風も無く、よく晴れた探鳥日より、9:30に出発です。
二杉橋のすぐ上流で、ダイサギ7羽が群れていました。1羽が小さかったのですが、すべてがダイサギでした。この場所で群れていることは、珍しいことです。
小ガモは2羽が二杉橋の定位置、睦橋下流で10羽確認できました。
トピックスはツグミ初飛来です。睦橋手前で東岸から西岸に一瞬飛び移っていきました。公園の川でも1羽、やはり川を越えて行きました。渡ってきてから、もう散ってしまったのでしょうか。
もう一つのトピックスは猛禽たち。久しぶりにチョウゲンボウが、公園の上空でカラスに追われていました。ここの猛禽は常にカラスに追われている感じです。
もう1羽の猛禽はノスリです。大岩橋の山林の林縁の、途中で切られた低めの木のてっぺんでしばらく停まっていたので、ゆっくり観察できました。鈎型の嘴、褐色の縦半に黄色い腹部、眼も黒くて可愛いのです。図鑑で確かめました。
ウグイスの地鳴きが増え、二杉橋〜睦橋で2回、大岩橋の河川敷林で1回、笹藪が健全になっているのを信じたいと思います。
相変わらずホオジロの地鳴きしか聞き取れない草むらの鳥たちです。今日はホオジロの姿だけ3回確認できました。大岩橋河川敷林では樹木のてっぺんで囀りに似た鳴き方をするホオジロが見られました。
大岩橋の林のカケスは、今日は声のみでした。
アオサギは相変わらずあちこちで7羽、公園の西池では、胸まで水に浸かったものがいて一瞬白鳥の仲間かと思いました。
カワラヒワは二杉橋近くで9羽が飛び、公園の木で4羽が停まっていました。姿をゆっくり見たのは今季初です。
赤津川、泉橋の上の橋近くで、カワセミが鳴いてくれたので発見できました。至近距離まで近づけたので♂であることもわかりました。暫くしてダイビングして、見えない場所に行ってしまいましたが、餌は取れたのでしょうか。カワセミが鳴くのが、何か私へのサインのようで嬉しいと思います。大変非科学的な思いですが。
スズメが多く、40羽、30羽の単位で群れて飛び、総計105+(13)となりました。
セグロセキレイ9、ハクセキレイ6とセキレイ類も元気でした。
ハシブトカラスが増えているのが気になります。今日はまだ11羽でしたが、時にゴミ袋を川に投棄する人がいると早速集まります。袋に入れたら集積場におけば済むことなのだが理解に苦しみます。
落ち葉が散り始め、これからの冬空に広がる木の枝を考えると楽しくなります。
鳥リスト
カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ノスリ、チョウゲンボウ、コゲラ、カワセミ、モズ、カケス、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ウグイス、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ
永野川緑地公園、ビギナー探鳥会のお知らせ
日時 12月22日(土) 9時集合 11時解散 申込不要、 雨天中止
集合 栃木市岩出町 永野川緑地公園西駐車場(栃木工業高校西)
問い合わせ:日本野鳥の会栃木県支部
пG028−625−4051(火・木・金9〜16)
Mail;wbsj-tochigi@nifty.com
または事務局ホームページをご覧下さい。
セキレイ類、カワセミ、カイツブリ、カワラヒワなどのほか渡ってきたツグミ、シメなど。うまくいけばカルガモのほかにヒドリガモ、ヨシガモも見られます。
今年は公園内のカモ類の飛来が少なく心配です。