24日
3月下旬並という暖かさ、風もない探鳥日和でした。9:30出発しました。
歩く順序を変えて、上人橋から赤津川に入りました。さくら保育園のサクラにシジュウカラが1羽が囀っていました。上人橋下の草むらから、エナガの声のみ聞こえました。
合流点にはいくらか流れがあり、ダイサギ2羽、アオサギ1羽、セグロセキレイ2羽、キセキレイ2羽、ハクセキレイ1羽が行き来して、イカルチドリの声も聞こえました。
合流点上にはいくらか豊かな水があるので、カルガモ5羽・9羽の群れ、コガモ5羽、カイツブリ4羽が揃っていました。カイツブリが4羽揃うのは珍しいことです。カイツブリは少し上流でも1羽、計5羽になりました。
赤津川の土手で、動きとチッチという声がしてアオジが1羽出てきました。ここは以前はもっと草むらがあり、オオジュリンなども見えましたが、今はアオジも珍しい存在になりました。
田んぼで今季初ヒバリが囀りました。やはり去年と同じ場所です。
赤津川は、いくらか水の流れがあり、コガモ12羽、バン2羽が見られました。
滝沢ハムの調整池には、ダイサギ9羽、アオサギ1羽が来ていました。ここはもう調整池ではないようですが、よく鳥たちが集まっています。ダイサギはその他合わせて13羽になりました。
大岩橋の上から河川敷林を覗くとウグイスの地鳴きが聞こえてきました。
大岩橋の河川敷林、やはり鳥たちの集まるところで好きです。カワラヒワ15羽・2羽、カシラダカ5羽が次々に現れます。
少し奥にノスリが留まっていました。こんな近くで留まっているのを見るのは初めてかも知れません。行き過ぎてから確かにワシタカらしい声が聞こえ、帰って確認するとやはりノスリの声でした。細くよく通る声です。
少し登って林縁の、広葉樹の大木一本と杉林が繋がっているところで、シメ7羽が動きました。こちらの気配を感じて林の中に移動してしまったようです。シメの群れを見るのは久しぶり、今季初め以来かもしれません。
一瞬ですがメジロの顔が見え、確認は出来ませんでした、少し奥で声が聞こえました。
カケスが、ご一緒しますという感じで二声ばかり鳴きました。
帰りの永野川では、シロハラが一瞬見え、ツグミ1羽、シメ1羽、アオサギ3羽、ダイサギ1羽、セグロセキレイ1羽、上空トビ1羽と、変化に富んでいました。いつもはあまり見られない西岸からです。岸の木が刈られたせいかもしれません。いつもたくさん記録する東岸ではほとんど見えませんでした。廻る順序を変えると少し景色も変わってくる気がします。
オオイヌノフグリが咲き、紅梅、マンサクが満開でした。カワヅザクラはまだ堅い蕾でした。
春とともに現れるもの、去って行くもの、でもここでは、来年を期待することが出来るのは幸いな事だと思います。
暖かい一日でしたが、また冬に戻るのが生理的に恐い気がします。
鳥リスト
カイツブリ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、カケス、バン、ウグイス、エナガ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、シロハラ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、カワラヒワ、シメ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、ホオジロ、アオジ、ヒバリ
付記
3月1日
我が家の近くで今季初カワラヒワの囀りを聞きました。
この辺りはカワラヒワの群れはほとんど見られませんが、囀りはよく耳にします。