満開のニッコウキスゲ 八ヶ岳の肩に薄っらと浮かぶ富士山栃木稲門会山歩きの会の歴史の重みにびっくり。1972年7月の鬼怒沼湿原に始まり2011年11月の妙義山まで実に54回を数え、年に1〜2度のペースで開催。2006年9月には50回記念の祝賀会が開かれ、設立発起人の一人長老の海老沢先輩に感謝の花束贈呈が行われるなど、堅実な運営が営まれてきた。
そんな山歩きの会の継続を図る為、今回の山歩きの候補地を挙げて欲しいと連絡があり、気軽に美ヶ原王ヶ塔と霧ヶ峰車山を推薦しました。どちらも深田久弥の日本百名山の山であり、距離的にみてもバス移動で小一時間だし、しかも登山の高低差が極めて少なく、車山に至ってはリフトを使って簡単に登れる山だからでした。しかしこれでは登山に相応しい山とは言えず、せめて3〜4時間の山登りを入れるよう要請があり、車山1本に絞り込みました。
ビーナスラインの車山肩駐車場から車山1925m山頂に登り約40分、一旦車山湿原迄降り、30分で蝶々深山1839m15分で物見岩1785mを経由し、約1時間で八島湿原の八島ビジターセンター迄8q強のハイキングコースを選び、7月中旬のニッコウキスゲ最盛期に推しました。(実際はM先輩と山猿A君が企画)
今日がその日です。5時半に栃木市運動公園西駐車場から25人乗りのマイクロバスで出発。参加者は12名。旅行の良し悪しを左右する天気は長野県松本市、立科町どちらも9時から午後3時までは晴れマーク。道路の混雑もなく、栃木から北関東、関越、上信越、中部横断の高速道を乗り継ぎ国道254号142号で白樺湖を通り車山肩まで3時間足らずの8時半前に到着。群馬県では遠景の見通しが良くなかったのに長野県に入ると見通しが良くなり、浅間山、四阿山、北八ヶ岳蓼科山、霧ヶ峰が近づくと南アルプスの仙丈ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山の左に八ヶ岳の阿弥陀岳、赤岳、横岳、その肩に富士山が浮かんでいました。右に転ずると中央アルプスの木曽駒、その右奥に御岳山と日本の屋根が次々に車中から姿を見せてくれました。
車山登山に取りかかると乗鞍岳、霞沢岳の右に残雪の穂高の山々も見えてきました。大キレットの右に南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、常念岳と続きますが槍の穂だけは雲に隠れて最後まで見えませんでした。水晶岳や鹿島槍ヶ岳、五竜岳、黒姫妙高の山々など百名山が引く手数多でした。
遠景ばかりでなく高山植物も見事でした。ニッコウキスゲは柵で囲まれた箇所は見事に真黄色に染まっていましたが、2年前は登山道にもちらほら見えたのに、すっかり見えなくなってました。鹿の食害の所為でしょう。でもハクサンフウロ、アカバナシモツケ、ナデシコ、コバイケイソウ、シシウド、ウスユキソウ、カラマツソウ、イブキトラノオなどが散策道に散らばっていました。
物見岩にて 恐るべし老人パワー!
あえて名は差し控えますが、実に元気です…ね 11時過ぎに物見岩山頂で昼食をとり、午後1時前にバスの待っている八島Pに到着。
歩いても疲れない楽しい山旅でした。万歩計は16,742歩。