魂が抜ける直前には走馬灯を見ていた。 見終わると同時に、魂が飛び出した。
魂となった私は、横になっていた私の身体のそばにいた。 魂もまた伏せていた。魂の視覚は機能していて、周囲を確認できた。 畳と布団があることを確認できた。
そのときである。 ドアノブを捻られて、部屋のドアを開けた。 何者かが侵入してくると察した。 おそらく目撃すると連れていかれるとおもい目を瞑った。 そのものは、足音も発てずに近づいてきた。
そして、私に問うた。 「生きるか死ぬか。」(日本語による便宜的な解釈である。) その言葉はテレパシーによって直感的に伝わってきた。
とっさに、経験したいがまだ経験していないことについて、答えた。 その者は、私にこの世に未練があることを理解した。 絶望とは希望のない状態だから希望がある者は絶望しているとは言えない。
その者は私の左手の甲に自らの左手の甲を合わせた。 その瞬間、私の想像が働いた。 骸骨が入ってくるようなイメージであった。
やはり、死神だったのだろう。 足音がないのは、死神には足がないからだ。
とりあえず以上だ。
出来事の前後や同時に起こっていたことなどを記述しようとしても かなり錯綜してしまって伝わらないと思うので、 これくらいにしておくことにした。
また、書けるときに書くことにしよう。
ではまた。 |