おはようございます。 今週は立ち仕事が多くて少々お疲れモードですが、日曜に体を動かしたせいか良い感じで過ごせた1週間でした。
さて、3日前、国産旅客機「スペースジェット」(旧MRJ)の開発凍結が報じられました。大変残念です。
子供のころからYS-11の後継機を期待しておりましたが、Y-X、YXX、YS-Xと次々に立ち消えになったりして日本の翼は再び舞い上がることなく半世紀以上が過ぎてしまいました。
自分が航空機製造会社の研究部にいた時点ではY-Xがまだ俎上に載ってましたが、結局ボーイングとマクドネルダグラス(MD)が合併したあおりで立ち消え。
ですので三菱重工(MHI)が新旅客機MRJを作る!というのはリスクも大きかっただけにたいへんな決断だったと思います。 大変な期待を寄せていたのですが、3年前に航空業界の技術懇談会に参加した際には「あれはもう無理だね」という話も聞いており、”もしかすると”と覚悟はしておりました。 やはりFAAの厳しい基準をクリアし、マーケティング作戦を立てて民間航空機をリリースさせるのは並大抵な苦労ではないのだ、YS-11の時とも事情は全然違うのだ、と厳しい現実を感じていました。 マスコミからはCOVID−19に完全にとどめを刺されたような報道がされていましたが、MHIも事業撤退(発表は凍結でしたが)の引き際を見定めていたところでそれがうってつけの口実になったみたいですね。
何にせよまたリセットになってしまいましたが、今回の事案をステップにして、いつの日かオールジャパンでまた航空機製造に挑戦していただきたいと願う次第です。 航空産業のもう1角である川重にはC-2、P-1といった大型機をリリースするノウハウやマンパワーもある事ですから・・・ (決して「0」になったわけではない)
ともあれ、関係された皆様、ここまでお疲れ様でした。 |