渓流が禁漁になって二ヶ月を過ぎ、久しくロッドを振っていないことに改めて気づきました。晩秋から初冬に移り行く大芦川を見たくなってチョコっと覗いてきました。
東大芦川の白井平にあるカエデの紅葉が見たかったのですが、既に葉は落ちてしまい辺りは既に冬景色。通りすがりの人に尋ねてみると、11月上旬に葉は落ちてしまったとのこと。川辺に下りてみると、意外に水量が多いことにき気付きました。シーズン中の賑わいも無く、ひっそりとした佇まいを見せています。渓魚の姿も見られません。
西大芦川に場所を移動し、釣りのポイントを覗いてみると、居ましたいました。産卵時期をとうに過ぎたヤマメの姿が、澄んだ流れの中にゆったりと泳いでいました。流れに溶け込んでいて見にくかったのですが、確かに確認することが出来ました。釣りシーズンには、なかなか見られない光景です。思わずルアーをキャスティングしたい思いに駆られました。
通い慣れた大芦川もシーズンオフには違った顔を見せるんですね。こういった季節があってこそ大芦川は魚たちを育むのでしょう。来シーズンもよろしくお願いします。
そろそろ来シーズンに向けて、恒例のルアー作りに取り組まねば・・・。
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