先日は母の病院の予定があり、狸は実家に顔を出しました。 通院の付き添いは狸が引き受けています。
父が他界してから10年が過ぎました。 最初の数年間は母は漬物を漬けたり、凝った料理をササっと作っていたなあと思い出しました。 勿論、買い物にも自分で行っていました。 そのうちに母のお財布が小銭でパンパンになっていることに気づきました。 狸が顔を出した日は一緒に買い物に行っていたのが、いつの間にか狸に買い物を頼むようになりました。 そして気が付くと母は一人では外に出なくなっていました。
実家には定期的に訪問看護師さんが来てくれています。 そして最近では薬剤師さんが薬の管理をしてくれることになりました。 以前は看護師さんがしてくれていたのですが薬の管理は薬剤師さんの役割ということで、看護師さんに本来の仕事に専念してもらうために申し出てくれたのです。 そして内服薬は掛かりつけ薬局で一回分の薬は全部一袋ずつに梱包してくれるようになりました(これで飲み忘れがありません)
親が(というより人が)弱くなるのはあっという間で、でも、"まだ元気だから"と思っているうちなのだと感じています。
手が付けられないお転婆娘であったミラも11歳の高齢猫になりました。 今は1日の殆どを寝て過ごし、暇を持て余したステラがちょっかいを出しても逃げています。
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