こんばんは。
今回の名古屋方面出張では「後輩の社会文化見学の引率」も仰せつかっており、添乗員となってトヨタ博物館を見学していました。
トヨタ博物館 | 世界のクルマの進化と文化をたどる博物館 (toyota-automobile-museum.jp)名古屋市営地下鉄の終点「藤が丘」から愛・地球博で敷設されたリニモに乗り換えて「芸大通り」駅へ向かいます。
うーん、勤続記念の旅行をした5年ぶりだなぁ〜。
でもマメに出展品を替えているので、数年して再訪するのも新しい発見があって良いものですね。
エントランスにはレクサススポーツのLFAが展示されていました。後輩はもう興奮マックス。
館内に入館して、いろいろ展示を見てきました。
自動車の進化っていうのは、現代までずっとまっすぐに進化してきたわけではなく、黎明期には蒸気動車や電気自動車もあったことが若手には新鮮だったみたいですね。
収蔵品の懐かしい昭和の自動車を見ていると、当時の事が浮かんでは消えて行きますなぁ。
そうそう、自分の子供の頃のクルマって、こんな形していたよね〜。憧れだったっけなぁ。
でも昔の車は格好良かったけど、この頃はパワーステアリングとかなくて、クルマの運転ってクラッチもブレーキも重かったし、ハンドル切るだけでも結構な肉体労働だったんだぜ〜!
(後輩はサーボ無し、パワステ無しの車などほとんど知らなかったみたい)
また、文化館にはSDGsに関わる展示があったりして、これから次世代がどのように自動車に触れていくのか、楽しんで学んでもらうような展示もありました。これは子供連れでも飽きないですね〜。
一方、「自動車は文学にも登場して人の生活をハード面でもソフト面でも豊かにしている」という展示もあり、懐かしい漫画、小説がいっぱい並んでいました。
ここはトヨタ1社の展示博物館というより、日本の乗用車文化の総合博物館といった意味合いを感じることができますなぁ。
さらに、収蔵車を後生大事に仕舞い込むだけではなく、来館者が触れることができるよう、そこここに展示解放されているのが好印象でしたね。
「ははぁ、こうなっているんだ」と、当時の自動車ビルダーの凝ったこしらえや、仕上げの妙技、考え抜かれた構造などを触れて把握できるのが素晴らしいです。
うーん、やっぱり凄く良い自動車博物館ですね〜。
見学予定時間をかなりオーバーしましたが、本当に見応えがありました。