ロックシップ・カンタービレ

六人家族のお父ちゃんが、自由なスタンスで日々の出来事や思った事をつづります。
 
2017/08/30 17:25:36|おでかけ
明治村・その他の鉄関連まとめ

明治村内そこかしこにある鉄道遺物。

SL東京駅近くに展示してある蒸気機関車12号のボイラーです。
旧鉄道院の160型の12号。ボイラーの更新を受け、こうして古いボイラーも残してあるんですね。
昔「船の科学館」でも戦時中の軍艦のボイラーを展示していましたが、こんな風に昔の”動力源”を残しておくというのも歴史的価値があるように思えます。

それから新橋鉄道寮の脇にある古典車両の車輪と台車。
これは松葉式スポーク車輪ですね。
台車の方はイコライザー(つり合いばね)台車ですなぁ。軸離が短いなぁ・・・
木造ボギー車で使われていた米国に多い台車です。
イギリスの鉄道技術からアメリカの技術に傾きつつあった明治末期から大正期に移る時代背景を見るような気がしました。

京都電停近くに保存されているのは名電1号路面電車。
名鉄の始祖ですね。さすが名鉄グループだけあってきれいに復元保存されていました。

でも飾り物にするだけではなく、ちゃんと車内も開放され乗ることもできますし、明治村のスタンスは嬉しいです。


そして最後に見てきたのがお召車両。
三重県庁前にある鉄道局新橋工場のなかに御料車5号と6号が展示されていました。

5号は昭憲皇太后陛下(明治帝の正室)の御料車ですが、6号は明治帝最後の御料車だそうで、お召車両でも最も贅を凝らした車両だとか。

さすがに禁裏の御車両・・・立入禁止ですが、敗戦後良く残っていたものですね。
米軍に接収されてラウンジカーか何かに仕立て直されて占領軍専用車に組み込まれてもおかしくなかったでしょうに・・・
マッカーサー元帥の占領政策が強硬でなかったという事でしょうか・・・?

いろいろ考えさせられます。







2017/08/30 15:33:05|おでかけ
陸蒸気と言われた汽車

名古屋岐阜探訪二日目のハイライトは、明治村の蒸気機関車列車の見学乗車でした。
今回稼働していたのは9号機で、3軸動輪のタンク機関車です。
軸配置は0−6−0。機関車トーマスと一緒ですね。
明治45年(大正元年)に製造された、ボールドウィン製。重量22tの堂々たる体躯です。静岡で就役した後、神奈川の専用線で働いていたカマのようです。
他にも旧鉄道院12号機関車がいるのですが、こちらはお休みのようでした。
9号はライトが大きくてランボードが無く、初期の鉄道院150や160型蒸気と比べると格段に近代的な姿に見えますね。
(2枚目の画像は尾西鉄道1号蒸気で、愛知から新潟に移り頑張っていたのを廃車後に引き取って静態保存されている状態です)

機関庫では整備士さんがネコ車で豆炭をコールバンカにかっさばいています。
これは重労働だなぁ・・・真岡鉄道ではすべてフォークリフトでやっていますからね。こういった整備作業やターンテーブル回転など、すべて当時の手法に基づいてほとんどが人力で再現しております。

客車は私鉄時代の青梅線や紀勢線で使われていた木造2軸客車を、秋田の私鉄で細々と使っていたのを持ってきたそうで、車内灯さえない古式ゆかしい物。暗くなったらどうしていたんでしょう?
3両編成の前後の客車は明り取り窓の付いた二段ルーフの側扉の無いオープンデッキ付き客車、間に挟まるのはでっかいかぶせ屋根の側ドア付き客車です。

さぁ、機回しして客車に連結・・・おぉ〜バッファが当たるところでピタッと停止し、ネジ式連結器がフックに人力でかけられます。
自動連結器導入前の当時は、連結手がバッファに挟まれて亡くなる事故が絶えなかったそうですね〜。恐ろしい作業だこと。
ネジをクリクリ回し、もう片側の鎖錠をかければ連結完了!
次男はこの作業を目を皿のようにして見入っていました。こうした歴史教材的作業を実演してもらえるというのは貴重な事ですよね。

3両編成の木造客車に揺られてSL東京駅をゆっくりと発車し、林の中の急カーブを車輪や車体をきしませながら汽車は進みます。
うーん、発車ショックは自動連結器の旧型客車より優秀だなぁ。でもサスペンションは論外ですね。昔の人は良くこのような車両で長距離移動をこなしたものです。
子供達もちょっとだけ、ひいお祖父ちゃん、お祖母ちゃんの時代のシチュエーションに触れることができました。
昔の人は強かったんだなぁ・・・
「祖父ちゃんよ、あなたは強かった」







2017/08/28 22:33:00|おでかけ
明治どころか昭和も遠くになりにけり

リトルワールドを楽しんだ午後は、同じく犬山にある明治村を探訪してきました。
リトルワールドから明治村に向かうバスはないので、結局タクシーを利用することに。犬山経由でバス代3人分を合算すると、さほどタクシーと運賃変わらないんですよね。しゃあない。
http://www.meijimura.com/
明治村を訪れるのは16年ぶりかなぁ・・・2001年に稲沢出張に絡めて名古屋に一泊して、観光で回ってきた時以来です。うむむ、ガガーリンさんの出張妙技を見習わねば・・・
村内のN電(京都のチンチン電車)に乗ろうと電停で待っていると来ました!2012年に運行停止になって心配していたあの路面電車が。
足がステップまで上がらずにまごまごしていた見ず知らずの年配の旦那さんに声をかけ、お尻を押してあげてから自分も乗り込みました。「発車オーライ!」『チンッ!チンッ!』
ゴットン!ゴゴゴォ〜〜、ゴットン!ゴッシャンゴッシャン・・・
轟音を立てて2軸の単車が走り出します。現代の乗り物とは全くかけ離れたすごい乗り心地。
でも、昔の人はそれでもこれがありがたかったんだぜ。
暑かったのですが、林の中を走ると窓からそよいでくる風も心地よく、「あぁ〜、来て良かったなぁ」と思いました。

セガレ達は乗り物のほか、明治の建物にはほとんど興味が無く、(おい!)兵舎で射的と弓矢遊びに興じています。

どれ、父ちゃんも腕試し・・・お!5本中3本当たった!面白いね!
(って、子供と同じ目線で愉しんじゃってますね)
(;^ω^)


しっかり賞品をせしめた後は、村内バスに乗り帝国ホテル最寄りのSL東京駅へ・・・
陸蒸気に乗りに行きました。







2017/08/28 0:09:57|おでかけ
ブレートヒェンを食べに行く

各務原から名鉄犬山ホテルに一泊して天然温泉で充電し、翌朝親子3人で元気に向かったのは犬山の「リトルワールド」です。
http://www.littleworld.jp/
ここは知る人ぞ知る、世界の民族博物館。
世界中の建築や道具などが広い園内に配置された、東武ワールドスクェアよりもリアルな世界旅行気分が楽しめるアミューズメントミュージアムです。
実際にご当地の方もスタッフでおり、本場の料理や民族衣装の試着体験などアミューズメント性は高いです。

まずは資料館に入館し、人類の進化と、世界各国に移り住んだ人類が土地土地の気候に順応し、そこに住むためのこらした創意工夫と、暮らしの文化について展示を見学します。

うーん、人類学から始まるか・・・
テーマが深いですね。

そして国内石垣島の村からスタートし、台湾へと廻っていくと・・・
うーん、暑いな〜・・・台湾かき氷を補給・冷却してインドネシアの村へ進もう!

ほどなくヨーロッパの村に到着しました。

そう、ここはロックシップ一番の目的地、ドイツ!

バイエルンの村が再現され、ガストホフでは本場のビールと食べ物を買うことができます。

本場の「ブレートヒェン」も他所ではなかなか売っていませんしね。

む・・・、旨い!バウムも美味しいし、何より3種ビール飲み比べが嬉し美味しい〜!!
🍻(^O^)/

あー、でも暑いせいか、まったく酔いが来ない・・・



長男もトルコの村で大好物のドネルケバブが食べられて、本場の味に大満足。

たくさん歩いたけれど、いろんな国の文化に触れられて、なかなかできない体験ができました。

ここは・・・一日かけてまたゆっくり来たいです!







2017/08/27 23:30:42|おでかけ
飛燕に会いに行く

名古屋城を下城して、名鉄小牧線、各務原線に乗って向かったのは愛知県のお隣、岐阜県の各務原市。
(”かみがはら”じゃなくて”かみがはら”です)

各務原航空宇宙科学館。
ここはかつて各務原市の横山主幹からの依頼で、科学館創立時にNAL(航技研)で企画制作したジェット垂直離着陸機「FTB」(フライングテストベット)を復元し納めるべく、収蔵していた国立科学博物館より引き上げ、宇都宮でレストアし、会社の枠を超えて暗躍(?)した思い出の場所でもあります。

来年まで科学館は大改修工事で展示館も屋外展示場も閉鎖されておりますが、一部の資料館が開館しており、神戸の川崎重工から移設された旧陸軍戦闘機キー61三式戦闘機「飛燕」が復元作業時の分解された姿で展示されております。

来年は組み上げられて展示されるそうですが、どうしても一度会いたくて最寄り駅からタクシーを使って会いにやってきました。

あの知覧(特攻記念館)で、それこそ素人の作ったプラモデルのようにデコデコに塗りたくられていた悲惨な機体・・・
それがきれいなベアメタルの状態で静かにその姿を横たえていました。

うーん・・・美しい。
この液冷エンジンを積んだ先鋭ボディは本当に美しいです。
川崎の土井技士は本当に素晴らしい機体を残してくれたと思います。
(自分は日本の航空機で一番美しい機体はこのキー61だと思っています)

しばし時間を忘れ、科学館のスタッフの皆さんと復元に当たっての苦労話やこの機体にかける思い入れなど、お話しさせていただきました。感激!

一方、セガレ達は787やT4ブルーインパルスのシミュレータに夢中・・・閉館間際でしたので貸し切り状態でした。

まぁ一日の締めくくり、楽しんでくれてよかったです。
楽しかったね!







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