27日
風が出そうな気配でしたが、年内は予定が詰まっているので出かけることにしました。時折風が吹きますが、寒さはそれほどでもありません。でも二杉橋付近には、ほとんど鳥影はありませんでした。 少し登ったところの電線にカワラヒワ7羽がとまっていて、川と往復を繰り返していました。セグロセキレイが時々1羽ずつ中州を走ります。一瞬キジ♀が川岸の草むらから一瞬飛び上がり、また消えました。 高橋下にコガモが9羽群れていました。今年はあまり大群に会いません。これからでしょうか。 いつもとコースを変えて、公園方面に行くと、木々はすっかり葉をおとしていましたが、鳥の姿はありません。木の葉が風にくるくると舞って芝生を走り、一瞬鳥かと思ってしまいます。 調整池では、ヒドリガモに続いてカルガモも消えて、鳥はゼロでした。なにかあったのだろうか、と思ってしまいます。 公園の内部はまだ崩れたままで、ゆっくり歩く気にもなれず、土手から眺めていてもほとんど鳥はいません。 大岩橋上の河川敷林でも、風のせいか鳥は隠れてしまっているようで、やっとカシラダカ1羽、カワラヒワ1羽確認できました。 北側の岸の草むらにアオジが潜んでいました。ここは荒い草むらなので、中に隠れている鳥を見ることができます。ここもアオジの定位置のようです。 滝沢ハムのクヌギの林もすべて葉をおとしましたが鳥の姿はなく、コゲラの声が響いていました。 赤津川合流点近くに、ダイサギが2羽、風に冠毛が逆立たせながら懸命に耐えているようでした。 陶器瓦近くの川岸のブッシュの下と少し上流に、バンが1羽ずつここも定位置です。 新井町のいつもの田にケリの声が聞こえました。最初は全く分からなかったのですが、数分待つと、3枚向こうの田に黒い鳥影が4羽、嘴の黄色と胸の柄が少し見え、確認できました。いつも場所を決めて来ているようです。 永野川を下って来たとき、高橋の下の草むらでアオジ1羽、そして二杉橋近くでも1羽、眼の前に飛んでくれました。アオジは、私が鳥を見始めて早い時期に図鑑で調べて初めて知った鳥なので、確認できるとそれだけでうれしくなります。 二杉橋付近で、カルガモ30羽が群れていました。今日は全体でも少なく57羽でした。 久しぶりで時間の余裕があったのですが、鳥は寒さと風で隠れてしまったようでした。スズメだけは元気で、草むらや林や川で30羽単位で群れていました。 今年はこれで最後になりそうです。葉をおとした木々のもとで、またたくさんの鳥に会えることを祈っています。 鳥リスト キジ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、ダイサギ、バン、ケリ、コゲラ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ、カシラダカ |