釣れず つれぬままに

へたくそながらルアーフィッシングで栃木の渓流・本流・管理釣り場などでトラウトを追っかけています。ハンドメイドミノー製作にも熱中してます。最近はフライフィッシングにも手を伸ばしつつあります。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ( ^ ^)_%~~~~^>゜)))彡
 
2009/11/01 16:24:19|
釣れない時はこんな釣り

 湖面から白く立ち上る湯気が、明け方の冷え込みを物語ります。

 丸沼の釣りも回を重ねること、今年で4回目の参加となります。今年の丸沼は、湖畔の木々は葉を落とし、去年にも増してすっかり冬の佇まい。気温もグッと冷えて、高まる釣果への期待は・・・。

 早朝6時。ボート乗場の木が湖面より後退したのを見れば、例年より減水が激しいことが分かります。浅瀬から湖面に漕ぎ出した船は、迷いも無くダムサイト前の山側の小枝がオーバーハングしたポイントを目指します。実は今回、フライをメインにしようと、幾つかのカメムシとクモの毛鉤を巻いてきました。しかし、陸生昆虫が落ちるはずの小枝に葉が付いていません。枯葉が全て落ちて木陰が無いんです。チョット気落ちしながらも、鏡のように静かな湖面に毛鉤を浮かべます。辺りでは時折ライズがありますが、一向に当たりが来ません。

 場所移動の際は、前々回の丸沼釣行から味を占めたルアーのトローリングで表層を攻めます。すると来ました。ロッドを煽るとブルブルッと心地良い手ごたえが伝わります。テンションを緩めないように早巻きで寄せ、ランディングネットに納まったのはメタボレインボーでした。丸々と太った胴回りに対して、30aを少し上回るくらいの大きさです。その後、同じポイントで直ぐに丸沼標準サイズの尺レインボーをゲット。午前9時までに二年分の二匹を釣り上げました^^; 

 昼は恒例の宴会タイム。W気くんの用意してくれた、すいとん汁で今年も腹ごしらえが出来ました。ご馳走様でした。でも、今年は何事も無く、飲み会が終わってしまいましたね。チョット期待外れのような気もしますが、そう思っていたのはオイラだけですか? 今回、初参加のS藤さんもチョット期待していたのでは・・・。

 午後は当たり前のようにトローリング。ほどなくボートの舳先に垂れたロッドティップが引き込まれ、手に取ったロッドには確かな手応え。リールを巻き上げると、途中でフッと魚信が消えてしまいました。後に残ったのは、空しく空回りをするリールのハンドル音。ザンネン。

 初日はこれだけ。夕方には湖面にさざ波が立ち、フライは困難な状況に。明日に期待を繋いで、一日の疲れを癒しに環湖荘へ。


 二日目はより厳しい状況になりました。いつものようにオジさん達の朝は遅く、釣り始めは9時。湖面には昨日のようなライズは見られず、ポイントが絞りきれません。結局、トローリングで広く探る方法が効果的と判断し、人力トローリングに頼わざるを得ませんでした。その結果、4回のフッキングがあり、3回バラシてし、手にしたのは1匹のみ。中でも惜しかったのは、それまでの合わせの悪さを修正し、しっかりと合わせを入れ慎重に寄せていながら、残り数メートルまで引き寄せたところでジャンプされ、あえなくフックアウトされた元気の良い一匹。悔しいです。

 こうして今年の丸沼釣行も終わりました。今回は例年より遅い時期の釣りとなり、水温がグッと冷えて魚の活性も上がっている思われましたが、餌釣り以外はやはり厳しい結果になってしまいました。特にフライは皆苦戦を強いられたようです。個人的には、トローリングで何とか釣果を得ることが出来ましたが、腕と腰がパンパンに張る有様。それに邪道な釣り方だけに、満足できずチョット気が引けます。来年こそは正統な釣り方で満足行く釣果を上げたいね。


 しかし、人力には限界があるよなぁ・・・。誰かエレキを買ってくれ〜







2009/10/13 0:27:22|剣道
再び山形へ
 連休の中日。先月の山形釣行に続いて、再び山形まで出向きました。目的は釣りではなく、毎年酒田市で開催される日本海旗争奪高等学校剣道大会の応援です。高校の保護者の方達をクルマに乗せ、片道400`を早朝3時起きして、行ってきました。

 休日ETC割引で渋滞が予想される秋の行楽シーズン。考えることは皆一緒のようで、早朝とは言え車の数が多いこと。東北道から山形道を経て、日本海側最上川河口の酒田市まで約5時間掛かりました。酒田市近郊にはサクラマスで有名な赤川が流れているんですね。高速から見える、川幅一杯に悠々と流れる景色に目を奪われ、いつか来てみたいなと言う思いに駆られます。

 大会の方は、初戦は対戦相手の欠場により2回戦が初陣です。新チーム結成以来、初めての大会です。戦力的のはまあまあかなと、思えるのですが実力は未だ未知数です。今回、次男は中堅を任されていますが、果たして結果は福島高校相手に引き分けでした。チームとしては3−0の勝利です。やったね

 続く3回戦の対戦相手は前回ベスト8の強豪・秋田商業です。先鋒が引き分け、次鋒が二本勝ち。いよいよ息子の出番です。激しい打ち合いの末、合い面で息子の面が一瞬早く相手を捕らえました。3本の白旗が揚がります。ヨシッ!! このまま行けば勝ちが濃厚です。しかし、勝負はそうは甘くありませんでした。守りに入った所を返し胴と小手を獲られて、万事休す。逆転負けでした。チームとしても1−2で惜しくも負けてしまいました。残念・・・。今回の敗戦を教訓にして、秋の新人戦に向け稽古に励んでもらいましょう。

 試合が終了したのが2時半過ぎ。帰りは渋滞を気にしながらも、海鮮市場やらパーキングエリアに立ち寄り、めいめいが思い思いの土産を手に一路帰宅の途につきました。東北道は予想通りの大渋滞45`。これには参りました。家に着いたのは11時を過ぎていました。今日一日長かったなぁ

 それにしても前回に続いての大渋滞。休日ETC割引とは如何なものでしょうか。景気対策になるかもしれませんが、CO2が増え、環境に優しくはないし、疑問の残る問題ですね。
 







2009/09/22 21:16:40|渓流
初めての東北の渓
 県内の渓魚釣りは19日を持って幕を閉じ、半年間の長い禁漁に入ってしまいました。しかし、まだ釣りは出来るんですね。東北は9月いっぱい。北海道は禁漁は無く一年中楽しむことができます。そこで連休にETC割引を利用して東北の渓を目指すことにしました

 釣り雑誌でよく見ることの出来る東北地方の渓流。水を豊富に蓄えた山の深い谷を流れる渓流は、瀬と淵が連続する。そこには多くの渓魚を育むだけの餌も豊富にある。そんなヤマメ・イワナの宝庫をいつしか訪ねてみたいと思っていました。そして、今回はその憧れの渓を釣り歩くことが出来ました。

 向ったのは山形の南部、米沢市の最上水系の上流域にある大樽川・綱木川、それに広河原川です。今回はフライにこだわり、幾つかのフライを巻いてきましたが果たして釣果の方は? 同行してくれたのはマサルちゃんです。 

 初日20日は大樽川・綱木川で数時間の釣りを楽しみ、ボーズ逃れの10aにも満たないちびっ子ヤマメを辛うじて釣り上げ、プライムタイムをこれから迎える午後4時には、宿への移動時間を考え、残念ながら渓を後にしました。

 二日目は山を隔てた白川上流の広河原川。名の通り河原の広い渓流を早朝6時から釣り上がりますが、魚影すらありません。東北の渓は魚影が濃いと聞いていましたが、この渓は当て嵌まらないような気がします。渓相がゴーロに変わり、落ち込みが点在する流心の脇のタルミでは、浮かせたフライに出はするものの、いつもの合わせに問題ありでフッキングには至りません。それでも、終盤を迎えたポイントでイメージ通りに出てくれました。日当たりの良い、開けた流心の中にある大石の裏側のタルミに投げ入れたフライに、狙い通りに来た会心の一匹です

 釣果には恵まれなかった初めての山形釣行でしたが、ルアーに頼らずフライで通した、とても意義のある二日間でした。

 釣りとは別に感慨深かったのが旅先での人との触れ合いでした。連休の真っ只中、一泊の宿を求めて探しましたが、何処も彼処も満室状態。已む無く探し当てたのが、飯豊町・中津川の山奥にある民宿・いがらし本家でした。村興しの一環で、オイラの親と同年代、八十歳近い老夫婦が営む農家民宿です。玄関先には水車が回っていました。長旅と釣りの遡行の疲れを癒せれば、素泊まりでも良いと思っていたくらいで、大して期待もしていませんでした。しかし、お二人は地元で取れた食材をふんだんに使った御馳走で、手厚く持て成してくれたのです。しかも、翌日は早朝の出立に合わせて、豪華なお弁当まで作ってくれたんです。旅先での厚い人情に触れる事が出来て、お陰さまでとても良い釣りができました。お世話になり、ありがとうございました m(__)m。


 帰って来るなり、来シーズンは何処に行こうかと、早速想いを巡らすオイラです。しかし、覚悟の上とは言え、帰りの渋滞40`は予想以上だったなぁ。マサルちゃん、お疲れさまでした。







2009/09/13 23:18:32|渓流
綺麗な秋ヤマメ

 夏の暑さも落ち着きを見せる9月。毎年、禁漁間近のこの時期は、それまで暑さで遠ざかっていた清流に、オイラはそのシーズンの忘れ物を捜すかのように足を運ぶのです。だからと言って何かが見つかる訳ではないのですが・・・。

 そんな訳で久しぶりの釣りを楽しんできました。天気は絶好の雨模様。釣り日和ですね。先ずは今年も振るわなかった鬼怒川。大谷側合流点に直行です。残り少ないチャンスを物にしようとオイラと同じ思いなのか、夜明けに合わせて数人の釣師達が集まってきました。盛んにキャスティングを繰り返すも、相変わらず当たりはありません。でも、ヤマメの活性は悪くはなさそうです。先程から盛んにバッシャーン、ドッポ−ンと、釣り師たちを嘲笑うかのように飽きるほど飛び跳ねているんですから。一時間近く粘りましたが駄目でした。残念ながら40a越えは来年以降に持越しです。

 この後は場所を大谷川に移して、秋ヤマメを狙うことにしました。最初は下流の河口付近でフライロッドを振ってみましたが、雨でドライフライの見分けがつき難く、雨粒も大きくなってきたので場所移動。ロッドをルアーに持ち替えて、今市〜日光地区まで攻めました。どうしてもフライが駄目だとルアーにたよってしまうなぁ。決してルアーが上手い訳じゃあないんだけれど・・・。

 ルアーを流心脇の筋を流すと、紅く婚姻色を纏ったヤマメが喰い付きました。綺麗な20aオーバーのヒレピン秋ヤマメです。ここでも渓魚の活性が良く、度々石の影から現れルアーを追ってきます。釣果はヤマメ3匹、イワナ1匹と、久しぶりの釣果でした。

 県内はあと一週間で禁漁に入ります。やっと涼しくなったこの時期。これからもっと楽しみたい気がしますが、渓魚の種族保存のため大切な季節を迎えるのです。静かに見守ってあげましょう。

 来週は北の方まで足を伸ばして忘れ物を捜しに行ってきま〜す。見つかると良いんだけどね







2009/08/17 17:03:19|剣道
日光剣道大会

 ひんやりとした空気に包まれた木立の中、格式ある建物・日光東照宮武徳殿において行われた日光剣道大会の応援観戦をしてきました。

 この大会は伝統ある大会で、全日本剣道連盟の後援試合でもあり、今年で59回を数えます。その中で行われる高校生の部では次男の高校が前年度優勝を飾っています。今年も先輩達に続き、連覇の期待が掛かります。

 初戦の相手は鹿沼高校でしたが、代表戦の結果惜しくも涙を飲むことになってしまいました。ザンネン・・・

 新チーム結成後、初めての試合でしたが結果を残すことが出来ませんでした。幕は上がったばかり。今日の結果を踏まえて練習に励み、良い結果が残せるよう頑張って欲しいと思います。

  がんばれ〜