と下りて歩いていました。嘴にエノキの実をくわえて、ずっとそこにいました。上流にももう1羽、飛び立つこともなく、歩いていて、今季初2羽のシメをゆっくり観察できました。 
 同じ道路に、今季初、ツグミがいて、やはりゆっくり歩いていました。正面を向いて留っていたりサービスたっぷり、と言う感じです。
 川にはカイツブリが2カ所、潜水を繰返いています。強い風の中です。アオサギやダイサギも時折やってきます。鳥たちには気温は関係ないようです。
 リーダーさんが、少し上流にカワセミを見つけて下さったのですが、残念ながら見えませんでした。
 対岸の草むらに隠れたキジの体の一部分を望遠鏡に入れていただいて、なんとか見ることが出来ました。探鳥会ならではです。
 天候もあって半分程度の時間で終りとなりましたが、今季初のツグミ、初飛来のオナガガモも見られて、これからの探鳥の目的も増え、私にとっては有意義な探鳥会でした。
 
鳥リスト
キジ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、トビ、オオタカ、カワセミ、ハシブトカラス、ハシボソカラス、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、カワラヒワ
 
12月26日
9:30〜12:00 晴 5℃
 よく晴れて、風もなく探鳥日和でした。
 二杉橋から入ります。工事がお休みらしく、水が澄んでいて橋の近くにカルガモ30羽、17羽の群れがいました。中洲にダイサギが1羽、ハクセキレイが1羽、2羽、セグロセキレイが2羽、川が少し復活したか?と言う感じです。
 公園のワンド跡で、小さな声と動きがあり、エナガの群れに会いました。11羽、動きが速いがなんとか確認出来た。冬鳥の来る予感がしました。
 草むらでウグイスの地鳴き2カ所。アオサギが川で餌を狙っていました。
 いつものエノキの枝でシメ発見、先日は、エノキの実を口でくわえて歩いていました。エノキの実はほとんどが落ちてしまったようですが、まだシメの重要な餌となっていました。
 西池には、ヒドリガモは18羽、と何時もより少なめでした。
 東池にはカルガモが37羽、マガモの雌雄が一組。マガモ雌の嘴と、 
 オカヨシガモの嘴との区別がまた付かなくなりました。
 川に戻ると土手でツグミと会いましたが、少し歩いていて飛び立ってしまいました。
 大岩橋河川敷林でカワラヒワ20羽、32羽の群れに会いました。シーズンです。コゲラの声も響いていました。
 珍しくオナガの声がして河川敷から山林の方へ3羽飛んで行きました。
 大砂橋の方へ徒歩で通り抜けている人を見たので、田が開けているあたりまで行って見ました。河川工事をしているのは大砂橋から離れていて、中洲はだいぶ残っていました。そして何とイカルチドリが2羽見え、少し離れてまた1羽、1羽、久しぶりでした。
 大岩橋近くに戻ってくると、草むらでホオジロ1羽を見つけました。
河川敷林で、シジュウカラの声がして5羽が群れていました。その後もまだ鳥の動きが止まず、なんとたくさんのカシラダカでした。枝から枝へ活発に動き回って、なんとか12羽まで確認出来ましたが、まだたくさんいる気がしました。
 コゲラもこの時に2羽確認出来ました。
 滝沢ハム池にはコガモが12羽丸まっていました。
 滝沢ハム林にホオジロが1羽高いところにいました。
 赤津川では、モズが2カ所で鳴いて動き回っていました。
そしていつもの場所にケリが2羽、一緒に行動していました。しばらくはここが定位置になっています。
 帰り、合流点の少し手前の土手の草むらでアオジに会いました。今季初、何か長いこと会わなかった気もします。小さな小さな草むらです。草むら………。草むらが本当に少なくなってしまいました。でも来て欲しい。もう少しすると、人間のやったことも自然の法則によって反復し、草むらが戻ってくるでしょう。その時まで待って、また来て欲しいです。
 合流点の手前でカワラヒワ39羽が電線から飛び立ちました。
 上空をトビが2羽、これもしばらくぶりです。
 合流点脇の電線にはスズメが二手に分かれ足り、合流したりして、45羽、ここも定位置となりました。
 2,3日の寒さで、急に鳥たちがやってきたようです。24日のビギナー探鳥会に、この天気と鳥がいれば、たくさんの人を喜ばすことが出来たのですが……。
 
カルガモ:東池で37羽、赤津川で8羽、1羽、4羽、二杉橋近くで
 30羽、19羽、計89羽。
ヒドリガモ:公園西池18羽、東池6羽、計24羽。
コガモ:公園東池2羽、赤津川1羽、滝沢池で12羽、計15羽。
オカヨシガモ:公園東池♂2、♀2羽、西池♂2羽、計6羽。
マガモ:公園東池で♂1羽、♀1羽、計2羽。
アオサギ:公園東池に1羽。公園川に1羽、計2羽。
ダイサギ:赤津川で1羽、永野川で1羽、計2羽。
イカルチドリ: 大砂橋近く中洲で4羽。
ケリ: 赤津川田で2羽。
トビ: 赤津川で2羽。
モズ: 赤津川で2羽
コゲラ: 大岩橋河川敷林で1羽、2羽、計3羽。
スズメ: 合流点付近電線に45羽
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
オナガ:大岩橋河川敷林に3羽。
ヒヨドリ:特に目立った群れはない。
ウグイス:公園草むらに2羽。
ハクセキレイ:永野川二杉橋上で1羽、2羽、計3羽。
セグロセキレイ:二杉橋上2羽、公園で1羽、計3羽。
カワラヒワ: 大岩橋河川敷林で20羽、32羽、赤津川で39羽、計9
 1羽。
シジュウカラ:大岩橋河川敷林で5羽。
メジロ: 大岩橋付近山林で3羽。
エナガ: 公園ワンド跡で11羽。
ツグミ:公園川岸で1羽。
ホオジロ: 滝沢ハム林で1羽、大岩橋河川敷草むらで1羽、計2羽。
アオジ:赤津川岸のの草むらで1羽。
カシラダカ:大岩橋河川敷林で12羽。
シメ: 公園で1羽。