今日は会社業務やってます。労働保険の納付書きたもんで、サクサクと終了。
いっとき時間が空き、ネット見てたらこんな記事が。
<家庭内製品>「重大事故」1412件かつて家電量販店のバイトしてた折、メルマガでも注意を喚起しましたが、相変わらず減らないですね。
記事では家庭内製品ということで燃焼器具も含まれてますが、ガスコンロが危ないのは見てもわかる。爆発やつい先日起こったCO中毒も発生します。使い方のミスが一番多いですが、中には製品不良もあるので怖いです。
今は各種の安全装置がついていて機構が複雑化しており、かえって故障を誘うことにもなってるように思います。昔のコンロに立ち消え防止装置なんてなかったが、それが原因の火事が異常に多くもなかった。要は、人間自体が不注意になってきてるのでは。
ガスや石油は燃料なので危ないのはガキでもわかるが、家電品はわかりにくいです。それでもストーブやコタツは熱を利用する製品なのでなんとなくわかるが、エアコンとか冷蔵庫はなぜ冷やしたり暖めたりできるか原理を知らない人がほとんどでしょうね。
家電修理技術者や電気工事士、それも第1種と言って、そこらの工事屋では中々いない高圧をいじれる資格を持ってるので、こういうの得意なんです。ちなみに電気工事の方が社労士よりカネになるんですが、高所恐怖症なんでね。無駄な資格取ってしまった。
ともかく、電気の原理説明してると日が暮れちゃうので控えますが、機構上はモーターを使用してます。
通常の使い方なら問題ないですが、古くなったり過酷な運転を続けるとモーターに負担がかかり、異常な熱を発するようになります。
よく消費電力と言いますが、モーターの消費電力は、通常の速度で回るより無理な回転してるときの方が電力を多く消費します。
ところがモーターのやってる仕事は無理な回転は著しく低いです。
ということは、無理な運転時に増えた消費電力はどうなってるでしょう?
答えは、全て熱に置き換わってます。
するとモーターが過熱し、これが続くとベアリングが油切れとなり余計に負担が増すとか、怖いのは、コイルの絶縁破壊を起こし内部ショート状態になること。こうなると場合によっては発火に至ります。
モーターの場合、本体だけでなくコンデンサにも異常な電流が流れ、破裂や発火の危険もあります。この危険性は、エアコン、冷蔵庫、一部の除湿機、スポットクーラー等に付きまといます。
国産品は品質管理がうるさいのでそうそう変なことは起きませんが、中国製は危険性かなり大です。品質管理の概念がない国なので、もし故障クレームが出れば、商品交換で終わり。その交換された品も故障してた事例も見てます。
シーズン終わりましたが、暖房機器は恐怖の一言。温風ファンやハロゲンヒーターがその代表格。
少なくとも購入してそのまま使用は禁物。結線がユルユルなのは当たり前。線の接触や絶縁不完全も非常に多いです。
だから私は、この手の国の製品は安さに負けて買いますが、必ず分解して内部点検してから使ってます。
かつてバイト先で廃棄品として頂戴してきたヒーターの類は軒並み内部が黒焦げ状態。接触不良箇所の過熱が原因。あと一息で発火してました。
つか、最近のは筐体を接着剤で留めてるひどいのが多く、やりづらい。そんなときは、思いっきりバキバキ。一シーズン持てばいいや、どうせ安物だもん。