講習の時間まで少しあったので、下の見世蔵を見せてもらいました。
一階部分は、昔の商家を改装した物産館になっていたのですね。
見上げると当時の梁がすごい。
この梁は赤松を使用していて、上棟から108年経っているとか。
何気なく使っていた蔵座敷が、このような歴史ある建物だったのかと
今更ながら感心。
さて、本日は干菓子を使った講習です。
右にあるのが「落雁(らくがん)」といい、左にあるのは煎餅。
これまでの主菓子とは、また作法が変わります。
切り替えの連続になりますが、要点だけ覚えて行きましょう。
一通り、干菓子でお茶をいただいた後は、前回何度も
折り方を練習頂いた、袱紗を使った茶道具の拝見です。
袱紗を敷いて 棗→茶杓 の順で拝見して回覧板のように
お隣へ回していきます。
この拝見もお茶会には付き物ですから、さわりだけでも 是非体感して
頂ければと思います。
次回はいよいよ最後の茶道講習となります。
これまでの総まとめとして、本番さながらのお茶会形式で
実戦と行きましょう。