こんばんは。
最近は身の回りでいろいろありまして、すっかり模型をいじるペースが落ちました。
ずいぶん前に完成させてた、1/700アオシマ製の駆逐艦のプラモデル、秋月型の「冬月」リメイクの話です。
この「冬月」は空母随伴を主務とする”防空駆逐艦”として大戦後半に就役しました。
さまざまな作戦行動においては米軍の攻撃を受けた際、艦首を失いながらも沈没を免れて耐えぬきました。
そして大戦末期、昭和20年4月に最後の活躍として、戦艦大和の沖縄特攻に随伴する事になりましたが、からくも生き延びて、大和はじめ沈没艦の生存者を救助し、僚艦の涼月と共に命からがら帰国することが出来たという、歴戦の駆逐艦になります。
駆逐艦冬月、進水(?) | ロックシップ・カンタービレ (easymyweb.jp)さらには、戦後も冬月は新たな役割を負う事になります。
外地からの引き上げ船を直すための工作艦になったのちに、港湾を高波から守る防波堤として、福岡県北九州市の港湾に沈められる事になりました。
そして今現在、コンクリートに埋められ、現在もこの日本を守っているという、まさしく「護国の鬼」となった駆逐艦でもあります。
軍艦防波堤 - Wikipediaこの模型は、素組み(ストレートフロムボックス)で組んでしまったものですから、主砲である「長10サンチ高角砲」の外観イメージが実物写真と違うのがずっと気になっておりました。
そもそも、秋月型の主砲の根元に防水ブーツ(主砲の根元にあるルーズソックスのような布製覆いカバー)を付けた画像は無いのだ。
では、改造してみるか。
潜水艦用の12サンチ高角砲の砲身を使うと比較的に多イメージに出来そうなので、余っていた予備部品を8本切り出し、砲塔基部の形を作り直して取り付けて行きました。
「そうそう。秋月型の主砲塔に防水ブーツはいらない。」
良い感じになりました。
これでとりあえず満足です。