郡山からの帰路、東北本線を郡山―新白河、新白河―黒磯、黒磯ー宇都宮と、電車を乗り継ぎ南下しました。
郡山からは緑帯の701系です。この系列が北は青森から南は白河まで広く東北地区をカバーしていますね。3扉のロングシート通勤電車型ですがちゃんとトイレが装備され、2両ワンマン運行で後ろ乗り、前降りのローカル電車でした。
701系はロングシートなので旅情は薄かったのですが、それでもちょっとした出来事が。
向かいの奥さん方5人組から話しかけられて答えると、驚いた顔で「反対方向に乗っちゃった!二本松に行くつもりだったのに!」とのこと。
直ぐにセガレがスマホで引き返す電車を調べ、メモしたものをお渡ししたところ、とても感謝されてしまいました。「いえいえ、そんなたいしたことではないので。それより乗り継ぎにお気をつけて」と、やり取りしてお別れしました。
やがて電車は駅前から白河小峰城の望める白河を過ぎ、新白河へ。
ここで黒磯行の白青色のE531系に乗り換えです。
これは常磐線などで使われている交直流電車です。
なぜここに水戸局の電車が居るのか?
それは直流と交流の切り替え駅「黒磯」の切り替え方式変更によるものです。従来駅構内で架線電気を切り替えていたのですが、支障が起きていた事から駅北側に無電区間を設置し、惰性で走行通過中に車上切り替えをするように変更されました。
そんな訳で交直流どちらでも走れる電車が必要になったのですが、残念ながら東北ローカルには適当な交直流ローカル電車が残って無く、やむなく常磐用電車を持ってきて対応をしている次第です。
(昔は417系なんてユニークな電車が仙台局に居たんですけどね〜)
やはりセミクロスシート車を備えたE531系は乗り心地も良くこの線区にはマッチしていると言えましょう。
しかし借りもの感がすごいですね・・・
”なんでお前ここ走っているの?”みたいな・・・
さて、おなかも空いたので、E531系のボックスシートで遅めの昼食で駅弁を食べました。
こうしてガラ空きのローカル電車で弁当を食べるのも楽しいものです。
セガレは1200円もする海苔のりべん。
https://www.travel.co.jp/guide/article/22781/マツコ・デラックスでもとりあげられ絶賛されたというお弁当で、あまりのおいしさにせがれはあっという間に完食してしまいました。
自分は1080円の松茸弁当を。
そして大人のお楽しみはやっぱり「福島のおいしいお酒」。
流れる車窓の景色と郡山の松茸弁当をアテにいただく白河のきゅっと冷えた「純米・千駒」は最高でした。
密度があるのにさらりと呑めて、口の中に豊かな余韻を残していく・・・こんな美味しいワンカップ酒にはなかなか出会えませんね。
とっても素晴らしい乗り鉄の締めくくりでした。
やがてほろ酔い気分で電車は要衝駅だった「黒磯」に到着。
昔はここで直流電車の折り返しや機関車の付け替えをワクワクしながら見たものでした。
115系の幕板に差し込まれていた行先サボもモニュメントとして展示されていますね。
ここからは京葉線のお古である205系電車に乗って、宇都宮を目指します。