宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2024年3月中旬
14日 9:30〜11:30 晴 11℃
 
  上人橋から東岸を遡ります。
  中州にダイサギ2羽、少し上ると、カルガモ6羽見えましたが、昨日寒かったせいかあまり鳥がいません。
 赤津川に入ってカルガモ、コガモが少数ですが現れました。中にカイツブリが1羽混じっていました。
 モズが電線に1羽みえました。
 ヒバリは西岸の一か所しか囀っていませんでした。
 田にアオサギ3羽並んでいました。皆、幼鳥のようで、それぞれ模様が違っています。はっきり把握できるようにしなければ。
 滝沢ハム池の林にキジバトが6羽一緒に移動していました。公園のモクセイに、ムクドリが5羽移動していました。
 滝沢ハムの池にオカヨシガモが♂2羽、♀3羽、今年は飛来が増えていて嬉しいことです。他はヒドリガモ2羽のみでした。
 大砂橋付近の中州にはほとんど鳥がいなくて、ハクセキレイが1羽のみ浅瀬を渡っていました。
 取水口からカワセミが1羽、川に向かって飛んで一瞬で移動していきました。
 山林を茶色の小さな鳥が3羽横切って行きました。小さなチッチという鳴き声からカシラダカと思います。
 いつも何かしらいる公園の川には何も来ていませんでした。
 公園の芝生にツグミが1羽、今年は少なくて会えるのは幸いです。
 サクラ並木には、シジュウカラ、コゲラ、エナガが現れては消えていきます。
 公園の池、西池にはやはりヒドリガモが多く73羽、カルガモ15羽、コガモ3羽で池いっぱいに広がっていました。なんとかカウントして、ふと池の周囲の烏を見ると、土手の上から見るので、頭だけが見て、何か黒っぽいカモが1羽、少し他のカモとは距離を置いていました。何かの♀か、と思ってよく見ると体は褐色で、オナガガモの♀のような羽の模様がありました。何か特色を探さねば、と思って見ていたら、嘴のそばに白い斑点がありました。取り急ぎそれを絵にして家に帰り、嘴を頼りにネットを探すと、なんとトモエガモの♀に当りました。
トモエガモは今季♂を何とか確認しているので、可能性はあります。バードリサーチと野鳥の会の方にお聞きするとトモエガモで間違いないと教えていただきました。自分で確認できたことくらい嬉しいことはありません。少数派のカモが、この池にもやってきてくれたことも嬉しいことでした。今日はたった1羽でしたが、少数派のトモエガモなどは他のカモと一緒にわたっていくのだそうです。
 
 永野川はいつもにもまして鳥は少ない日でした。ウグイスも囀りませんでした。でも睦橋付近で、川床の石のうえでキセキレイが1羽来ていました。またイソシギガ1羽、水面すれすれに遡っていきました。
 
 昨日の寒さのせいか、今一鳥が少なかったのですが、トモエガモの♀を確認できたこと、こんなにうれしかったことはありません。
 
 
カイツブリ:赤津川、中ほどに1羽。
キジバト: 滝沢ハム林6羽。
カルガモ:合流点に1羽、5羽、赤津川に2羽、2羽、5羽、
 公園西池に15羽、
東池に20羽、計50羽。
ヒドリガモ:滝沢ハム池に2羽、公園西池に73羽、計75羽。
コガモ:赤津川3羽、1羽、公園西池に3羽、東池に5羽、
 永野川上人橋付近3羽、計15羽。
オカヨシガモ:滝沢ハム池♂2羽、♀3、公園東池に2羽、計7羽。
トモエガモ: 公園西池に♀1羽。
ダイサギ:合流点に2羽、赤津川に1羽、1羽、大砂橋付近に1羽、
 公園上空1羽、計6羽。
アオサギ:赤津川田に3羽。幼鳥。
イソシギ: 睦橋下中州で1羽。
トビ: 赤津川上空1羽。
モズ:赤津川田の電線に1羽、滝沢ハム林に1羽。
カワセミ:大砂橋付近取水口で1羽。
コゲラ:公園樹木に1羽。
スズメ: 特に目立った群れはない。
ムクドリ:滝沢ハム桜並木に5羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒバリ:赤津川1か所。
ハクセキレイ:大砂橋付近中州に1羽、永野川睦橋付近1羽、計2羽。
セグロセキレイ:上人橋付近1羽。
キセキレイ: 睦橋付近で1羽。
シジュウカラ: 公園樹木で1羽。
エナガ: 公園樹木で3羽。
ツグミ: 公園芝生で1羽、公園池岸で2羽、計3羽。
カシラダカ: 大砂橋付近3羽。

 
 







永野川2024年3月上旬
7日 9:30〜11:30 曇 9℃
 
 二杉橋へ向かう途中、昨年、サギのコロニーのあった場所に行ってみました。
 近づいても木立が見えてきません。着いてみると、きれいに盛り土がされて、はるか先まで木は一本もありませんでした。確かに、土木事務所の主張では、鳥がいなくなったら伐採する、ということでしたが、まさかこのように早く、このように整地されてしまうとは。
 確かに、少し山に行けば繁殖地はたくさんあると思うし、住宅地のすぐそばのサギの繁殖は問題があると思いますが、鳥たちが選んだこの場所にはそれなり意味があるとも思います。今年はどこで営巣するのでしょう。
 
 二杉橋の西岸に向かいます。その時、川から少し離れていますが、西方からウグイスの囀りが聞こえました。今季初です。かつては、岸の茂みで鳴いていましたが、茂みが消えてしまったいまでも、この辺りはウグイスの繁殖地なのでしょう。上人橋近くでも聞こえました。やはり林の方ですが、川に近いところを好んでいるのでしょうか。
 
 工事の盛り土の近く水が豊富なところでカルガモが6羽泳いでいました。
 少し遡ったところで、イソシギが脚が全部隠れるくらい深いところを中州から岸に向かって渡っていました。初めて見る光景で、腹部の白い模様を見極めるのが大変でした。
 あちこちでセグロセキレイ5羽、高橋近くでハクセキレイが4羽、ここでは珍しいことです。
 
 公園の池に先に回りました。
 東池にはカルガモが多く34羽、ヒドリガ4羽、西池にはヒドリガモが多く72羽、コガモ4羽、アオサギ1羽でした。
 公園の上空をカワウが久しぶりに1羽旋回していきました。
 公園の大木にカワラヒワ16羽、ピキピキという小さな声で、スズメとは違う、と思いました。曇っていてやっと短いくちばしと黄色い紋を確認できました。
 公園の川の中ほどの中州の近くにマガモ♂♀、初めて見る場所です。ここでは繁殖はしないと思うのですが。つがいのように見えます。
 川の中の草むらで、ちちちっというホオジロ特有の声がしました。本当に久しぶりなので、姿は見えないのですが、カウントしました。
 公園の上空で久しぶりトビ2羽上旋回していました。
 水辺にカイツブリ。ここでも時折見かけるようになりました。

 大岩橋を渡ってもあまり鳥の気配がありません。大砂橋近くまで行き、林の大木から、エナガが5羽出てきて、奥からはコゲラの声もしていました。
 滝沢ハムのクヌギ林で、何か声と鳥の気配がありましたが姿は見えません。反対方向に歩くと河川敷に残ったハリエンジュの大木に、群れているイルカを見つけました。薄曇りなのに逆光ではみにくくて、場所を改めて黄色い嘴を確認できました。23羽、晴れていれば、もっとはっきり見えたのに残念でした。今年もう一度会えるかどうかわかりません。
 滝沢ハムの池には、カルガモ、コガモのほかにオカヨシガモ4羽、♀3、♂1でした。
 木立にキジバトが4羽。キジバトは群れないといいますが、この4羽の関係はなんでしょうか。今繁殖期ではないと思うので、親子ではないでしょう。
 赤津川にはヒバリが2か所で囀っていました。
 
 合流点にカルガモ、セグロセキレイなど少数が点在していました。
 上人橋のすぐ上の浅瀬に、コサギが2羽、カップルのようにも見えました。久しぶりのコサギ、今年はどこで営巣するのでしょう。
 サギの営巣地のショックもありましたが、イカルその他たくさんの鳥にあえて幸いでした。
 
カワウ: 公園上空1羽。
カイツブリ:公園川に1羽。
キジバト: 滝沢ハム林で4羽。
カルガモ:二杉橋上浅瀬に6羽、公演東池に34羽、西4羽、滝沢ハム池4羽、合流点に2羽、赤津川2羽、計52羽。
ヒドリガモ:公園西池72羽、東2羽、計74羽。
コガモ:二杉橋上4羽、公園東池2羽、滝沢ハム池2羽、合流点2羽、
 2羽、計12羽。
オカヨシガモ:滝沢ハム池♂1、♀3、計4羽。
マガモ: 公園川に♂♀2羽。合流点に2羽、計4羽。
ダイサギ:二杉橋上1羽、公園3羽、大砂橋付近1羽、滝沢ハム池4羽、 
 合流点1羽、計10羽。
コサギ:上人橋上中州で2羽。
アオサギ:公園西池1羽、公園川2羽、滝沢ハム池2羽、計5羽。
イソシギ: 睦橋下中州で1羽。
トビ: 公園上空2羽。
モズ:赤津川他の電線に1羽。
コゲラ:大岩橋近く林に1羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒバリ:赤津川2か所。
ウグイス: 二杉橋西岸1羽囀り、上人橋西木立で1羽囀り、計2羽。
ハクセキレイ:永野川高橋付近中州に4羽、赤津川2羽、計6羽。
セグロセキレイ:二杉橋〜上人橋、5羽、合流点2羽、赤津川1羽、
  計8羽。
カワラヒワ: 公園大木に16羽。
エナガ: 大岩橋山林大木に5羽。
ホオジロ: 公園中州草むらに3羽。
イカル:公園河川敷ハリエンジュの大木に23羽。
 
 

 

 







永野川2024年2月下旬
24日 10:00〜12:00 晴 7℃
 二日ほど、つめたい雨の日が続きましたがようやく晴れ、また明日か  
らは下り坂の予報です。でも思ったほど晴れてきません。
 上人橋の上の中洲でチドリ2羽が鳴きながら旋回していました。コチドリを思わせる鳴き方でしたが、まだ季節が早いかもと思いイカルチドリに入れました。
 合流点にはほとんど鳥は見えません。
 
 赤津川のヒバリは3箇所に増えていました。
 ムクドリが1羽、1羽、と見ているうちに20羽が舞い上がりました。
 ハクセキレイが2羽、セグロセキレイが1羽、田んぼで動いています。
 ダイサギが1羽、2羽、と田の中に見えます。
 今まで工事で鳥が見えなかった、陶器瓦店の上の流域にカルガモが3羽、小さなカイツブリが1羽見えました。
 瓦店の廃屋からシジュウカラの声が聞こえました。ここでは初めてです。
 ダイサギが2羽見えましたが、これは滝沢ハム池の畔にいるようです。
 今日はダイサギがあちこちで見られますが、そろそろ繁殖なのでしょうか。
 アオサギも赤津川を登ると、4羽、成鳥や若鳥も混じって集まっていました。
 赤津川の下流で、ハト大で尾の長い鳥が上空を横切って行きました。一瞬で色もよく分かりませんでしたが、ワシタカと思います。
 滝沢ハムの池にはもう1羽のダイサギがいました。
 ここでの鳥たちは、とても警戒心が強く、少し近づいただけで、ヒドリガモ10羽、マガモが5羽、一斉に飛び立ちました。
 珍しいことにカワセミが1羽、水面すれすれに飛びました。
 
 クヌギ林でイカルを待ちましたが、出てきませんでした。
 少し進んだ桜の木に、シメが2羽、常連さんに会えて安心しました・
 
 大岩橋河川敷林から山林に向かって、チッチというこえで、3羽が飛び移りました。黄色が鮮やかで、久しぶりアオジでした。
 大岩橋のすぐ近くの民家からエナガが5羽、河川敷林に向かって飛び出してきました。前にも同じ経験がありきちんとカウントできました。
 河川敷林でやっとツグミ1羽見つけました。今年は余りツグミに会えず、もう渡ってしまうのでしょうか。
 公園の川も、セグロセキレイ1羽のみ、ほとんど何もいなかったがダイサギは時折飛んできまて2羽となりました。
 公園の西池、コガモ14羽、ヒドリガモ65羽、ヒドリガモが多く、カウントに自信が持てなません。
 カモ1羽、顔の緑の部分が大きい個体がいました。ヨシガモ?と思うほどでしたが、首の後ろには、緑が伸びていないようなので、アメリカヒドリガモではなかと思います。探鳥会の時、アメリカヒドリとヒドリガモの交雑種を教えていただきましたが、図鑑で見ると交雑種は緑の部分が褐色に近いように見えます。今日はアメリカヒドリガモではないかと思います。
 西池にはヒドリガモ21羽、マガモ2羽、カルガモ56羽、こちらはカルガモが集まっています。
 永野川も鳥は少なく、セグロセキレイ1羽、ダイサギ3羽が、移動していました。
 
 期待していたほど暖かくはありませんでしたが、わずかな晴れのチャンスを逃さず良かったと思います。
 
カイツブリ:赤津川に1羽、公園東池に1羽、計2羽。
カルガモ:赤津川に3羽、公園東池に56羽、計59羽。
アメリカヒドリガモ:公園西池に1羽。
ヒドリガモ: 公園西池に65羽、公園東池に21羽、滝沢ハム池に10羽、計97羽。
コガモ:公園西池に14羽、永野川に10羽計24羽。
マガモ: 滝沢ハム池5羽、公園東池2羽、計7羽。
ダイサギ:赤津川に3羽、滝沢ハム池に3羽、公園川に2羽、大砂橋付  
 近2羽、永野川3羽、計13羽。
アオサギ:赤津川4羽、公園1羽、公園東池1羽、計6羽。
イカルチドリ: 上人橋上に2羽。
不明種:赤津川に1羽。
カワセミ: 滝沢ハム池に1羽。
スズメ: 永野川睦橋付近むらで50羽。
ムクドリ:赤津川で20羽、1羽、1羽、滝沢ハム付近で4羽、
 計26羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒバリ:赤津川、田で、3箇所。
ハクセキレイ: 赤津川で2羽。
セグロセキレイ:赤津川で1羽、大砂橋付近1羽、永野川1羽、
 計3羽。
カワラヒワ: 滝沢ハム林で2羽。
シジュウカラ:赤津川で1羽、滝沢ハム付近で1羽、計2羽。
エナガ: 大岩橋山林付近で5羽。
ツグミ: 大岩橋付近山林で1羽。
アオジ:大岩橋河川敷林で2羽。
シメ:滝沢ハム付近サクラ並木で2羽。

 

 
 







永野川2024年2月中旬
15日 9:30〜11:30 晴 12℃
 二杉橋から西岸を上ります。
 橋のすぐ上流と下流で川底の工事中なので鳥は見えません。でも工事の区域を外れるとすぐに、キセキレイが1羽現れました。セグロセキレイも3羽、2羽、2羽と現れ、ハクセキレイも1羽出てくれました。
 
 まず、池に回って見ました。
 東池にはカルガモが48羽、西池に7羽、ここに集結したようです。
 コガモは西に25羽、東に3羽、カイツブリは両方に1羽ずつ来ていました。
 今季初、オカヨシガモが西池に♂3羽、♀羽2確認できました。
 
 公園の大きなエノキにシメが1羽、ここはお気に入りのようです。私が来た途端と現れた気がして、嬉しくなりました。対岸の樹木にも1羽見つけました。
 大岩橋近くの川で、カイツブリが1羽、小さな魚を捕らえて、懸命にのみ込もうとしていました。カイツブリの採餌は初めて見ました。
 草むらでウグイス1羽地鳴きです。。
 桜の木でシジュウカラがよく鳴いていました。囀りではないかと思います。
 上空をカワウが1羽飛びました。
 公園の樹木のてっぺんにダイサギが留まって動きません。繁殖の場を思い出すのですが、その意味は無いのでしょう。
 草むらでモズが2カ所で鳴いていました。
 
大岩橋を越えると道路脇の工事をしていて、ほとんど鳥がいませんでした。
 
 滝沢ハムのクヌギ林でイカルを待っていたら、モズが鳴き真似をして綺麗な声で鳴いていました。同じくらいの大きさなので、期待してしまいましたが、明らかにモズでした。
 池脇の林でにツグミ2羽にあいました。今年は、ツグミが少ない気がします。
 
 赤津川では、この前より少し上の田んぼでヒバリの囀りが聞こえました。
 コガモに混じって、カイツブリが1羽、この場所でも繁殖があればよいと思います。
 合流点には、コガモ23羽、9羽と群れていました。新しいコガモの居場所となったようです。
 
 オオイヌフグリ、ホトケノザが群れて咲き、シロバナタンポポも咲いていました。季節が急に変わっているようです。
 
カワウ: 公園上空を1羽。
カイツブリ:公園東池1羽。西池に1羽、公園の川に1羽。赤津川に1羽、計4羽。
カルガモ:公園東池に48羽、西池に7羽、公園川に1羽、
 赤津川に9羽、2羽、3羽、計70羽。
ヒドリガモ: 公園西池に47羽、滝沢池に7羽、計54羽。
コガモ:公園西池25羽、東池に3羽、赤津川に3羽、
 合流点に23羽、9羽、計63羽。
オカヨシガモ: 公園西池に♂2羽、♀3羽、計5羽。
ダイサギ:公園川に1羽、1羽、滝沢池1羽、計3羽。
アオサギ:公園東池1羽、公園川に1羽、滝沢ハム池に1羽、
 赤津川に2羽、計5羽。
モズ:滝沢ハム林で1羽、公園草むらで1羽、計2羽。
スズメ: 公園草むらで15羽。
ムクドリ:永野川岸の樹木に5羽、公園樹木に1羽、
 滝沢ハム付近に28羽、計34羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
ヒバリ:赤津川田で、一箇所。
ウグイス: 公園草むらで1羽。
ハクセキレイ: 永野川上人橋下で1羽。
セグロセキレイ:永野川二杉橋から上人橋まで3羽、2羽、2羽、
 計7羽。
キセキレイ: 永野川睦橋付近1羽。
シジュウカラ: 公園桜の木に1羽、エノキに1羽、計2羽。
ツグミ: 滝沢ハム付近林に2羽。
シメ:公園樹木で2羽。

 







永野川2024年2月上旬
7日 9:30〜11:30 晴 10℃
 
 昨日までの寒さが去り、気温も高く、風もなく、探鳥日和です。
 上人橋から赤津川に向かいます。
 今回から詳しい鳥情報は文末に記したいと思います。

 合流点付近はこの頃あまり鳥がいません。ハクセキレイが1羽、イカルチドリが1羽のみでした。公園のワンド跡の近くの川に、ダイサギ1羽、コガモ11羽が見えました。
 
 赤津川の下流域の田で、ヒバリの囀りを聞きました。早いように思いますが、確かにヒバリです。バードリサーチのお話では、まだ他の地域の情報はなかったようです。
 
 もう一つ、今日のトピックス、イカルです。
 滝沢ハムのクヌギ林に来たとき、何かピツピツという鳥のささやきのような音が聞こえ、滝沢ハムの植え込みから、イカル20羽が飛び出して、クヌギに留まり、また他の場所に移っていきました。今季初飛来です。このように沢山の数に会えるとは思っていなくて、歓喜乱舞です。
まだ暫くいてくれるでしょうか。これから公園内は要注意です。今までの記録だと芝生の上などにもいることがありました。
ここに毎年来るのは、何か要因があるのでしょうか。だとしたら、それを知って変えずに守って行かねばと思います。
 大岩橋を渡っていると、川をカワセミが下って行きました。こういう見方は初めてです。
 大砂橋近くで、カケスの声がして、暫く待つと、林から林を渡るカケスを一瞬見ることができました。近くでゆっくり見たいのですが。
 
 カモ類が今年は少ない気がします。公園の池や、滝沢ハムの池を、うまく住み分けているようにも見えます。
 公園の池にはカイツブリが3羽戻っていました。時季になったらまた繁殖してくれるといいと思います。
 
 永野川を下っていくと、良好な浅瀬が増えていて、ハクセキレイ、セグロセキレイとともに、キセキレイが1羽、来ていて、川面と岸を行き来していました。岸からはよく見えなくなってしまうので、判別に苦しみましたが、セグロセキレイ、ハクセキレイとは、色の感じが違っていて、しばらくして向こう岸に行き、やっと判別しました。
 
 二杉橋近くの工事が始まって、中洲を崩して河床が高くなっているようです。これからどうなるか分かりませんが、このままでは、川が浅くなり、植生その他、多くの犠牲を払い、巨額の財源を使って作った立派な護岸を越えて、再び洪水が襲って来ないかと不安になります。
さしあたり、この辺りに沢山いたカモ類がいなくなり、今日のカウントは大変少なくなりました。
 
 よい天気、そしてヒバリやイカルとの出会い、その他の沢山の鳥たちも元気でした。
 また近いうちに来てみたい、という思いでいっぱいです。
 
カイツブリ:公園東池に3羽。
キジバト: 滝沢ハム林に1羽。
カルガモ:合流点に3羽、赤津川2羽、滝沢ハム池に2羽、上空4羽、
 公園西池、5羽、東池23羽、合計39羽。
ヒドリガモ: 滝沢ハム池に7羽、公園西池に30羽、東池に11羽、計48羽。
コガモ:公園川にに11羽、公園西池11羽、東池1羽、5羽、永野川
 6羽、計33羽。
マガモ: 公園東池♂1羽、♀2、計3羽。
ダイサギ:公園川に2羽、大砂橋付近1羽、計3羽。
アオサギ:公園東池1羽。
イカルチドリ: 合流点1羽。
モズ:滝沢ハム林で1羽、大岩橋河川敷林1羽、計2羽。
カワセミ:大岩橋下の川で1羽。
コゲラ: 大岩橋河川敷林で1羽。
スズメ: 合流点20羽、赤津川で25羽、5羽、計50羽。
ムクドリ:滝沢ハム林に12羽。
ハシボソカラス: 特に目立った群れはない。
ハシブトカラス: 特に目立った群れはない。
カケス: 大砂橋近く山林に1羽。
ヒバリ:赤津川田で、一箇所。
ウグイス: 赤津川岸草むらで1羽。公園草むらで1羽、計2羽。
ハクセキレイ: 合流点2羽、公園1羽、永野川睦橋付近1羽、計4羽。
セグロセキレイ:赤津川1羽、大砂橋付近3羽、永野川睦橋付近2羽、 
 計6羽。
キセキレイ: 永野川睦橋付近1羽。
カワラヒワ:赤津川1羽、大岩橋林で20羽、計21羽。
シジュウカラ: 滝沢ハム林に1羽。
メジロ: 滝沢ハム近くに1羽。
ジョウビタキ:赤津川に1羽。
ツグミ: 赤津川1羽。
イカル:滝沢ハムクヌギ林に20羽。
シメ:大岩橋付近山林で1羽。