末っ子坊主と東武6050系に乗っての二人旅。
電車はゆるゆると速度制限区間の多い東武鬼怒川線を走破し、野岩鉄道線に入っていきます。
野岩線に入ったとたん、電車は次々にトンネルに入り、山を貫いてぐんぐんスピードを上げていきます。
もともと、東武鉄道鬼怒川線と、国鉄会津線をつなげるための自治体肝入りの路線として計画された野岩線。
http://www.yagan.co.jp/国鉄が清算され、北側の会津線も第3セクターの会津鉄道となった後に開通しましたが、極力山肌に沿うように路線を敷設する従来工法ではなく、自治体の支援を受けた大工事によってトンネルと鉄橋でなるべく直行するように両区間を結んだため、このような線形になったわけですね。
現在は「ほっとスパ・ライン」というペットネームを名乗っているようです。
感染症対策で多めに換気をしているため、トンネルの「耳ツン」が多少不快ではありますが、揺れは少なく乗り心地はとても良いですね。この6050系は多段抵抗制御(バーニア制御)なので、加速時の進段も滑らかでショックが無く、台車もダンパーの効いたエアサスペンションなので揺れ具合も自然でマイルドです。
鉄橋からの見晴らしもすばらしく、久々の電車旅に「旅に出て良かったなぁ」としみじみ思いました。
ありゃ!雪だ!
トンネルを抜けたら銀世界でした。
雪の山々を走っていくと、妙に警笛を吹鳴します。
何だろうね?あぁ!猿が線路上にいるんだ!
やがて電車は県境を越え、野岩線の最終駅である「会津高原尾瀬口」を越えて会津鉄道線へ。
雪の中をひた走ります。