やさぐれ社労士の独り言

つい最近までハロワ勤務のやさぐれ社労士が本音で漏らす独り言。 何でもありの劇薬指定!
 
2009/06/16 12:23:56|雑記
スクーターの修理
昨日は非番日。先週土曜に横浜の人から2万円で譲ってもらったスクーターを修理。エンジンが故障しているということです。確かにエンジンはかかるが、やたらに音がうるさい。何かの擦れるようなガラガラという異音。コジマの台車を押してるときのような音。
クランクベアリングが怪しい。

クランクベアリングはエンジンを完全に分解しないと確認や交換ができません。シリンダやピストンを外し、エンジンブロックの分解が必要です。要は全バラ。
普通のスクーターの分解は初めてですが、普通のギア付バイクや3輪バイクは何度もいじくりまくってるので、何も見ずにさっさと分解開始。機械モノってのは原理原則があるので、屁でもない。

途中、専用工具が必要な部分もありますが、良く使う物は買ってあるし、なけりゃ工夫して自作。鉄板や鉄パイプを材料にグラインダーやドリルを使って作るんです。何度も使わない今回だけ用なので、とっても仕上げは汚く、とても画像は見せられません。代わりに分解途中の図を一枚。

で、何だかんだで分解したのが右側の一枚。クランクベアリングがダメになってます。大小リングに挟まれた鉄球は、本来は鉄の帯で均等に仕切られ直接見えないのですが、鉄帯が粉々に砕け散ってクランクケーズ内に散乱(画像手前のバラけた屑)、鉄球もアンバランスな並び方となってます。ベアリングを取り外して(圧入なので取り外しに苦労します)、手で回したらゴロゴロと凄い音と手には振動が。
鉄球や受け側の溝もメチャクチャに変形してました。

前の持ち主は、異音がして以来エンジン掛けなかったとのこと。ベストな判断です。もし無理して乗り続けていると、ベアリングが焼きついたり金属片がエンジンを痛めてしまい、走行中に突然エンジンストップし、クランク軸やエンジンブロックまでダメにする恐れがあります。そうなると修理は不可能。エンジン載せ替えしか手がなくなる。確かに、ベアリングが壊れてもガラガラ音がするだけで走れちゃいますし、そういうバイク結構見かけます。

車検がないからこそ小型のバイクは普段のメンテが重要。つか、普通の人はバイク屋へ持ってぐか。貧乏な私はシコシコやるしかない。器用貧乏とはよく言ったもんだ。

いけね、新品の部品注文しなくちゃ。問題は、週末まで元の姿を覚えてるかどうかだな。







2009/06/15 11:06:16|役所裏事情
汚職事件
郵便不正事件では厚生労働省の現職局長が逮捕される事態に発展してます。やり手の女性官僚ということもあり、毎度おなじみの執拗な報道が続いてます。

旧労働省の出身ですが私は面識ありません。同年代なので私の在籍当時は旧婦人局の係長あたりだったのでしょう。省内でも婦人局は怖くてあまり出入りはしませんでした。(不用意なこと言うと噛み付かれる)
ともかく、局長ポストに就くのは大変なことです。東大がメインの官僚の世界で局長まで上り詰めるのは、想像を絶する体力、知力、精神力の他、大物との太いパイプも必要です。私にゃ到底不可能、その気もない。

で、思い出したのが20年ほど前のリクルート事件。当時の現職課長と元局長(逮捕時は次官)が相次いで逮捕された事件です。元課長も元局長も毎月求人倍率の発表の際、合議で決済もらいに行くので顔なじみの上司。ノンキャリの私の名前も覚えてもらっていたこともあり大変驚きました。

逮捕直後は省内騒然。TVカメラがフロアに常駐するわ、トイレ行くとインタビュー受けるわで一週間は仕事になりませんでした。当然、インタビューには応じないよう緘口令が敷かれてます。

その後しばらくして私も検察庁の事情聴取を受ける羽目に。たまたま古い文書の整理があり、長期保管用の書類を部外の倉庫に運び入れたんです。これがどこで歪曲されたのか、証拠隠滅のため資料を持ち出したとの疑いを持たれたわけです。

当然まったく無関係の書類なので、見たけりゃ見ろ、ってことで無罪放免。ただ、何時間も同じ質問繰り返すのには参った。少しずつ質問変えても核心は同じポイント。ただ、関係者聴取ってことでそれほど恫喝的じゃなかったのは幸い。これが圧迫的で何日も続くと「すみません、私がやりました」って言ってしまうかも。

今回の逮捕劇で恐れるのは、マスゴミの厚労省たたき。検察も小沢問題や足利事件(嫌な名称だが仕方ない)の名誉挽回で躍起になってる上、厚労省は元々年金問題等もあるので絶好の餌食になる恐れがあります。私ら、労働分野でメシ食う者にすれば雇用環境が最悪の今、つまらんことで政策立案や実施において萎縮しやしないか、これが心配です。







2009/06/12 12:57:40|雑記
マスゴミ相変わらず
毎度おなじみテレビ朝日が誤報でまた悪さをしたようです。
それでも、誤報と認めておらず、信憑性に疑いがある、とふざけたこと言ってます。
今は必殺仕事人しか見ないのでどうでもよいTV局ですが、番組内で軽く詫びいれただけでそれきりのようです。他局も少し報道しただけで、それ以上の突っ込みはなし。あれっ、ずいぶんあっさりしてんな。

ちなみにテレビ朝日のホームページを初めて見たが、詫びのかけらどころか誤報だったことさえ全く触れてない。試しに検索欄を使って「誤報」と入れたら、日テレのバンキシャの記事がズラズラ。自分のとこは全くなし。さすがだな、捏造の天才。

これが政治家のミスなら、やたらと気勢を上げて叩きまくるのに、こういう時はすぐだんまり。言いっ放しの無責任体質にはキレそうになる。毎度のことだが、こんな連中に報道の自由などと言わせておいていいのか非常に疑問。

あいつらがボロクソに言う政治家だって、一応は選挙を経て出てきてるし、かく言う私も社労士の試験受かって名乗ってる。マスゴミどもは誰からもオーソライズされてなく、憲法で保障されたとかぬかして勝手こいてるだけ。

ちなみに、しつこくやってる北朝鮮報道は、お腹一杯。じゃ、どうするべなんて内容は全くなし。つか、そんなに重要なのか?
後継者争いや秘密の施設なんかはどうでもいいし、何を食ってるか、どんな施設があるかとか、興味ないしどうでもいいこと。何度も何度も繰り返し見せられると吐き気がします。
しかも、色んな番組でコメントする連中って、いったい何者?
局や番組毎に定番メンバーだし、思考も皆一緒。

それとウザいのが足利事件。すごく執拗に報道し続けてます。
冤罪はあってはならないことだが、それにしてもかなりしつこい。
地元の地名なので余計気になる。まるで足利が悪の権化みたいな印象で市民は嫌な思いをしてるでしょう。

ちょい前は、小沢問題で検察ガンバレ報道してたのが、恐ろしい豹変振り。
反日マスゴミの作り出す、国家権力は巨悪とのイメージに乗らされないよう冷静に見ましょ。

なお、明日は落札したバイクを取りに横浜まで往復なので、ブログのアップはありません。月曜までお待ちを。







2009/06/11 16:16:38|労務管理
休業後の社会保険料
先月にIT会社の役員辞任したものの給料計算や助成金の申請があるので、今月も週3日程度出社してます。今日は非番日。午後に晴れてきたものの近所の手前、外に出づらいです。プーの身の狭さを久しぶりに味わってます。トホホ・・・

4月から休業させている社員も同じような心持ちなんだろうな。仕事さえ入りゃ即刻解消なんだが、景気の底打ちなんてどこの国の話じゃ。

休業で思い出しましたが、長期にわたる休業となった場合、社会保険料が減額します。給与事務担当者ならご存知かと思いますが、月額変更といって、固定的賃金の変更後、引き続く3ヶ月の給与総額が社会保険料の報酬表で2等級以上変動する場合、月額変更届を提出することで、4ヶ月目から新たな保険料に改定されます。

なお、紛らわしいのが労災や病気による休業のケース。この場合はず〜っと保険料は変更されません。6割の休業補償になっても相変わらず保険料は高いまま。なんだか不公平。

休業の場合だけなぜ変更が可能かの理屈は社会保険庁の通達が根拠となってます。休業(レイオフ)のことは書いてあるが休業補償は書いてないから、と言うのが真相のよう。お役所らしい解釈だな。

ともかく長期にわたる休業を命じている会社は3ヶ月経ったら月額変更が可能かどうか試算してみましょう。本人と会社の負担額双方が多少少なくなります。
但し、3〜4ヶ月で休業を解除してしまうケースでは適用できません。当社の例だと、4月から3ヶ月休業後、6月末で解雇予定なので逃げ水となりました。










2009/06/10 13:20:17|労務管理
パワハラも労災
昨日のネット記事ですが、パワハラに関する労災相談状況が載ってました。
今年度からパワハラに起因するうつ病等も労災対象となったので、相談件数が急増したということです。

社労士はじめる前から、労災の認定には興味があり、色々な事例を調べてます。法的にどうとか屁理屈こねるより、実際の事例研究の方が臨場感があって数段面白いです。

特にセクハラ問題に関しては、男女はおろか女性どうしでも考え方が全く違うことがあり、果たして問題なのか、と逆に疑問持ったことも。
ま、天真爛漫でおおらかな女性と三角の目した被害者意識むき出しの女性とでは違って当然か。真相は知らんが有名人に例えれば、スザンヌと福島○穂の差。気が狂っても、○穂になんぞにセクハラするかっ!

で、問題の記事ですが、なるほどひどいのもあれば、あったり前でしょ、てのも混在。手を出せば暴力となるのでさすがにまずいですが、受け取る側の感覚に左右される言葉の暴力ってのは確かに難しい。

まさか、禁止用語集作るわけにいかんし、一番の懸念は、会社の指揮命令がメタメタになる恐れがあること。気に入らない指示は全てパワハラだと言い出す左巻きのバカが出現するのは確実。で、いつものとおりクソマスゴミや日弁連が支援の構図。あ〜、見飽きた。

会社の上司は、こんなの恐れず、是々非々、毅然たる態度で接することが肝心。いい加減にやってると社長からパワハラ受けることになりかねない。
パワハラの一つの目安は恐らく、執拗に繰り返すような場合はダメということでしょうな。ミスの報告を受け、勢い余って「何やってんだオメ、このデレスケが!」なんてのは一回ぽっきりだからOKかな? つか、都会じゃ言葉が通じん・・・