6日
骨折した膝がどうにか回復したので、足慣らしのつもりで、永野川緑地公園だけの予定で出かけてみました。
気温は低くないのですが、風が時折強く吹き付けるので、公園の中を中心に1時間ほどで帰りました。でも鳥には沢山会いました。
公園東のハリエンジュの大木と、ワンド跡の草むらを行き来して、シメが12羽、風に巻き上げられるように飛んでいました。何かスズメ並という感じでした。
公園の中の川の下流で、カイツブリが2羽、カルガモが10羽、思いがけないところで沢山集まっていました。
セグロセキレイ1羽、と思うとハクセキレイも来て、ツグミも来て、ダイサギもいて、探鳥会向きの出足です。少し上流の川岸にイソシギが1羽見えました。
ピオピオという声がずっとしていて、イカルチドリ2羽、と思って見ると、アイリングがはっきりしていて、コチドリでした。ここでは滅多に出会ったことがなく、何ともラッキーな偶然です。なぜか2羽で中州の狭い範囲を、ずうっと鳴きながら駆け回っていました。
対岸をカワラヒワの15羽の群れが木から木へ渡っていきました。
大岩橋の上から上流を眺めると、中州にキジバトが1羽じっとしていました。ちょっと珍しい光景です。
滝沢ハムの草むらの中では、鳥の小さな声と動きが感じられるのですが、風の中に出てくるものは無く、やっと雑木の頂にホオジロが1羽、留まっているのを見つけました。
赤津川との合流点に、アオサギ1羽、カワウが1羽見えました。
錦着山裏の休耕田にケリが1羽、この場所も、1羽でいるのも珍しいことです。
短い時間でしたが、鳥種が豊富でした。明日にでも残りの場所を歩き、上旬記録をまとめたいと思います。
鳥リスト
カイツブリ、カルガモ、キジバト、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コチドリ、ケリ、イソシギ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、エナガ、ツグミ、スズメ、セグロセキイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ
8日
昨日は強風で出かけられなかったので、一日間をおいての観察になりました。永野川と赤津川を往復する予定で出かけました。風もなく暖かくて探鳥日和です。
二杉橋から入りました。
二杉橋付近は、川の水が減って中州が広く、ダイサギ、セグロセキレイ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、イカルチドリが揃っていました。
コガモが、睦橋までの間に、20羽、10羽、8羽、3羽、2羽、1羽と近い場所に分散して、合計44と今年最大となっていました。
川岸ではウグイスが地鳴きして、上人橋までの間にカルガモ、カワラヒワ、アオサギ、ハクセキレイ、カワウなどが次々に現れ、みんな元気だったね!といいたくなりました。
このあたりの工事は80パーセント終わったようです。
上人橋上で、イソシギが鳴いて飛び立ち、カワセミが錦着山裏の田んぼから飛び立ち川に向かいました。
泉橋上では、バン2羽、カルガモ7羽、3羽、ここも工事は一部を残して終了しつつあります。
新井町に入るとツグミが次々に田んぼから飛び立ち川を越えて行きました。
カワセミがずっと川岸に留まって、鮮やかな青を十分に見せてくれました。嘴も十分見る時間があり、♂でした。
いつもの田で、ケリが1羽だけ見えました。もうは分散してしまったのでしょうか、今日も錦着山裏で1羽見つけました。
草むらに隠れていて見えませんが、カワラヒワが10羽以上はいるようでした。
上人橋に平行する電線にムクドリが7羽、並んで留まっていました。ほんとにスズメ状態です。
調整池のヒドリガモは11羽、カルガモ7羽でした。
3日間になってしまいましたが、いつもの顔ぶれに会うことができて幸いでした。中旬には1回で見られるよう、頑張りたいと思います。
鳥リスト
カイツブリ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、バン、イカルチドリ、ケリ、イソシギ,モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツグミ、スズメ、セグロセキイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ