宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2021年10月中旬
18日 8:30〜10:30 晴 15℃
 手の指を骨折し自転車のハンドルルがよく握れなくて遠出を避けていましたが、やっと今日でかけることができました。渡りの鳥の異動の季節を逃してしまったようですが、来季を期するしかありません。
 でも天気は最上、寒くなったので早朝を避け、午前中早めに家をでました。
二杉橋上流の護岸工事は思ったより大規模で、カワセミが営巣していたかも知れない、西岸はすっかりコンクリートで覆われていました。東岸はまだなのですが、草が刈られ、テープがはってあるので、時間の問題なのでしょう。
 一昨年のように水が岸を越えることがあれば、この工事で防げるという確実性はないのでしょうが、住民は安心できるのかも知れません。樹木や草の根による護岸や掘削を大規模にすることでは、納得して貰えないのでしょう。
 そんなわけで、二杉橋から上人橋まではセグロセキレイが2羽見えただけ、モズの声が2箇所で聞こえたのみでした。日曜日の工事が休みの時なら少しいいかも知れません。
 今日のトピックスは、まずキセキレイです。公園の中の川で今季初、川の水は澄んで流れも緩やかになっていました。セグロセキレイも2羽活発に動いていて、この状況ではセキレイがいるだけでも嬉しい心境です。
 もう一つは赤津川でチョウゲンボウです。2羽、民家や電線を縺れるように、キイキイキイ、キキキという解説書通りの声と、もう一つ別の声で鳴いていました。警戒の声?繁殖声(囀り)?とも聞こえました。こんな近くで2羽一緒というのは初めてでした。
 さらにケリ!赤津川岸の田で、特徴のある大きな鳴き声が聞こえ、もしかしてケリか、と思って、目を向けると、遠かったのですが2羽が田の上を旋回していました。羽の白さが際だって見え幸いでした。その後は、稲田の中に入ってしまい、観察は続けられませんでした。
 さらに、公園上空をヒヨドリの40羽+の群れが通過していきました。このように大きな群れは初めてです。まだ渡りが終わっていなかったようで、よいタイミングでした。
 サクラ並木で、囀りの声がして、双眼鏡で探すと樹頂にホオジロが見えました。その後も公園のワンド跡でも囀りの声が聞こえました。そんな時季でしょうか。図鑑によれば9月いっぱいということでしたが。
 鳥種は少なかったのですが、移りゆく季節のシーンに巡り会い、久しぶりの探鳥は楽しく成功でした。サクラの葉はすべて散り、探鳥のシーズンがいよいよ近くなりました。
 
カルガモ:滝沢ハム池で7羽、合流点で6羽、計13羽。
カワウ: 公園上空を1羽。
アオサギ:滝沢ハム池に1羽、合流点1羽、計2羽。
ダイサギ:滝沢ハム池に10羽、合流点に8羽、計18羽。
ケリ:赤津川河畔の田に2羽。
チョウゲンボウ: 赤津川岸の電柱や民家を鳴きながら跳び回って2羽。或は繁 
 殖行動か?
モズ:、滝沢ハム林1羽、1羽、公園2羽、2羽、睦橋付近1羽、計7羽
ヒヨドリ: 公園を40羽+の群れが渡っていった。
ハクセキレイ: 赤津川岸で幼鳥2羽。
セグロセキレイ: 二杉橋から上人橋まで2羽、公園川に2羽、1羽、赤津川で 
 1羽、2羽、1羽、計9羽。
キセキレイ:公園の川に1羽。
シジュウカラ: 公園1羽、滝沢ハム林で1羽、1羽、計3羽。
ホオジロ: 公園のサクラ並木で1羽、滝沢ハム林で1羽、計2羽。
ガビチョウ:滝沢ハム林で声1羽。
 
追記:10月21日、我が家の庭にジョウビタキが飛来しました。この声を聞くと、もう秋なのだと思います。
 







永野川2021年9月中旬
14日 6:00〜8:00 曇19℃
 
  週末は台風接近で大雨の予報です。そこまでずっと曇の予報なのですが、台風明けの晴れよりも、川の状態など今日の方がよいと思い出かけました。7:00ころには晴れ間も見えるようになりました。
  近着山裏の田にダイサギが1羽。この場所はサギが多種類見られます。
赤津川に入ると泉橋上でカルガモ4羽、まだセッカの声も聞こえていました。
 トピックスはバンとカイツブリです。
 赤津川、陶器瓦店下の川で何ヶ月ぶりかにバン1羽、まだ額板の赤い夏羽でした。
 少し離れてカイツブリ1羽、少し下ったところに、もう1羽、幼鳥か冬羽でした。
 もう一つはムクドリ、赤津川、両岸の電線に17羽と43羽の群れが見えました。3日前、家の近くでも70羽の群れが電線に留まっていました。シーズンなのでしょう。
 セグロセキレイが活発で、赤津川で2羽を皮切りに公園でも1羽、1羽、永野川も1羽、1羽活発でした。
 大岩橋北詰で、オナガが1羽、飛びすぎていきました。ここでは滅多に見ない鳥です。
 公園の中は、水も澄んで浅瀬もでき元に戻って来ています。永野川はほとんど工事中ですが、セキレイは水辺の護岸を伝って歩いています。
公園で、イソシギが2羽鳴きながら遡って行き、少し下ではイカルチドリが下って行きました。
 大岩橋の河川敷林でウグイスの地鳴きが聞こえました。囀りを最後に聞いたのが八月六日、とても早く会えた気がしてほっとしました。
 大岩橋河川敷林が道沿いに伐採されていました。この程度にしていてくれれば中が見えてよいのですが、まだ重機が止まっているところを見ると、どこまで進むか分かりません。上流からの河川工事の続きなのかも知れませんが、また鳥の居場所が少なくなります。
 第五小近くでシジュウカラ1羽、昨日シジュウカラの言語についてのテレビを見たばかりなので、声をもっと聞きたかったのですが飛び去ってしまいました。
 猫餌に集まるハシブトカラスは15羽を超え、またハシボソカラスも20羽近く飛び交っていました。この場所に増えている気がします。
 ヒガンバナがあちこちで咲き出しました。植栽したものが多いようで、どんな風景になるか、心配です。
 工業高校裏の秋咲きサクラが咲き出しました。まだ咲き始めたばかりのようですが、弱っている気もします。公園の樹木の管理は行き届いているでしょうか。ソメイヨシノは半分ほど落葉しました。季節のせいと思いますが、樹木の管理も見直してほしいところです。少し違いますが水道庁舎のギョイコウは見事な大木ですが、昔はもう1、2本あったようにも思います。伐採したとすれば事情はともあれ残念です。
 一気に秋に向かっていく季節の中で、元気な木々や鳥たちに会いたいものです。
 
キジ: 滝沢ハム付近の田で1羽。
バン:赤津川に1羽。
カイツブリ:赤津川に2羽。
カルガモ:公園池で1羽、赤津川3羽、1羽 計5羽。
アオサギ:赤津川で1羽、合流点に1羽、計2羽。
ダイサギ:滝沢ハム池に1羽、合流点に1羽、赤津川に1羽、1羽、2羽、計6羽。
イカルチドリ:公園で1羽。
イソシギ:  公園で2羽。
モズ: 赤津川岸電線に3羽、1羽、1羽、1羽、大岩橋河川敷林に1、計7羽
ムクドリ:赤津川で17羽、43羽、計60羽。
ハシボソカラス、滝沢ハム付近に15羽。
ハシブトカラス:滝沢ハム付近に12羽。
オナガ: 大岩橋北詰に1羽。
ツバメ:赤津川陶器瓦店近くで7羽。
ウグイス: 大岩橋河川敷林で地鳴き1羽。
セッカ:赤津川で鳴き声1.
セグロセキレイ:赤津川で2羽、公園川で1羽、1羽、永野川1羽、1羽、計6羽。
シジュウカラ: 第五小付近で1羽。
ホオジロ:,大岩橋河川敷で1羽。
ガビチョウ:大岩橋山林で1羽。
 







「風の又三郎」に向かってU 童話「さいかち淵」―風の中で叫ぶもの―
 「さいかち淵」の制作は1924(大正13)年ころと推定されます。この作品の「創作メモ」は残っていません。
 改稿されて、「風の又三郎」の九月七日、九月八日の章に組み込まれます。  
 「風の又三郎」との相違点は、章題が「八月一三日」、「八月一四日」、「ぼく」という第一人称で語られ、主な登場人物は「しゅっこ」です。「しゅっこ」は通称で、本当の名前は「舜一」です。「三郎」も登場しますが子供たちの一人です。下級生の「ペ吉」は同じ役割で登場します。
 子供たちが、「さいかち淵」に水遊びに行き、「八月十三日」の章では、発破で魚を捕る大人に混じって魚を捕り、さらに、賢治を彷彿とさせる「変な人」に会います。
 八月十四日の章では、しゅっこが毒もみの丹礬を持ち込んで、子供たちを誘って魚を捕りますが、思わしくなく、みんなで川遊びや鬼ごっこをします。争ううちに、夕立となり、風雨の中で不気味な歌声を聞きます。
 豊沢川と北上川の合流点から西に3キロ遡ったところに道地橋があります。その橋のすぐ下流の北にあった川原小屋淵と、100メートル下流の南側のまごい淵を、賢治は「さいかち淵」と名づけたようです。当時子供たちの遊び場でサイカチの大木があり、1940(昭和15)年の映画「風の又三郎」のロケ地に使われました。
 花巻市石神町の住宅地の中に「さいかち淵」の石碑があります。現在は川筋が変わってしまいましたが当時はこの近くまで流れが来ていたそうです。
 1989年「風の又三郎 ガラスのマント」のロケ地は、新しい川筋の道地橋下流で行われ、今はサイカチの大木などもある公園となっています。
 サイカチはマメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属落葉高木で、樹高は10メートルから20メートルにも達します。枝や幹に大きな棘があり、葉は羽状偶数複葉で日陰を作り、風に吹かれると、さやさやと鳴ります。秋には10〜20センチの鞘状の実をつけます。莢にはサポニンが含まれ、石けんの代用になります。
 「さいかち淵」には1回だけですが、「風の又三郎」では子供たちがサイカチの木に登る場面が4回あります。棘のある木に子供たちがどうやって登ったのか疑問です。棘無しサイカチが自生していたとは考えにくいので、棘を避けて登ることも技の一つだったのでしょうか。
 
……
そのうちに、いきなり林の上のあたりで、雷が鳴り出した。と思ふと、まるで山つなみのやうな音がして、一ぺんに夕方がやって来た。風までひゅうひゅう吹きだした。淵の水には、大きなぶちぶちがたくさんできて、水だか石だかわからなくなってしまった。河原にあがった子どもらは、着物をかかへて、みんなねむの木の下へ遁げこんだ。ぼくも木からおりて、しゅっこといっしょに、向うの河原へ泳ぎだした。そのとき、あのねむの木の方かどこか、烈しい雨のなかから、
「雨はざあざあ ざっこざっこ、
風はしゅうしゅう しゅっこしゅっこ。」
といふやうに叫んだものがあった。しゅっこは、泳ぎながら、まるであわてて、何かに足をひっぱられるやうにして遁げた。ぼくもじっさいこはかった。やうやく、みんなのいるねむのはやしについたとき、しゅっこはがたがたふるへながら、
「いま叫んだのはおまへらだか。」ときいた。
「そでない、そでない。」みんなは一しょに叫んだ。ペ吉がまた一人出て来て、
「そでない。」と云った。しゅっこは、気味悪そうに川のはうを見た。けれどもぼくは、みんなが叫んだのだとおもふ。(八月十四日)
 
 嵐のなかから聞こえる声は、「風の又三郎」では「風はどっこどっこ又三郎」ですが、ここでは、登場人物「しゅっこ」からの音愉で、「風はしゅうしゅう しゅっこしゅっこ。」となっています。
 この声については、「毒もみ」という禁忌を犯したものへの恐ろしい声、鬼ごっこで少し乱暴な手を使って子供たちを川に落として捕まえた、しゅっこへの子供たちの報復の声(注1)とする説があります。
 「「そでない、そでない。」みんなは一しょに叫んだ。ペ吉がまた一人出て来て、「そでない。」と云った。」という言い方は、いかにも子供の言い訳らしく聞こえ、子供たちの声だと言うことを証明しているようでもあります。
現実の子供たちの仕返しの声に、得体の知れない声を感じさせ、物語の方向性を変える手法は、見事だと思います。「風の又三郎」では、さらに伝説の風の又三郎への恐怖と転校生への不信を重ねます。
 不気味さを描くのは川の流れや雨で、風の描写は最後の二例のみです。ただし突然聞こえてきて、決定的に子供たちを恐怖の底に陥れて、「風」の魔性の暗喩となっているようです。
 賢治が「風の又三郎」の制作に関するメモを残しているのは、1931(昭和六)年一月以降使用の「MEMO印手帳」の3〜26ページです。「さいかち淵」制作期と推定される1924(大正十三)年には、既に子供と風、風の精と子供、という関係に注目し始めていたと言うことでしょうか。
 ほとんどの部分は子供たちの川遊びを描くこの作品を、「風の又三郎」に組み込んだのは、この最後の、風の中から誰の声ともなく聞こえる声を、作品に登場させるためだったのではないでしょうか。
 
注1秋枝美保「さいかち淵」論 『近代文学試論 第18号』 1979、11 『日本文学研究資料叢書 宮沢賢治U』有精堂 1983再録
 
参考文献:天沢退二郎『謎解き・風の又三郎』 丸善ライブラリー33 
    1991
 
 
 







永野川2021年9月上旬
7日 6:00〜8:00 
晴 18℃
 久しぶりに、晴が予想できる天気で、空の加減を見ていたら、6:00になっていました。
 二杉橋周辺の工事も本格的になって、加えて昨日までの雨で水も増え、ほとんど鳥はいません。睦橋の少し手前まで来てようやくカルガモが1羽見えました。
 セグロセキレイの声がして1羽、2羽と見えはじめ、上人橋まで来て、ようやくダイサギ1羽、アオサギ1羽がいました。ここは少し工事が進み、盛り土の部分が広いので、鳥たちも居場所としているのでしょう。
 公園の池にも、西池流入口にセグロセキレイが1羽のみでした。公園に入って、芝生にセグロセキレイ、川にダイサギが見えました。
 今日のトピックスは、ツバメでしょうか。赤津川陶器瓦店上の橋で、ツバメ16羽の群れに会いました。時々イワツバメがいる場所なので確かめたのですが、すべてツバメでした。合わせて20羽となりました。渡りはまだなのでしょうか。遅れてしまったのでしょうか。
 もう一つ、大砂橋に近い林縁の大木に、小鳥の動きがあって、エナガ20羽の群れを見つけました。ここは私にとって穴場です。薄曇りのうえ、陽当たりの悪い場所で、充分な観察ができていないのが辛いところです。今日はエナガの群れでしたが、もっと多種類の鳥がいる気がします。近くでガビチョウが鳴いていました。
 赤津川ではまだセッカの声がしていました。でもモズが電線で高鳴きも始めている気がします。
 稲の実った田の上を、大きなワシタカが、舞っているように見えました。こんなに大きなタカが、こんな低い位置で、ずっと旋回するなんてあり得ないので、よくみると大きなワシタカ型の模型でした。恐らくスズメよけだと思います。少し前のワシタカの声の放送よりも、静かですが、効き目があるのでしょうか。
 合流点では、前回と同じく、カワウが3羽来ていました。今日は以前のチュウサギではなく、ダイサギが4羽一緒で、それぞれ干渉せず、と言った感じで、くつろいでいるようでした。
 ヒガンバナが咲き始め、ススキが穂を出し始めました。鳥のシーズンも間近です。
 
カルガモ:永野川睦橋付近で1羽、公園池で1羽、赤津川3羽、4羽 計9 
 羽。
カワウ: 合流点で3羽。
キジバト:大岩橋付近民家大木に2羽、カップル風。
アオサギ:永野川上人橋付近に1羽、滝沢ハム池1羽、合流点に1羽、計 
 3羽。
ダイサギ: 永野川上人橋付近に1羽、公園上空1羽、滝沢ハム池に1羽、合流
 点に4羽、赤津川に1羽、計8羽。
モズ: 赤津川岸電線に1羽、1羽、高鳴き、大岩橋河川敷林に1羽、滝沢ハム
 林1羽、1羽、計4羽
ムクドリ:赤津川で3羽。
ハシボソカラス、ハシブトカラス:ほとんど見かけなかった。
ツバメ:公園で1羽、2羽、1羽、赤津川陶器瓦店近くで16羽、計20羽。
セッカ:赤津川で鳴き声1羽。
ムクドリ: 赤津川で3羽。
セグロセキレイ:公園川で1羽、1羽、池で1羽、永野川1羽、2羽、合流点で1羽、計7羽。
シジュウカラ: 滝沢ハム付近公園で1羽。
エナガ: 大岩橋付近林縁で20羽の群れ。
ホオジロ:大岩橋河川敷2羽。
ガビチョウ:大岩橋山林で1羽。
 
 
 







永野川2021年8月下旬
29日 5:30〜7:30 曇 25℃

 朝5時の段階で薄曇り程度、上空に青空があり朝焼けかなという空でした。大平山はくっきりと姿を見せていたのですが、永野川に着いたころは完全な曇りになりました。このごろ晴天に恵まれません。
 錦着山裏の田でサギ2羽、少し遠くて種は見分けられませんが、恐らくダイサギだと思います。。
 赤津川で、泳ぐカルガモ3羽、少し小さめなので今年生まれの若鳥かも知れません。まだまだカモは少ないです。
 川岸の草むらからキジの♀、飛び出して田の畦の草むらに消えました。小さめなので若鳥と思いますが、♂の兆しは見えていませんでした。
 電線でモズが小鳥の鳴き真似をしていましたが、田んぼへ消えました。その他にも、電線で3羽のモズが鳴いているのに会いました。大岩橋でも2カ所で鳴き声が聞こえました。そろそろ高鳴きが始まるのでしょうか。未だにはっきり区別が付きません。
 ツバメが田んぼの上を、2羽、2羽、と行き交いました。そろそろ渡りは終わっているのでしょうか。
 セッカの鳴き声が聞こえました。
 アオサギが2羽、合流点で1羽、滝沢ハムの池でも1羽、ここにはダイサギも1羽来ていました。
 滝沢ハム林付近で、かなり上空を、東の方向へ、スズメ大の30羽の群れがいました。同時に南に向かうヒヨドリ大の10羽群れを見ました。
 スズメ大は、スズメがネグラに向かっているか、カワラヒワか、小型のシギ、チドリ、ヒヨドリ大は、ムクドリが採食場へ向かうのでは、というお話でした。いずれにしても、もう少しはっきりその場で見極められないと、と思います。
 滝沢ハム近く、野良猫に餌を撒く人がいる場所に、ハシボソカラスが10羽ほど群れていました。小さめだったから、今年うまれの若鳥かも知れません。いつも思いますが、カラスは猫を襲うこともあることを、餌を撒く人は知っているのでしょうか。
 ここでは、あまり聞いたことがなかったガビチョウの声が聞こえました。

 大岩橋河川敷近くの電線でキジバト1羽、先回と同じ場所にいました。
 大砂橋近くの河川敷で、ホオジロ1羽の声が聞こえていました。暫く粘って、工事現場の草むらのてっぺんで一心になく姿を確認しました。今日はこの1羽のみでした。
 林縁の大木でメジロの声が聞こえました。小さな声です。姿は2羽のみ確認出来ました。
 
 公園の川は、やっと川が普通の状態に戻り、中洲もでき、水かさも減って澄んでいました。
 中洲の少し大きめの石に、じっと動かない影がありました。鳥では無いのかと思ったのですが、双眼鏡に入れると、黒っぽかったのですがカワセミでした。急いで近くまで行くと、背中の青が少なめでしたが確認出来ました。若鳥なのかも知れません。一瞬、フォバリングして水中に飛びこんで向こう岸に上がると、嘴には小指くらいの銀色に光るものを咥えていました。ここには、やはり魚が多いのですね。だからカワセミがよくやってくるのでしょう。
 セグロセキレイが1羽ずつ4カ所で鳴きながら走っているのが見えました。上人橋から下でも、2カ所で確認しました。

 池には鳥はいませんでした。少しゴミが固まって浮いているところがあり、カイツブリが来れば浮巣となるでしょうか。

 永野川の睦橋付近も本格的工事が始まり、岸の植物は全くなくなって、中洲も全く変わってしまいました。少し残った水辺からカワウが3羽、上流に飛んでいきました。

 公園の法面は綺麗に刈り取られましたが、キツネノカミソリの根は、残してくれたでしょうか。ついでの盗掘など、絶対にしないでほしいです。
 
 先回みた「ツリガネニンジン」は、ほとんど枯れかかっていましたが、花の付き方、葉の付き方から見て「ツリガネニンジン」と確認しました。来年を楽しみにしています。
 
キジ: 赤津川岸で♀若鳥1羽。
カルガモ:赤津川3羽。
カワウ: 大岩橋付近で3羽上流に向かう。
キジバト:大岩橋付近電線に1羽。
アオサギ: 合流点1羽。赤津川1羽、公園池に若鳥1羽、永野川1羽、計5羽。
ダイサギ: 滝沢ハム池に1羽。
サギSP: 錦着山裏の田で2羽。
モズ: 赤津川岸1羽鳴き真似、電線に3羽、大岩橋河川敷林に1羽、1羽、計6羽。
カワセミ:公園川に1羽。
ハシボソカラス、滝沢ハム付近芝生で10羽。
ハシブトカラス:目立つ群れはなかった。
ツバメ:赤津川で2羽、2羽、計4羽。
セッカ:赤津川で鳴き声1羽。
セグロセキレイ:公園川で1羽、1羽、1羽、1羽、永野川1羽、1羽、計6羽。
メジロ: 大岩橋付近林縁で2羽。
ホオジロ:,大岩橋河川敷1羽。
ガビチョウ:滝沢ハム付近で1羽。