ロックシップ・カンタービレ

六人家族のお父ちゃんが、自由なスタンスで日々の出来事や思った事をつづります。
 
2022/01/19 10:57:50|全般
古代ローマと新幹線の共通点

こんにちは。
今日は家事のため休暇取得して、朝から風呂釜、排水管掃除に取り掛かっています。

さて、先般観てきたポンペイ展では展示されていませんでしたが、昨年2月にポンペイ遺跡から古代ローマ時代の「馬車」が発見されたそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3334004
(AFP出典)

実はこの「馬車と新幹線に共通している点がある」という事はあまり知られていません。
古代ローマ馬車のトレッド(左右車輪間の寸法)と新幹線のゲージは同じ1435oなのです。

この時代、敷石で舗装したり、石造り建築の渡り廊下を馬車が交差するために「わだち」を作っていたそうですが、車輪の軌道はすべて共通で1435oと決められていたとの事。
(4フィート8.1/2インチという、メートル法でもフィート法でも半端な数値・・・?)
それがやがて鉄道馬車に引き継がれ、イギリスで発祥した蒸気動力鉄道にも継承されたのだそうです。
これが世にいう「標準軌」となり世界中に伝播していったそうですが、新幹線のレール幅も約2000年前に決まっていた寸法だったなんて・・・
鉄道ファンでなくとも不思議な感じがしますよね。







2022/01/18 23:47:05|全般
ポンペイ展を見た直後に起きたトンガ噴火

こんばんは。

火山被害の古代ローマ都市ポンペイの特別展を観覧した翌未明に発生したトンガ噴火。なんたる偶然。なんたる皮肉。
何っとも言えない恐怖感と悲壮感にとらわれてしまいました。

比較的近い場所のニュージーランド軍が偵察してきた画像からも、降灰の影響が懸念されます。
ああいった島国だと水の手が一番の弱みになると思うのですが、無事であることを切に願っています。
上水道が飲用不可(要ろ過)だった時代に沖縄に住んでいたものとしては、身につまされます。

また今年以降、成層圏への塵芥の浮遊で年間通して世界が冷温化する懸念がありますね。
世界規模での大きな影響が出ないことをただ祈るばかりです。
(1枚目画像はトンガ政府発表画像から)







2022/01/17 23:49:04|おでかけ
最先端のブロンズギヤ(青銅器道具)

ポンペイ展で展示されていた道具類の一部です。

やはりローマの石造り文化を支えていた石工の道具は立派でしたね。
ノミもチョウナも現代の道具と形は大差ありません。

しかも彼らはコンパスやスコヤも使いこなしていたようで、現代の測量道具、製図道具と全く同じ形をしていました。


いやー、西暦0070年代、日本では弥生時代に、すでに彼らローマ人はとんでもない先進技術を持っていたんですね〜。


他にも給湯器や料理保温器など、すごい贅沢な道具の数々を持っていました。

食生活もさだめし豊かだったんだろうなぁ〜。


医療機器もすごかったようで、産婦人科の特殊な用途器具や手術道具、

そのほかにも、

現代の農機具と同じ鍬に鎌に鋤、


彫刻の施された金庫、


子豚の形をしたオモリや、アヒルの形をしたケーキ型など、現代人よりもウィットの効いた道具で豊かな文化生活をしていたようです。

見ごたえありましたね〜。

会期は4月までなのですが、感染症拡大の影響で公開中止とかにならなければ良いのですが・・・

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2128







2022/01/16 12:59:03|おでかけ
「ポンペイ」の神々たち
ポンペイ展で展示されていた、2000年の眠りを破り近世に蘇ったギリシャ神、エジプト神の神々の石像たちです。
古代ローマ美術様式の、デッサン、バランス、肉付き表現、表情ともに、まったく素晴らしい彫塑ですね。
美術史で教わったことですが、彼ら神々は人間と骨格が違うのですよね。
基本的に目の高さより耳の位置が低い、鼻根が高い、下顎が後方に下がっているといった人類とは異なる特徴があります。

猿人から原人、旧人、新人へと「人類の進化過程の骨格」さえもローマ人たちは把握し、「人間の進化が進むといずれ神となりこういう骨格になる、と考え造形していた」としか言えません。

いやいや、脱帽です。

関係ありませんが、左から3番目のウェヌス(ビーナス)は体格に対し足が大きいなぁ。等身大だったら足のサイズ27pくらいじゃないか知らん?







2022/01/15 14:27:03|おでかけ
トーハクの『ポンペイ』展を観覧

こんにちは。

昨日は出張仕事が早く終わったので、夕方から上野の東京国立博物館に寄って「ポンペイ」展を観てきました。
もしかすると観覧者の行列ができているかな・・・?と恐れていたのですが、思いのほか人は少なくすんなり当日券も買えました。

紀元1世紀の0079年にベスビオ火山の噴火によって火山灰の下に埋もれてしまったナポリ至近の文化都市ポンペイ。
すでに多くの方はご周知のことと思いますが、2000年もの間に噴石物がすべてを覆いつくし、タイムカプセルのような状態となった為、高温にさらされたものの、風化劣化を免れた貴重な遺物が多数発掘されています。
考古学的な興味で来館したのですが、それは驚きに変わりました。

良く知られている故人の遺体石膏像の他、掘り出された遺物の工業製品、美術製品が、桁違いに高い技術を持っていたのです。

まだ1世紀ですよ。
日本ではようやく弥生時代になり「弥生式土器」と一緒に「土偶」などが発見されている時代だというのに。
素晴らしい彫刻や絵画、ガラス細工や甲冑、医療道具他、鉄鋼製品が出土しているのです。

はぁ〜〜・・・恐ろしいほどのローマ帝国の文化レベルですね。

日常使われていた調度品の一つひとつにも彫刻が成されていたりして、たいへんな凝りようです。

きっとその時代の職人はたいへん精力的に物造りに打ち込んでいたんですね。

今回は撮影禁止が一切なかったため、撮りまくってきちゃいました。