1週間ぐらい前のことです。
実家の母から近況報告の電話がありました。
母の兄弟が実家に集まったそうです。
“兄弟で集まろう”と母が呼びかけ、伯父たちが遊びに来たそうです。
兄弟水入らずで集まり、夜遅くまで話が盛り上がったそうでした。
しかし・・・
母には一つだけ、引っかかったことがあるようでした。
それは、母の兄弟全員がお土産を持ってこなかったことです。
前回は、
「これ、うちのカミさんから」
「近所で美味しいお菓子があったから買ってきた」
などと、差し入れがあったようです。
ちなみに母の兄弟構成は男3人、女2人です。
昼食前の時間を集合時間にして、何かしらお土産があるだろうから、とりあえずそれでお茶を出せば良いわ・・・と思っていただけに、本当に何もなくて慌てたそうです。
とりあえず伯父たち3人を残して、妹である叔母を連れてお茶菓子を買いに行ったそうでした。
母は、そのことについて
「今まではお嫁さんたちがちゃんと持たせていたのにね。今回は、見事なぐらいに誰も何も持ってこなかったわ。お嫁さん同士で何か打ち合わせでもしたのかしらね!!」
と言っていました(持ってこなかった兄弟たちではなく、持たせなかったお嫁さんたちのことが引っかかったようでした。ちなみに叔母も何も持ってこなかったようですが、それには何も言いませんでした)
その後、お昼の時間になると、伯父たちは母を見て
「あれ?お前が作ってくれるんじゃないの?」
という顔できょとんとしていたそうです。
しかし、結局、出前を取ったそうです(母がお金を払いました)
ただ、兄弟での会話は楽しく盛り上がり、夜遅くまで続き、
「時々はこうやって集まりたいねえ」
ということになったそうです。
でも、誰も、“自分の家でやろう”とは決して言わなかったそうです。
まあ、自然と、連れ合いがいない母のところになるような形になったようでした。
母が良く、
「呼ぶと喜んで来る人が多いけど、そういう人でも絶対に自分のところに来いとは言わないのよねえ」
とぼやいています。
以前、母が叔母の家に遊びに行くと言った時、叔母が理由をつけて毎回断わったそうでした。
母はそのことをブツブツ怒っていましたが、狸は、叔母が来て欲しくない気持ちがわかるような気がしました。
叔母の家に行った後で、
「家が汚かった」
とか
「料理が大したものが出ないのよねえ」
などとブツブツと狸に言ったことがあるからです。
そういう気持ちは相手に伝わります。
人を招くことは大変なことだと思います。