宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2024年10月中旬
17日
9:30〜11:30 薄曇り 25℃
 
 晴に近い曇で、気温が高いのですが気持ち良い空気です。
 上人橋から入ると、中洲周辺にカルガモが2羽、1羽、1羽と見えます。しばらく待って、セグロセキレイの声がして、やっと2羽、1羽、1羽が現れました。
 ハシボソカラスが1羽、堰のあたりを移動していました。
 赤津川に入ると、水田にチュウサギ1羽、顔の感じ、嘴などから、チ ュウサギと判断できました。
 ムクドリが1羽、1羽、と飛び、モズも電線に1羽留まっていました。
 好天なのに鳥が少ない気がします。気温が低い日が続いたのに今日は上昇しているせいでしょうか。この乱高下を鳥たち、とくに渡りの鳥は大変なのではないでしょうか。
 滝沢ハムの林では、鳥がにぎやかです。
 ヒヨドリが15羽、一斉に飛びたち、3羽が後を追いました。キジバトが3羽、樹木の中を移動していました。ムクドリが5羽、群れて飛んでいました。
 池には、最近では珍しく、鳥が集まっています。コサギ1羽、アオサギ1羽、カルガモ16羽、また冬鳥を迎える場所になってくれると嬉しいことです。
 久しぶりで、ガビチョウの声が聞こえました。ここだけでしたが。
 サクラの並木でシジュウカラが5羽移動していました。混群ではありませんでした。ただ一瞬コガラか、?と思われる、黒い頭部が見えましたが、もっと高地に生息するもののようなので、疑問です。ここにも来てくれたら嬉しいのですが。頭の黒さを感じたのですが、体を確認できないうちに移動されてしまいました。
 大岩橋、河川敷林では、モズが2羽、1羽、1羽が高鳴きでした。
 スズメが2羽、河原の方に移動していきました。
 大砂橋付近も、林も中州もなぜか鳥がほとんど見えませんでした。
 公園の川は、セキレイ類の歩ける中州が少なくなっているのに改めて気づきます。それでもセグロセキレイが2羽水辺を伝っていき、突然、カワウが1羽、川を遡っていきました。
 池にもほとんど鳥がいなくて、東池にカイツブリが1羽潜水を繰り返していました。ペアではなくなっていました。
 よく見ると、カルガモが11羽、縁に並んでうずくまっていました。
 上人橋の近くにチュウサギが1羽。これも顔で確認できました。
 前回と同じ、上人橋近くの山林でカケスの声がしました。そして反対側の錦着山からも聞こえました。この辺を行き来しているのかもしれません。注意してみようと思います。
 永野川を下っていくと、睦橋付近でコサギが1羽、よく出没する日です。 

 小鳥の声もにぎやかになりました。葉が茂っていて見にくく、正確なカウントができていないと反省します。探鳥の技術、もう少しアップしたいのですが。
 ヒヨドリが目立ってにぎやかになりました。市街地の巴波川には、すでにヒドリガモが来ていますが、この辺りはまだです。昨年のように多種のカモが飛来してくれることを祈ります。
 
カワウ: 公園1羽
カイツブリ:公園東池で1羽。
キジバト: 滝沢ハム林で3羽
カルガモ:合流点2羽、赤津川で2羽、滝沢ハム池で16羽、
 東池で11羽、計31羽。
チュウサギ:上人橋付近1羽、赤津川1羽、計2羽。
アオサギ:滝沢ハム池で1羽、永野川二杉橋〜上人橋1羽、計2羽。
モズ: 赤津川1羽、滝沢ハム林、3羽、4羽、大岩橋2羽、1羽、
 計11羽。
スズメ: 大岩橋付近林2羽。
ムクドリ: 赤津川1羽、1羽、滝沢ハム林5羽、計7羽。
ハシボソカラス:合流点1羽、滝沢ハム付近3羽、計4羽。
ヒヨドリ: 滝沢ハム林15羽、3羽、公園8羽、計26羽。
セグロセキレイ:合流点2羽、1羽、1羽、公園2羽、計6羽。
シジュウカラ: 滝沢ハム付近3羽、2羽、公園2羽、池1羽、計8羽。
ガビチョウ:滝沢ハム付近1羽。

 
 
 







永野川2024年10月上旬
6日 
10:30〜12:30 曇 22℃
  1私事ですが帯状疱疹となり、またお天気も悪くて、9月下旬の探鳥はできませんでした。
 体調は戻りましたがお天気は相変わらず悪くて、今日も9時出発の予定だったのに雨となり、10:30分ようやく出かけることができました。
  二杉橋から入ります。最近の雨は影響なかったようで、水は澄んで水 量も少ないものでした。そろそろ渇水期に入るのかもしれません。
 電線にスズメの5羽の群れが見え、アオサギが岸辺に1羽、上人橋までに、1羽ずつ4羽が見えました。睦橋付近でダイサギが1羽、やっと現れた、という感じで、その後、合流点、公園の木の上、池、大砂橋と現れるのがすべてアオサギでした。
 カルガモも2羽、3羽といますが、まだ渡りのカモは来ていません。
 ヒヨドリが6羽、川を割っていきました。
 高橋付近の流入口で、鳥影が見え、双眼鏡に入れると久しぶりのキセキレイでした。キセキレイは確認しないと見えないのは色の対比がセグロセキレイほどではないからでしょうか。セグロセキレイも2羽現れ、ハシホソカラスも2羽、水辺におりていました。
 上人橋の真下でカイツブリが2羽、ここで見るのは珍しいことで、もう冬羽になっていました。
 上人橋近くの森林から今季初カケスの声が聞こえました。声だけでしたが2羽はいる様子、会いたいものだと思います。
 公園の池には西にカルガモが2羽とアオサギ1羽のみでした。
 公園ではモズの声が2か所で響いていました。川ではカルガモ1羽、セグロセキレイ1羽、1羽のみでした。
 大岩橋の河川敷ではホオジロの地鳴きが3か所で聞こえました。
 林では鳥の小さな声がするのですが、暗くてよく見えず、しばらく待ってエナガが5羽確認できました。
 滝沢ハム付近サクラ並木で、エナガ7羽、コゲラ1羽に会えました。
 ハシブトカラスが8羽の群れ、弱々しい野良猫が近くにいて危険です。猫餌缶などが転がっていて、不気味です。
 ハシボソカラスはまた別のところで3羽。こちらは餌とは関係なさそうです。
 滝沢ハムの林のかなり上空で、トビ1羽、久しぶりに見ました。
 赤津川に入ると、カルガモが30羽群れていました。秋が来ている感じです。カルガモもまたどこかから渡ってくるのでしょうか。ヒヨドリ10羽も群れて川を渡っていきました。
 モズが電線で1羽鳴きまねをしていました。他に2羽もしきりに鳴いていました。
 田んぼのかなり遠くにチュウサギ1羽いました。
 スズメが木に31羽、11羽と、まとまっていました。なぜかそばにムクドリが1羽見えました。ムクドリはスズメと並ぶとかなり大きいと実感できました。
 合流点の堰をイソシギが1羽渡っていました。これも久しぶりです。
 
 お天気には恵まれなかったのですが、キセキレイや、イソシギに会い、スズメ、カルガモの大きな群が見られよかったと思います。
 サクラの葉はすべて散り、秋咲の桜が、もう咲いていました。今年は7本すべてきれいに花をつけていました。
 探鳥の季節がそこまで来ている気がします。
 
カイツブリ:永野川上人橋で2羽。
カルガモ:永野川二杉橋〜上人橋 2羽、3羽、合流点2羽、
 公園1羽、池2羽、赤津川15羽、15羽、計40羽。
ダイサギ:永野川二杉橋〜上人橋1羽。
チュウサギ:赤津川水田で1羽。
アオサギ:永野川二杉橋〜上人橋1羽、1羽、1羽、1羽、
 合流点1羽、公園池1羽、大砂橋付近2羽、計8羽。
イソシギ: 合流点の堰で1羽。
モズ: 合流点1羽、公園1羽、1羽、大岩橋河川敷林1羽、
 滝沢ハム林1羽、1羽、赤津川1羽、1羽、1羽(鳴きまね)、
 2羽、計11羽
コゲラ: 滝沢ハム付近サクラ並木で2羽。
スズメ: 二杉橋〜上人橋5羽、12羽、合流点2羽、赤津川11羽、31羽、計61羽、
ムクドリ: 赤津川樹木に1羽。
ハシボソカラス:二杉橋〜上人橋2羽、合流点2羽、滝沢ハム付近
 3羽、計7羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近2羽、4羽、2羽、計8羽。
ヒヨドリ: 二杉橋〜上人橋6羽、滝沢ハム林10羽、計16羽。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋2羽、公園1羽、1羽、大砂橋1羽、 
 計5羽。
キセキレイ:永野川睦橋付近1羽。
エナガ: 大砂橋付近山林5羽、滝沢ハム付近サクラ並木7羽、
 計12羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷3羽。

 







永野川2024年9月中旬
14日  5:30〜7:30 晴25℃
 
 晴れて朝でも暑さを感じる日です。
 上人橋から赤津川へ向かいます。
 保育園の大きめの木にエナガが群れていて5羽。今日は混群ではありません。
 川の水かさは増していましたが、濁ってはいませんでした。
 合流点ではセグロセキレイが中州のあちこちで見え、1羽、2羽、1  
 羽、2羽、アオサギ1羽、チュウサギも1羽。
 赤津川に入ると電線にムクドリ29羽ならんで留まっていて、一斉に田に降りて行きました。
 キジバト1羽が畔道をよたよた歩き、自転車が近づいてやっと飛び立ちました。
 川岸にアオサギが1羽、羽の様子からしてかなりの幼鳥です。
 モズは普通に鳴いています。
 滝沢ハムの林でヒヨドリの声で、7羽確認しました。幼鳥も1羽確認しましたがもっといたかもしれません。
 ハシブトカラスが、5羽、5羽と争っている感じでした。
 大岩橋の大皆川側の道で、ガビチョウの声がして、草むらと道を茶色の鳥が出入りしていました。よく見るとガビチョウで少し小型ですが白い過眼線が確認できました。幼鳥のようです。5羽も出てきました。繁殖力の強さを思い知りました。
 大砂橋河川敷でセグロセキレイ1羽、ここも満水状態で中州が無く、岸や石の上を伝っている感じでした。
 残っている草むらの中でホオジロの声がしました。
 
 公園の大木でハシボソカラス5羽、増えているのかもしれません。
 公園の川で、遊歩道沿いに小さな水たまりができていました。あるいは草がなぎ倒されて見えてきたものかもしれません。カイツブリの若鳥が1羽、すぐ潜ってしまったのですが、近くにはカルガモ1羽いて、水中には魚の影も見えていました。
 ここは2019年の増水で川の流れが全く変わってしまい、遊歩道からはあまり川は見えませんでした。ときに姿を変える川を素早く利用する生き物がいるのだと思いました。
 公園には鳥影もなく、池にも東にカルガモ2羽のみでした。

 上人橋から二杉橋に向かって永野川を下ります。
 セグロセキレイが1羽、1羽、と飛びます。
 岸辺にダイサギが1羽、コサギが1羽、少し下にも同じようにダイサギ1羽、近くにコサギが1羽。この2種類、一緒のことが多いです。離れてアオサギも1羽、サギ類にたくさん会えました。
 
 センニンソウやクズが咲き始めて強い香りを放ちます。
 クズを公園に植栽した宮沢賢治を思います。花も香りも美しく丈夫です。
 
カイツブリ:公園の川の水たまり?に幼鳥1羽。
キジバト: 赤津川、畔をよちよち歩く1羽。
カルガモ:合流点1羽、公園1羽、滝沢ハム池1羽、公園池に2羽、
 計5羽。
ダイサギ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、計2羽。
チュウサギ: 合流点1羽。
コサギ:二杉橋〜上人橋に1羽、1羽、計2羽。
アオサギ:合流点1羽、赤津川1羽、滝沢ハム池1羽、 
 二杉橋付近1羽、計4羽。
モズ: 合流点1羽、滝沢ハム1羽、公園池で1羽高鳴き、計3羽。
スズメ: 合流点1羽、2羽、16羽、計19羽。
ムクドリ: 赤津川電線に29羽。
ハシボソカラス:合流点1羽、公園5羽、計6羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近5羽、5羽、計10羽。
ツバメ:赤津川1羽。
ヒヨドリ: 滝沢ハム林7羽。
セグロセキレイ:合流点1羽、2羽、2羽、1羽、公園1羽、
 滝沢ハム付近2羽、永野川上人橋〜二杉橋1羽、1羽、計11羽。
エナガ: 上人橋保育園樹木で7羽。
ホオジロ:大砂橋河川敷1羽。
ガビチョウ:合流点1羽、公園1羽、滝沢ハム林1羽、
 大岩橋付近1羽、5羽(幼鳥)計9羽。

 







永野川2024年9月上旬
 6日 
5:30〜7:30 晴22℃
 
 二杉橋から入ります。
 水量はさほど多くはなく、濁ってはいませんでした。でも、東岸のみですが、遊歩道の上に、濁流の跡の泥が厚くこびりつきひび割れしていました。こちらの岸が低いということを実証したようです。この状態は睦橋の手前まででしたが、この状態を当局は把握しているのでしょうか。
 二杉橋から上人橋までは、キジバト上空を1羽、ダイサギが川岸の水の中に、1羽、1羽、アオサギ1羽、中州にハシボソカラスが2羽、セグロセキレイ1羽、1羽と常連が集まり、モズが鳴いていました。
 久しぶりにツバメが4羽、上り下りしていました。
 公園の池ではカルガモ3羽とセグロセキレイ1羽のみ、今はあまり鳥の気配がありません。
 公園の桜並木を歩いていると、サクラの大木で、小さな鳥がたくさん動いていました。まだ葉が多いのと光線の関係ではっきりしませんが、エナガ15羽、シジュウカラ5羽確認、コゲラが2羽鳴きながら幹を上り下りしていました。
 公園のワンド跡でモズが高鳴きを初めていました。
 公園の川は濁流が背の高い草をなぎ倒していったようです。それでも中州や岸辺が見えないところが多く鳥の姿はカルガモ2羽のみでした。
 大岩橋の河川敷林で、ウグイスの地鳴きの声が聞こえました。また来季もウグイスが囀ってくれることを祈ります。
 河川敷林や山林でモズの声が3か所、まだ高鳴きではなかったようです。
 大砂橋中州でアオサギ1羽、セグロセキレイ2羽、中洲は回復していますが、鳥はあまり戻っていません。
 今日はガビチョウが聞こえないと思っていたのですが、帰り道、大岩橋河川敷林から大きな声が1羽分聞こえてきました。
 滝沢ハム付近で、野良猫に誰かが与えた猫餌の缶を、ハシブトカラスがつついていて、猫が2匹遠巻きにしていました。餌をやる人は、カラスが猫を襲うこと考えているでしょうか。
 滝沢ハムの池にダイサギが2羽来ていました。
 合流点の橋から眺めていたら、イソシギが1羽鳴きながら下っていきました。
 赤津川では、まだセッカが2か所で鳴いていました。
 瓦店の駐車場付近でハクセキレイが1羽。駐車場の鳥という話が浮かびます。
 合流点に来るとカルガモが4羽、2羽、3羽と中洲の間を縫って泳いでいました。
 中州に、セグロセキレイ1羽、コチドリ2羽で移動していました。遠くてアイリングは確認できませんが、顔の感じ、大きさ、動き方からコチドリかと思います。
 少し下にチュウサギが2羽、上人橋近く流入口にダイサギ1羽、コサギ1羽、今日はここが一番よい探鳥地でした。
 個々の中州と錦着山をまとめて見に来たいと思いつつ時が過ぎてしまいました。残り少ない今年ですが、実現したいと思います。
 
 
キジバト: 二杉橋付近1羽、大岩橋付近1羽、赤津川1羽、計3羽。
カルガモ:合流点3羽、4羽、2羽、3羽、公園2羽、赤津川2羽、計16羽。
ダイサギ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、合流点1羽、1羽、滝沢ハム池1羽、1羽、計6羽。
チュウサギ: 合流点2羽。
アオサギ:二杉橋付近1羽、大砂橋中州計2羽。
コチドリ: 合流点2羽。
イソシギ: 合流点1羽。
モズ: 二杉橋〜上人橋1羽、公園ワンド跡1羽高鳴き、
 大岩橋付近1羽、1羽、1羽、赤津川1羽高鳴き、計6羽。
コゲラ: 公園サクラ並木に2羽。
ハシボソカラス:二杉橋〜上人橋1羽、2羽、公園3羽、計6羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近1羽。
ツバメ:永野川上人橋〜二杉橋4羽。
ウグイス: 大岩橋河川敷林1羽。
セッカ: 赤津川水田1羽。
セグロセキレイ:永野川上人橋〜二杉橋1羽、1羽、合流点1羽、池1羽、公園1羽、大砂橋付近1羽、1羽、計7羽。
ハクセキレイ: 赤津川瓦店駐車場で1羽。
シジュウカラ: 公園桜並木で2羽、混群中。
メジロ: 高橋付近民家で1羽。
エナガ: 公園サクラ並木で15羽、シジュウカラ、コゲラと混軍。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林1羽、滝沢ハム付近1羽、計2羽。

 
 







永野川2024年8月下旬
26日 
5:30〜7:30 曇 24℃
 
 曇っていて天気予報も悪いかったのですが、その後の予定もたたなかったので出かけました。。
 上人橋から赤津川に行くつもりで合流点に向かいます。。
 上人橋上の中州は、少し水量が多くペットボトルなど流れていましたが、澄んでいたので安心していました。
 セグロセキレイやハシボソカラスが舞い、流れではカワウが2羽、カワセミも1羽、カルガモ1羽、泳いでいました。
 中州の一部分、草が刈ってあり、大きめの茶色の鳥が3羽見えました。久しぶりで見るキジの若鳥でした。少し顔の色が変わり始めている1羽は雄です。
 そこまで到着から5分ほどでしたが、ふと永野川を見ると公園内の飛び石の所で、川の水が増えて波が盛り上がっているのが見えました。今までとは全く違う濁流でどんどん増えてきました。
 不安でしたが、赤津川に入ると、赤津川では水は濁っていましたが、それほど増えていませんでした。セッカがずっと下降声で鳴いていて、スズメが6羽草むらに舞っていました。
 滝沢ハム池にはアオサギの若鳥が何か水に溺れた後のような形で留まっていました。
 永野川に戻って大岩橋を越えると、河川敷は埋もれていませんが、水が道路に少しあふれていました。
 河川敷の方から、ホオジロの声が3か所で聞こえた。林でモズの声がしていました。
 大砂橋付近の中州はすべて水に埋まっていましたが、ダイサギが1羽、1羽、上空を舞ったり岸に留まったりしていました。
 取水口の上で小さ目のホオジロの若鳥が1羽、不器用に囀っていました。
 公園内の川も、濁流が早く、遊歩道ぎりぎりまで増えていました。アオサギが1羽岸に何とか場所を見つけたように留まっていました。
 川岸をハクセキレイが1羽、濁流の向こうでオオヨシキリの声が聞こえて、ひとまずほっとしました。
 ハシブトカラスガ公園の広場を横ぎっていきました。
 永野川は下の遊歩道すれすれくらいまで濁流が増えて速い流れになっていました。
 ツバメが1羽、2羽、遡ったり下ったりしていました。
 岸近くにチュウサギが2羽、これは嘴の確認できました。
 セグロセキレイが2羽、2羽、3羽と遊歩道を行ったり来たり、カワウがなぜか元気で2羽、1羽、1羽と泳いでいました。
 
 家に帰って、未明に永野川上流の鹿沼市で線状降水帯が通って被害が大きかったことを知りました。
 増水はそのためでした。そんなに長い雨ではなく、かなり遠く離れているのにこれだけ早く増水があること、気に留めておかねばなりません。
 
 広い範囲で伸びていた雑草を刈り取ってくれて、綺麗になりましたが明らかに除草剤を撒いてあるようで、茶色く枯れています。これは空き地に対する方法だと思います。ここは公園の広場で、加えて自然の豊かな場所でもあります。この広範囲の枯れ草を見るために、公園の広場を作っているのでしょうか。今後どう変化するかが気になります。
 キツネノカミソリは雑草と一緒に刈り取られてしまいました。今年の花に会えたのは幸せといわねばなりません。根を残していてくれればいいのですが。
 何とか雨も降らず、その後天気は回復しましたが、増水して堰を越えてくる濁流や、茶色くなった公園を思い出すと気分が重くなります。若いキジ3羽、元気で育て!
 
キジ: 合流点中州の若鳥3羽。
カワウ: 合流点2羽、公園1羽、永野川二杉橋付近2羽、1羽、1羽、 
 計7羽。
キジバト: 合流点2羽。
カルガモ:合流点1羽、西池2羽、永野川1羽、計4羽。
ダイサギ:大砂橋付近岸辺に1羽、1羽、永野川上人橋下1羽、1羽、 
 計4羽。
チュウサギ: 永野川睦橋付近2羽。
アオサギ:滝沢ハム池1羽、公園1羽、公園に西池1羽、計3羽。
モズ: 大岩橋河川敷林で1羽、永野川上人橋付近で1羽、計2羽。
カワセミ: 合流点1羽。
スズメ: 赤津川6羽。
ハシボソカラス:合流点2羽、滝沢ハム付近4羽、計6羽。
ハシブトカラス:公園2羽、永野川2羽、計4羽。
ツバメ:永野川上人橋〜二杉橋1羽、2羽、計3羽。。
セッカ: 赤津川水田1羽。
オオヨシキリ: 永野川公園内の川岸ヨシの中に2羽。
セグロセキレイ:合流点1羽、大砂橋付近1羽、公園3羽、永野川上人橋〜二杉橋2羽、2羽、3羽、計12羽。
ハクセキレイ: 公園樹木で1羽。
シジュウカラ: 公園樹木2羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷で2羽、1羽、大砂橋付近1羽、計4羽。
ガビチョウ:合流点1羽、大岩橋河川敷林1羽、公園2羽、計4羽。