こんばんは。
先般、東大に寄った帰り道、東西線に乗って早稲田大学にも行ってきました。
銀杏並木の校内はいい雰囲気ですね〜
大学構内の「会津八一記念館」で、特別展「禅宗近世の禅書画」を観覧してきました。
【富岡コレクション展】 近世の禅書画―白隠とその会下― 2023年10月9日(月)〜11月20日(月) – 早稲田大学 會津八一記念博物館 (waseda.jp)もともと自分の菩提寺が臨済宗妙心寺派なので、白隠禅師の書画には興味があったのですが、出張の帰りにかこつけて来てしまいました。
この白隠恵瓊(はくいんえけい)禅師は臨済宗中興の祖です。
この鎌倉仏教の禅宗を広めるため、書だけではなく「仏画」も精力的に描かれ、現代でいうところのビジュアルコミュニケーションで禅定の大切さを説かれ広められております。
まぁそういった堅いお話は抜きにしたいほど、これらの絵に見惚れてしまいます。
素晴らしい画力ですね〜!
観音様がハマグリより出でて海の生き物に教えを説いております。また、布袋様が江戸時代の”すたすた坊主”に身をやつして、民衆の身近まで下りてきて有り難い仏の教えを説くという、布教への情熱がほとばしるような書画でした。
また禅師ご本人が記された座禅和讃、お弟子さんが描かれたダルマ像など、凄い展示がいっぱいでした。
うーん、これは和尚さんにもお伝えせねばなぁ。
いいモノを見せていただきました。