こんばんは。 今日は祝日で家族も家に居るし、在宅ワークで仕事をしていました。 3時休みの時間にふらりとリビングに降りてくると”ほわぁ〜〜〜ん”、と酒粕の香りが充満しています。 「”しもつかれ”作ったんで、母のところに届けに行ってくるわ!」家内が弾むような口調で言ってきました。 あ、はいはい、行ってらっしゃ〜い。
家内の父方、母方の田舎は下越の方で、生粋の越後の人なのですが、舅も姑もこの栃木に移り住んでから、この郷土食「しもつかれ」が好物になったそうです。なんとも言えないその魅力にはまったんだろうなぁ・・・ 家内も子供の頃から慣れ親しんでおり、この時期はたびたび作っていますね〜。
自分は10歳の時に沖縄から栃木に移り住んで、初めてこの郷土食に出会ったのですが、この酒粕の臭いでハードルが一層高くなってしまい、全く受け付けられませんでした。 そんな自分も60歳に近くなったころから、ほんの少しだけ食べられるようになったのですが、とても大皿に盛ってモリモリとは食べられないですなぁ・・・
けっこう大変な思いをして鬼卸しで大根を擦り卸し、ごった煮をくつくつ煮て作る苦労を思うと、その手間暇に報いて、美味しく食べたいとは思うのですけれど・・・ やっぱり苦手です。 ごめんなさい。 |