こんばんは。
「元」行政書士の小林宙です。
直前の記事は、大変わかりにくくて、申し訳ありませんでした。
もっと、単純なモデルを示したいと思います。
今回は、3年計画ではなくて、7年計画にしています。
3年計画だと、3年目から4年目が、あまりにもシビアな結果だからです。
さて、試算の仮定は以下の通りです。
1.支出は年120万円で、7年間変動なし。(月10万円の支出)
2.生活費は年144万円で、7年間変動なし。(月12万円の生活費支出がある。)
3.パート収入が60万円で、7年間変動なし。(月5万円の収入)
4.年間の売上高の推移を以下のように推定します。
1年目・・・・・・400,000円
2年目・・・・・・800,000円
3年目・・・1,600,000円
4年目・・・2,040,000円
5年目・・・24800,000円
6年目・・・3,280,000円
7年目・・・3,680,000円
結果は以下の通り。
1.3年目で、本業のキャッシュフローがプラスに転換します。
しかしながら、まだ、生活費の支出がマイナスの状態にあります。
2.5年目で、本業と生活費の支出のキャッシュフローがプラスに転換します。
3.7年目の終了時点で、創業当初の借入金の返済残高を0にすることが可能です。
つまり、7年目、5年目、3年目が節目の年になりますので、
これを、七五三事業計画書と呼ぶことにします。
創業当初に必要な資金は500万円と割り出すことができました。
そのうち、自己資金を200万円、借入金を300万円(年率3%)で分割しました。
そのうち、運転資金として必要な額は、3,320,000円であり、
一方、設備投資資金として利用する額は、1,680,000円です。
もう少し、細かく試算するならば、以下の条件も考慮に入れる必要があります。
1.運転資金は5年で返済が終了すること。
2.設備投資資金は15年で返済が終了すること。
つまり、6年目以降は、年間30万円程度の支出が抑えられる計算になります。
また、8年目以降も、残り8年間は月1万1,000円程度の支払いが続くと仮定することもできます。
今回は、手数料なしで繰り上げ返済できた場合には、7年目の終わりには残債務が0になるということです。
後で、8年目から10年目の計算も付け足しておきますね。
さて、少なくとも200万円は自己資金が必要だという判断になりました。
これを、だいたい3年間で貯めるとしたら、月々5万5千円程度を貯蓄に回さなければならない計算になります。
月12万円の生活費が変わらないと仮定すると、
手取りで月18万円ぐらいの収入が必要になるでしょう。
雇用保険料を含めた社会保険料(厚生年金・健康保険料)の自己負担分と所得税・住民税などを考慮すると、月20万円を超えていなければ、ボーナスにあまり期待できない状況であれば、なかなか達成は困難かもしれません。
ところで、3年で200万円貯め、7年間で借金を返済し終えるとして、
ここまでで、10年かかります。
開業してから10年目には年収300万円に到達すると予想します。
すると、37歳からはじめた場合、50歳のときに、年収300万円という状況が生まれます。
なかなか厳しい現実ですね。
ただし、50歳からの売上をもっとぐんぐんあげられるなら、チャレンジする価値はありそうです。
この試算にもとづいてまだ開業を志す人というのは、私のように、何らかの不可避的な事情があるとしか考えられませんが、いかがでしょうか?