宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2021年6月上旬

7日 5:30〜7:30 曇 18℃
  6日にも出かけたのですが、ちょっと出たところで雨が落ちてきて断念、今日も、昨日より少しましか、晴れに向かう曇と判断して出かけたのですが、やはり視界がよくありませんでした。8日からは晴れ続きながら出られず、結局上旬は終わりました。
 二杉橋から入ると、前日までの雨で水かさは増していて、中洲も失われていました。ウグイスは盛んに鳴き、いわゆるタニワタリで鳴くものが半数以上でした。この鳴き方は、警戒の意味があるとのことですが、この時期に増えているような気もします。
 ダイサギが1羽浅瀬を歩いていました。イカルチドリの声もしました。
公園の川で、大岩橋の方角からコジュケイの声が聞こえました。
 今日のトピックスはサギ情報にします。
 公園で、上空をアオサギが3羽飛んで行きました。そのアオサギかどうかは分からないのですが、大岩橋の山林の大木の樹頂にアオサギが3羽留まっていました。そのほか、滝沢ハム近くにも2羽、赤津川にも1羽とたくさん見られました。
 泉橋付近の水田には、サギが3羽いたのですが、1羽は脚が黄色でコサギ、あと2羽は、口角からチュウサギでした。このコサギは1羽で行動していることもあり、場所も見学地の最下流から最上流まで広く見られます。コサギが居続けるのはなぜなのでしょう。
 モズが多くなりました。公園の川の岸の低木で2羽、赤津川でも2カ所で、泉橋下の木では鳴き真似を始めました。
 カワセミが対岸にいるようで声が聞こえましたが、一瞬の動きの後にいなくなりました。その他、大岩橋上の施設のフェンスにも留まっていました。
 赤津川はヒバリが賑やかでした。セッカも1羽、飛んでいる姿も見ることができました。
 
 永野川の二杉橋から睦橋までも工事が始まるようです。どの程度岸辺の草は残るでしょう。そして鳥は見られるでしょうか。他に探鳥地を探さねばならないかも知れません。
 あちこちで除草剤が撒かれ、公園内の中洲にも撒かれていました。水を伝わっての害は考えられないのでしょうか。
 遊歩道脇にも撒いたので、草が不自然に黒くなっています。撒いた人はその後の有様をどの位知っているのでしょう。見に来たことはあるのでしょうか。
 環境の会等で、公共地への除草剤の散布の禁止を、何度主張しても取り入れられなかったのは、この手軽さによるのでしょうか。ただ少し先のことを考えて行動して欲しいものです。
 
キジ:滝沢ハム付近田で1羽、1羽、大岩橋付近田で1羽、計3羽。
コジュケイ: 大岩橋付近で声1羽。
カルガモ:赤津川で2(ペア)羽、1羽、5羽、公園池2羽、永野川二杉橋少し上2羽、計10羽。
キジバト:公園芝生で1羽。
コサギ:赤津川泉橋下の田で1羽。
アオサギ:公園上空に3羽、大岩橋付近山林で樹上3羽、田に2羽、赤津川で1羽、計9羽。
ダイサギ: 永野川1羽、大岩橋上空1羽、滝沢ハム池で1羽、計3羽。
チュウサギ: 赤津川泉橋下の田で2羽。
イカルチドリ: 永野川睦橋付近1羽、大岩橋付近で1羽、計2羽。
モズ:公園で2羽、赤津川岸電線に1羽、1羽、赤津川泉橋付近田1羽(鳴き真似)、計4羽。
カワセミ: 公園の川岸1羽、大岩橋付近施設のフェンスで1羽、計2羽。
コゲラ:滝沢ハム付近桜で1羽。
ハシボソカラス:あまりめだちませんでした。
ハシブトカラス:高橋付近民家の辺りに15羽ほどの群れ。
ヒバリ: 赤津川河畔で5羽、大岩橋付近で1羽、錦着山裏の田で上空1羽、計7羽。
ツバメ:赤津川で5羽、4羽、5羽、公園で5羽、滝沢ハム付近で3羽、10羽、大岩橋付近5羽、1羽、計32羽。
ヒヨドリ:目立った群れを見なかった。
ウグイス:大岩橋河川敷林1羽、公園で1羽、1羽、永野川上人橋まで2羽、1羽、1羽、計7羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:永野川上人橋まで1羽、1羽、公園2羽、計4羽。
カワラヒワ: 永野川高橋付近電線で囀り1羽。
シジュウカラ:公園で1羽。
ホオジロ:二杉橋付近、地鳴き1羽、公園で1羽、大岩橋河川敷林1羽(囀り)、1羽(囀り、計4羽。
ガビチョウ:大岩橋付近林1羽。
 
 







永野川2021年5月下旬
26日 6:00〜8:00 晴 22℃
 
 今年初めて、早朝探鳥を試みました。
 よく晴れて、気持ちのよい冷気です。錦着山裏を廻って赤津川に出ました。
 裏の田に小さめの白いサギが2羽、遠かったのですが、なんとか足先を確認したら、黄色くはありませんでした。嘴は黒、胸の飾り羽が見えた。嘴の切れ込みまでは、確認できなかったのですが、小さく、ダイサギの顔立ちには思えないのでチュウサギにしました。今季初です。
 赤津川に入ると、いつもの西側の水田でヒバリが賑やかでした。瓦店付近でキジバトが3羽飛んで電線に留まり、1羽が鳴きました。
 トピックスは、イワツバメでしょうか。瓦店付近の橋の近くを1,3,2、5と飛びました。やはり橋の下に飛びこんでいます。巣を確認したいのですが難しい場所です。
 今日はツバメが多く、公園のなかの大きなハリエンジュでたくさんのツバメが舞っていまて、イワツバメか混じっているように見えたのですが、「小回りが利き、樹木などの周りを飛びまわる」というツバメの特徴から、やはり全部ツバメにいれました。
 滝沢ハム側のサクラノ木で、シジュウカラ、コゲラが鳴きました。
 そのとき、皆川方面の林から猛禽の声が聞こえた。ピ、ピ、ピという感じで続けて鳴いていました。聞いたことがあるような気もする声で、記憶しておこうとしていたら、大岩橋近く山林で、それを上書きするように、大きな猛禽類の声がしました。私の聞き無しではピーッア、ピーッア、と言う感じでした。また近くで少し細い声でピー、ピー、ピーと続けて鳴くものもいました。やはり早朝のご褒美でしょうか。帰って鳴き声図鑑を聞くと、最初が、チョウゲンボウ、大岩橋ではオオタカの餌乞、小さい声が幼鳥、のようで、一回で三種の猛禽の声を聴くことができたことになります。
 大砂橋に近い工事現場の外れの草むらでオオヨシキリの声が聞こえました。移動しているのでしょうか。先日聞いた、同じ川沿いの公園では聞こえなくなっていました。
 ホオジロがあちこちで囀り、同じように賑やかな声でセグロセキレイが公園の川で囀っていました。グレイの幼鳥も1羽走りぬけました。
 大岩橋の下の河川敷林の低木の上でモンシロチョウがたくさん羽化していました。距離があったのでとても小さく見えましたが、確かにモンシロチョウです。
 気づくと、ウノハナが咲き始めていました。季節が巡っています。ウノハナクタシ(卯の花腐し)という語があるように、もうじき雨の季節がやってきます。
 
キジ: 合流点付近川沿いで1羽、1羽、滝沢ハム付近田で1羽、大岩橋付近田で1羽、計4羽。
カルガモ:赤津川で2羽、1羽、2羽、3羽、公園で2羽、6羽、永野川二杉橋少し上2羽、計18羽。
カワウ: 赤津川で1羽。
キジバト: 赤津川で3羽。
コサギ:永野川二杉橋近くで1羽。
チュウサギ: 錦着山裏の田で2羽。
イソシギ:大岩橋下中洲で1羽。 
オオタカ: 大岩橋付近山林で餌乞声1,幼鳥の声1
チョウゲンボウ:滝沢ハム付近山林から声。
モズ:赤津川1羽。
コゲラ:滝沢ハム付近桜で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:特に目立った群れはありません。
ヒバリ: 赤津川河畔で1カ所。
ツバメ:赤津川で1羽、1羽、公園で5羽、1羽、23羽、大岩橋付近5羽、1羽、永野川で2羽、計39羽。
イワツバメ: 赤津川、瓦店付近で1羽、3羽、2羽、5羽、計11羽
ヒヨドリ:目立った群れを見なかった。
ウグイス:大岩橋河川敷林1羽、赤津川1羽、公園で1羽、永野川上人橋まで1羽計4羽。
オオヨシキリ: 大砂橋近く川岸の草地で鳴き声1羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:公園1羽囀り、幼鳥1計2羽。
シジュウカラ:滝沢ハム付近桜で1羽、
ホオジロ:大岩橋河川敷林1羽(囀り)、1羽(囀り)、3羽(囀り)、上人橋付近で1羽(囀り)、計6羽。  
ガビチョウ:上人橋付近で1羽。
 







永野川2021年5月中旬
14日 晴 10:00〜12:00 25℃ 
 
 週末の天気が芳しくないので、少し遅い時間しか取れなかったのですが、出かけました。
 二杉橋から入ると、少し水が増えていて、ウグイスの囀りが賑やかでした。
流入口の近くに、コサギ1羽発見。先回赤津川で見かけた個体でしょうか。採餌に余念がありません。逗留しているということは、この川筋に、それだけのメリットがあるのでしょうか。
 ゴイサギが2羽上空を西北に向かって行きました。
 睦橋付近は工事が及んでいないので、中洲も多く、草が茂っていますが、中には鳥がひそんでいるのかもしれません。イカルチドリが2羽、水際を歩いていました。
 いつも通る大きな民家の大樹で、カワラヒワが囀っていました。
 今日のトピックスはオオヨシキリです。公園の川沿いの藪からの声ですが、公園からは気づけず、反対側の滝沢ハム林付近で川の方角から声が聞こえました。多分人の近づきにくい川沿いにいるのでしょう。この次は、できれば近くまで行って見たいと思います。少し残ったヨシを求めて来る鳥が哀れです。以前は川沿いが300メートルほど、ずっとヨシが茂り、うるさいほどのヨシキリの声でした。方針次第でそのくらいのヨシ原を残せると思うのですが。
 公園のエノキの大木にハシボソカラスが4羽留まっていました。少し小さめなので、巣立雛かも知れません。その後に行った滝沢ハム近くのハリエンジュの巣で、かなり大きくなった雛が3羽、もう飛び立ちそうな状況でした。今まで巣の中を見なかったことを後悔します。
 滝沢ハム西側の田んぼの少し残った藪からコジュケイの声が聞こえました。前回、公園のワンド跡でも聞こえました。大岩橋河川敷林、近くの山林などが、よく見つかるところですが、追われて移動している感じがします。
セグロセキレイは、公園と大岩橋付近2例とも囀りで、川原にはほとんど見かけませんでした。
 ヒバリの多い田んぼの近くが橋梁工事中で、少し上流の田んぼから声が聞こえたのみでした。
 
 公園のユリノキが花を付けました。日本的な風情ではありませんが、オレンジと黄色の落ち着いたグラデーションが、派手ながらそれなりに美しいと思います。
 そこかしこに、野バラが白い花を付け、どこからとも分からず香りが流れてきます。ほんとうに自然の名残のように咲きます。もっとたくさんの花を見たいし、自然はもっと残っていてほしいと思います。
 
キジ:公園川沿い草むらで鳴き声1羽。
コジュケイ:公園北側田んぼの藪で声1羽。
カルガモ:永野川睦橋付近中洲3羽。赤津川上空2羽、計5羽。
キジバト: 大岩橋河川敷林で1羽。
コサギ:永野川二杉橋近くで1羽。
アオサギ:公園上空1羽。
ダイサギ: 赤津川1羽。
イカルチドリ:永野川睦橋付近、中洲に2羽。
トビ: 大岩橋付近山林上空1羽。
モズ:赤津川1羽。
コゲラ:公園川沿い樹木で1羽。
ハシボソカラス:公園川沿い樹木で4羽、公園北側ハリエンジュの巣で3羽、計7羽。
ヒバリ: 赤津川河畔で2カ所。
ツバメ:赤津川で3羽、7羽、永野川で2羽、公園で1羽、4羽、計17羽。
ヒヨドリ:目立った群れを見なかった。
ウグイス:大岩橋河川敷林1羽、公園で1羽、2羽、永野川上人橋まで2羽、計6羽。
オオヨシキリ:公園川岸の草地で鳴き声1羽。
ムクドリ: 二杉橋から上人橋まで2羽、公園1羽、計3羽。
スズメ:目立った群れは見なかった。
セグロセキレイ:公園1羽囀り、滝沢ハム林で1羽囀り、計2羽。
カワラヒワ:永野川高橋付近、民家の樹木で囀り1羽。
ムクドリ:上人橋まで2羽、公園で1羽、計3羽。
シジュウカラ:公園で1羽、滝沢ハム林で1羽、1羽、計3羽。
 







永野川2021年5月上旬

4日 9:30〜11:30 21℃
 よく晴れて、探鳥日和になりました。
 赤津川から入ると、泉橋上にコサギ1羽水中を歩いて採餌していました。絶滅危惧種です。暫く前までは害鳥の呼び名も高く、たくさん群れていたのですが、今は滅多に会えません。頭上に飾り羽をつけ、体の小ささに比べて黄色い足先が大きく感じられました。
 ヒバリが合流点から赤津川全体で4カ所、橋の落ちた上流付近でも囀っていました。田に水を張り始めていて、また様相が変わることでしょう。
 いつもの橋でイワツバメ2羽、飛び交っていました。橋の下に飛びこんでいるようなので、上からは見えませんがそこに営巣しているのかも知れません。
 上流に、バンの赤い額板が見えたので落ちた橋の手前まで行きました。中洲の草むらで1羽、もう少し確かめようとしたのですが、死角に入ってしまったようで見失いました。
 少し下ったところでカイツブリ1羽、ここでは久しぶりです。営巣してくれるといいと思います。
 カルガモが減ってきました。合流点の田で2羽、公園の池でも西に2羽のみです。
 コガモはまだ渡らないのか、二杉橋の少し上で10羽群れていました。
 公園は遊んでいる人が多く、ほとんど鳥はいませんでした。工事はお休みですが、人出が多くこちらの思うようには行きません。でも家族連れで水遊びの人が、手を澄んだ水につけて、つめたい!と叫んでいました。あたらしい自然との付き合いを始めてくれるといいと思います。
 ホオジロの囀りも三カ所、大岩橋河川敷林、山林、永野川睦橋付近と定位置です。
 睦橋から二杉橋までは少し鳥が戻って来た。中洲でイカルチドリ、久しぶりでよく見える場所にゆっくりしていてくれました。あらためて帰って図鑑で確認しました。コチドリもシーズンなので会いたいのですが。
 10日間行かなかった間に、ハリエンジュが咲き始め、トチノキも花を付けました。
 養護学校裏のキリの大木も見事な花を付けていました。昔、女の子が生まれると桐を植え、成長したら箪笥を作るという風習の名残で、実家には何本かの桐があったのを思い出します。花も実も、ままごとには欠かせない材料でした。
 もう空気も光も夏バージョンです。早朝に切り替えたほうがよいのかも知れません。
 
カルガモ:公園西池2羽、合流点田に2羽、計4羽。
コガモ:二杉橋付近10羽。
カイツブリ: 赤津川瓦店付近に1羽。
バン: 赤津川瓦店からさらに上流で1羽。
コサギ:赤津川泉橋上に1羽。
アオサギ: 赤津川2羽、大岩橋上に1羽。
イカルチドリ: 永野川睦橋付近、中洲に1羽。
トビ: 公園上空1羽。
モズ:赤津川2羽。
コゲラ:大岩橋河川敷林で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:あまり目立った群れはありません。
ヒバリ: 赤津川河畔で四カ所。
ツバメ:合流点で4羽、大岩橋付近で2羽、永野川で4羽、1羽、2羽、計3
  羽。
イワツバメ: 赤津川新井橋付近で2羽。
ヒヨドリ:目立った群れを見なかった。
ウグイス:大岩橋河川敷林1羽、1羽、1羽、山林1羽、計4羽。
ムクドリ: 赤津川で1羽。
スズメ:あまり目立ちませんでした。
セグロセキレイ:赤津川で2羽、二杉橋付近で1羽、公園で2羽大岩橋付近で
 1羽、計6羽。
カワラヒワ:公園で囀り1羽。
ムクドリ:公園で4羽。
シジュウカラ:公園で1羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林1羽(囀り)、1羽(囀り)、永野川上人橋付近1
 羽、計3羽。

 







永野川2021年4月下旬
25日 薄曇 18℃ 9:30〜11:30
 
 予報に反して、薄日が差してきたので、待望の日曜日の観察に向いました。
 二杉橋近くには、カルガモ、2羽、1羽、コガモ1羽のみ、でもウグイスは囀っていました。
 上人橋までの間に、カルガモ、2羽、3羽、1羽、1羽、離れた状態でいました。睦橋付近に、中洲で1羽で蹲っている状態が2カ所、こんなところで抱卵するのか疑問ですが、初めての光景です。
 
 トピックスはイワツバメです。赤津川新井橋付近(陶器瓦店上)で、ちょっと尾の感じがちがうものが橋の付近を飛び交っていました。少し観察すると、腰の白さが確認出来ました。5羽、数分飛び交っていたのですが、どこかに行ってしまって戻って来ませんでした。
 それに比べて、ツバメが少なく、二杉橋から上人橋までは、全く見えず、公園に入って1羽ずつ4羽。赤津川で2羽のみでした。すこし気温が低めなせいか、時間の関係なのか、どちらかかも知れません。
 公園の中の草地で、ヒバリが囀っていました。今年は草の刈り取りをまだやってないせいか背の高い草で覆われています。うまく巣立つまでこのままで、と願うばかりです。
 公園の川で、確かにカワセミの声がしました。でも中洲に草が茂っているので対岸が見えず、確信が持てなくて待ってみると、3、4分後、こちら側に飛び出して、エノキの大木に留まりました。久しぶりのご褒美でした。
 大岩橋を渡ると、久しく聞かないな、と思っていたガビチョウの声が飛び出してきました。河川敷林からなのですが、姿は見えません。声が大きく響くのでかなり離れたところにいるのでしょう。
 同じく河川敷内でホオジロ1羽、2羽が移動していました。その後、少し上った河川敷で囀りが2カ所、また滝沢ハム林でも1羽囀っていました。季節到来なのでしょう。今日はホオジロが多いようです。
 河川敷林のハリエンジュで、エナガの声がして、探してもみつかりません。少しして、かなり高い木の上の枝が動いて、2羽が上空に飛び立って、声が聞こえなくなりました。
 また林で動く鳥がいて背中だけでは確認出来なかったのですが、少ししてこちらを向いてくれたのがアオジ♂ですた。
 また、川ではダイサギが1羽。工事が休みなので川の中を歩いていました。
 
 思えばツグミもシメもぱったりといなくなっていました。5日前まではまだ数多くいたのですが。鳥たちの季節が変わるのは、一瞬なのでしょうか。
 山林ではフジの花が今盛りです。狭い庭で見るのでは感じられない大きな風景を作ります。
 
キジ: 永野川二杉橋付近中洲に1、滝沢ハム付近1羽、赤津川岸に1羽、計3羽。
カルガモ:公園東池2羽、西池2羽、川2羽,永野川上人橋〜二杉橋10羽、滝沢ハム池1羽、計17羽。
コガモ:二杉橋付近1羽、滝沢ハム池羽7、計8羽。
ダイサギ: 大岩橋上川に1羽、赤津川に1羽、計2羽。
トビ: 公園上空1
モズ:二杉橋〜上人橋2羽、公園1羽、滝沢ハム付近林1羽、計4羽。
カワセミ: 公園エノキの大木で1羽。
コゲラ:滝沢ハムクヌギ林で1羽。
ハシボソカラス・ハシブトカラス:目立った群れはいない。
ヒバリ:公園草地で1羽、 赤津川西岸田で2羽+ 計3羽。
ツバメ:公園1羽、1羽、1羽、1羽、赤津川2羽計6羽。
イワツバメ: 赤津川新井橋付近で5羽。
ヒヨドリ:数も減っていて目立った群れを見なかった。
ウグイス:大岩橋河川敷林1、山林1、睦橋付近1、二杉橋付近1計4羽。
オオヨシキリ:
ムクドリ: 赤津川で1羽。
スズメ:数は多いのですがあまり目立った群れはいませんでした。
セグロセキレイ:赤津川で2羽、二杉橋付近で1羽、公園で2羽、大岩橋付近 
 で1羽、計6羽。
カワラヒワ:公園で囀り1羽。
ムクドリ:赤津川岸で1羽。
エナガ: 大岩橋河川敷林で2羽。
ホオジロ:大岩橋河川敷林1羽、2羽、1羽(囀り)、1羽(囀り)、1羽(囀り)計6羽。
アオジ:大岩橋河川敷林で♂1羽。
ガビチョウ:大岩橋河川敷林で1羽。
 
追記
 5月1日、思い立って大平町川連、真弓付近へシギ、チドリを探しに行きました。
 でも水を張っている田は、ほんの一部分でした。耕耘機は活動しているので、連休終りくらいにはもしかしたら、シギ・チドリに会えるでしょうか。
張られた水に虫が育ち、それを見つけて鳥たちが来てくれることは、どの位の確率なのでしょうか。
 ヒバリは数え切れないほど鳴いて、子ヒバリが1羽、田を離れてビニールハウスの鉄骨に留まっていました。