やさぐれ社労士の独り言

以前に「総務の森」というサイトに私の考えを載せておいたのですが、先週の神戸新聞に労働局の見解が載りました。なぜ神戸新聞かというと、言い方悪いですが震源地ですわな。

通常、会社が従業員に休業を命じた場合、最低６割の休業手当の支払義務がありますが、今回のインフルエンザのような場合は会社が勝手に休業させたわけじゃないので判断が分かれるところ。
誰も考え方出さなかったので、私が総務の森に掲載してたんですが、今回ようやくお役所が見解出したということ。つか、ブン屋に聞かれて渋々答えただけでしょうけど。

その見解の要点だけ言えば、「行政の指示や要請による休業の場合は休業手当を支払わなくても可。会社が自主的判断で休ませると支払義務あり」とあいまい。なんだよ、意味ねーじゃん。

一番困るケースが、感染の疑いある従業員が発生した時。ちなみに今朝、ウチの社員の一人から熱があるので休む旨連絡してきたが、思わずインフルエンザじゃないよね？と質問。ピリピリしてます。
確定してなくても感染の恐れがあれば出社なんかさせられません。社内で蔓延したり、お客さんにうつしたりしたら会社の存亡に関わる。

こういう場面での休業は、上記の観点で言えば休業手当支給となるのでしょう。でも役所の見解は、「個々の事情で適切に判断し、労使間でもよく調整してね」だって。こじれて役所に持ち込まないでくれ、とのスタンスが見え見え。

今回の騒動はとりあえず収束の方向にあるようですが、今後のために会社としては就業規則の見直しをしておくとベター。
病気や感染者の就業禁止条項はほとんどの就業規則に盛り込まれていますが、これらとの接触や周辺地域で感染してる場合の取扱いまで決めている就業規則はほとんどありません。
これらの者に対しても休業を命じることができる旨規定化することで対応が可能となるでしょう。

新型インフルエンザはマスゴミ主導のバカ騒ぎから落ち着きを取り戻してきてるようです。関東でもポツポツ発生してるようですが、皆冷静ですね。無関心さがいい面で出てるのかも。

都内の知り合いの会社ではマスク買い置きしたりしてますが、今回はマスクの配布はしてないとのこと。
その代わり、関西で流行し出した頃から時差出勤を取り入れてます。
理由は、首都圏特有の満員電車対策。ウィルスは人から感染するので、電車乗らないのがベストだが、それじゃ会社やっていけない。
効果100％ではないものの、少しでも感染機会を低くするため、比較的電車のすいてる朝8時までの出社か10時の出社としてるようです。
これなら業務への影響もほとんどなし。

都心部の9時前後の混雑は半端じゃないし、背が低いと人の息がまともにかかってキモく、二日酔いや口臭ひどい奴は乗車禁止にして欲しいほど。普段でもあちこちでセキやくしゃみの声がするので、もし感染者だったら防ぎようがない。

ちなみに私は1年中マスクしてます。感染予防効果はないとマスゴミがあおってますが、私の場合は花粉症予防。かつてはＧＷ過ぎれば楽になってたのが、最近は年がら年中くしゃみが出るようになった。逆に、たまにマスク忘れるとスースーして気持ちが落ち着きません。

今日は午前中、アキバを巡っていたのでブログのアップが午後になりました。明日は終日、研修のため新橋に行くのでアップできません。その分、土曜に何かカキコしたいので、お楽しみに。
今日のアキバは、ＰＣ修理のリピーター客からノートＰＣのレベルアップを依頼され、部品を集めに行きました。ピーカン照りで暑い〜！

私の場合、格安修理が売り物なので、基本的に中古部品を使います。アキバには中古専門店も多数あり、レアな部品も入手できますが、直接行かないとわからないのが辛いところ。店で見かけて、今後のために、とソッコー買ったものの、十年以上の不良在庫となった部品も家に山ほど。

そういうわけで、目的の部品だけ買って帰ることはまずありません。特にジャンクショップは見てるだけで楽しいです。放っておけば一日中ぶらついていられる。
ジャンクショップというのは、いわゆるジャンク品と言って、普通なら故障品やゴミとして捨てられる程度の品を売っている店です。私みたいなのにとっては宝の山。部品取りや再生には最適です。場合によっては、持ち帰ったらそのまま動いたノートＰＣなんかもあります。
もちろん基本は保証なしの自己責任。動かないといって返品や返金は出来ませんし、使い方や技術的なことを聞くのもご法度。そういうコアな世界なんです。
私は、アキバへは小３の頃から行ってたので、こういうへそ曲がりな仕組みが大好き。オタクともいうか。

そうそう、ジャンクな世界へ足を踏み入れたい方へ、こんなＨＰ紹介しときます。特に最初の方にある「ジャンクショップマップ」はお勧め。それと、ジャンク品を弄んだ結果レポートも多数あり、私も投稿してます。「液晶フラットケーブルの補修」。何のことかわからんでしょ、ウフフ。

本日、まぐまぐへメルマガ「労務の劇薬」を発行しておきました。午後１時アップなのでお昼時に見た方はそれまでお待ちを。このブログ、多くの読者はメルマガから来られた方だと思うので、ダブりますね。
最初はこの告知だけでお茶濁そうと思いましたが、何だかブログの読者が微妙に増えてきてるのでそうもいかないか。

んじゃ、先週書いた「転職コンサル登録+シカト」の続報。
先週は申し込んで１週間経つが、なしのつぶてだったと書きましたが、今日メール来ました。内容コピペ↓

＜ご連絡が遅くなりまして、申し訳ございません。
ご登録頂きました職務経歴を拝見させていただきまして、須藤さまのご経験やご希望に合った転職コンサルタント・ヘッドハンターをお探ししている状況ですが、現時点で「絶対転職ネット」ではご紹介できそうな転職コンサルタント・ヘッドハンターが見つかっておりません。
ぜひ須藤さまの方でも、転職支援会社や求人メディアをお探しになっていただければ嬉しく思います。＞

って、やんわりと断られた･･･　 ○|￣|＿

朝、ＴＶ見たら新型インフルエンザの話ばかり。毎度おなじみ「ばっかり」報道。昨日やってた鳩山氏の話しはぶっ飛び〜。

ここまで蔓延し出せば、首都圏での発生も間近でしょう。致死率は異常に高いというわけじゃなさそうなので落ち着いて行動するしかない。
ま、こんだけマスゴミが騒げば不安が増殖し、生活への混乱は避けられないかも。ある意味、病気よりマスゴミの及ぼす影響の方が厄災と思うんだが。どうせ最後は、政府の対策が悪いということでしょ。わかりやすっ！

どこでどれだけの人が感染し、どう対処するかを冷静に報道する機関が欲しいです。ネットの方が自分の自由で見られるし、おかしなプロパガンダを含まないだけ信頼できる。
役所もこの点をもっと強調すりゃいいのに。要は、現状と対策をしっかり周知すること。

鎖国するわけにはいかないので、どのみちこんな事態は想定できたはず。全く感染者出さないなんて無理。それより、感染を防ぐ方法や病気の程度がわかれば被害は最小限で済むはず。特に、マスゴミの悪い点は、かかったら大変なことになる、とヒステリックな脅迫報道。せいぜい、手洗いやマスクしましょうと、おためごかしに言う程度。

今回の奴は、どうやら普通のインフルエンザとそれほど違わないらしい。
今の時期でも普通のインフルエンザはあるはずなので、この時期の感染状況と新型との違いを明示し、感染力や重篤度にそれほどの違いがなければ騒動も落ち着くはず。社員一人が普通のインフルエンザにかかっただけで営業締め切る会社なんぞないでしょ。
ただ、役所がそんなデータ採ってないというなら、マスゴミの攻撃もやむなし。