そうそう、タミヤ新橋で懐かしい顔に会えたんですよ、これこれ6輪車ですよ。僕たち風に言えば「タイレルP34」ですね。
まぁ、当然だけどエンジンはレプリカだから自走は無理だろうけど。今までもF1の世界は沢山のマシンが出てきたわけですが、タイレルP34は、物々しい雰囲気で言えばF1の中でも一番な車ですよね。これ、僕がタミヤの社員だった頃から、2階のロビーに展示されていましたね。休日に出勤してた時は、じっくりと細部を見まわしたものです。あれから40年も経ったんだなぁって。
今更に実車を見ていきますと、まずは車高が高いなぁって。ロードクリアランスがガバガバですよ、空力とかお構いなしってイメージだし。
今回の発見としては、ウィングでして。翼端板は意外に厚めの材質でして外周をアール状に削って薄く見える感じ。プラモだとエッチングとかで薄く表現してるけど、それは随分と後の時代なんだろうって。
補助翼は、どう見ても薄いジュラルミンを二つ折りしてリベット止めされてるし。当時だとFRP製かなとか思ってたけど違いましたね(1/43キットでウィングを薄い板材から作るのがあったなぁ)剥がれてる塗料見たら、分厚く塗られてるねぇって。
ついつい、慣例で見過ごしてた部分だけど、こうして実車見ちゃうと、あらためて発見があるんだなって。
僕個人として、原寸大〇4駆よりは、こう言う実車を常設展示にしてもらえたらなぁって。無理だよね(笑)