| 歳を重ねる毎に健康に対する意識が強くなってきた今日この頃。予てから受けたいと思っていた人間ドックを平日の昨日、カミさんと一緒にを受けてきました。
今回、感動的な体験をしました(チョット大袈裟)。経鼻胃内視鏡検査というもので、ファイバースコープを鼻孔から胃まで通して、モニターで観察するものです。鼻孔を通す時に少々の痛みがありますが、喉を通す時と違い嘔吐がなく、他人の食道系を覗き込んでいるような錯覚さえ覚えます。何もありませんようにと祈りながら、モニターを食い入るように見つめ続けました。
半日コースの検診も無事終了し、結果は中性脂肪が高く、肝機能が若干低下。いつものようにお酒の量を控えるようにとのアドバイスを受けました。いつも気持ちの上では控えめにしているつもりだったのですが、いよいよ本腰入れないと駄目かなぁ。そして、自転車通勤も週2回を3回に増やさねば。でも、冬に向うこれからはチョット辛いかも
そんな人間ドックも昼頃には終わり、午後は「私は貝になりたい」の映画鑑賞です。予告編を何度も見ていたので是非見たかった映画でした。あの時代に生まれ残酷な運命に翻弄された極普通の人間が、家族の深い愛情に包まれながらも、どうしようもない戦争の愚かさ、理不尽さに飲み込まれていく映画です。脚本を50年掛けて改定したリメーク版であり結末は予想されていましたが、実に残酷で理不尽なストーリーに思わず泣けてしまいました。 映画でこんな思いするなんて・・・。いたたまれず、切ない映画でした。観終わってからしばらく言葉も出ず、もう観たいとは思いませんでした。
カミさんは『何故こんな救いようのない結末にしたのか、腹が立って涙も出なかった。戦争映画はコレだから嫌』と、言ってます。確かに、ハーピーエンドの結末であれば気分良く映画館を後にできましたが、やはり戦争は人間の愚かな行為であって決してハッピーエンドなんかはあり得ない。今もどこかで繰り返されている戦争は一日も早く止めて、平和を取り戻して欲しいと願わざるを得ませんでした。
こうして昨日は、充実したチョット疲れた一日を過ごしました。
それにしても直腸指診は辛かったなぁ |
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