本日は、指導センターの研修で、地域の先輩農業女子である農村生活アドバイザーのお母さんたちとともに、栃木県へ視察研修に行ってきました!
まずは、大平町のぶどう団地内
小林一夫ぶどう園さんへ。
近年の、面倒くささからの果物離れへの策として、種無し、皮ごと食べられる品種の栽培の重要性も無視できない中でも、自分たちが作りたいもの、こだわりたい点、妥協するところしないところ、というのでしょうか。こだわって仕事をするべきポイントは押さえておかねばならない、というところ、確かになぁ〜と。
メインにお話を伺ったのは、跡取り娘のみかさんとお母様。ご家族よい関係でお仕事されておられるなぁと感じました。
みかさんは、私が今取り組んでいる、地域の嫁世代のネットワーク作りを何年か前に始められ、現在30人ほどのメンバーで、ゆったりと、役員なども敢えて立てずに活動されているそうです。
ご本人はただの飲み会〜♪なんておっしゃっていましたが、そうすることで、お互い同じ立場で意見交換ができるって、理想的かもしれません。
こちらのグループとの交流会もしましょう!と言っていただいたので、実現できるように仲間作り、していきます!
お話を伺いながら6種類もブドウの試食をさせていただいたのですが、どれもとっても甘い☆でも1つずつ全然違う味で、楽しかったです。
お土産に、おススメの 安芸(あき)クイーン という品種を購入してきました。他にも珍しい品種をつくっておられるので、自宅からそう遠くないことがわかったし今度は別のぶどうを買いに出かけてこよう〜♪
次に伺ったのは、下都賀農業振興事務所。
ここは、群馬でいうところの 農業指導センター にあたるところで、さきほどのみかさんのグループや、アドバイザーさん(あちらでは女性農業士)のグループの支援などをされている場所です。
地域食材を生かしたお惣菜、お弁当配食などをされている
らんどまあむ の理事長さんに、取り組み内容を説明いただき、お弁当もご用意いただきました。
干瓢づくりが盛んな地域ではありながら、ほとんどを関西へ出してしまっており地元で食べる機会はあまりなかったとのこと。
下野のカンピョウは厚みがあることが特徴とのことで、食べ応えが違う!たっぷりお出しを吸って、高野豆腐のような感覚です。巾着の口を縛っているあのカンピョウとは、全くの別物という印象でした。
お弁当の右下にある、 かんぴょうの八幡巻き というお料理が、下野市ブランド に認定されているそうです。
地域食、伝統食を大事にしたお弁当を製造し、道の駅しもつけ での販売の他、デイサービス、育成会行事などの注文に対応しておられます。
加工場にもお邪魔して、設備など見せていただきました。
多くの注文など受けておられる割には、コンパクトな施設だなぁと感じました。
作業導線などがよく、また急速冷却設備の導入で効率よく作業をされているようです。
しかしながら、やはり保健所の許可はこちらでもネックだったとのこと。
矛盾、無駄のない制度に変わってほしいものです。
最後に、道の駅しもつけ にて視察。
商品陳列棚がオシャレ!棚それぞれにライトが設置されていることにもびっくり!
また、なんと魚まで売っているというところにもっとびっくり!!
鮭やアジの開き、小女子や貝の佃煮と様々。量り売りだったり、1枚いくら、だったり。
あまりゆっくり見られなかったので、今度じっくり訪れたいですね〜。
お話を伺ったお二方、またご家族の皆様、お忙しいところにお邪魔させていただきありがとうございました☆