工業高校裏の秋咲きのサクラが7分咲きになっていました。
この公園で今年最後のサクラです。
27日
久しぶりに、よく晴れてさわやかな朝です。少し遅れて6:00〜8:10の探鳥です。
コースを変えて、上人橋から赤津川へ先に入りました。
真っ先に、上人橋でカワウが下っていきました。モズ2羽が保育園のサクラで高鳴きを始めたほか、周辺でも3羽が鳴き声を上げました。今日は、その他3羽、高鳴きは3回でした。
頭上を、シルエットから判断して確かにゴイサギが2羽、南へ移動していきました。
カイツブリが合流点で1羽、その他は池と二杉橋上で計3羽になりました。
赤津川の田で、チュウサギ11羽が廃屋の木に留まっていて圧巻でした。今年最後の群れかも知れません。
ヒヨドリが増えてきました。公園で6羽、大砂橋近くで林から林へ渡って6羽、その他どこからか声も聞こえます。
ハシブトカラスは猫の集合場所の近くで、やはり群れていました。餌やりの人がいない時間なので猫は6匹ほど、人が行くと近づいてきます。カラスはベンチやハリエンジュの枝で待機して11羽でした。前も言いましたが、猫のすぐ隣りにもいます。
大岩橋付近の山林にカケスが今季初鳴き声を聞かせてくれました。
大岩橋すぐ上の河川敷林の深いところでガビチョウの声が聞こえました。移動している、というかこの辺に棲み着いたようです。
河川敷林ではキジバトやシジュウカラが確認出来ました。奥で動いている個体が何種かいるのですが、今一、葉の茂りで見つかりません。我ながらあまり正確なデータが取れていないとつくづく思います。
公園の土手から川を見ていたら、一瞬チーという声がしてカワセミが水面から舞い上がり岸の木に停まりました。かなり大きな♂でした。暫く停まっていてくれました。
永野川を下ってくると、睦橋下辺りで、モズ大の鳥が電線に停まりました。モズの幼鳥かと思いましたが、全体に黄褐色で腹部は白っぽく、嘴がモズとは違います。白い過眼線がうっすらとあり、眼が可愛いヒタキの目をしていました。バードリサーチでのお話ではガビチョウかも知れないとのことでしたが、送って下さった写真はかなり濃い茶色で、過眼線が太く眼のまわりを、囲んで少し違うようでした。もう一度見ることが出来たら、はっきりするのですが。宿題です。
工業高校裏の秋咲きのサクラが7分咲きになっていました。この公園で今年最後のサクラです。暫くここは通らなかったので、見落すところでした。3本のうち1本は樹勢が無く、ただでさえ淋しげな秋のサクラが一層侘しいものになっています。
あちこちでヒガンバナが見頃です。一見植えられたようなものもありました。私個人としては、野生の花が一面に咲き誇る風景はあまり好きでありません。公園課が公園に注意を払ってくれるのは嬉しいのですが、意図がはっきりせず、少し恐い気がします。
日差しは強くても、青い空の底はもう秋です。
鳥リスト
キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、チュウサギ、カワセミ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、カケス、シジュウカラ、ウグイス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ,ガビチョウ