14日 9:30〜11:30 晴 15℃
晴れていましたが少し風があり幾分肌寒い日でした。昨日の雨では余り水は増えていませんでした。二杉橋から遡ります。
二杉橋のすぐ近くに、コガモ4羽、カルガモ4羽。カルガモは公園池に41羽、赤津川合わせて53羽、コガモは赤津川に17羽で計21羽になりました。
東岸の低木にホオジロ1羽囀り、近くで地鳴き1羽、睦橋近くに囀り2カ所。後は大岩橋上の田の電線に1羽、林縁に1羽、計6羽となりました。
ウグイスは二杉橋近くの定位置と水道庁舎付近、公園の対岸と3カ所で囀りました。
ツバメが多く全部で9羽、公園に入って4羽、滝沢ハムのサクラ並木で3羽、赤津川に入って12羽、全部で28羽、増えてきました。イワツバメには会えませんでした。
セグロセキレイ3羽、公園で2羽。ハクセキレイが公園含めて5羽。珍しくキセキレイ1羽、睦橋下で確認できました。睦橋周辺は鳥種の多いところです。
ダイサギが1羽、婚姻色のないものでした。
民家の庭からモズ1羽飛び出しました。公園の芝生の木でも1羽。
カイツブリ1羽。とても小さく見えます。ここでも繁殖するのでしょうか。後は池で1羽。
イカルチドリが橋の下を見え隠れしながら歩いてきました。
上人橋近くで鳴きながらカワセミが1羽遡って行きました。後は合流点付近でも1羽下ってきましたがこれは同一個体でしょうか。
公園の川の中州で、今季初コチドリ発見、眼の周辺の際だった黒さとアイリングで確認出来ました。歩き回る様子がイカルチドリよりも早い気がしたのですが、これは特性ではないようです。
エノキでシメを発見。これも会えると嬉しいのは自分で覚えた鳥種だからでしょうか。またもうじきいなくなる、と思うと嬉しさも増すのかも知れません。
やはりエノキでカワラヒワが1羽囀っていました。もう1羽、大岩橋付近の電線ではコロコロという声で鳴いているものにも会い、群れで見るのとは違った感動がありました。
キジが土手下の畑で1羽、大岩橋付近の田で1羽、滝沢ハムのサクラ並木付近で1羽。
帰り道のエノキでオナガ2羽が鳴いて対岸に渡りました。群れてはいませんでしたが、ここではオナガは珍しいのです。
芝生にツグミが7羽、4羽と走り回っていました。愛読しているコミック『とりぱん』では、のんびりタイプの鳥、として描かれていますが、私の中では、何時も忙しく、姿勢を正して走り回っているという印象です。広い場所で見るせいでしょうか。
ツグミの周辺にムクドリ2羽、赤津川で1羽。
池のヒドリガモは5羽になっていました。
大岩橋上の大木でエナガの声が聞こえ、暫く探して、やっと2羽見つけました。群れでないものに会うのは私にとっては珍しいのですが、そろそろ繁殖行動でしょうか。いつか巣を見つけたいと思います。
赤津川では、ヒバリが3カ所で囀り、1羽は上空に舞っていました。ムギが大分伸びてきて、もうヒナが生まれているのでしょうか。
公園の八重桜は今3分咲き。コチドリも来て、夏へと変わって行くのでしょう。シメやエナガには暫く会えなくなるのでしょう。
鳥リストキジ、カイツブリ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ダイサギ、イカルチドリ、コチドリ、カワセミ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、オナガ、ムクドリ、モズ、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ.キセキレイ、ウグイス、ツバメ、ヒバリ、エナガ、シメ、ツグミ、ホオジロ
19日 10:30〜11:50
少し風がありましたが、気温23℃前後で暖かでした。
まず錦着山へ登りました。
南面の樹木でシメ1羽。枝を周りながら採餌している様子でした。
頂上の桜の木で,エナガ2羽、飛び交っていました。
ウグイスがよく鳴いていたほか、他に不明のチッチという声がしていましたが判明しませんでした。今日はそれだけで、慣れていなくて下見程度の成果です。ただ、北面には大きなスギやヒノキがあり、上から見下ろせるので、季節が来れば、よい条件は揃っているのかも知れません。
合流点から赤津川に入り逆コースで廻りました。
合流点で電線にホオジロ囀り、もう1羽も近くにいましたが飛び去りました。♂同士だったと思えます。
昨夜の雨で,水量が多く流れも速く、中州はほとんどありませんでした。合流点の激流のそばにアオサギ1羽、佇んでいました。後は永野川、二杉橋から上人橋までの間で2羽確認しました。
ツバメが2羽飛びましたが、その後、赤津川で2羽確認したのみでした。でもイワツバメが2羽、陶器瓦店付近で見つけて嬉しいことでした。
カルガモが3羽、その後も大岩橋付近の2羽のみ、他は池に38羽休んでいる感じで、計45羽になりました。ヒドリガモは池に2羽のみになりました。
ヒバリは2カ所で囀りました。
田にツグミが1羽走っていました。何時もこの辺りで見かけます。
田のかなり遠くで、大きな鳥が羽を広げて舞い降り、一瞬何か新種かと思いました。少し黒ずんで見えたのですが、ダイサギでした。あまり羽を広げた姿を近くでは見ないので、よいチャンスだったのですが、もっと近ければよかったと思います。
滝沢ハムの調整池で、コガモ10羽確認、その後二杉橋付近で14羽、計24羽、少し増えています。
滝沢ハムのクヌギ林でコゲラの声が盛んにして、探すとそれぞれ離れた場所で3羽見えました。声のみで確認することが多いので嬉しいことでしたが、動きが速く、頭部の赤みまでは見られませんでした。
林の底にキジバト1羽、ここでは、よく見かけます。
サクラ並木にシメが1羽、やはりシメは見たい鳥です。大岩橋の河川敷林にも1羽、まだシメ健在です。シジュウカラの声もしていました。
公園の上空をヒヨドリが25羽、川を越えて北に移動しました。周辺にもヒヨドリの声は多く、今月は群れでの移動をよく見かけます。渡りの準備でしょうか。
カワセミの声がして,この濁流に?と思っていると対岸から飛んでこちらの岸の大木に移ってきました。この川には鳥たちも困っているのでしょう。
セキレイ類も極端に少なく、公園でハクセキレイ2羽、永野川睦橋付近でセグロセキレイ1羽のみでした。キジが1羽声を上げていました。
1日だけの雨で濁流となり、しかも翌日も引かない様子は、秋の洪水を思い起こさせました。本格的な工事が始まる、ということですが、一体どの程度の工事で、しかも周辺の自然がどの程度考慮されるのでしょうか。
もっと勉強して知識があれば意見も言えるのですが、残念ながら意欲もなく、災害のことを思えば生半可なことは言えなくなります。
20日に行政と工事業者からのお知らせがあり、二杉橋から上人橋までの間、所々工事されるようで本格的な工事とも言えない気がします。その上、護岸のない場所がなくなってしまうのではないかという不安があります。
八重桜は満開となり、ここのサクラの季節も終わっていきます。
鳥リスト
キジ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ダイサギ、カワセミ1、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ウグイス、コゲラ,シジュウカラ、カワセミ、ツバメ、イワツバメ、ヒバリ、エナガ、シメ、ツグミ、ホオジロ
錦着山
シメ、エナガ、ウグイス1、シジュウカラ