25日 2016年最後の探鳥です。 気温は暮れ並に低くなりましたが、よい天気です。明日から天気が崩れる予報なので少し早いのですが決行しました。 公園から入ると、駐車場でツグミが鳴いて走っていました。 工業高校のポプラの大木にあるカラスの古巣に、ハシブトカラスが2羽いて、1羽が巣をつついていました。この時期、繁殖でもないのでしょうが、何をしているのでしょう。 芝生の桑の大木はすっかり葉をおとし、見やすくなった、と思いましたが、敵もさる者、鳥ちは消えてしまい、シメが1羽、ツグミが1羽のみでした。日曜日なので近くで中高生が運動しているせいかもしれませんが。 ワンド跡では多数のスズメの声のみ聞こえましたが、少し見ているとシジュウカラが3羽飛来し、鳴いて飛びかいました。 ワンド近くの中州に、イカルチドリが3羽揃っていて、最近珍しい光景です。上流の中州でも2羽、永野川でも1羽、と多い日です。セグロセキレイも時々行きかいます。 少し登ったところで、カワセミが下って来て枝に留り、ダイビングしましたが、獲物は取れませんでした。さらにもう一度トライしても失敗し、数秒ホバリングしていましたが、川下に飛び去ってしまいました。 クワの大木からシメが4羽飛び立った後にモズが残っていました。恐らくモズを警戒して飛び立ったのでしょう。 西の調整池で、カルガモ2羽のみ、と思っていたら、ヒドリガモ25羽が飛び立ち、旋回していましたが、戻らず西に飛んで行きました。気付いたら、小さい子が水際まで下りていました。多分ヒドリガモは私の見えない側にいたものが飛び立ったのでしょう。カルガモは逃げないのは人間に慣れているからでしょうか。 大岩橋の河川敷林ではカワラヒワが8羽、3羽、と飛び立ちました。 山林からカケスが2羽飛びだして、背後で、オオタカ?と思われるピーピーという声が聞こえました。そのためだったのでしょうか。山林はそんなに急な山でもないようですから、一度登ってみたいものです。 大岩橋から川を眺めると、ダイサギが1羽川を遡っていきました。水際の枝にはエナガ7羽の群れが見えました。橋の上は絶好のポジションです。 滝沢ハムのクヌギ林で、シジュウカラ5羽、シメ2羽、キジバト2羽、公園側の低木でホオジロ4羽。狭い場所で、複数の種類がみられるのは楽しいですね。 滝沢ハムの調整池にはまだ水があるのでしょうか。岸辺にダイサギが13羽群れていました。ダイサギの群れを見るのは珍しく、いつも孤高の鳥のイメージが強かったのですが。 赤津川に入ると、工事のない泉橋までに、カイツブリ2羽、カルガモ24羽。ここは鳥の逃げ場所のようです。上空にトビが1羽、ノスリは見えませんでした。 少し上の工事のない部分で、カワセミが一羽下っていき、バン1羽、ハクセキレイが1羽。コガモ2羽見えました。 東岸で、カワラヒワが舞いあがり電線に集結するように留りました。53羽で、今年二番目に大きな群れです。羽色の黄が美しくほっとする平和な風景です。 ダイサギも1羽、4羽、アオサギも1羽ずつ3羽、点在しました。赤津川はやはり鳥の来る川です。 合流点の川岸の草むらにガサっという音がしてキジ♂の青い首が見えました。キジも久しぶり、めっきり少なくなりました。ここでもイカルチドリが2羽見えました。 上人橋から二杉橋までを往復しました。 第五小付近のいつもの場所で、コガモ19羽、カイツブリ2羽、カルガモ15羽、ヒドリガモ2羽、アオサギ1羽、鳥の居る場所も決まってしまったようです。 カシラダカ、アオジなどは草むらに隠れたのか全く見えませんでしたが、ダイサギや、カワラヒワの群れという、一つの冬の風景を見ることができました。 鳥リスト キジ、カイツブリ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、アオサギイカルチドリ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ツグミ、スズメ、セグロセキイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ 付記 膝を痛めてしまい、しばらく永野川に行けなくなりました。今年は鳥も豊富なのに大変残念です。 回復するまで、永野川の報告は少しお休みします。 |