前回は歩みが鈍いなんて言っちゃいましたが、ベスパの工作はモノコックのフレーム完成しました。ベスパと言えば、このフレームでしょうね。この部分の組み立てはプロター独特で、実車とは異なるんだけど、楽しいから良しってわけです。フレームが形になると、一気に完成ムードも高まります。
この勢いで、面倒な工作も片付けちゃうのです。どちらも熱を使う作業だし、ついつい先延ばしにしちゃってて。
まずはスタンドから、キットのスタンドってプラでして(プラモだから当然だけども)完成後もフニャフニャしそうで、今回は真鍮線で自作したのです。スタンドは可動を諦めて(どうせタイヤも回んないし)ガッチリとフレームに差し込んで固定するように真鍮線を半田付けして作ったのです。
それからライト、キットではレンズ部分がメッキパーツなんだけど、ここはレンズを透明にしたいと考えまして。レンズ部分はキットのパーツを利用して、ヒートプレスしたのです。ライトの反射板はキットには無いから、ヒートプレスした後のレンズパーツを裏返して使用することに、ランナーから電球風の物を自作しました。
こうして熱を使う工作を、日曜日に片付けたのでした。スタンドに反射板は、銀塗装しました。
フレームが完成したら、エンジンやらFフォークを仮組していくわけですが、パーツ同士の擦り合わせは必要ですが、仮組が終りますと、キッチリとベスパになるんだから、プロターは止められないなって(笑)
1.フレームとシールドの接着はタミヤ白で、ガッチリと着くまで放置するわけですが、出来上がるとガッチリするのです。フレームには、各部品が付くので、接着面はプラが見えるように削っています。
2.スタンドは、キットのパーツを参考に2.0o真鍮線で自作、キットへの固定用に1.0o線をコの字に曲げて半田付けした。取り付けは、フレームに穴あけして差し込む。
3.ヘッドライトはリム部分以外はすべて自作。リム部分パーツには大穴が開いていまして、これを利用してレンズと反射板を接着する考えです。
透明のレンズは、キットの(メッキされた)レンズパーツを利用してヒートプレス(材料はクレオスの塗料ケース)で作る、ライトらしいディテールを描き込む予定。反射板はレンズのパーツを裏返し、電球の穴を開けてみた。
電球は透明ランナーを伸ばして自作。ライト組み立て後にランナーを切る予定。
4.スタンドも出来たし、全パートを仮組してみた。ベスパはスタンドで立てるとフロントタイヤが浮くんだけど。プロターキットは、この姿勢が簡単に決まちゃうし、このバランスですよ。これから先の組み立ては、大した塗装も無いし、実車を組み立てるようなイメージで進んで行くわけです。