9日
出発が少し遅れて5:40ころになってしまいました。既に暑く、また日差しが強く眩しくなっていました。
二杉橋から入ると、まずウグイスが鳴きましたが、1羽程度で、声も小さめです。
水量は少し減ってきて中州が出始め、カルガモ6羽がいました。カルガモは、その後ファミリーかどうかはっきりしない12羽を始め計39羽になりました。
睦橋付近で、浅瀬に白いサギの群れが目に留りました。チュウサギ5羽、ダイサギ2羽。ほんとうに珍しくコサギ2羽、これは大きさで判断、次に脚先で確認しました。さらにゴイサギ幼鳥が1羽混じっていました。鳥種を確認するのに手間取っているうち、順々に飛び立っていってしまい、その後見ませんでした。どこか遠い場所に移動したのでしょうか。
ホオジロが電線に停まって囀っていました。上人橋までに2羽、大岩橋上にも2羽、計5羽となりました。
睦橋付近で、川岸の草むらに動く影を見つけて双眼鏡に入れるとカワセミでした。まだ背中の青が際だっていません。幼鳥です。ダイビングを繰りかえし、ホバリングもしていましたが、そのうち草むらに消えてしまいました。餌が取れたのか確認出来ませんでした。
セグロセキレイ2羽も現れました。その後公園内で3羽、大岩橋上でも2羽、計7羽になりました。
岸の草むらで、じっと動かない黒いものがありましたが、双眼鏡に入れるとキジでした。
滝沢ハム付近の田んぼの草むらでは、ケッケッケといつもと少し違う声でしたが、やはりキジでした。
大砂橋の少し下の山林、この前とは反対側のかなり高い森の中で、大きなコジュケイの声が聞こえました。
山林では、またノスリが鳴いていました。これは何のための声でしょうか。人間の主観を入れてはいけませんが、やはり淋しそうです。
赤津川両岸では、田んぼ一面、稲が大きくなって、あまり見通しが利きません。
今日はほとんどツバメを見ないな、と思っていたら、イワツバメ4羽が舞い上がりました。以前、大きな群れを見たことがありましたが、渡る前に見られたらいいと思います。ツバメは帰りの永野川で6羽と遭遇しました。
カイツブリはいなくなり、池は東西とも藻が生えてきました。今後どう管理する予定なのでしょうか。
法面のヤブカンゾウとアカツメクサが不自然に枯れてきた気がするのですが、「刈らないで」という意見が誤解され、除草剤が撒かれているとしたら困ります。やはり、除草剤は適していないと思います。まず景観が悪くなり、その後の環境にも悪い影響が出ます。
キツネノカミソリは見つかりませんでしたが、枯れかかった草と一緒に刈られてしまいませんように。
気温が高く、暑さに強かった私でも動くのが少し辛い日々です。また日差しが眩しくて、かえって視界が効きません。やはり夏は苛酷な季節です。鳥種も少なかったのですが、カワセミの幼鳥の採餌も見て、イワツバメにも会えたので、頑張った甲斐がありました。
鳥リスト
キジ2、コジュケイ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、チュウサギ、ダイサギ、コサギ、ノスリ、カワセミ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、イワツバメ、ウグイス、ヒヨドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ,ホオジロ