21 日 晴18℃
錦着山 10:00〜10:30
よく晴れて暖かでしたが、ヒヨドリが4羽見えたのみで、全く鳥がいませんでした。
頂上の草むらでウグイスが地鳴きしていました。
永野川赤津川 10:30〜12:30
赤津川から入りました。日曜日なので工事はお休みです。合流点上は大がかりな工事をしていたはずなのに、工事車両もなく工事前と同じくらい水が溜まっていました。ほんの一部分護岸工事が出来ているのみです。これで終了なのでしょうか。他の場所はまだ工事の途中です。
今日のトピックスはヒバリ。
赤津川の田では、いつの間にか麦が芽吹き始めていて、なんとヒバリが囀っていました。こんな早い時期に聞くことがでたのは、初めてのような気がします。バードリサーチのお話では決して早くなはいとのことです。駆け足で何かが変わって行きます。
もう一つはシメの群れとイカル。
滝沢ハムのクヌギ林の奥でシメの声がしていました。
ハム工場のサザンカの生け垣があり、そこからあっという間にシメ15羽が出てきました。何とイカルも2羽混じっています。ゆっくり採餌しているように、垣根を出入りしていました。シメの数も嬉しかったのですが、イカルを身近でゆっくり見ることができたのもチャンスです。先回は樹木のなかでどうやら腹面だけを見ることができたのでした。
この生け垣のサザンカの実を割って食べているのでしょうか。今度鳥のいないときに近づいてよく確かめてみたいと思います。
もう一つはカワセミ。
何かにぎやかな鳥の声が続き、探していると、カワセミでした。それも嘴の赤がはっきり見える雌です。そこにもう1羽がやってきて、ともに一瞬で消えてしまいました。もしかするとカップル行動かも知れません。これも良いチャンスでした。
赤津川では水の残っている場所に、カルガモ、コガモが集まっていました。
カワラヒワが岸の草むらから時折飛び立ちます。
ツグミも時折田をかけていきます。
合流点でダイサギ1羽、カワウが1羽、イカルチドリが2羽。ここはやはり集まりやすい場所なのでしょう。トビが2羽上空を待っていました。
合流点の崖の上の桜の木でシジュウカラ1羽、池近くの林で1羽、大岩橋河川敷林で4羽、と今日はシジュウカラが元気です。
クヌギ林で、ハシブトカラスの声がうるさく鳴き飛び交っていた。15羽、どうも上の巣の子育て中の2羽を襲っていたようです。結局カラスは散っていきましたが、同種間にも厳しい世界があるのを感じました。
大岩橋上、大砂橋の近くには少し水が戻っていてセグロセキレイ2羽、キセキレイ1羽も来ていました。
公園の西池で、ダイサギが1羽飛来したのですが、5,6秒、水面をホバリングしていました。不思議に思えましたが、水の深さを感じて、ためらっていたのかも知れません。
永野川を下ってくると、モズが一羽、川中央の工事資材にとまっていました。
公園の紅梅が満開になり強い香りを漂わせ始めました。トサミズキも色を増しています。ヒバリも鳴き始めて、もうじき冬鳥も帰ってしまうのでしょうか。
カルガモ:公園の東池43
羽、西池2羽、赤津川で12羽、計57羽。
コガモ:滝沢ハム池で11羽、赤津川で4羽、計15羽。
ヒドリガモ:公園の西池25羽、東池で12羽、計37羽。
カワウ: 合流点で1羽。
アオサギ:二杉橋から上人橋まで1羽、公園で1羽、計2羽。
ダイサギ:合流点で1羽、公園西池で1羽、計2羽。
イカルチドリ:合流点で2羽。
トビ: 公園上空2羽。
モズ:永野川高橋付近、川中央の工事資材に1羽。
カワセミ: 赤津川で雄雌2羽。
コゲラ: 滝沢ハムクヌギ林で1羽、大岩橋河川敷林で1羽、計2羽。
ハシボソカラス・目立った群れはない。
ハシブトカラス:滝沢ハムクヌギ林で、営巣中の2羽をめぐって15羽。
ヒバリ: 赤津川ムギ田で囀り4羽+
ムクドリ: 滝沢ハム池に近い芝生で11羽。
スズメ:大きな群れで動いている。
ハクセキレイ:二杉橋上で1羽、大岩橋下で2羽、計3羽。
セグロセキレイ:上人橋上で2羽、大砂橋下2羽。計4羽。
キセキレイ:大砂橋下で1羽。
カワラヒワ:公園で1羽、赤津川で10羽、12羽、4羽,4羽、計31羽。
シジュウカラ:大岩橋河川敷林で4羽、合流点上で2羽、計6羽。
ツグミ:公園3羽、1羽、2羽、2羽、赤津川1羽、1計10羽。
イカル:滝沢ハム生け垣とクヌギ林で2羽。
シメ:滝沢ハム生け垣とクヌギ林で16羽。
28日 10:00〜12:00 晴 11℃
二杉橋から入ります。工事は休みなので静かですが、大型工事車両が並んでいて、変わらず水はありません。流入口の辺りに水たまりができていて、ここが見所です。タヒバリが1羽、ハクセキレイ2羽いました。細かい顔の模様ははっきり確認出来ませんが、あまり複雑でなくタヒバリだと思います。
今日のトピックスはやはりイカルとシメです。
公園のエノキでシメ1羽、岸の木に4羽、遙かにイカルの声がした気がしましたが、焦らずゆっくり他の場所をめぐって行きました。
滝沢ハム付近のサクラ並木で、イカル1羽、単独で動いていました。同じ所にいるだろうか、と不安でしたがクヌギ林に行ってみました。いました!
サザンカの生け垣の下からシメが10羽、イカルが8羽が出てきて、しきりに採餌しているようで、地面と生け垣を行き来しています。
イカルはいつも憧れの気持ちが強く、美しい配色ばかりが心に残るのですが、よく見るととても愛嬌のある顔でした。今年は本当に恵まれた冬になりました。
もう一つはアカゲラです。
滝沢ハム池付近の林を見ながら、今年はアカゲラがいないのかな、と思っているとき、ケラの声がしている気がしてふと見ると動きがあって、頭が見え、そして鮮やかな腹面が目に飛びこんできました。ラッキーでした。今年はもう見られないかもしれないと思っていました。この林は、本当に貴重ですが、いつどんな風に変えられてしまうかも分からないのだ、とふと思います。
大岩橋河川敷林ではたくさんの鳥種がいますが、私が見ているのは4割程度にすぎないのでは、不安になります。今日はホオジロ、カシラダカ、キジ、アオジ、大岩橋の上から覗いているときに、これらの鳥を見つけました。
さらに林縁に動きがあって、カシラダカ5羽、ジョウビタキ2羽、入り交じって山林に消えて行きました。
この頃、ハシブトカラスが多くて、公園ではトビ1羽に4羽のハシブトカラスが絡んでいました。結局逃げ切りましたが、カラスは何のために自分より大きいトビを狙うのか。縄張り、と言うには空は広すぎる気がするし、トビはいつも飛んでいるですが。
赤津川では、この前と反対側の東側の田でヒバリが囀っていました。前回より、10度近く気温が下がっているので心配していたのですが、鳥は元気です。
専門的なことは全く分らないのですが、ほんの少しの区間だけ護岸工事がされ、その割には工期が長いと思います。
二杉橋上河床を見ると、土砂がかなり堆積しているように見えます。このままでは同じような豪雨となれば、幾ら護岸を固めても、高くしている訳ではないので、水は町を襲うでしょう。災害から1年半も過ぎているのに、爪痕ほどしか工事はしてないように思えます。
オオイヌノフグリが合流点の近くの道で、ほんの少し咲き始めていました。恐らく土手の状態が変わってしまったのでいままで見つからなかったのだと思います。
早くもとの自然が戻ってくることを祈ります。
キジ: 大岩橋河川敷林で雄1羽。
カルガモ:公園の東池21
羽、赤津川で6羽、16計43羽。
ヒドリガモ:公園の西池22羽、東池で11羽、合計33羽。
カワウ: 公園東池で1羽
カイツブリ: 公園東池で2羽。
キジバト: 永野川睦橋付近で1羽。
アオサギ:二杉橋から上人橋1羽、公園西池で1羽、大岩橋上で1羽、計3羽。
ダイサギ:合流点で1羽、公園西池で1羽、計2羽。
イカルチドリ:睦橋付近で1羽。
トビ: 公園上空2羽、1羽がカラスに囲まれていた。
モズ:赤津川岸で1羽。
アカゲラ:滝沢ハム池付近の林で1羽。
ハシボソカラス・目立った群れはない。
ハシブトカラス:公園で10羽+。
カケス:大岩橋付近山林で1羽の声。
ヒバリ: 赤津川ムギ田で囀り2+
ウグイス:上人橋近くの山林で地鳴き。
スズメ:数は200羽超
ハクセキレイ:二杉橋上で2羽、大岩橋下で2羽、計4羽。
セグロセキレイ:公園で1羽。
カワラヒワ:二杉橋〜上人橋1羽、1羽、8羽、15羽、公園で1羽、1羽、大岩橋河川敷林で1羽、赤津川で5羽、計31羽。
シジュウカラ:公園ワンド跡で1羽、合流点上で2羽、計3羽。
ジョウビタキ: 大岩橋付近山林で2羽。
ツグミ:二杉橋〜上人橋まで2羽、公園1羽、大岩橋3羽、赤津川2羽、計8羽。
ホオジロ: 大岩橋河川敷林で1
カシラダカ:大岩橋付近山林で5羽、滝沢ハム付近林で3羽計8羽。
イカル:滝沢ハム付近サクラ並木で1羽、滝沢ハム生け垣とクヌギ林で8羽、計9羽。
シメ:
滝沢ハム生け垣とクヌギ林で10羽、1羽、公園エノキで1羽、対岸の木で4羽、計16羽。