毎日、暑いですね。
「半七捕り物帳」の作家岡本綺堂氏の「夏の午後の静けさ」と 記された随筆を読みましたが、確かに子供の頃は真夏の午後に 外を歩く人はあまり見かけなかったと思います。 シエスタの風習はラテン文化だけのものでは無かった様です、
時折、聞こえるのは風鈴の音と、遠くで売り歩く金魚屋の声、 とても静寂でした。 でも、田舎に居るとそんな風流で静かでもあません、 油蝉どもは「ガーシンガーシン」、蛙めらは「ゲロゲロゲロ」と 大合唱で結構ウルサイのです。 しかし、あまり鬱陶しくは感じません、慣も有るでしょうが、 私は自然の音として感じているだけです。 でも、人工音である工事現場の騒音や暴走族の爆音等は、 耳障り響きストレスそのもでありました。
ここで、突然ギターの話になります 宇都宮のT先生は「自然の音は心地よく、人為的な音は汚い」と 言って居られました、 要するに自然体弾かれる音は心地よく響き、無理して出すff等は 良く無いよ、と言う事ですが、そこら辺が難しく私にとっては 大難問でどうして良いか判りません、
色々な角度から考え勉強したいと思います、 そして、その様に悩み考えるのは大変楽しい事であります、 青春時代のある日、先輩が 「一番楽しいのは、恋愛しているか勉強している時だ」 と、語って居たことを思い出しました。
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