一人事務所の行政書士というのは、
営業職と職人の一人二役をこなしているのと同じです。
そして、
時間の切り売り量り売りをして生計を立てていることになります。
ところで、
派遣される人の時間単価というのは、現在の相場で2000円です。
一昔前は、3000円でしたが、
規制強化により大手だけが儲けを出せる事態となっております。
派遣さんを月160時間で雇うと、32万円になります。
行政書士の時間単価もこれを下回るべきではありません。
行政書士の場合、営業しないと時間を売れませんからね。
では、時間を倍の価格で売ったらどうなるか?
つまり、時間を4000円で頑張って売るわけです。
すると、80時間を売れば、32万円を確保できます。
80時間を営業活動に使うことができます。
40時間で一つの案件を獲得できるとすれば、
ひと月で2つの案件を獲得できるわけです。
すると、一つの案件を16万円で売却できれば良い。
この実現可能性を勘案します。
売れる売れないのぎりぎりの値付けは、受注単価20万円ぐらいなので、
それよりも2割も安いということになります。
だとすれば、ひと月当たり2件ぐらいを、
コンスタントに受任できる可能性はかなりあります。
年間で24件を受注して、受注単価を16万円とすれば、
年商384万円となり、損益分岐点売上高にかなり近くなります。
ということで、駆け出しの行政書士が売上目標を設定するなら、
月商32万円というのは、とてもいいと思います。
駆け出しなら月商30万円を目指したらよい、と勧める人もいますよね。
だとすれば、
世間は、わりと妥当なことを言っていることがわかります。
言説の妥当性を検証できました。
ではまた。
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