宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2020年2月上旬

4日 10:00〜12:00

日にちは少し早いのですが、明日からの天気が分らないので、出かけることにしました。

錦着山裏から赤津川へ行ってみました。

錦着山裏の田に、スズメ、今日は100羽+でしたが、電線と田を往復するように群れていました。

赤津川は、ほとんど水が涸れています。

水のある泉橋下にコガモ雌のみ2羽、今日はそれ以上見つかりませんでした。

カルガモも3羽、3羽のみです。

田にダイサギが1羽、アオサギ1羽、キジバト1羽、上空でトビが舞っていました。

ツグミが田のあちこちに降りていて4羽を数えました。

 

滝沢ハムの雑木林にシメ1羽、公園のエノキに1羽、ユリノキに1羽、大岩橋河川敷林で2羽、少し上の山林で2羽、計7羽になりました。活発に動いているようなので、同じ個体を数えている危険もあり、不安です。

滝沢ハム側のサクラでモズ1羽。今日はこれのみです。

大岩橋民家の庭木にエナガが5羽、河川敷林にシジュウカラ2羽、ここでは何かしらの小鳥に会えます。

山林からカケスの鳴き声が聞こえてきました。

 

公園の西池ではカルガモ34羽、東池24羽、赤津川と永野川二杉橋付近の2羽を加えて66羽になりました。

ヒドリガモは西池で5羽、1羽ずつ離れた場所にいます。

カイツブリも1羽、二杉橋うえにも1羽。

セキレイ類はなぜか少なくて、セグロセキレイ公園で3羽、永野川で3羽のみ、ハクセキレイも公園で2羽、永野川で1羽のみでした。

ツグミは公園でも1羽見つけました。

 

タヒバリもキセキレイも見えませんでしたし、鳥種もぐっと少ない日でした。

時々セグロセキレイの囀りが聞こえましたが、もうシーズンになるのでしょうか。鳥のシーズンは早く廻っている気がします。

今旬中にもう1度タヒバリを探しに来たいと思います。

 

公園の北の端にあった、ヨシも生えていた草地、昨年初めにヨシのみ残して刈り取られたように見え、ヨシ原として復活するのか、と楽しみにしていたのですが、だんだんヨシも枯れ始め今は全滅して、汚い枯れた跡が残っています。これは冬枯れの風景ではありません。

根まで枯らす目的で処理したらしいのです。今後どうするのでしょうか、後は雑草が生えるのみ、或いは無残な枯れ跡が続くのでしょうか。かなり広い草地で、鳥のスポットだったのですが、こちらの思いを逆なでするように、無意味な汚い場所が拡がっていきます。

 

鳥リスト

カイツブリ、カルガモ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、モズ、トビ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、カケス、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、シメ、エナガ、シジュウカラ、ツグミ、

 

7日

急に寒くなり、なんとかしのぎやすくなる11時頃、時間を取って永野川のみの予定で出かけました。出て見ると意外と暖かく、もっと歩きたい気分でしたが、昼食時間もあるのでここだけにとどめました。

永野川を丁寧に見たいと思い二杉橋から入りました。橋近くにカルガモ9羽、コガモ3羽が見え、セグロセキレイが3羽、1羽、2羽、と飛びます。

第五小のサクラにコゲラ、シジュウカラが盛んに動いていました。

岸の草むらから一瞬でしたが、アオジが飛んで消えました。

睦橋を越えた辺りでアオサギ1羽、ダイサギ1羽。イカルチドリ1羽が鳴いて一瞬下って行きました。

公園に入るとセグロセキレイ1羽、1羽、2羽、1羽とやはり多かったのですが、ハクセキレイも4羽確認できました。

大岩橋河川敷林で、カシラダカ2羽、アオジ3羽、そちこちで動きが見えました。

山林ではカケス声が一カ所で聞こえました。

林の高い枝でシメ1羽、橋の間近で、ホオジロが3羽群れていました。

上人橋近くの山林でカワラヒワ数羽が見え隠れしていました。今年は大きな群れを見ることなく終わるのでしょうか。

永野川の西岸を下っている途中、睦橋下の中州でタヒバリを発見しました。とても見やすい場所で、ずっと移動しないでいてくれました。
 背が
幾分緑がかって見え、胸の縦斑もきれいで、今まで見たタヒバリの印象と違ったのですが、目元の白斑が確認出来なかったのでタヒバリとしました。

 

この前と全く違ってセキレイ類、林の鳥も多く、一つの念願だったタヒバリも見えよい探鳥となりました。

 

鳥リスト

カワウ、カルガモ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、モズ、トビ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、カケス、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、コゲラ,ハクセキレイ、タヒバリ、シジュウカラ、カワラヒワ、シメ、ツグミ、アオジ、ホオジロ

 








永野川2020年1月下旬
25日 9:30〜12:00
 天気予報が外れて日差しが見えてきたのと、以降の悪天候が伝えられていたので日にちは少し早いのですが出かけました。9:30には出発できたので、気分的にゆっくり観察できました。
 今回は場所別に記します。
 
二杉橋から上人橋
 水は少ないのですが澄んでいて、カルガモが3羽、ハクセキレイ2羽、セグロセキレイ2羽、キセキレイ1羽など、アオサギ1羽、ダイサギ1羽など、常連が飛びました。
 岸からジョウビタキ雄が1羽出てきましたが、ホオジロなど草むらの鳥は見えませんでした。
 上人橋付近の山林の上空にトビが1羽舞いました。ここにはワシタカがいつもいるのでしょうか。1度登って見たいのですが、近くに行ったら見えないのかも知れません。道にも脚力にも自信がないのでなかなか行けませんが。
 
公園
 セキレイ類がたくさん飛び交っていました。ハクセキレイが多くて8羽、セグロセキレイが3羽、キセキレイがここでも2羽見えました。キセキレイが常連となっているのも嬉しいことです。
 今回はタヒバリは見えませんでした。あの後、赤津川の上流でのビンズイの記録のお話を聞き、ビンズイの可能性もあるかも知れないと思いました。数年前、土手のサクラの木で、枝を横に伝う鳥を発見、ビンズイかと思ったのですが記録には入れてありませんでした。単純に河原や田にいればタヒバリ、樹木にいればビンズイと考えてきたのですが、今度はもう少し注意深く観察しなければなりません。
 川では、その他イソシギも1羽、ダイサギ1羽。カワラヒワも3羽でした。
エノキにコゲラ1羽、大きな声で鳴くので発見し、そばにエナガ4羽見えました。シメも別のエノキに1羽見えました。
 モズも1羽、ムクドリ6羽、上空をトビ1羽でした。
 児童遊園方面から反対の岸に向かってオナガが、7、5、1、4と連なって渡りました。オナガは珍しい鳥ではないですが、ここで見るのは稀なことです。バードリサーチのお話では、群れで動き回るオナガは出会う頻度が少なく、生息数の変化が把握しにくいとのことでした。我が家の庭には時々現れるので気をつけて見ようと思います。
 池にはカルガモが東に35羽、西に25羽、ヒドリガモが東に1羽、西に3羽でした。
 滝沢ハムの雑木林でキジバト5羽。ここでは、この数も珍しいことです。
 公園の北端の樹木にメジロ3羽、やはり近くにカンツバキがあるせいかもしれません。
 合流点近くの小さな流入口の縁石にカワセミが留まっていました。下は濁った水たまりでしたが、魚を狙っていたのでしょうか。ゆっくりしていたので、よく見ることができ、雄と分りました。
 今日も錦着山裏の田の電線にスズメ200羽の群れ、遠くからでしたがカウントしておきました。十五分後、帰りにはもういませんでした。
 
大岩橋
 今年は確かにカワラヒワが少ないのですが、大岩橋の河川敷林にようやく15、11の群れが見えて合わせて29羽になりました。
 ジョウビタキ雌1羽、シメも次々と飛んで5羽、計6羽になりました。これもこの頃珍しいことです。
 
赤津川
 水はほとんど流れていません。溜まった水にアオサギ1羽、ダイサギ2羽。コガモ8羽もたまり水という感じの所にいました。
 田の畦にツグミ1羽。アオジ1羽、ムクドリが14羽と12羽の群れが2カ所に電線に留まっていて計32羽になりました。
 カワセミが、1羽が遡っていき、多分同じ個体がもう1度留まっているのを見ました。やはりカワセミに会えると、心が明るくなります。
 
 珍しい鳥ではないのですが、オナガ、カワセミ、キジバトなど、数が多く見られました。広葉樹はすっかり葉を落として空が拡がり、そこに鳥がいれば、難なく観察できる状態です。それを楽しみに、またやって来ようと思います。
 







永野川2020年1月中旬
18日 10:00〜12:00

 天気が下り坂に向かう予報なので心配でしたが、薄曇りに留まり視界も効いて、風もなく探鳥日和でした。二杉橋から入ると川の水は減ってかなり中州が出来ていつもの冬の光景になりました。今回は鳥種別に記してみます。
 
 タヒバリ:今日のトピックスです。1年ぶりに公園の川の中州で確認しました。目立たない鳥なので多分に見落としていたことがあるのでしょうが、嬉しいことでした。記録を見ると2019年1羽、2016年1羽、それ以前は2013年頃までは複数回記録しています。或いは3年前の台風で中州に丈の高い雑草が冬でも茂り見えにくかったのが、今回の台風ではその上を全部砂利が覆ってしまい、見やすくなったのかも知れません。
 セキレイ類:二杉橋から公園、赤津川を含めて、セグロセキレイ13羽、ハクセキレイ10羽、キセキレイ3羽と、元気でした。やはり河原の鳥なのでしょうか。
 サギ類:二杉橋付近を皮切りにそちこちに留まっていて5羽になりました。ダイサギは2羽のみでした。
 カケス:前も一度見た光景ですが、上人橋の上で、山林から錦着山に向かって4羽渡っていく姿を見ました。山林でも盛んに鳴いていました。
 猛禽類:山林の上から、猛禽が次々に飛び出してくる、と一瞬思ったのですが、どうも旋回していたようです。トビと確認出来たのが3羽でしたが、一瞬、トビと違う尾のものが1羽いたようにも見えました。確認出来なかったので入れませんでした。その他赤津川の田んぼの上を1羽旋回していました。
ヒヨドリ:公園で4羽、5羽、3羽、7羽、大岩橋の河川敷林、と12羽で、まだ多い感じがしますが、12月に比べると減ってきました。
 ツグミ:児童遊園近くの芝生でツグミ1羽、赤津川でも1羽のみ、この頃減っています
 カモ類:池のヒドリガモが移動してしまったようでいませんでした。市街地の川にもヒドリガモはいるので、合流したのかも知れません。コガモも赤津川の2羽に留まりました。カルガモは二杉橋付近に11羽、池に27羽など、計51羽でした。
 ジョウビタキ:児童遊園の植え込みからジョウビタキの雌が1羽飛び出しました。ここでジョウビタキは珍しく、特に雌はに目立たないので確認しにくいところがあります。
 カワラヒワ:公園で2羽、赤津川で1羽と、めっきり減っています。
 シジュウカラ:大岩橋河川敷林でシジュウカラ5羽、ハリエンジュの実をついばんでいる音も合わせて群れると賑やかです。
 シメ:公園と大岩橋上の河川敷林で1羽ずつ、どこかに散ってしまったようです。
 アオジ:合流点近くの河川敷林で3羽、ここではこの頃よく鳥を見つけるようになりました。
 ホオジロ:永野川東岸の土手からホオジロ5羽が飛び立って対岸に移動していきました。公園の草むらでも4羽、大岩橋河川敷林でも4羽、と13羽確認出来ました。
 バン:赤津川で1羽。
 カワウ:合流点で泳がない姿を見ると小さなサギのように見えるとは友人の説ですが本当です。
 モズ:2羽のみでした。
 スズメ:錦着山の北の田んぼの刈り後で、スズメ200羽プラスの群れが一斉に羽音を響かせて飛び立ち電線に留まりました。羽音は暖かい気がします。少しの間見ませんでしたが、これはタイミングとしか言い様がありません。
 ハシブトカラス・ハシブトカラス:あまり目立ちませんでした。
 
 寒い時季がベストシーズンなのは辛いことですが、頑張って通いたいと思います。
 
付記
 19日に、息子がドライブ先に渡良瀬遊水池を選んでくれました。
 桜堤についてみると、今まで来たときのことが嘘のように静かなヨシ原が続いていました。
 そこここにカメラマン、ウヲッチャーらしき人達がいて、ワシタカのカウントかと思ったのですが、すべてコウノトリ目当てだということがだんだん分ってきました。
 第2調整池の近くに、白い物体を発見、これが初めて見たデコイでした。風景に溶け込んで夢中になれば本物かと思ってしまうかも知れません。
 デコイの近くで、恐らくチュウヒがV字型の羽を見せながら30秒ほど旋回し、またヨシ原に入ってしまいました。風もなくヨシ原が静まりかえっているせいか、鳥の姿が見えません。チュウヒは唯一の収穫でした。
 桜堤からヨシ原の中を抜けて対岸に行くと、50人近いカメラの放列が出来ていました。近くに行ってみる余裕はありませんでしたが、コウノトリはいたのでしょうか。
 コウノトリの飛来は夢で、20年前の予想では40年後、ということでした。そう思えば喜ばしいことですが、それがすべてではありません。この広いヨシ原が残ったことが尊いのだと思います。渡良瀬遊水池を守って活動してきた、知人のことが思われました。
 調整池や谷中湖にはカモ類がいるようでしたが、遠くて確認出来ず、やはりここではプロミナが必要なのだと思い知りました。
谷中湖には人影も見えません。恐らく関心はすべてコウノトリに向いているのでしょう。
 遊水池には、何度か来ていますが、目的によって入ってくる道が違い全く感覚が違います。でも今日はなんとなく、その広大さとともに繋がりが見えてきた気がしました。
 ドライブ目的の家族と一緒でしたが、貴重な機会になりました。
 
鳥リスト
チュウヒ、モズ、トビ、アオサギ、カワウ、カモ類、ユリカモメ
 
 
 
 







永野川2020年1月上旬

9日 10:00〜12:00

今年初めての鳥見です。

晴天で、セーターを一枚減らしてもよいくらい暖かでした。でもどこかに風が潜んでいる気がして、風の出ないうちに川沿いを歩くべく、錦着山の裏から赤津川に出ました。

合流点上でカルガモ8羽、少し登って4羽。その他は公園の池、東に35羽、西に18羽、二杉橋上で5羽、と計70羽、やはり地図が変わってしまいました。

コガモは赤津川の瓦店の少し下流で12羽、少し増えてきました。

ヒドリガモが減って17羽、こちらはいつも西池です。

 

赤津川沿いの田んぼの畦にツグミが2羽、ハクセキレイは5羽が田んぼの中を駆け巡っていました。

川では久しぶりにイソシギが1羽、水際を歩いていました。

カイツブリ2羽、バン1羽も定位置に確認出来ました。

田んぼにはアオサギがかなり広い範囲で4羽が間隔を置いていました。池と永野川合わせて6羽で、最近では多いほうです。ダイサギは2羽に留まりました。

 

姿は見えないのですが、モズが公園の2カ所で警戒の声を上げていました。

声だけといえば、公園で久しぶりにキジの声を聞きました。川を見下ろせる位置にいましたが、見つかりませんでした。

この頃見つけた場所、合流点上の林でアオジ3羽、潜んでいました。

二杉橋上の岸でも1羽みつけました。ここはアオジを初めて見た場所でした。大がかりな岸の刈り込みからもう何年経ったでしょうか。不規則に篠竹が生え、川辺近くは雑草も生えず、かつてコジュケイもいた土手の草むらは、もうなくなってしまいました。

 

滝沢ハムの林の草むらでホオジロ3羽、草むらを見え隠れしながら移動していました。もう1羽は大岩橋上の河川敷林で2羽確認出来ました。

 

滝沢ハムの植え込みでシメ1羽、もう1羽は、公園の川の対岸のクルミの枝で、今日はこの2羽のみでした。

メジロの声がしたので頑張って2羽確認しました。カンツバキが植えられているので、花に来ていたのかも知れません。

サクラの並木でシジュウカラがしきりに鳴いていて5羽確認出来ました。大岩橋上の河川敷林でも2羽、シジュウカラの声がよく響く日でした。

滝沢ハムを外れた辺りの田んぼの上空を、ワシタカが1羽舞っていました。下から見るとシロっぽく、羽は丸みを帯びていて、尾は細いものでした。チョウゲンボウよりは大きく、オオタカよりは小さい気がしました。図鑑で「ワシタカ類飛翔図」をみると、ハイタカに一番近い気がします。

ハイタカらしい個体が視界から消えてしまった時、近くの田んぼの電柱に別のワシタカが留まっていました。丸みを帯びた体と顔の感じからノスリだと判断しました。でも、さっき上空を舞っていた個体とは違うと思います。もっと細身でした。

 

公園の中の川では、キセキレイが1羽。このころ1羽は確認出来るので嬉しいことです。キセキレイは澄んだ水、山の鳥、という印象があります。 

とても気持ちのよい日でしたが、意外と鳥種が少なかった気がします。コースを変えると見え方も違ってくるようです。永野川での生息状況も変わってしまっているのですが、今度は二杉橋から廻ってみようと思います。

 

鳥リスト

キジ、カイツブリ、カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、バン、イソシギ、モズ、ノスリ、ハイタカ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、シジュウカラ、カワラヒワ、シメ、ツグミ、アオジ、ホオジロ

 








永野川2019年12月下旬

29日 10:00〜12:00

気温は低いのですが風もなく晴天です。

コースを変えて、錦着山の下から赤津川へ先に廻りました。今日初めて気づいたのですが、泥を被ったイネがそのまま立ち枯れになっていました。生産者の無念を思うと心が痛みます。

泉橋付近で、カルガモ13羽が岸辺で睡っていました。この頃永野川はカルガモにとって環境が適さないのか、ほとんど見えず、公園の池に55羽集っていて、計88羽になりました。

ヒドリガモも池に集まり32羽を数えました。

コガモは赤津川に7羽のみ、数は増えてきません。

田んぼの岸をのキジが飛び立っていきました。19号台風以来キジを見るのは初めてです。

セキレイ類は多く、2羽、3羽と飛び交う。いつもは少ないハクセキレイが多く10羽となりました。セグロセキレイは8羽、キセキレイも1羽確認出来ました。

陶器瓦店の近くでバンが2羽、カイツブリも1羽、ここは定位置でしょうか。

トビが1羽、田んぼの低空を舞い、少し不気味でした。公園でもトビがずっと2羽で、上空を舞い続けていました。

合流点の低木林で、動きがあって、一瞬カシラダカが舞いました。すべてカシラダカか、と思ったら、2羽はホオジロのでした。その後アオジ4羽が現れ幾分違う声でチッチと鳴き、悩ましいことです。でもここでこのように多種類みられたのは初めてで暫く楽しみました。

その後、大岩橋の河川敷林でも、カシラダカが道の近くから次々に飛び立ち11羽を数えました。ここでもアオジ3羽確認出来ました。

シジュウカラも鳴きながら次々に現れ4羽となりました。

少し登ったところで、ホオジロより色が薄く細身、過眼線などは判明出来る個体が2羽見えました。オオジュリン?と思ったのですが、声はチッチでオオジュリンとは違います。図鑑で見るとシロハラホオジロとかシベリアジュリンとかに似ていますが、ここでは見られるとは思えませんので、ホオジロ幼鳥ということで落ち着きました。今幼鳥のいる時季なのでしょうか。

公園の川では中州をイカルチドリが1羽、先日の探鳥会でも確認できました。

スズメは大きな群れは見えず、13羽、10羽の群れが見えたのみでした。

カワセミは公園の池の周囲の木で一瞬動き、池の方に飛んで行きました。

やはりこれからが冬鳥本番のようです。この環境が早く鳥たちに適したものになって欲しいものです。

川沿いに整備した、ゴルフ練習場は3年前の台風の時にも破壊され、つい最近やっと整備が始まったところでしたが、今回また前回以上の被害となりました。

もう河原を整備して別の目的に使うことは考えた方がよいのではないでしょうか。そのままの状態だったら、また別の発展があり、もっともっと多くの鳥や植物の棲息が可能だったでしょう。

 

鳥リスト

キジ、カイツブリ、カワウ,カルガモ、ヒドリガモ,コガモ、アオサギ、ダイサギ、イカルチドリ、カワセミ、コゲラ、モズ、トビ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ヒヨドリ、キジバト、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、シジュウカラ、カワラヒワ、ツグミ、アオジ、カシラダカ、ホオジロ