ロックシップ・カンタービレ

六人家族のお父ちゃんが、自由なスタンスで日々の出来事や思った事をつづります。
 
2023/08/20 22:53:02|おでかけ
烈風が吹かずに

こんばんは。
昨日は夏期連休の終いを締めるべく、セガレと群馬の藤岡に、堀越二郎氏生誕120年記念展「堀越二郎78年前の夏ものがたり 烈風、吹かず。」を見てきました。
藤岡歴史館夏季企画展のお知らせ/藤岡市 (city.fujioka.gunma.jp)

ここ「藤岡歴史館」は高崎市の南方の丘の上、古墳群に囲まれた場所にあります。
常設展は古墳の副葬物の土器や埴輪がいっぱい。考古学の好きな方であれば見逃せない展示だと思います。
(3枚目の画像は「ハニワングランプリ」で1位を獲得した「笑う埴輪」だそうで)


そして企画展室の「烈風吹かず」展会場へ。

堀越氏はジブリ作品の”風立ちぬ”の基軸になる主人公のモデルであり、劇中にエピソードがいっぱい込められてるのですが、(まぁ、物語なので作家、堀辰雄氏とごっちゃな設定ですが)真面目一貫で天才肌な方だったのですね。

氏の残されたメモ一つ一つを拝観すると、細やかな空力分析や、試験結果への考察など大変な分析能力が垣間見られるようで、時間を忘れて見入ってしまいました。

氏の設計開発されたものの失敗に終わってしまったガルウィング翼形を採用した9試単座戦闘機から、96艦戦、そして名作「ゼロ戦」こと”零式艦上戦闘機”へ。
さらに大直径エンジンを搭載し高速性を主眼に置いた「雷電」、
それらの遺伝子と反省点を連綿と受け継いでガルウィングの翼形で作られた究極の決戦機の「烈風」。

戦争や海軍の要請に翻弄されながらも究極の飛行性能&空戦性能を追い求めた烈風には、胸のすく様な清々しさを感じますなぁ。

何にせよ制式化する前に終戦を迎えてしまいましたが、この烈風があと2年早く一線に配備されていれば、本土空襲に対する迎撃に活躍したことでしょう。
(実際に計画図にはコクピット後方に「斜め銃」を装備した計画図も展示されておりました)・・・
(この「斜め銃」というのは、B29の武装が12.7oと比較的弱い機体後方下部から危険も顧みず肉迫して潜り込み、頭上のドテッパラに機関砲を打ち込むという、トンでも装備でした)

こういった高度な戦闘機開発の出来る頭脳がこの群馬の片隅から発出したのですね〜・・・
いや、素晴らしい展示を見せていただきました。
ありがとうございました。







2023/08/20 13:14:13|全般
塗り完了

こんにちは。
先般、家の塗り替えも無事終わりました。

ようやく足場も解けて裏口やバルコニーも使えるようになり、普通の生活が戻ってきました。

家も中間色だった壁が屋根と共色のディープグレーになり、なにやら重厚さが感じられるように。

グレーと言うのは風水的にも安定、落ち着き、ステータスを示す色だそうなので、良かったと思います。

家を離れている子供たちも、きっと驚くことでしょう。





さて、取り外していた表札をリニューアル施工して取り付けるか。

かすれてきた文字を、アクリル塗料(クレオスのブラック)でタッチアップします。


仕上げにスプレーニスでクリアアップしましたが。

ありゃ?ずいぶん黒っぽく仕上がったなぁ。

これは22年前に奮発して購入したイチイの木の表札なのですが。

乾いてくると、もう少し明るくなってくれるかな〜?


よーしよし。



しかし、ここで困ったことが。
ここにきて、「太陽光発電のシャープ製パワーコンディショナ」が壊れました。
来てくれたシャープメンテナンスの方も「これだけ古いのは最近見なくなりましたね〜」とのこと。
老朽化によるシステムダウンですな。仕方なし。

結局取り換えになったのですが、新しく装着したパワコンが、ナンと旧型に対して二回りも小さい!!
あははははー!古い壁が見えちゃっているー!
仕方なし。
タッチアップ用にもらっておいた塗料を使って、刷毛塗りです。
まぁ、裏手の壁だしねー。
これでいっかぁ〜。







2023/08/18 11:45:00|おでかけ
3年連続の常滑の夏

おはようございます。
昨日まで愛知県の常滑に行っておりました。
0泊2日の弾丸ツアーです。

昨年、破損したソーラーシステムの復旧用に、航空関係の方が補用品パネルを格安で譲ってくれるというので「輸送社に依頼して輸送費かけるのなら、現物確認を兼ねて直接引き取った方が良かろう」という安直な理由でドライブしてきました。
末っ子坊主が同行できれば、泊りで観光してきたかったのですが、高校生は課外授業もあり忙しくて断念。
家内も娘の都合で不在になったので、速攻で帰ってくることにしました。

愛車の赤兎馬(エクシーガGT)は絶好調。高速走行では新しいブルーアースGTタイヤからの「クモォーー」というロードノイズが多少気になるものの、グリップと操舵性は申し分なし。
EJ20エンジンも快調で軽やかに噴け上がり”トルク・パワーを引き出す”ことが出来るので、御殿場の山越えも新東名の120q/h巡行もまったく苦にならず。”操る愉しさ”しかありませんでした。(覆面PCにだけは気を付けて・・・)
往路は途中から富士急の夜行バスのセレガ(8,900cc/380ps)をペースカーにしてくっついて行きましたが、彼らは無理をせず速いので楽でしたね〜。
あぁー、こうしてワンオペでロングドライブを楽しむのも久しぶりだなぁ・・・

家を出てから休憩時間含めて19時間で往復してきました。
しかし3年連続で8月に常滑往復とは・・・仕事プライベート全く別の理由でしたが、何やら取り付かれているみたいだなぁ。







2023/08/18 10:47:31|食べ物だったりする
ゆるりと「ひのきや」で鮎定食

おはようございます。皆さまお盆はいかがお過ごしでしたでしょうか?
我が家は家族で実家に行ってきました。久々の家内とせがれの来訪に母も喜んでくれたので、寺送りの後は烏山に鮎を食べに行くことになりました。
”お盆なんで混んでいるんじゃない?”
”混んでいるお店に入るのは防疫上ちょっと避けたいな”
と医療関係に勤める家内は心配したのですが、
「それなら早めに行動すればいいんだよー!」と、早めに落石に向かえば鮎料理の「ひのきや」さんは全然空いておりました。
駐車場には他の客のブルドッグが居たのですが、なぜか母に懐いてきました。あらら?

それでは「鮎定食」4人前ね!自分と家内のは「鮎ごはん」で!
うーん、那珂川の河原と対岸の緑を眺めながらいただくのは最高のご馳走ですね〜。川面には小魚がキラキラ跳ねているのが見えます。風もあって気持ちいいなぁ・・・
昨年は同行できなかった家内もとても喜んでおりました。
ふむふむ。塩焼き、香ばしくて美味しい。
だけど鮎フライはまた絶品!硬い部分すべてに火が通って柔らかくなっていて、美味しさも衣にしっかり閉じ込められています。ウスターソースをちょんちょんと振りかけてガブリと頭から丸かじりするともう堪りません。もう笑っちゃうくらい美味しいです。
セガレもようやく食べきれるようになりました。うんうん、ようやく大人の美味しさ分かるようになってきたかね。

いやいや、素晴らしかったです。ごちそうさまでした。







2023/08/18 0:16:22|全般
決めっか

こんばんは。
家の塗り替え、家族と何色にするのか喧々諤々検討したのですが、末っ子坊主から「グレーって現代的で格好いいね」と言ってくれたので、我々両親ともに異論無く「グレー」にする事にしました。

うむむ。そうだねぇ。
お父ちゃんも濃い目のグレーに塗られた躯体って「軍艦みたい」で憧れだよなぁ。
個人的には日本海軍の巡洋艦とか大っ好きだし。
(2枚目の画像は米軍がカラー画像で撮影した戦後の重巡青葉、3枚目は護衛艦)
※余談
軍艦じゃなくて海自の護衛艦でしたけど、津軽海峡をフェリー乗船していた時に海上の海霧の間から”ぬっ!”と大湊の地方隊のDEが現れた時に「忍者みたいだなぁ」「格好いいなぁ」と感動し、その姿に敬意を示したものでした。

こうして住まいの決定権も何かと次世代に委ねていくんだろうなぁ・・・と思いましたね〜。
そしてなかなか思い至れなかった大胆な選択肢を子供が示してくれた事に対して、個人的に嬉しく思えました。