ちょっと目がしぱしぱしてきましたが、これだけは書いてしまわねば!
お米の旅、袋詰め編です!
稲刈りの日は、早めにお昼ご飯を食べて夕方までくらいでノンストップで刈る→乾燥機への繰り返し。だいたいコンテナ4〜5杯で乾燥機がいっぱいになります。
いっぱいになったら、搬入時の水分量が計測され、仕上がりの水分量を設定して乾燥スタート。大体夜の間に乾燥が終わり、翌朝「籾摺り」という玄米にする工程をお昼まで行います。
籾摺り
写真上段左
乾燥機に入っているのはこの「籾」の状態。
写真上段中
奥の乾燥機上方から斜め下に伸びている細めのパイプを通って、赤いラインの入った大きな機械“籾摺り機”へ移動してきます。
写真上段右
籾摺り機で「玄米」と「籾殻」に分けられます。籾殻は右手前へ伸びてきているパイプを通って出てきて青いネットに入ります。これが埃っぽいし、袋もけっこう重たくなるのです。籾殻は田んぼに播いて翌年の肥料にします。農家さんによっては、籾がらを撒いたあと火をつけて灰にしています。
下写真
選別&計測・袋詰め機です。
写真で言うと機械の手前にある袋へは、未成熟米(通称 くず米)が選別されて排出されてきます。賢いです。
選別された良い玄米は、写真右の袋の下にある体重計のような機械で計量されており、設定した重さ(通常は30kg)で自動的に流れがいったん止まります。便利!
止まったら機械からはずして口紐を結わえて、保管場所へ積んでいきます。
1回の籾摺りで70袋。
尚香園は田んぼが全部で5ha弱あるので、単純計算で10回籾摺り=総量およそ20トン。規模が大きすぎて良く分からないですね!
そうそう、農協さんへ販売する分は、農協へ運び込まれたら、無作為に数袋から抜き取り検査をされて、その回のお米の等級がつけられます。
粒の色と形、大きさ、割れの有無で1等、2等、3等、規格外の4等級に分けられ、等級と銘柄で値段が決まります。
今年はまだ農協出荷していないので等級が分からないのですが、分かり次第ご報告します!
田んぼが乾いたら、もち米を刈り始めるそうです。