これまでの投稿で、行政書士への報酬を考えてきました。
適正と思われる受注単価を割り出したり、
適正と思われる時間単価を割り出してみたつもりです。
かなり行政書士への報酬は安いのではないか、と思えます。
しかしながら、職に就いているものの目線とお客様の目線は違うものです。
お客様目線からすれば、なんて高いんだ!ということだと思います。
だから、お客様の立場に立てば、もっと報酬を下げなければならない
などと、つい思ってしまうのも頷けます。
しかし、前の投稿で見た通り、そんなことでは経営できません。
お客さんには報酬額に見合った価値を認識していただく、
そうした努力も含めて初めてプロの仕事と言えます。
はっきり言って安けりゃ売れますが、赤字を長年出してまでやれるところは、
もともと資本・資金が潤沢にある人だけです。
行政書士への報酬は、時給だけで構成されているわけではありません。
もちろん、固定費と変動費は回収しなければなりません。
それだけではありません。
行政書士が業務上の損害を発生させてしまうことも考えられます。
そんなことがあっては困りますが、報酬には保険的性格もあるわけです。
また、許認可を取得すれば、
取引上の信用を得たり銀行から融資を受けやすくなったりするわけで、
そうした信用の獲得に貢献しているわけですから、
本当なら時間単価4000円では安いぐらいです。
競争が激しすぎるため、安価な受注単価で提供されているだけです。
最も、生産性を上げれば時間単価は4000円を超えるし、
新人であれば、不慣れな仕事で、実質的な時間単価は下がるだけです。
つまり、ただ、それだけの事です。
安全と安心や信用への対価はただではありません。
本日は以上です。
ではまた。
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