アポロ行政書士事務所

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100人の顧客に売るべし。
行政書士事務所の経営の話です。

行政書士は、

巷では、3千から1万種類の書類を扱うことができるとされています。

ところが、商品として成り立つ分野は100種類ぐらい。

そのうち、3種類を自分で選んで自社の商品とするのが普通です。

そして、一つの商品につき、顧客を100人ぐらい創れると、

経営が成り立ってくるわけですね。

その理由は、

例えば、建設業は5年に一度の免許の更新があります。

新規の場合は、20万円ぐらいが相場ですが、

更新となると、半分の10万円が相場になってきます。

5年に一度の更新ということは、100の顧客のうち、

均すと20の顧客から年間に依頼があることがわかります。

したがって、10万円 × 20件 で200万円の売上があるわけです。

同様に考えていけば、3つの商品で年商600万円にはなります。

年間60件もこなせば、年間に1人でこなせる限界だと思われます。

営業活動をしなくても受注できる状況であるはずです。

こんな状況になって初めて、パートさんを年100万円以内で雇うという、

意思決定ができるものと思われます。

年間で100の顧客を創造するのに、1年は当然かかるでしょう。

単純に考えると4年目以降に、ようやく軌道に乗ってくるようになる

わけです。

しかも、上記はかなり上手くいっているケースですよ。

でも、数字で考えていくと、勇気がわきますよね。

ではまた。









 







2017/12/18 12:07:39|行政書士のお仕事
月商30万円で最低賃金相当を稼げない。
行政書士事務所の経営の話です。

月商30万円を獲得したとしても、

パートに行ったほうが稼げるという話です。

月商30万円の場合の原価構成は、

固定費、変動費、生活費のそれぞれに売上を三等分する感じになります。

即ち、固定費に10万円、変動費に10万円、生活費に10万円です。

標準的な報酬単価は15万円ですから、

ひと月に2つの仕事を委任される必要があるということです。

1週間営業活動したら、次の1週間は事務仕事をするとすると、

ペース配分としては理想的です。

ひと月4週ですから、24週間は事務仕事ができそうです。

一件15万円 × 24件 = 360万円

になりますね。

年間2000時間を労働時間に費やすとすると、

年収は120万円程度ですから、時給600円になります。

現在の最低賃金が800円ですから、かなり安いです。

時間単価は1800円ぐらいですね。

すると、安い派遣さんより若干安いぐらいですね。

ただし、正味の事務仕事は、1000時間ぐらいしか取れませんから、

1時間3600円以上で購入してもらわないと、

経営は成り立たないわけです。

行政書士の相談料が30分2000円というのは、

こうした計算が背景にありそうですね。​

残り1000時間は営業活動や管理活動に費やされてしまいます​。

日給にすると1万5000円相当ですね。

駆け出しの大工さんと同じ日給になります。

やはり、独立して事務所を構えるとなると、

月商30万円をクリアしないと、無理なのです。

味方を変えれば、独立の目安は、月商30万円だということになります。

以上です。

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CSSで行こう。
行政書士事務所の顧客が認識する価値とは何か?

ベーシックな価値(=期待)は以下の通りだろう。

「素早く対応してくれる。」(SOON)
「時間と費用の節約になる。」(SAVE)
「安全で安心である。」(SAFE)

ここで、

モノ × ヒト = 価値 とします。

モノ(=事務所)とすると、私の事務所が持つべき性質は以下の通り。

「書類や道具が整理・整頓され清潔であること」(CLEAN)
「(専門)知識に明るく、説明が明確・会計が明朗であること」(CLEAR)
「オフィスは小さく、質素であり、変化に即応できること」(COMPACT)

ヒト(=所長)とすると、私が目指すべき理想の仕事人は以下の通り。

「行動指針がシンプルである。」(SIMPLE)
「ワークスタイルがスマートである。」(SMART)
「接遇態度がソフトである。」(SOFT)

つまり、

モノ(C) × ヒト(S) = 価値(S)ということで、

CSSですね!

以上を、アポロ行政書士事務所の行動指針にしたいと思います。

つまり、

「アポロ行政書士事務所の行動指針はCSS!」ということです。

こうして行動指針を立てることで、

見えない仕事に気づくこと、日々の仕事を反省するたこと、

その仕事の位置づけを知り、仕事への理解を促すこと、

形のないサービスへの評価軸にする、などに

役立てたいと思います。

ではまた。
















 







2017/12/17 0:39:51|その他
取扱い商品は「時間」です。
アポロ行政書士事務所の

小林宙です。

新たな名刺を500枚発注しました。

実は、今回の名刺では、一切の商品説明をしませんでした。

例えば、許認可申請の申請代理や提出代行、

民亊法務(遺言・相続)などを書き込むことをやめました。

同業者の名刺には当然のごとく入っている内容です。

私は、思い切って削除することにより、差別化を図りました。

したがって、シンプルな名刺になります。

事務所名、所長の氏名

その他に、

郵便番号、住所
固定電話番号、携帯電話番号
FAX番号、メールアドレス

を載せただけになります。

ただし、住所・電話・メールの記号が目立つように色付けし、

配置いたしました。

連絡手段と方法さえ記載していれば、

名刺としては必要十分との判断があります。

さて、なぜ、これほどまでにシンプルにしたのか?

その理由は、「自分の時間」が唯一の取扱商品だからです。

そして、その値付けは顧客や仕事の内容によって変動しかねないわけです。

もっとも希望価格はあるわけで、

敢えて言うなら、30分2000円という値決めをしています。

年間2000時間を売ることができる状況にあれば、

年商800万円ということになりますね。

年間1000時間を売るのであれば、年商400万円になり、

固定費・変動費の合計はおそらく年商の半分ぐらいになりそうなので、

これくらいの年商をあげて、ようやく年収200万円となり、

派遣社員の年収と同等になる、という計算になります。

例えば、10万円の仕事は25時間で片付けなければなりません。

そして、25時間の仕事を年間で40回売らなければ、

年商400万円に到達しません。

それに、年間1000時間を売りさばくのに年間1000時間ぐらいは

営業活動をしなければなかなか売れないでしょうね。

「30分2000円で私の時間を商品として提供しています。」

と名刺に書き入れてもいいのでしょうけれども、

まあ、今回は控えさせていただきました。

行政書士は許認可申請に関する限りは、委任契約を結ぶわけですから、

その仕事に対する労働が商品になるわけです。

決して、作成した書類が商品ではないのです。

正社員は時間単価にすると3000円ぐらいになってきますが、

2000時間程度は確実に売れるはずなので、それと比べれば、

必要な時に必要なだけ利用する場合の価格設定としては、妥当性が高い

値決めだと思われます。

これが、専門性の高い臨床心理士であったり、弁護士であれば、

最低でも時給1万円になってくるわけです。

もっとも、売りやすいか、売りにくいかはまた別の話になります。

ではまた。



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2017/12/11 12:11:43|研究
「あそびば」を作ろう。
久しぶりの投稿です。

先週の土曜日に市役所で行われた、

「蔵の街を活かしたまちづくり提案発表会」に

行ってまいりました。

私なりに触発されたアイデアをいかに記したいと思います。

モノ消費からコト消費への流れというのは、確かにまだあります。

田舎には都会と比較して何もない、と思われてしまいますが、

田舎には都会にはないコトが少なからずあるのではないでしょうか。

むしろ、都会に住んでいてもお金がなければ楽しむべきところは少なく、

そして、創造力を使わなければ成り立たない「あそびば」は、むしろ

少ないのかもしれません。

発表会には、いくつかのキーワードがあったように思います。

例えば、インスタ映え、フォトジェニック、コスプレ、ツーリズム、乗り物

タイムトラベル、ファンラン、街全体が博物館、多世代交流、

旅館CICACUなどです。

そこで、これらのキーワードをある程度、私なりにまとめるてみると、

「コスプレ×遊ぶ×ツーリズム」

ということになると思います。

江戸から明治大正昭和の街並みの風情を残した栃木市では、

その時代時代に合わせたコスプレが生かせるでしょう。

ただ、コスプレをするというだけでは物足りないので、

田舎遊び、街遊びといった、粋な遊びを楽しめる空間づくりが必要である、

と考えます。

それを、観光パッケージとして旅行商品として売り出せたらいいのではないでしょうか。

そうした工夫によって、インスタ映えやフォトジェニックを創出することで、

口コミ(バズ)が発生していくことが大事ではないかと思います。

そして、魅力的な施設が点在しているという指摘に対しては、

情報技術を巧く活用して、博物館の音声案内のような街歩きに使えるアプリを

開発するなどして、属人的なボランティアだけに頼らない工夫をすることで、

点在する魅力的な場所への道のりにあってもワクワク感を持続させることが

できるかもしれません。

街の魅力をプロデュースするにあたっては、総合性と一体感が必要で、

雑多になんでもあるような印象を持たせないことも重要です。

例えば、個店などでは、イベントをしても大きな集客力を獲得することはでき

ませんが、いくつかの個店が集まって、共同的にイベントをも催すことによ

り、地域内競争ではなく地域間競争に勝ち残る価値を作ることが成功できれ

ば、パイを大きくすることができるのですから、個店がそのパイの分配を増や

すことができます。

バラバラでは心許ないのです。

もちろん、ある程度の規模のイベントを合体させる必要はあまりありません。

そうした共同イベントが一人の発案で簡単にできるような仕組みづくりができ

ると、地域経済にとって有効だろうと考えます。

ネコヤド市みたいのが、簡単に立ち上げられるような仕組みづくりがあると、

いいね、ということです。